サイコパス 3 期。 サイコパス3 見逃し動画【1話~最終話】無料視聴方法はコチラ

『PSYCHO‐PASS サイコパス 3期』キャラクター・キャスト声優一覧 │ anichoice

サイコパス 3 期

このシリーズは基本的にシビュラシステムという巨大監視ネットワークのある近未来を舞台に、そのシステムを巡る物語を展開してきました。 もうこれ以上どうやって同じ世界観で掘り下げるんだ・・・と思ったこともありますが、続編を作る旅に新しい展開やテーマを見せてくれるので、いつもわくわくしながら見てしまいます。 テレビシリーズの第2期は正直出来栄えとしてはイマイチだったんですが、第1期と無印劇場版、SSのcase. 2なんかはやっぱり素晴らしい内容でした。 そんな第1期放送開始時からずっと追いかけてきた作品の最新作ということで、毎週少しずつ考察を追記していこうと思います。 さて、本記事は作品のネタバレになるような内容を含む解説・考察記事となります。 作品を未鑑賞の方はお気をつけください。 良かったら最後までお付き合いください。 物語は新人監視官の 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフが着任するところから始まります。 炯・ミハイル・イグナトフがロシア系移民の二世で帰化準日本人であるという設定も、どことなく「開国」を感じさせる設定になっていますね。 そして時系列としては2120年が舞台になっている様で、 『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case. 1「罪と罰」 』が2117年の冬の出来事を描いていたので、大体その3年後くらいということになりますね。 第1話『ライラプ スの召命』 霜月美佳は開国に伴う入国の管理を任されていた。 そこに 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフが新しい監視官としてやって来る。 彼らは海の中へと墜落した巨大なドローンの調査に向かうこととなる。 移民の入国管理を任された 炯・ミハイル・イグナトフは、執行官の廿六木天馬と入江一途に妨害される。 慎導灼は墜落したドローン内でハイパートランスポート社の会計士である 旭・リック・フェロウズという男を捜索していた。 慎導灼はメンタルトレースという不思議な能力を持っており、 旭の死ぬ前の行動を想像の世界で辿り、死体を発見することができた。 そして 旭の死にはいくつか不審な点が存在していた。 彼の会社の部長である 与根原が何か事件のカギを握っている様子だったが、 与根原の犯罪係数はクリアだった・・・。 第2話『テウメソスの生贄』 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフは能力と操作を通じて、事件の真相と手口に辿り着いた。 そこに絡んでいたのが、第1話でキーワードとして挙がっていた「サブプライム」だった。 日本の開国に絡んで、流入してくる移民を見込んで、住宅ビジネスで莫大な利益を得るためにハイパー・トランスポート社が金融商品を販売していたのだ。 慎導灼たちは監査請求をし、その秘密を掴もうとした。 すると、実行犯の1人だった 与根原は色相が悪化し、上司の 笹川は彼を「生贄」にし、逃げていった。 公安局は色相が悪化した 与根原の確保に動くのだが・・・。 第3話『ヘラクレスとセイレーン』 東京では、移民政策を争点として東京都知事選挙が始まろうとしていた。 候補となったのは、アイドル政治家の 小宮カリナと、アスリートの 薬師寺・ヘラクレス・康介。 しかし、そんな選挙を巡り、 小宮のメンタルケア・スタッフである土谷博士がホテルの上層階から転落するという事故が起きたことを受け、公安局は捜査を開始する。 そんな時、土谷博士が死んだホテルに 薬師寺陣営の第一秘書、リー・アキがいたことが明らかになる。 そんな不穏な動きの背後に何があるのかを、 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフは探り始めるのだった・・・。 第4話『コロッセオの政争』 炯・ミハイル・イグナトフは移民であることで罵られ、暴力沙汰を引き起こし、停職処分を科される。 リー殺害の襲撃犯が仮死状態で運搬されていただろうと推察した 灼たちは、フリージャーナリストの六合塚の協力を得て捜査を開始する。 一方、執行官の入り江の情報網を辿り、土谷博士のラボに辿り着いた 灼たち。 そこに隠されていたのは、 小宮カリナの政治生命を揺るがしかねない衝撃的な真実なのだった・・・。 そして彼女への襲撃の危険性が高まる中で、投票前の最後の公開演説が始まろうとしていた。 第5話『アガメムノンの燔祭』 天馬から渡された名刺には、狐のマークと「梓澤廣一」の名前があった。 灼と 炯は「狐」のマークに繋がる彼の捜索を開始する。 煽んな時に信仰特区として、誕生した東京・三郷ニュータウンで行われたPRイベントに 小宮カリナが出席していたのだが、そこで自爆テロ事件が起きてしまう。 この事件で、信仰特区に賛成していた要人たちが殺害されてしまった。 灼と 炯は特区反対派の要人たちがカギを握っていると推察し、捜査を開始する。 アガメムノンについて アガメムノンというのは、ギリシア神話の英雄であり、そして「燔祭」という言葉は、旧約聖書の「イサクの燔祭」という言葉が有名ですが、ざっくり説明すると「試練」を意味すると言えます。 アガメムノンの試練と言えば、やはり弟の妻がトロイアに人質に取られたことに激高し、引き起こしたトロイア戦争にあたって娘のイーピゲネイアを予言に従って殺害したことではないでしょうか。 7話を見た今となっては、このアガメムノンが実は久利須のことを仄めかしていたことが分かります。 彼は自分の息子をヘブンズリープに植物状態にされたという経緯があり、だからこそその怒りから一連のテロを引き起こしています。 第6話『カエサルの金貨』 炯と如月はホログラムを用いて宗教組織ヘブンズリープへの潜入捜査を開始する。 その間に 灼たちはテレーザ陵駕と久利須らが共同保有していた貸し倉庫を調べ、そこで爆弾埋め込まれた人間がまだ他にいることを突きとめる。 そんな時に、ニュータウンの工場地帯で自爆テロが起こり、現場に居合わせたアウマが命を落としてしまう。 灼たちが現場を捜索していると、アウマが保護していた移民の売春婦たちと共に、銃の部品パーツを作る工場を発見する。 その頃、組織内を深追いしていた 炯と如月がトーリに発見され、拘束され拷問で自白を迫られていた・・・。 カエサルで想起するのは三頭政治か? カエサルは当時のローマで元老院たちの強大な力に対抗するためにの体制を整えました。 その構成員とされたのは、ポンペイウス、クラッススでした。 ただその体制は成立の数年後には崩壊してしまい、苦境に陥りながら、彼は結果的に元老院派を武力制圧し、独裁官として君臨し、ローマ帝政の基礎を築きました。 ただ、その後彼自身も暗殺の憂き目にあい、生涯を終えることとなりました。 このタイトルが意味しているところが、 灼の父も関わっていたであろうピースブレイカーのことなのか、それともビフロストのことなのかはまだ不明なように思います。 ただ本作で謎めいた存在であり続けている 法斑静火が絡んでいる可能性もありそうです。 『神の名をみだりに口にするな!』という意味ですね。 トーリは外務省からの潜入捜査官の存在を暴くべく、 炯を拷問していた。 さらに彼から秘密を聞き出すべく、病院で手術を受けていた彼の妻を拉致監禁し、彼を精神的に追い詰める。 そんな時、ヘブンズリープによる襲撃があり、陵駕は殺害されてしまう。 そして 灼たちは、一連の自爆テロが息子をヘブンズリープに植物状態にされた久利須による社会への復讐であると断定し、捜査を開始する。 第8話:『Cubism』 ヘブンズリープの一件が終わり、今度は如月が「狐」という立場に置かれており、半ば無意識に利用されていたという事実が明らかになる。 灼たちは、この繋がりを利用して、逆にビフロストのメンバーないし梓澤廣一を炙り出そうと画策し、動き始める。 何らかの大きな力が働き、依然として病院に妻が隔離された状態の 炯は、苛立ちを隠しきれない。 そして、ついに如月にビフロストからの連絡があり、 炯たちは捜査に、そして 灼たちは東京都知事の 小宮カリナの警護のために動き出す。 炯がそこで出会ったのは、コングレスマンの法斑静火を名乗る男であり、彼は、 炯に妻を解放する代わりに自分のインスペクターにならないかと提案する。 時を同じくして、ピースブレイカーの生き残りであるパスファインダーの面々が現れ、狡嚙たちと交戦を繰り広げるのだが…。 キュビズムとは? 20世紀初頭にパブロ・ピカソらによって創始された現代芸術の大きな潮流の1つです。 キュビズムの特徴はと言うと、ズバリ 「1つの物体を1つの視点からだけでなく、多様な視点から見てその多数のイメージを1つの絵の中に同居させる」という手法です。 スペイン内戦を描いた『ゲルニカ』が有名だとは思いますが、興味深いのは、 キュビズムは抽象に傾倒するのではなく、むしろ具体に留まっていたという点です。 あくまでも現実の事物の多面的なイメージを1つの静止画の中に閉じ込めたという点が大きな特徴である点は押さえておきたいですね。 そう考えると、 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』において最終回に「キュビズム」というタイトルが登場するのは、「社会」という1つの事物を様々な視点で見つめる人間おり、そしてそれが同居していることで、「歪さ」が生じているという理由からでしょう。 最終回の中では、「正義」についてのインタビューが監視官や執行官に為されていましたが、ここでも「正義」に多様なイメージがあり、そしてそれがこの世界においては同時に存在しているのだという事実が明らかにされています。 そういう意味でもこの世界に存在する概念、そして世界そのものでさえも「キュビズム」的なのだということを伝えようとしているように感じられました。 スタッフ・キャスト 基本的にメインキャラクターはこの8人になるようですね! 新しい主人公となる 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフ役にはそれぞれ 梶裕貴さんと 中村悠一さんが起用されています。 どちらも超有名どころを起用してきたのは、流石 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズといった感じでしょうか。 そしてテレビシリーズ第2期から登場した公安局刑事課一係・執行官の青年である 雛河翔を演じているのは、 櫻井孝宏さんですね。 やはり知っているキャラクターがいると安心感があります。 執行官にも新しいキャラクターが追加されており 廿六木天馬や 如月真緒を 大塚明夫さんや 名塚佳織さんといった大物声優陣が演じています。 沢城みゆきさんや 佐倉綾音さんは引き続きメインキャラクターとして出演ということになっていますね。 公式サイトのキャストページを見ておりますと、これまでのシリーズのおなじみのキャラクターたちもクレジットされておりますので、どういう風に物語に絡んでくるのかが非常に楽しみです。 特にSSのcase. 3のラストで狡嚙は日本を目指すと発言しておりましたので、彼がどんな形で次世代の日本の物語に関与してくるのかは気になるところです。 ライラプスというのは、ギリシャ神話に登場する犬です。 狙った獲物は決して逃さないという運命に定められた猟犬のこととされています。 このライラプスは、テーバイの国を荒らしていたテウメッサの狐を退治するために駆り出されます。 ただ、このテウメッサの狐は「絶対に捕まらない」という運命を定められていました。 これにより、 ライラプスは永遠にテウメッサの狐を追いかけ続けることになります。 最終的にゼウスが両者を石に変えてしまい、両者は互いに与えられた運命を全うしました。 ちなみに劇中で 些々川哲也が 与根原という男に 「俺たちは羊ではなく狐になるんだ」と言っていました。 ここで何となく、第3期の 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフが ライラプスであり、悪(追われる側)がテウメッサの狐という構図が見えました。 メンタルトレースをしている際に、 慎導灼には犬の化身のようなものが憑りついたようになるので、このことからも明白ですね。 ただ今作の追われる側には、ダイアグラムというスキル(個性)があるようですね。 現代日本を思わせる世界観 エピソード0のインタビューの中で 中村悠一さんも仰っていましたが、現代日本を意識した世界観になっているということでした。 確かに、そういわれて見てみると、実に示唆的な描写が散見されました。 まずは、 移民政策の話ですよね。 現在、日本は欧米諸国などと比べても圧倒的に移民の受け入れに消極的です。 そんな中で今年に入ってから「特定技能制度」をスタートさせ、職業労働者として海外から移民を受け入れる方針を示しました。 日本は、高齢社会へと向かっており、徐々に労働人口が減少しています。 だからこそ、労働力として海外から技能実習生という形で移民を受け入れ、経済を循環させていきたい狙いがあるのです。 しかし、欧米では既に積極的な移民政策が国内に様々な問題を生み、反発が強まっているという現状もあります。 アメリカやイギリスではその傾向が顕著ですよね。 アメリカはメキシコからの不法移民に対して非現実的なまでに厳格な対応を推進するドナルド・トランプ氏を大統領に選出しました。 また、イギリスは移民政策への反対の気風が国内で強まり、「Brexit」つまりEU離脱が国民の投票で可決されました。 そういう意味でも開国し、移民を受け入れ始めたばかりの日本という 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』の世界観は現代日本を思わせます。 一方で、今作ではビフロストと呼ばれる組織が登場しており、彼らは今の日本の経済状況を見ながら、マネーゲームを楽しんでいる様でもあります。 これも今の日本政府が国民の生活をよくすることではなく、「日経平均株価」を高い水準で維持することにばかり固執している現状を思わせますし、同時に富裕層のマネーゲームと化した日本という国を虚しく感じます。 加えて、先ほどもお話したテウメッサの狐にも繋がることですが、 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』では言わば、犯罪を犯してでも成功し、そして警察の手から逃れ続けようとする悪の姿が描かれていました。 ただ、そういう人たちは、高額なメンタルケアを受けることで犯罪係数の上昇を誤魔化すことができるんですよね。 上級国民が罪を犯しても、逮捕されないという今作の設定は、どこか現実に起きた某ニュースを思わせる内容でした。 日本には、どんなに罪を犯しても逮捕されない「テウメッサの狐」のような存在が確かに存在しているのかもしれません。 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズは常に、現在の世界や日本の問題を作品に反映させていましたが、今回もホットな問題を盛り込んできているように感じました。 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフが主人公になるわけですが、この2人について気になるのは、やはり過去についてとその「メンタルトレース」と呼ばれる力ですよね。 過去について第1話で明かされていた情報では、前者は父親が何らかの有力者である可能性が高いこと、そして後者は海外の紛争地帯で育ってロシア系移民という背景を抱えていることが明かされています。 そもそもこの2人が強く結びついている所以も分からないのですが、1つ重要なのは、 慎導灼の「メンタルトレース」の手綱を握っているのが 炯・ミハイル・イグナトフだという点ですね。 冒頭の調査の際に、 炯・ミハイル・イグナトフは 「自分がロープを握ってないときに、死人の「メンタルトレース」なんてするな!」と諭していました。 その理由は後のシーンの会話で明らかになります。 これは放送開始前の特番でも 中村悠一さんがおっしゃっていたことですが、「メンタルトレース」にはリスクがあるのです。 それが、犯罪者や死人にメンタルトレースすることで、その感情が自分の中へと流れ込んできて、色相の悪化につながるという点ですね。 それ故に、この力を多用するのは危険だということが何となくわかりますよね。 そして、個人的にもう1点注目したのが、OP映像の序盤のこのカットです。 テレビシリーズの2期にもドミネーターVSドミネーターの映像が用いられています。 とりわけ 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズにおけるこの描写が意味するところは、 「正義と正義の対立」です。 そう思うと、第1話では共に巨悪を暴くべく立ち上がった2人ですが、今後、何らかの形で分断され、お互いの正義が対立するという展開が描かれる可能性は高いのではないかと思います。 特にOP映像のこのシーンの 慎導灼の目は赤色なんです。 つまり、自分の「個性」に取り込まれてしまった姿なのか?とも思いました。 もう1つ個人的に気になったのが、 炯・ミハイル・イグナトフという名前です。 ロシア系ということで ミハイル・イグナトフという名前に特に違和感はないのですが、わざわざ 「大天使ミカエル」を思わせる名前にしていた点に驚きました。 天使とは神の使いですよね! 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズでは「シビュラ」や第3期の「ビフレスト」など、支配者側にギリシア神話や北欧神話などの神々やその神託を受けた者に纏わる名称をつけていることが多いのです。 とりわけ 慎導灼は 「ライラプス」に例えられていますが、これはヘーパイストスという神の被造物たる犬です。 そう考えると、 炯・ミハイル・イグナトフと 慎導灼の2人が敵対するという可能性もありそうです。 第1話で気になった点• 如月が梓澤廣一の名刺をこっそりと持ち出したのはなぜか?• 慎導灼の父親は慎導篤志という男で、梓澤廣一からも一目置かれる存在である。 ラウンドロビンという新しいAI(システム?)の存在の意味とは?• 常守朱は「元監視官」となっており、さらに牢獄に囚われている?• 宜野座は霜月とは交流があるようだが、別の組織(外務省?)にいるようだ。 (SSのcase. 1以後どんな関係なのだろう?)• ビフロストたちの正体と目的とは? まあ第1話なので、どんどんと謎が浮かび上がりますよね・・・。 そもそも、 常守朱がどこかに幽閉されているのが本作の大きなカギになってきそうですね。 霜月は何か悲壮な覚悟をしたように、 慎導灼と 炯・ミハイル・イグナトフを信じ、2人が「真実」に辿り着いてくれることを願っています。 そう考えると、 朱が何かを調査していて、闇の正体に辿り着いたけれども、巨悪に取り込まれてしまい、戻ってこれなくなったという見方はできるかもしれません。 ちなみに劇中で 霜月が「そうやって深みにはまり抜け出せなくなったものが大勢いる」という話をしていましたが、この内の1人が 朱なのかもしれません。 また、本作では移民問題が密接に絡んでくることから外務省が物語に密接に絡んでくる可能性があります。 『PSYCHO-PASS サイコパス SS Case. 3「恩讐の彼方に」』に登場した 花城フレデリカは外務省の人間でした。 そして、第1話Cパートの映像から察するに、 宜野座は今外務省に属しているのではないかということが推察されます。 第2話で 宜野座と 狡噛は公安局行動課の人間であることが明かされました。 また、今作にはシビュラシステムの他に ラウンドロビンと呼ばれるAIが登場します。 これがシビュラとどんな関係なのかも非常に気になりますし、今後の対立構造も気になります。 ちなみに本作の新しい組織・結社として登場した ビフレストですが、MCUの 『マイティソー』シリーズをご覧になった人であれば、聞いたことがあるのではないでしょうか? ビフレストは地上から神々の住むアースガルズへと繋がる虹の橋のことを指しています。 そしてこの橋を使うのは、もちろん神であり、女神イリスです。 彼らがどんな形で物語に来るのかはまだ不明ですが、日本経済でマネーゲームのようなことをしていたのが意味深です。 第2話『テウメソスの生贄』 集団心理と組織 今回の第2話で1つキーワードになっていたのは、 「赤信号みんなで渡れば怖くない」の理論ですよね。 マサチューセッツ工科大学(MIT)、カリフォルニア大学バークレー校、カーネギーメロン大学のチームが集団(群集)心理について研究し、とある発表をしていました。 というのも個人ではなく集団で行動した方が、道徳観・倫理観に関わる脳の領域の働きが鈍くなるというのです。 ギュスターヴ・ル・ボンは 『群集心理』という著書の中で、同様に集団精神によって群衆が個人では実行し得ないような暴力的で衝動的な行動をとることを指摘しました。 今回の第2話で描かれたのは、まさにそういう群集の心理というものでしたよね。 集団で誰が片棒を担いだのかが分からない状況になると、人は罪の意識を感じることなく暴力的な行動を取ってしまいます。 だからこそ集団で1人の人を殺すように仕向ければ、そのための作業の末端を担わせれば、色相を悪化させずに済むというわけですね。 ちなみにサブプライムのバブルとその破綻も、この群集心理がもたらす投資用語でいうところのハーディング現象が原因だったと分析されています。 人は物事の合理性を判断するよりも先に、集団の大多数と同じ行動を取ることに安心感を感じるようになります。 結果的に、サブプライムのような不合理な金融商品が集団の論理によって過熱していき、結果的に実体がないために弾けたというわけです。 このエピソードがきっかけで、かなり第3期の方向性というものも見えてきたんじゃないかなと思います。 まず、都知事選に立候補していた 小宮カリナの潜在犯に対して見向きもしなかった(もはや人権を認めなかったと言っても過言ではない)は 国が弱者を見捨てる構図と言いますが、「自己責任論」で突き放す様にも見えます。 そうした論調に「難民排斥」も含めて、人々が消極的な同意をし、直接手を下すことなく加担していけば、群集の論理が出来上がり、その意志は確かに「人を殺める」のかもしれません。 ホームグロウンテロリズムの考え方は、これに近くて、移民や難民に限らず、地域コミュニティで集団から疎外され、迫害された人が、過激思想に傾倒し、テロ事件を起こすというものです。 しかし、これだってその人物を地域コミュニティの中で追い詰めた人物が「犯罪者」になることはありませんし、結局は実行犯が悪ということになります。 私たちの社会は、今まさにそんな構造になってきているのです。 日本は間接制民主主義で、国民主権の国ですよ。 しかし、国政選挙となっても投票率は50%付近という有様です。 では、現政権が何か失態を犯したとして、というより弱者に否定的な政策をとって、それにより追い詰められた人が殺人を犯したりなどしたら、責任は誰にあるのかと考えて見たら、その政権に消極的なりとも「同意」を示した私たちにもその一端があるんですよ。 私は今回の 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』で常森朱が国を揺るがす「真実」だと記述していることと言うのは、この構造ではないかと勘繰っています。 今作が突き付けるのは、私たちが集団の一員であるが故に目を背けている、たくさんの「見たくもない現実」なのかもしれません。 第2話の気になった箇所とビフロストの正体について まず、 常森朱と 慎導灼の父である篤志が繋がっていた可能性があることが彼の自室のパソコンのモニターに表示されていた情報から推察されます。 ここに書かれているトピックを1つ1つ読んでみると、「難民によるテロ」「厚生労働省大臣だった篤志の裏金疑惑」「被害者の実名報道」「犯人の犯罪係数が認められなかった?」などがあります。 実に我々の生きる現代社会のTOPICSを反映した情報たちだと思います。 「難民によるテロ」という危機意識の高まりは、難民を排斥する方向に集団心理を動かします。 第2話の中でやくざ者達が難民の受け入れに対して否定的な姿勢を示していましたが、難民がテロの原因になったのではないかという事実かどうかも分からない憶測的な情報が集団の不安を煽り、負のスパイラルを構築してしまうのです。 また、「被害者の実名報道」という点では、最近起こった京都アニメーションでの放火事件を思い出しました。 後ほど第2話についていろいろと追記していきます! さて、第2話の中で1つ重要なのが、常森の見ていたパソコンのモニターですね。 ロシアからの招待客を乗せた乗客船が襲撃された事件。 慎導篤志( 慎導灼の父)はシビュラシステム開発の立役者の1人であり、それでいて裏金・献金疑惑が浮上した。 常森朱が禾生局長(シビュラシステムが保有している人型デバイス)を銃撃し、緊急逮捕された。 何かの55周年記念祭が行われた。 (ロシアからの招待客はその式典のため?) そしてもう1つ注目しておきたいのが、 慎導篤志の名刺ですね。 さて、第3話を見ると、ビフロストはシビュラシステムに自分たちの存在を感知させることを警戒しているようにも見受けられます。 「私たちの存在を再びシビュラに知らせる結果になりかねないわ。 」という言葉もありましたが、これを聞いて真っ先に違和感を感じるのは、 「再び」という表現ですね。 つまりビフロストは一度シビュラにその存在を感知されてしまい、危機に陥りながらも何とか復活したと捉えるのが妥当でしょう。 そう考えた時に、先ほど 「常森朱が禾生局長(シビュラシステムが保有している人型デバイス)を銃撃し、殺害」というトピックがありましたが、これが1つ重要なポイントになりそうです。 常森朱は数少ない彼女の正体を知る人間ですし、同時にシビュラシステムを信奉しているわけではありませんが、守るべきとも考えている人間です。 そう考えると、常森朱が禾生局長を殺害するとしたら、シビュラシステムの秘密が暴露されそうになったために、彼女を殺害して、それを伏せようとしたといったところでしょうか。 そしてシビュラシステムを脅かそうとしているのが、ビフロスト側であることは理解できますし、そこに 慎導篤志が絡んでいた可能性は大でしょう。 そんな 慎導篤志の息子である 慎導灼とそれに絡んだ乗客船襲撃事件で兄を殺害されたであろう 炯・ミハイル・イグナトフが、追っている存在となれば、それは必然的にビフロストということになるのでしょう。 ちなみに 慎導灼を公安局に推薦したのは、他でもない 常森朱のようですが、仮に彼の父親が黒幕だったとするならば、その大役に彼を据えるのは、いささか違和感があります。 そうなると慎導篤志はむしろビフロストと繋がりをもってその真相を暴こうとした内部スパイ的存在で、ただそれが発覚してスキャンダルを捏造・リークされ、政治生命を絶たれたと考えることもできます。 灼は「必ず真実を見つけてみせる。 父さん。 」と告げていましたしね・・・。 であれば、今作の新しい2人の主人公がビフロストを追う利害も一致しているように思えてきますね。 第3話:『ヘラクレスとセイレーン』 移民を巡る選挙 第3話の中で描かれた選挙においては、とりわけ 「移民政策」が大きな争点となっています。 日本でにおいては移民というものは、まだまだ馴染みが薄いですが、すでにヨーロッパやアメリカでは「移民政策」を巡る大きな選挙が既に行われてきました。 例えば、ドイツの国政選挙、地方選挙ではメルケル首相が移民政策を推進してきた一方で、国民からはそれにストップをかけるような風潮が強まり、移民排斥を志向するAfDという政党が躍進しました。 イギリスでは移民受け入れに否定的になったことが一因となり、Brexitつまり欧州連合からの離脱が国民投票で決まりました。 アメリカでは移民や難民に対して強硬的な姿勢をとるドナルド・トランプ氏が大統領選挙に勝利し、メキシコとの国境に壁を作るなどというとんでもない政策を打ち出しています。 とりわけ移民肯定派なのが 薬師寺・ヘラクレス・康介であり、否定的(消極的)なのが 小宮カリナという情勢となっていますね。 第3話の冒頭で、カフェでアフタヌーンティーを嗜んでいる女性2人が、移民または廃棄区画に住む人間たちに対して、排除して欲しい、見ているだけで色相が濁るという痛烈なヘイトを吐露していました。 彼女たちは自分は彼らとは違う、自分が優等であり、逆に彼らが劣等であると確信している様でもありました。 そこで、同じく第3話の冒頭で 慎導灼が話していた 「肯定的固定観念」 「否定的固定観念」の話が意味を成してきますね。 というのもアフタヌーンティーを楽しんでいたあの2人の女性はまさしく前者の 「肯定的固定観念」を持っている人物です。 自分たちと蔑視の対象である移民や廃棄区画の住人が実質的には、同じ人間であるにも関わらず、すり込まれた意識によって自分たちが優等と思い込んでいるわけですよ。 一方で、移民とりわけ廃棄区画の住人は、自分たちが劣等であるという烙印を押されており、 灼の話によるとコルチゾールという物質が過剰に生まれてしまうようです。 この物質は人間の思考力や記憶力を低下させることでも知られており、人間が正常な判断を下す際に妨げとなります。 本来、優等や劣等など人間の間には存在しないにも関わらず、こういった固定観念が人間の間に対立構造を生み、劣等側の人間を「非行」に走らせてしまうのです。 これはまさしく私たちの社会で今まさに起きていることでもあります。 そういう意味でもこのリアルな描写には恐ろしさを感じます。 また、 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの世界において、人間の優性・劣性を決定するのは、シビュラシステムなんですよね。 劇中で 廿六木天馬が 薬師寺・ヘラクレス・康介陣営の親類に「一族の恥さらし」と罵られるシーンがありましたが、この差異を決定しているのもシビュラシステムでしかありません。 人間はもはや外部機関であるシステムが決めた優劣に肩入れし、妄信的に信奉し、それがあたかも客観的で妥当性がある証拠のように信じ込んでいるのです。 そういう意味でも 灼の 「監視官も執行官もシビュラシステムに従って潜在犯の執行を行うが、その執行の是非を決めるのは人間の意思であるべきだ…。 」というセリフこそ、私たちが立ち返るべき原点に思えます。 そしてそれが本シリーズの最初の主人公である 常森朱の思想でもありました。 第4話『コロッセオの政争』 AIと人間らしさ AI(人工知能)は近年、トレンドとなっており、様々な映画やアニメ、小説の題材となります。 しかし、その中には明らかにAIの特性を勘違いしたものやいたずらにAIの恐怖感を煽るような作品も多く玉石混交といった状態です。 そんな中で今作 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』もAIに言及しているわけですが、その視点は 伊藤計劃氏の 『ハーモニー』に近いのではないかと思います。 人間という生き物が、どんどんと非人道的な行為を繰り返し、地球を荒廃させていく中で、人間の意識をAIに外部化して、究極の調和と平和を実現することを描いたのが、この作品です。 『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズでは、シビュラシステムという人間の特性や性格、そして犯罪係数や将来までもを計測し、その人間のライフスタイルを決定づけます。 システムが望んだ生き方を選択し、システムが望まなかった生き方を諦める。 そうして人類は意思決定プロセスや思考を徐々に外部化していき、「人間らしさ」を失っていくのかもしれません。 そうなった時に、私たち人間は、 炯・ミハイル・イグナトフが指摘したようにAIの思考に紐づいたアバターと化していくやもしれませんね。 そこでも 常森や 灼が追いかけてきた 「 監視官も執行官もシビュラシステムに従って潜在犯の執行を行うが、その執行の是非を決めるのは人間の意思であるべきだ…。 」という言葉の重要性が光ります。 AIはビッグデータに基づいて、分析し、最適解を導き出すことについては、人間よりも圧倒的に優れています。 その一方で、感情は持っていませんし、創造的な力についてはまだまだ課題が多く残っており、人間にとって代わるとは言いづらい部分があります。 しかしシビュラが求めている人間像は、あくまでもシステムに忠実な人間であり、そういう意味では 炯・ミハイル・イグナトフの発言にもあるようにAIはシビュラ的なんですよ。 「シビュラ的」と「人間らしさ」の対立。 そこに 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』はテーマの1つを据えているように思えました。 第5話~第7話 宗教とテロリズム 日本では、やはり移民も欧米諸国と比較して、ほとんどないですからイメージが難しいという側面はあります。 ただやはり欧米諸国では、多くの移民を受け入れたことで、移民の集落ができ、とりわけそこがイスラム教地区のようになっていくという事例は少なくない様です。 特に近年フランスでは、テロが多発していますよね。 フランスでは1989年にイスラム教系の子どもがスカーフをして学校に通うと、登校拒否されてしまったという「スカーフ事件」が起きました。 これが2004年に決着するのですが、公立の学校では大きな十字架やスカーフやキッパなどの 宗教的な標章を着用することを法律によって禁止するということになってしまったのです。 その後も宗教を巡軋轢は続き、2012年のトゥールーズの銃撃事件、そして世界にフランス全土に衝撃を与えたシャルリ・エブド社襲撃事件も起こります。 では、これらの一連の事件が国際的なテロ組織が引き起こしたものなのかと言うと、決してそういうことそういうことでもなく、むしろこういった社会的な息苦しさが国内で過激思想に走る若者を生むというホームグロウンテロリズムの風潮が大きいと言えます。 では、なぜこんな問題がフランスで多発したのかと言うと、それは宗教や経済状況によって居住地域を固定化し、閉鎖的なコミュニティが作られる状況にしてしまったことでしょう。 フランスは「自由、平等、博愛」の国とも言われますが、こういった閉鎖的なコミュニティが生まれてしまうと、どうしてもそこからずれた独自の価値観と倫理観に裏付けられた人間が生まれます。 本作 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』に話を戻しますと、日本に宗教特区を作るという考え方は、まさにこのフランスが犯した失敗の踏襲なんですね。 宗教特区には、異なる価値観や考え方に基づいて行動する人が溢れ、そこでは日本の考え方が通用しなくなってしまい、やがてその溝が大きな社会問題を生むこととなります。 「臭いものには蓋」的な考えで、コミュニティを分断してしまうと、結果的には武力や暴力に基づくテロリズムを招きかねないことはフランスの歴史が証明しています。 本作でも特区の創設を巡って議論が起こり、そして大きな事件が起きてしまいます。 また、移民の受け入れや特区の創設を巡っても壮絶な反対運動が起こっていました。 こういった集団や群衆の作り出す空気や圧力が、人をどんどんと追い詰めていき、そしてそれが最終的にはテロリズムという暴力と化して、自分たちのみに降りかかってしまうというのが、近年のホームグロウンテロリズムの構造です。 私たちは、この構造をきちんと理解しておく必要があります。 シビュラシステムがあったとしても、あなたが移民を虐げたところで、色相が濁ることはないでしょう。 しかし、あなたがしているその行動が間接的に移民を虐げ、テロという形で暴力を引き起こしている可能性があるということを忘れてはいけません。 そういう意味でも、シビュラシステムと宗教とテロリズムを結びつけたエピソードを展開してきたのは、非常に面白いと感じました。 冤罪体質だった灼 シビュラシステムは当初 「免罪体質者を取り込む」という方針を取っていました。 つまり、シビュラシステムを維持していくにあたって不都合な存在を自分たちの中に組み込んでしまうことで、社会の平穏を保ってきたわけです。 ただテレビシリーズ第2期でシステムに集合的サイコパスの概念を持ち込んだことで、一部の免罪体質者の脳を執行対象として、デリートしています。 その後のシビュラの方針が、イマイチ分からなくなったよね・・・。 テレビシリーズ第1期の槙島聖護であったり、脳の多体異色で色相が透明になった第2期の鹿矛囲桐斗のようなキャラクターもいました。 ただ、シビュラはこの免罪体質という事実を明るみに出すことを望んでおらず、むしろ隠したいと願っていました。 そんな彼らが 灼という冤罪体質な人物を監視官に据え、国家の命運を左右するような大きなプロジェクトに携わらせている点には不可解な点が多いです。 そう考えていくと、やはり 灼が免罪体質である点も、過去に彼の父が命を落としたと思われる事件と関連が深いのもかもしれません。 ビフロストたちの目的はいわば日本にシビュラシステムとは異なる価値観と倫理観に裏打ちされた領域を作り出すことです。 一方で、シビュラシステムの目標は、システムで管理できない不確定要素をどんどんと失くしていくことにあると言えます。 残すところ最終話だけということになりましたが、人類とシビュラシステムは一体どんな結末を示してくれるのでしょうか? 非常に楽しみです。 第8話『Cubism』 タイトルのキュビズムが表出させる異なる側面の同時性 最終回のタイトルには、あらすじの欄でも紹介したように「キュビズム」という20世紀初頭にパブロ・ピカソらによって始まった芸術の潮流の名称がつけられています。 ここには、現実の事物を多様な視点から見つめ、それぞれのイメージを1つの画の中に同居させることで、「歪み」が生じるという意味合いが込められていると言えるでしょう。 そう考えた時に、この最終回は様々な事物や人物にキュビズム的な歪みをもたらしたと言えるのではないでしょうか。 例えば、 灼の父親は監視官でありましたが、ビフロストとのつながりも伺わせるなど、不穏な側面をも持ち合わせています。 最終回の中でも、 灼からは立派な存在であると認知されている一方で、ビフロスト側の人間からは、自白させるために他人の思考誘導も辞さなかったという側面や、梓澤からはかつて「陥れられた」という言葉が飛び出しています。 つまり、 灼の父親だって必ずしも「正義」だとは断定できないわけで、そういう意味では彼のイメージも「歪み」を孕んでいます。 そして、自分の妻を救うために、インスペクターになる道を選んだ 炯・ミハイル・イグナトフだって異なる側面を同時に持ち合わせていますよね。 彼には監視官としての正義がありますが、入国者問題には特異な立場があり、そして妻を守るパートナーとしての立場があります。 そして、それぞれの立場にとっての正義は互いに反発し合っているわけで、そこに絶対的な「正義」は存在し得ないのです。 彼は『スターウォーズ』プリクエルトリロジーのアナキン・スカイウォーカーの様でもあるね! また、もう少し大きなレイヤーから見れば、ビフロストが社会というものをキュビズム絵画のようにとらえており、自分たちの「ボードゲーム」に利用しています。 私たちは、自分の目から見えている世界だけが真実だと、つい信じ込んでしまいがちですが、世界には人間の数だけイメージがあり、そのイメージは同時に存在しています。 だからこそ、私たちの世界は「歪み」に満ちており、そこに気がつくことなく生活している私たちがいます。 そんな歪んだ世界において、シビュラという絶対的な正義が存在しうるのかという壮大な実験が、この 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』において改めてなされているのではないかと考えられますね。 おわりに いかがだったでしょうか。 最終回終了まで、毎週 『PSYCHO-PASS サイコパス 3期』についての自分なりの考えを綴っていきます。 また、回を重ねてもう少し分析のための情報が揃ってきましたら、もう少し深い考察ができるようにしようと思っております。

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サイコパス3 見逃し動画【1話~最終話】無料視聴方法はコチラ

サイコパス 3 期

偽装事故の手口をつかんだ一係は、マークしていたハイパー・トランスポート社の役員・与根原を追い廃棄区画を訪れる。 スラム街出身の入江のツテで逃亡先を探り当てるも、到着時、既に与根原は死亡していた。 主犯である同社顧問・些々河を追うため、霜月の命令を無視して有明空港に駆けつけた灼と炯だが、見知らぬ男たちに行く手を阻まれる。 彼らは外務省行動課・狡噛慎也と宜野座伸元。 些々河を逃したわけではない--灼が彼らの目的に気づいたその頃、機内では些々河が行動課により確保されていた。 事件解決後、某日。 ホテルで転落死体が発見された。 現場に急行した一係は、不具合の連鎖という点で、輸送機事故と似ていることに気づく。 自殺か、それとも事故か。 捜査のため、被害者の関係者であるアイドル政治家・小宮カリナに会いに行くが--。 主人公のメンタルトレースってなんなのあれは。 プロファイリングに似てたけど、どちらかというと超能力で過去視をしてる感。 それって進んだ科学とかいうよりファンタジーっぽくて一気におとぎ話っぽく、 今までのサイコパスのストーリーとは違和感がある。 朱ちゃんを始め、旧キャラが気になるから見るけどれど。 せっかく待ったのだから、尻上がりで盛り上がるのを期待します。 【4話まで見ての追記】 旧キャラが出揃って、お話的にはエンジンがかかってきた感はある。 新主人公ペアの目的と、朱ちゃんの事件がどう交差するか、後半の盛り上がりと着地点は気になるが、 やはりキャラには魅力を感じないし、 比較するのはナンセンスかもしれないが『1』の時のドキドキ感や疾走感は感じられない。 シビュラシステムもドミネーターも、この『3』の中では添え物感的? 【最終回まで見ての追記】 続きは劇場で酷くないか? 最近のビジネスモデルなのかもしれないけど、あまりにも汚い。 だいたいこの3はシビュラシステムという世界のあるサイコパスで作る必要があったのだろうか? 全然違う土台で作ればよかったのに。 最終回の8話、も何もかも全部引張て謎そのままで終わらせたのが腹がたつ。 ドキドキしたのは元1係が出てくるシーンだけだったわ。 BGMが盛り上がる。 作品の評価?『3』としては星1つで十分だと思う。 灼の所作は、ペーシングとか、 一般的な心理学の所作ですけどね。 それは統計学的に高い確率の仮説にはなり得ても、 決定打にはなり得ないですし、万能でもないですよ。 相手や状況次第で確度や精度も変化しますしね。 この作品でも精々糸口程度の扱いではないですかね。 灼自体も万能ではなく、パスワードを複数回間違えたりしていますしね。 抽象度の高いラポール形成などのアニメ描写が、 万能みたいにミスリードしているのかもしれないですね。 蛇足ですが、3話の題名にセイレン(多分、小宮女史の事?)が出て来ましたが、 「メンタリスト」には敵側にローレライという名の女性がいましたね。 あんな女性なら強烈ですね。 1期は、魅力的な世界観と緊迫感のあるストーリー、 衝撃的な展開で人気を博しました。 キャラデもスマートで、格闘シーンも手が込んでいて、リアルでした。 制作は1期のProduction I. G、脚本に深見真と1期のスタッフを戻していますが、 ストーリー原案の虚淵玄は抜きです。 主要人物は新キャラですが、旧作の登場人物も生存者は、 登場の可能性がありそうですね。 虚淵玄抜きで、どこまでやれるか、 期待と不安が綯い交ぜとなっている3期ですね。 <2話まで視聴して追記> 【主人公サイド】 格闘シーンは、結構高い期待値で観始めましたが、期待通り! 展開もテンポがあって上々です。 個人的にはこれで星3(全TVアニメの中で平均)以上は、確定です。 旧キャラの活躍は、絵になりますが、 新キャラが「かませ犬」扱いにならないかが、心配なところですね。 キャラの魅力については、1話では底が浅そうでしたが、 2話を見る限り、これから魅力的になっていきそうな予感がします。 ただ、1期は監視官と執行官という立場・信念が違うバディものの魅力がありましたが、 今のところ移民とネイティブという差が産む相性相克の魅力が、 当事者(灼とイグナトフ)間ではあまり見えてこないですね。 片方が移民であることの意義をもう少し表現して欲しいところですね。 【敵サイド】 最初の敵であるインスペクターの些々川は、 あまり魅力的ではありませんでした。 ただ、二人目?の小宮カリナは底知れぬ不気味さと、 狂気を感じる部分もあり魅力がありそう。 やっぱり、敵はこうでないと。 続きが楽しみです。 シビュラに対抗する位置づけと思われる、 ビフロスト(組織?)やラウンドロビン(システム?)は、 「真の正体」は勿論、表面的な機能についても、 シビュラほどの魅力をまだ見せていません。 黒幕がゲーム感覚で観ているというのはこの作品の特徴なんですかね。 【世界観など】 世界観的には、箱庭的だった、 「シビュラが管理する社会」(ある種のディストピア)は、 1期でほぼ消費し尽くした感があるので、 移民の受け入れなど開国した社会が舞台となっていますね。 その影響か、登場組織や登場人物が多く、人物相関図が複雑です。 また、TVアニメにしては、謎が多過ぎるかもしれないですね。 朱がいう「見えざる真実」とは何か? 朱はなぜ拘束されているのか。 (局長を殺害した?) 灼の父はインスペクターなのか? イグナトフの兄はなぜ亡くなったのか?(灼が記事を観ていたテロ事件と関係?) 等々たくさんあります。 現時点では、メインのストーリーや人間関係が分かり難く、 「散漫」に感じるところもあります。 これらの広げた伏線が、見事に回収される事を期待します。 不満な面もありますが、徐々に面白くなっていくのはいい傾向。 全TVアニメの中で上位20%に入るポテンシャルは十分に感じます。 もう愚痴しか出てきません。 せめて全話見終わるまでは評価は控えよう、どんでん返しくるかもしれないし!と思っていたのですが、甘かったですね。 全8話(通常のアニメなら16話)使って物語の謎は何ひとつ回収されず、話も遅々として進展しないまま劇場版へ!! ええ…えええええ… このアニメがたっぷり16週間分使って示したことは「今作のテーマは移民問題!ビフロストって凄い悪いやつがいる!メインキャラはサイコメトラー!相棒は闇落ち!」だけです。 すごい……情報量の薄さ凄い。 驚異の極薄。 シナリオの穴や設定の矛盾は散々っぱら突っ込まれていますが、脚本に無駄が多いのも本作の特徴ですね。 言わせたいセリフだけ先に用意してそのためにシーン作ってんじゃないの?っていうぐらい、話の前後の流れの矛盾、セリフの唐突さもひどいです。 さらに必要のない格闘シーンに謎アクション。 え、その無駄に割いてる時間でもっと事件のこと進めたりとかさ……?できることいっぱいあったよね?? そもそも新キャラたちはみんな目の前の事象に脊髄反射で返すだけ。 おいおい幼児か。 哲学も人間味も全然感じられず感情移入のしようもない薄っぺらさ。 声優の大塚明夫さんが大好きなので、廿六木は本当に残念でなりません……征陸さんほどではなくとも、おいおい何かしら年長者としての立ち回りを見せてくれると期待したのに。 ただの年食ったウザいチンピラでしかなかった。 頭も悪いし思慮深さもない。 大塚明夫の無駄遣い。 これ若いチンピラ2人のほうが良かったんちゃうか。 制作陣、おっさんキャラ足りないから入れとこ~1期のおっさん人気出てたしな~ぐらいの感覚で設定決めてない? シビュラがあまりにも劣化しすぎているのも本当になんなんだろう。 仕事しろ。 ただの障害物A扱い。 あとたまにやたら髪の毛クルンクルンにされた局長が出てきて意味深なことをなんか言う。 でも意味はない。 随分と無能になりましたね。 脳みそ処分しすぎて劣化しました? シビュラによるディストピア、シビュラの用いる「犯罪係数による断罪」こそが「PSYCHO-PASS」という作品世界のキモだったはずでは? システムがもたらす正義と人間のうちに宿る正義。 悪とは正義とはなにか、人間とは。 本作ではそういったテーマは全部どっかに投げ捨てて、話はとりあえずタイムリーな政治問題を薄っぺらく上っ面でなぞっていくだけ。 そもそもの話、このネタなんでPSYCHO-PASSでやった? 「鎖国政策とシステムによる管理社会により世界で唯一の平和を維持しているディストピア」という根本的な世界設定をぶち壊してまでこのクソ脚本をPSYCHO-PASSでやる必要あったんですかね??? 人気タイトルだからどんな話やってもウケるとでも思った? 逆効果だよ大馬鹿野郎 あーあー。 作画(たまに乱れはあれど)・BGMは全体的に良かった。 声優さんたちの演技も素晴らしかった。 カメラアングルもうまかった。 どうしようもないのはストーリーだけです。 でもそれで全部台無しです。 主人公の灼の緊張感のなさと気持ち悪さで、今までのような暗い雰囲気をぶち壊してしまっているのが一番致命的に感じます。 メンタルトレースってなんやねん 他のキャラもチンピラみたいな小悪党で微妙です。 腐女子狙いなのか突然BL路線になったのも謎。 前シリーズにあった狂気を感じるようなサイコパス要素も微塵も感じられない。 PSYCHO-PASSの名前を使う必要はあったのでしょうか? PSYCHO-PASSシリーズが大好きなだけに残念に感じました。 まだ一話なので後で化けるかも... と期待したいのは山々なのですが、脚本はともかく主人公達に魅力がないのがちょっと。 他の方も言っているように継続キャラの雛河くんや志恩さん達にだけ期待してもう少し視聴してみようとは思います。 2話視聴しました。 主人公は相変わらずのなろう主人公感が否めない。 執行官が常に金魚の糞状態で、なんでもできてしまう監視官二人の無双を引き立てるだけの背景になってしまっているので、猟犬というよりは聞き分けの悪いペットのように見えてしまう。 ただ、作画や背景美術は始終劇場版クオリティで、どのシーンを切り取って見ても圧倒されます。 アクションシーンも他とは比較にならないくらいの完成度でかっこよく動いていました。 脚本も主人公組周りを除き、PSYCHO-PASSとして見なければ普通に面白い気がします。 (3話見てやっぱりつまらないかも) 満を持して登場した旧一係の二人も出番は少ないですが、かっこよく描かれていて少し安心しました。 やはり新キャラの魅力の乏しさがどうしても残念です。 このクオリティで旧メンバーの活躍をみたかったというのが一番の感想です。

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サイコパス 3 期

「PSYCHO-PASS サイコパス 3」は全8話 C サイコパス製作委員会 イメージを拡大 「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズのテレビアニメ第3期となる「PSYCHO-PASS サイコパス 3」が、1時間の拡大枠で全8話放送となることがわかった。 10月17日の初回は特番が放送され、翌週の10月24日から第1話がスタートする。 あわせて追加キャスト、キービジュアル、第2弾PV、音楽情報も発表され、大塚明夫、諏訪部順一、宮野真守らの出演が明らかになった。 「PSYCHO-PASS サイコパス」は、人間の心理状態を数値化して管理する「シビュラシステム」が導入された近未来社会を舞台に、警察機構の活躍を描くオリジナルSFアニメ。 2012年にテレビアニメ第1期、14年に第2期、15年に「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」が製作され、19年1~3月に全3章のシリーズ「PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System」が劇場公開された。 テレビアニメ第3期は新人監視官の慎導灼(CV:梶裕貴)と炯・ミハイル・イグナトフ(CV:中村悠一)を新たな主人公に据え、物語が展開される。 キャラクタービジュアル C サイコパス製作委員会 イメージを拡大 追加キャストは、荒々しい性格の執行官・廿六木天馬役を大塚、軽薄ながらも兄貴肌の執行官・入江一途役を諏訪部、クールな性格の執行官・如月真緒役を名塚佳織が務め、法斑静火役を宮野、代銀遙煕役を中博史、裁園寺莢子役を田中敦子、小宮カリナ役を日笠陽子、ラウンドロビン役を森川智之、梓澤廣一役を堀内賢雄、小畑千夜役を矢作紗友里が担当。 さらに、シリーズ過去作から引き続き櫻井孝宏(雛河翔役)、佐倉綾音(霜月美佳役)、沢城みゆき(唐ノ杜志恩役)、関智一(狡噛慎也役)、野島健児(宜野座伸元役)、東地宏樹(須郷徹平役)、花澤香菜(常守朱役)らも出演する。 キービジュアルは、慎導、炯・ミハイル・イグナトフ、雛河、廿六木、入江、如月、霜月の6人が配されている。 第2弾PVは、慎導と炯・ミハイル・イグナトフが公安局刑事課一係に着任する場面、捜査を進めるシーンなどが映し出され、今作のストーリーの一端を垣間見ることができる。 さらに、今作のオープニングテーマが20歳のボーカリストWho-ya(フーヤ)を中心としたクリエーターズユニット「Who-ya Extended(フーヤエクステンデッド)」の楽曲「Q-vism」、エンディングテーマは3人組バンド「Co shu Nie(コシュニエ)」が手がけた楽曲「bullet」に決定。 Who-yaは「主題歌としてこうした歴史ある作品に関わらせていただける事をとても誇りに思います」と述べ、Co shu Nieの中村未来は「『PSYCHO-PASS サイコパス』をリアルタイムで見ていてファンだったので、EDテーマを書けてとっても光栄です。 「PSYCHO-PASS サイコパス 3」は、10月17日深夜0時55分からフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送。 Amazon Prime Videoでの独占配信も決まっており、本編第1話が10月23日深夜0時頃から先行配信される。

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