アルニコ 磁石。 磁石の上級知識

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強磁性体の性質 必要なら、ご自由にリンクを張って下さい。 では強磁性体とは何かということを学びました。 すなわち、強磁性体とは個々の構成原子が磁気モーメントを持っており、それらが同じ方向に整列したものです。 このページでは強磁性体の基本的性質を説明し、強磁性体に磁場をかけた時の反応 (磁化過程)や永久磁石・電磁石の特徴を説明します。 さらに詳しいことを知りたい方は、拙著をご覧下さい。 このページの内容・項目 、、、、、 、 、、、、 、、、、 、 T c 低温では同一方向に整列していた原子の磁気モーメントは、温度を上げると熱エネルギーの影響で方向が揺らぎ始めます。 そのため、全体の磁気モーメント()が少しずつ減少します。 さらに温度を上げると磁化の減少が急激に進行しある温度で以上では完全にバラバラになり、自発磁化は0となります。 この温度のことを キュリー温度とよびます。 キュリー夫人の旦那さん、ピエール・キュリー氏が発見した現象なのでこの名がついています。 図のようにキュリー温度を, T C と表すことがあります。 磁性材料として使える強磁性体はキュリー温度が室温より十分高いことが条件となります。 強磁性体において原子の磁気モーメントは、互いに平行に整列するだけでなく、結晶のある特定の方向に向こうとします。 例えば、鉄は立方晶ですが、磁気モーメントは立方体の稜の方向を向こうとします。 この方向のことを 磁化容易方向と呼びます。 従って、外から磁場がかかっていない場合、鉄の自発磁化は結晶の軸方向を向いています 左図青矢印)。 外からの磁場などにより、磁化方向が、この方向からずれると (左j図赤矢印)エネルギーが増加します。 このエネルギーを 磁気異方性エネルギーと呼びます。 さらに、強磁性体の結晶は磁化方向にわずかに歪んでいます。 鉄の場合、磁化方向にわずかに伸びています。 この現象を 磁歪といいます。 磁歪の量はごくわずかですが、磁気異方性とともに強磁性の性質に大きな影響を与えます。 磁気異方性や磁歪の原因は図のように鉄族原子の形状が球形でなく、ラグビーボールのような回転楕円体でその回転軸が磁気モーメントの方向と一致しているためです。 Nd (ネオディウム)やSm (サマリウム)のような希土類元素はもっと歪な型をしており、このような元素を含む強磁性化合物は大きな磁気異方性エネルギーを持ちます。 そのため、磁気異方性エネルギーの損などで、磁壁は磁区内よりエネルギーの高い状態になっています。 磁壁のエネルギーは磁気異方性エネルギーの平方根に比例し大きくなります。 ただ、そのエネルギーの値は、純粋な物質中であれば何処にあっても同じなので、磁壁は容易に動くことが出来ます。 鉄などの普通の強磁性体は、磁場がかかっていないと、静磁エネルギーを最小にするため左図左下のように、外部に磁力線を出さないような磁区構造を持ち、磁化は0となっています。 外から磁場がかかると、磁場方向に磁化が生じたほうがエネルギーが下がるので (注1)磁壁が移動し、磁場方向を向いた磁区が大きくなり、磁化が発生します (図中央)。 さらに、磁場を強めると、結晶全体が磁場方向の磁区のみになり、これ以上増加しません (上図)。 これを飽和といい、このときの磁化を飽和磁化といいます。 飽和磁化の値は自発磁化とほぼ等しい値を持ちます。 このとき、この強磁性体が純度の高い金属であれば、磁壁移動は容易に起こり、わずかの磁場で飽和に達します。 しかし、不純物を含んでいると、次項で説明するように、磁壁移動がじゃまされ、飽和に達するのにより大きい磁場が必要となり、また、飽和後磁場を0にしても、磁化は0に戻らず、残留磁化が残ります。 不純物が無ければ磁場をかけることにより磁壁はスムーズに動きますが、空隙や炭素のような非強磁性不純物にぶち当たると、左のアニメのようにそこで一時トラップされます。 さらに磁場を強めると束縛を離れ、また移動し始め、飽和に達します。 また、磁場を小さくしていくと、逆のプロセスをたどり磁化は減少しますが、障害物のため、同じ磁場に戻しても、最初の過程よりも少し磁化が大きくなります (上図の赤線)。 これをヒステリシスといいます。 また、磁場を0に戻しても、まだ、トラップされた磁壁が残り、磁化は完全に0には戻りません。 これを残留磁化と言います。 残留磁化のある状態は永久磁石になっているといってもいいでしょう。 たとえば、針や、カッターナイフの刃のように、炭素を多く含んでいる鋼は、一度磁石にくっつけると、離した後も弱い磁気を帯びているのは、残留磁化のためです。 それに対し、釘やねじのように比較的純度の高い鉄は、一度磁石につけても、磁石から離すとほとんど磁気は残りません。 バルクハウゼン効果 実際の強磁性体の磁化過程はもう少し複雑です。 上のアニメで、初期状態では磁壁は不純物にトラップされていませんが、実際はトラップされているほうがエネルギーが低いので、どこかでトラップされています。 弱い磁場をかけても、磁壁はトラップされたまま伸びて磁化が増加するので、磁化の増加は比較的わずかです。 これが、左図の 初透磁率範囲です。 さらに、磁場が増加すると、磁壁が不純物の束縛を逃れ自由に動くようになり、磁化の増加は急激になります。 不可逆磁壁移動範囲です。 このとき、磁化曲線を詳しく見ると、磁壁が束縛を逃れるときに、上のアニメでもわかるように磁化が急激に増加し、左図の拡大図のように、ギザギザを描きながら増加します。 これを バルクハウゼン効果と呼びます。 そのため、オーディオ用の出力トランスなどに使うとノイズを発生することがあり、これを バルクハウゼン・ノイズといいます。 一つ上の図は、単結晶強磁性体の磁化容易方向に磁場をかけた時の図で、この場合は、磁壁移動だけで、飽和に達しますが、実際の材料は多結晶なので、結晶の方向はバラバラで、磁壁移動だけでは飽和に達せず、最後は磁化方向が磁化容易方向からずれ、磁気異方性エネルギーに逆らいながら回転し飽和に達します。 この過程を回転磁化範囲と呼びます。 なお、不純物による磁壁のトラップ力は磁壁のエネルギーに比例し、磁壁のエネルギーは磁気異方性エネルギーの平方根に比例するので、また、磁化回転に要する磁場は磁気異方性エネルギーに比例するので、磁気異方性エネルギーの大きい強磁性体を飽和させるには強い磁場を必要とします。 逆に、磁気異方性エネルギーの小さい材料はわずかの磁場で飽和に達します。 軟(ソフト)磁石と硬(ハード)磁石 強磁性材料は、トランスの鉄心や、磁気ヘッドのように、交流で使われることが多く、その特性を評価するのに、左図のように、磁場を逆方向も含め交互にかけた時の磁化曲線を用います。 これを ヒステリシス曲線と呼びます。 残留磁化に対応する磁束密度を 残留磁束密度 B rといいます。 逆方向に磁場をかけ、残留磁化が0となる磁場を 保持力 (抗磁力ともいう) H c といいます。 さて、トランスの鉄心や磁気ヘッドに使う磁性体は出来るだけ小さな磁場で、大きく磁化することが望まれます。 すなわち、大きな透磁率を持つことが必要です。 そのためには出来るだけ H c の小さい材料がいいわけです。 H c を小さくするには、 1 純度の高い材料を使い、磁壁トラップのサイトを無くする。 2 トラップ力の小さい材料を使う。 そのためには、磁壁のエネルギーの小さい、すなわち、磁気異方性の小さい材料を使う。 1 の方法は価格的に高くつくので 2 の方法で高い透磁率を実現します。 このような材料を 軟磁石材料といいます。 なお、ヒステリシス曲線で囲まれた領域 (図の紫色の部分)の面積は、1サイクルの磁化過程で失われるエネルギーで『鉄損』といい、電力用トランスなどに使った場合エネルギーロスとなります。 一方、永久磁石 (硬磁石)を得るためには、一見大きな残留磁束密度があればいいように思われますが、次項で述べる反磁場の効果を考えると、大きな H c を必要とします。 大きな H c を得るためにはさまざまな工夫が必要ですが、これは項を改め説明します。 これが 反磁場です。 反磁場の大きさは、磁化の大きさに比例すると同時に、磁化方向の形状に依存します。 D を反磁場係数といい、左図のように、棒状磁石の長手方向に磁化した場合が一番小さく (無限に長い棒では D=0 )、板状磁石の厚さ方向が最大となります。 したがって、磁化方向を正方向とすれば H eff > 0 でなければなりません。 反磁場は、電磁気学の問題ですが、磁性材料を使うにあったって、重要な因子であり、常に注意しておく必要があります。 左図左は、反磁場が無いときの、或いは、横軸を有効磁場としたときの、理想的な軟磁性体のヒステリシス曲線です。 H c が小さく、ごく弱い磁場で飽和に達します。 しかし、反磁場があると、左図右のように、大きな外部磁場をかけないと飽和しません。 その勾配は、材料の種類によらず、反磁場係数のみで決まってしまいます。 十分長い形状で使えばいいわけですが、実際的でなく、トランスでは右図のように、鉄心を閉じた形にして、表面に磁極が現れないようにして、反磁場の効果を免れています。 2 不純物 5000 80 2. 15 770 最も手近な材料 電磁石、トランス鉄心 純鉄 0. 05不純物 200000 4 2. 97 690 大きな磁化、安価 電力用トランス パーマロイ 78. 16 0. 0 1. 6 1. 0 500 比較的大きな磁化、硬い 磁気ヘッド MnZnフェライト 50Mn 50Zn 2000 8 0. 25 110 絶縁体である 高周波用トランス、磁気ヘッド 永久磁石を使う目的は、まわりに強い磁場を作ることですが、このとき当然反磁場も大きくなります。 従って、着磁するための外部磁場を0にしても、それ自身の残留磁化の作る反磁場により、逆方向に磁場がかかり、自分の磁化を打ち消そうとします。 このとき、 H c が小さいと、すぐ消磁してしまいます。 このため、永久磁石は Hc が大きくなければなりません。 永久磁石の性能は、 H c と 飽和磁化 の積で評価されます。 より正確には、下項の BH積で評価されます。 上の項で述べたように、永久磁石を使うときには、磁石の性能を最大限引き出すための最適の形状があります。 5 1. 0 8-80 メタルテープ.

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アルニコ磁石の方がほんとうによい音がするのか

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46 14. 70 22. 69 6. 90 28. 30 343. 00 89. 30 0. 35 0. 40 1. 42 7. 32 0. 40 1. 42 2. 50 1. 52 1. 54 1. 56 2. 56 2. 58 2. 58 2. 60 2. 62 3. 62 3. 64 4. 66 4. 68 5. 58 2. 63 4. 66 5. 72 12. 68 5. 75 18. 58 2. 60 3. 75 25. 62 4. 68 7. 70 11. 20 25. 30 51. 35 64. 40 90. 00 34. 20 206. 50 71. 20 0. 3 アルニコ磁石 アルニコ5 丸 50 0. 20 0. 22 0. 44 3. 50 1. 55 1. 40 1. 0 4. 508 4 156 アルニコ5 2,925円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 86 5 156 アルニコ5 1,071円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 762 6 30 アルニコ5 2,145円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 8. 82 10 50 アルニコ5 5,625円 1個 4日目 10 10. 1~20. 0 12. 74 20 150 アルニコ5 4,084円 2個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 9. 8 10 156 アルニコ5 471円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 2. 94 3 10 アルニコ5 480円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 3. 43 3 12 アルニコ5 639円 3個入り 1パック 在庫品1日目 当日出荷可能 10 ~10. 0 3. 92 3 25 アルニコ5 480円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 3. 136 4 10 アルニコ8 489円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 3. 92 4 15 アルニコ5 660円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 4. 116 4 24 アルニコ5 414円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 4. 9 5 8 アルニコ5 438円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 096 5 10 アルニコ8 525円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 292 5 12 アルニコ5 615円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 488 5 14 アルニコ5 660円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 488 5 15 アルニコ5 678円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 684 5 17 アルニコ5 699円 3個入り 1パック 在庫品1日目 当日出荷可能 10 ~10. 0 5. 684 5 18 アルニコ5 723円 3個入り 1パック 在庫品1日目 当日出荷可能 10 ~10. 0 5. 88 5 20 アルニコ5 768円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 076 5 24 アルニコ5 789円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 076 5 25 アルニコ5 831円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 272 5 28 アルニコ5 876円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 468 5 30 アルニコ5 963円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 664 5 36 アルニコ5 525円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 684 6 12 アルニコ5 723円 3個入り 1パック 在庫品1日目 当日出荷可能 10 ~10. 0 6. 174 6 20 アルニコ5 924円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 468 6 25 アルニコ5 1,329円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 7. 056 6 60 アルニコ5 924円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 664 6. 35 25 アルニコ5 1,350円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 7. 35 6. 5 75 アルニコ5 630円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 684 7 10 アルニコ5 693円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 88 7 12 アルニコ5 1,764円 3個入り 1パック 在庫品1日目 当日出荷可能 10 ~10. 0 7. 35 8 70 アルニコ5 621円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 076 9 10 アルニコ5 1,173円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 664 11. 5 10 アルニコ8 1,311円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 6. 86 14 10 アルニコ5 2,625円 3個入り 1パック 4日目 10 10. 1~20. 0 11. 76 15 20 アルニコ5 3,150円 2個入り 1パック 4日目 10 10. 1~20. 0 12. 74 15 40 アルニコ5 3,500円 2個入り 1パック 4日目 10 10. 1~20. 0 13. 23 15 50 アルニコ5 2,625円 1個 4日目 10 10. 1~20. 0 13. 72 15 70 アルニコ5 2,748円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 9. 8 20 15 アルニコ5 3,150円 1個 4日目 10 10. 1~20. 0 11. 76 20 90 アルニコ5 3,404円 2個入り 1パック 4日目 10 10. 1~20. 0 14. 7 25 20 アルニコ5 426円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 1. 96 3 6 アルニコ5 426円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 1. 96 3. 5 4. 3 アルニコ5 453円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 2. 156 4 5 アルニコ8 750円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 4. 312 4 34 アルニコ5 318円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 4. 9 5 8 アルニコ8 354円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 5. 39 6 8 アルニコ8 519円 3個入り 1パック 4日目 10 ~10. 0 3. 92 7 6 アルニコ8 Loading...

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日頃当たり前に使っている磁石、その知識をさらに増やして幅を広げましょう! 磁石はみんな知っていますが、詳しい知識をお持ちの方は少ないですよね。 ここではそんな磁石の上級者の知識をいつくかご紹介していきますので、ご参考にしてもらえれば幸いです。 日頃当たり前に使っている磁石ですが、その詳しい知識をみにつけて磁石の魅力を知りましょう! まず、 磁石の種類は、大別して三種類あることを知って おきましょう。 その種類は、希土類磁石、フェライ ト磁石、アルニコ磁石です。 ここからまたさらに細かく種類が分かれているのですが、今回は希土類 磁石に属する ネオジュウム磁石、サマリウムコバルト磁石、フェライト磁石、アルニコ磁石について ご紹介したいと思います。 種類は豊富にありますが、それぞれに 特性があり、上級者の方はそれぞれの磁石の詳細な知識をもっています。 残留磁束密度と保持力がとても強力 先にでた3種類の磁石について簡単に説明すると、まず、希土類磁 石の大きな特徴は、残留磁束密度と保持力がとても強力という点です。 磁気が強力なので、小型 化して使用できるので、ヘッドホンなどに使用されています。 磁石は、それぞれに特性がある フェライト磁石は、磁束密度が小さいという特性があります。 焼結磁石のため 耐酸性などに優れているものの、割れやすい、というのも特性です。 アルニコ磁石も、磁束密度が高くて強力だと いう特性があります。 このように磁石は、それぞれに特性をもっており、その特性に沿って、用途に合わせた 使い方をしていくわけです。 間違った使い方をすると磁石が壊れたりケガをすることもあります。 さて、 フェライト磁石は、 酸化鉄を主原料にしてストロンチウム、バリウム、などの成分を微量に加え焼き固めた後、粒子状にしたものを 成形して焼結することでフェライト磁石になります。 ちなみに、磁石を焼結させて作る方法は窯業製品に分類され、フェライト磁石も、 窯業製品のひとつになります。 熱による減磁が大きい磁石 フェライト磁石のその長所と用途例をを挙げると、焼結磁石なので、 耐 腐性・耐酸化性にとても優れており、磁気保持力が高く減磁しにくいので、安定していて、規格品やロットがまとまっ た時にもっとも安い磁石になります。 また、フェライト磁石は 熱による減磁が大きい磁石です。 100度をオーバーすると磁力が相 当下がり、200度の状態では磁力は半分になります。 ただ、200度までから常温に復帰すると元の磁力をほ とんど取り戻します。 また、異方性は特定方向に強力なフェライト磁石ですが、他方向には磁力が発揮できないという点もあります。 またフェライト磁石等方性は、異方性に比べると磁力は弱まりますが、どの方向にも等しく磁力がでます。 このような特性を活かし、フェライト磁石はモーターの高性能や省エネ化、コンパクト化などに貢献しています。 今はエコの時代でエコ化をしないと時代に取り残されますので、この開発は急速にこれからも進むでしょう。 サマリウムコバルト磁石 次に サマリウムコバルト磁石についてです。 磁石としてのサマ リウムはその歴史が長くもちろん今でも使用されています。 残留磁束密度や保持力の温度係数が小さいので、優れた熱安 定性や耐食性面を持っていることが特徴の種類です。 このサマリウムコバルト磁石は、いったいどのようなシーンで使われているのでしょうか。 用途の一例の 上級知識をと紹介致します。 まず、 用途のひとつとして回転機器がありますね。 各種モーターや、 小型発電機として使われています。 用途も広く、応用機器としても使用 サマリウムコバルト磁石は、他にもさまざまな用途があります。 音響機器に関連した、スピーカーやマイクロフォン、ピックアップ。 そ してとても身近な存在である、イヤホンなどにも使われている磁石です。 サマリウムコバルト磁石は 用途も広く、応用機器としても使用されています。 マグネ ットカップリング、そして電子ロック、なんと健康機器などにも使われているのです。 ただ、短所として、 水分が多く研 磨されている状態では低温度でも発火する可能性があるので注意する必要な種類です。 用途が広くメリットが大きいサマリウムコバルト磁石ですが、発火しやすいというデメリットもあるのです。 上級者の方からすれば当然の常識でも初級や中級の方は知らずに大変な 事故になることもあるのです。 知識を持った上級者ですら、事故を起こしてしまうことがあるので、それ以外の方は本当に要注意です。 取扱をしないといけない場合は、知識が少ない方は必ず上級者の立ち合いの元行うようにしましょう。 大きなケガを出さないためには、初心者を導いてくれる上級者の存在は必ず必要なのです。 磁石といえば、小さなものばかり想像してしまいますが、 ちょっと取扱いを間違っただけで本当に大怪我になることもよくあるのです。 日常で考える磁石とはかけ離れ、最悪の場合、火災や 命の危険すら招きかねません。 必要であればプロの指導の下に磁石を扱うくらいの注意を払いましょう。 種類によっても磁石は さまざまな特徴の違いがあるので、それぞれの知識が必要です。 ネオジュウム磁石 次に ネオジュウム磁石の、さまざまな特徴や利用法の上級知識です。 まずはネオジュウム磁石の、特徴について紹介しましょう。 ネオジュウム磁石には、磁束密度が高いという特徴があります。 そして磁力の温度変化が大きく、機械的に壊れやすい特徴もありますね。 また、錆びやすいといった特徴もあるため、ニッケルでめっきされることが多いと言われています。 ネオジュウム磁石は磁力が非常に強いという特徴もがあるため、ハードディスクドライブやCDプレーヤーなどの製品に利用されています。 私たちの身近なものでいうと、 携帯電話などにも使用されています。 ネオジウム磁石は様々な種類がある磁石、永久磁石と 呼ばれているのですが、その中で最も強力な磁石といわれています。 手袋をはめておくなど、小さな配慮が必要 ただ、 ネオジュウム磁石を取り扱う際には注意が必要なもの上級知識として知っておきましょう。 たった数センチの大きさでも、10kg以上の吸着力があります。 吸着力が強いのも、特徴のひとつですが、反対に、扱う際には、決して指などを挟まないようにする必要があります。 手袋をはめておくなど、小さな配慮が必要です。 またネオジュウム磁石は酸素との反応性が高いので、磁石の結晶粒を小さくしてしまうと、空気にあたり面積 が増加してしまうので、自然発火の可能性もあり、酸素を取り除いた状態で製造する必要がある、という注意点も上級知識とし て知っておきましょう。 上級知識の説明ですので専門用語も多く、わかりずらいと思いますが、このくらいは知っていて当然で 磁石系の仕事についている人にとっては常識的な知識になります。 アルニコ磁石 15000ガウスの磁束密度を持っている 次に アルニコ磁石についてです。 まず基本的に先にでたサマリウムコバルト磁石やネオジュウム磁石とほぼ同じ程度の強力な磁力があり、 地球の磁場の約3000倍にあたる15000ガウスの磁束密度を持っています。 アルニコ磁石の用途ですが、まず、基本的なところでは、 電動機やセンサなどに主に使われています。 アルニコ磁石の用途で変わった使い方としては、5cm位の棒状の形にして、牛に飲のませ、第3胃内 の針金等の鉄片を束状にこれを吸着させることで、牛の創傷性心膜炎を予防に使われることがあります。 このように磁石は単に物にくっつける、というだけでなく、動物の病気の予防にも使われているのです。 磁石が病気予防に使われているとは素晴らしいですよね。 丸棒の形にすると磁力を得るのに有利 さて、このアルニコ磁石の用途として、 この磁石は最近 ではよく、スピーカーユニットにも使われています。 スピーカーユニットに使 用されているアルニコ磁石は丸棒の形なっていて、帯状の軟磁性体材料を四角の形に折り曲げ、くびき穴を作っ たヨークと、このくびき穴の中の丸棒の形のセンターポールにつけています。 また、以前はフェライト磁石が使われていることが多かったのですが、 アルニコ磁石を長くし、 先に説明のとおり、丸棒の形にすると磁力を得るのに有利という点があります。 また、保持力を高くするという理由でも磁石を長くしなければいけません。 さらに、磁場がヨークで閉じ込められるので、 ユニットが小さくでき、ブラウン管への影響も小さくなるのもアルニコ磁石をスピーカーユニットへ使用する利点です。 アルコニ磁石がこのように使用されるようになったことも知識としてまず必要です。 実践の場でしか得られない知識も ありますがそのような所まで身につけて初めてエキスパートと言えます。 頭に入れる知識だけではまだアマチュアで、実践の場で 作業できて初めて上級者と呼べるのです。 未だに解明されない磁石の謎 電気の力に似ているということ以上は未だにわかっていない これまで磁石の種類の上級知識を説明してきましたが、 磁石の原理自体は、とても不思議なものです。 磁石の原理を説明するとなると、かなり長い時間語らなければならず、しかもどんな上級知識を持った人でも全ては説明できないのです。 それほど不思議なものが磁石なのです。 先に磁石の原理を上級者でも全ては説明できない、といったのは、 実は、今の科学の力でも 、磁石の原理は完全に解明することができていないからです。 一言で説明するなら、 電気に似た不思議な力、でし ょうか。 電気の力に似ているという以上のことは、未だにわかっていないのです。 ただ、先の通り、実際の化学でも磁石という存在の原理が解明されていない、というのはまだまだ未知の部分として活用方法がある、という ことにもなります。 磁石の原理について、現時点でわかっている内容で説明するなら、「電磁力が働いている」ということですね。 電磁力について説明すると、「 電気と磁気の力を合わせて表現したもの」です。 もとも と、電気と磁気は別のものとして認識されていました。

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