ミノキシジル 全身 かゆみ。 子作り(妊活)中の夫婦にミノキシジル使用の影響(副作用)はあるのか?

【飲み薬】ミノキシジルの効果と副作用、降圧剤との併用はNGって知ってる?

ミノキシジル 全身 かゆみ

ミノキシジル外用薬だけではAGAが治りにくい!1年でフサフサになったのは10% ミノキシジル外用薬『リアップ』の臨床試験データによれば、 リアップを1年間使った患者のうちで著名改善(薄毛が隠せるレベルの発毛)が見られたのは10%だったという結果が出ています。 引用元: 4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。 24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。 24週間後から「軽度改善」より「中等度改善」の評価の割合が高くなっています。 まずは半年、そしてより長く継続することで、改善の度合いも高くなることが期待できそうです。 引用元: グラフを見ると薄毛を改善率自体は9割以上と高いのですが、改善した患者の多くは中度改善(生えてるけど薄毛なのはわかるレベル)までです。 ミノキシジル外用薬単体の使用ではAGAの進行を止められないので、現状維持や緩やかな改善程度に収まってしまうケースが多いんですね。 また、2. 4%の患者はむしろ悪化しているという結果も出ています。 数は少ないですが、ミノキシジルの効果よりもAGAの進行の方が強く、AGAが進行してしまうケースもあるようです。 ミノキシジル外用薬ではなく内服薬を使う患者も多い ミノキシジル外用薬では効果がイマイチだと感じ、ミノキシジルの内服薬を選択するAGA患者も増加しています。 実はミノキシジルには内服薬があるのです。 日本では発毛剤として未認可なので「」で紹介しているような薄毛治療専門のクリニックでしか処方されませんが、外用薬よりも強い発毛効果があるということで最近では人気の治療薬です。 それでは外用薬と内服薬にはどのような違いがあるのでしょうか。 具体的に見ていきましょう。 外用薬と内服薬では効果の強さが違う 外用薬と内服薬は成分がどのように体内に取り込まれるかが違うので、出てくる効果の強さが変わってきます。 ミノキシジル外用薬は皮膚のバリアに弾かれるので効果が出づらい ミノキシジルを頭皮に塗ると、成分が頭皮の奥まで浸透して毛根へとはたらきかけます。 ミノキシジルには「毛根を活発化させて毛を生やす効果」があるので、その効果で塗った場所の毛根が活発化し、毛が生えてくるようになるわけです。 しかし、私たちの皮膚には紫外線や雑菌、ウイルスなどを体内に取り込まないためのバリア機能があります。 このバリアは健康被害を及ぼす物質が体内に入らないように防いでいるわけなのですが、それと同時に 頭皮に塗られたミノキシジルの浸透も防いでしまっているのです。 ミノキシジル外用薬は塗っても薬の成分すべてが毛根までたどり着くわけではありません。 成分がある程度、皮膚に弾かれてしまっているのです。 ミノキシジルを飲むと血流に乗って頭皮まで成分が届くので効果が出やすい ミノキシジルを飲むと体内で吸収されたミノキシジルが血液の流れに乗って頭皮まで届きます。 体内から成分をもらっているので皮膚のバリアに阻害されることもありません。 成分が弾かれることなく受け渡されることによって、外用薬よりも効果が出やすくなっているのです。 外用薬と内服薬では副作用が違う 外用薬と内服薬では使用方法も違えば効果の強さも違うため、出てくる副作用が大きく変わってきます。 外用薬の副作用は「頭皮のかゆみや発疹」 ミノキシジル外用薬の副作用は 頭皮のかゆみ、発疹です。 具体例としては、リアップの場合だと発現率が8. 82%というデータが出ています。 調査施設は518施設、症例数は3,072例でありまして、報告されました副作用は271例、378件、副作用発現率は8. 82%でございました。 内訳は、適用部位そう痒感123件、適用部位発疹43件などとなっております。 引用元: これは外用薬が頭皮に触れたことによって頭皮が軽いアレルギー反応を起こしたことで起こる副作用と考えられています。 また、もともと心臓の弱い人や高血圧の人からは動悸や胸の痛みも報告されたとの結果も出ています。 敏感肌の人や心臓病になったことがある人、高血圧の人は医師に相談した上でミノキシジル外用薬を使うのがいいかもしれません。 詳しくは「」の記事でも解説しているので、こちらも合わせて参考にしてください。 内服薬の副作用は「毛深くなる」ことと「低血圧化による動悸・めまい・顔のむくみ」 全体的に毛深くなる「多毛症」が起こる ミノキシジル内服薬を飲むと腕や足、胸といった部位の毛が濃くなってしまうケースがあります。 これはミノキシジルの発毛成分が全身の毛根に行き渡ってしまったせいで発生する副作用だと考えられます。 つまり、簡単に言えば 髪の毛に起こっている発毛効果が身体にも起こっているわけです。 しかも、この副作用は「起こるかもしれないし起こらないかもしれない」という普通の副作用とは少し違います。 髪の毛が生えてくることと原因が同じなため、発毛効果が出てきた時点で副作用の原因も出てきたということになり、毛が濃くなることがほぼ確定するのです。 「毛が生える=体毛も濃くなる」なので、現在の医学で「髪の毛を生やしながら毛深くならないようにする」ことはできません。 よって、対策としては剃ったり脱毛したりする「毛深くなる前提」の対策が基本となります。 詳しくは「」の記事でも解説しているのでこちらも参考にしてください。 血圧が下がることによる動機やめまい、顔のむくみ ミノキシジルはもともと高血圧の人の血圧を下げるための薬でした。 なので、健康的な人が飲むと通常よりも血圧が下がってしまうことがあるんですね。 血圧が下がると血流の流れに異常が起こり、 動機やめまい、顔のむくみなどが出る可能性があります。 頻発するようでしたら濃度を下げるなどの対策を取るべきでしょう。 特にもともと低血圧の人はさらに血圧が下がってしまうので注意が必要です。 ただし、服用する薬を変えるときには細心の注意が必要です。 必ず薄毛治療専門の医師の判断を仰いでください。 内服薬と外用薬は購入方法が違う ミノキシジルは外用薬と内服薬で購入方法が違います。 発毛剤の購入方法や価格については「」で解説していますので、ここでは簡単に違いを説明したいと思います。 ミノキシジル外用薬は病院に行かなくても薬局で買える ミノキシジル外用薬は一般販売されているため、 わざわざ病院に行かなくとも薬局や通販で買えます。 具体的には『リアップ』シリーズや『メディカルミノキ5』がミノキシジル外用薬です。 処方箋がなくとも近くの薬局で買えるほか、「」でも通販での購入方法などをご紹介しているのでこちらの記事も合わせて参考にしてください。 医師の処方箋も必要ないため、気軽に手に入るというメリットが大きいですね。 ミノキシジル内服薬はクリニックでの処方か個人輸入 ミノキシジル内服薬は日本では未認可の薬なので、一般的な薬局で売っていないのはもちろんのこと、普通の病院(皮膚科など)でも処方してもらうことができません。 これは「保険治療を行なっている医療機関では未認可の薬を処方してはいけない」という法律が存在するためです。 そのため、ミノキシジル内服薬が欲しい時は 保険診療をせず薄毛治療を専門に行なっているAGAクリニックを受診しなければなりません。 一応、単に購入するというだけであれば、海外で販売されているミノキシジル内服薬を通販する「個人輸入」でも入手できます。 しかし、 ミノキシジルの内服薬を自分だけの判断で飲むと身体に異常が出る危険性が高いため、自分が飲むべき薬をはっきりと理解できていない人にはおすすめできません。 「理論上は可能だが推奨はされない方法」だと考えてもらえればいいと思います。 詳しくは「」の記事で解説しているので、興味のある方はこちらの記事を参考にしてください。 外用薬と内服薬は価格が違う 外用薬と内服薬の価格はそれほど違いがありませんが、若干の差があります。 ここでは簡単に違いを説明しますが、詳しくは「」でも解説しているのでこちらの記事も参考にしてください。 詳しくは「」でまとめているのでこちらの記事も参考にしてください。 ただ、クリニックによって「薬剤管理費」や「調剤技術料」といった薬の管理・処方によって発生する金額に差が出てくるため、ある程度の差があります。 病院ホームページの価格は診察費を含んでいたりいなかったりと料金体系に幅がありますので、あくまで参考価格程度にとらえておいてください。 ミノキシジルの効果が出てくるまでの期間はどちらも6ヶ月ほど! リアップのデータによれば、ミノキシジル外用薬は3ヶ月で6割の患者に、6ヶ月で9割の患者に改善をもたらすという結果が出ています。 4週間後にはすでに軽度改善が見られるようになり、8週間後には被験者の1割以上に、12週間後には6割近くに軽度改善が見られました。 24週間後、つまり約6ヵ月後からは「軽度改善」「中等度改善」「著明改善」をあわせて、実に9割以上に改善が見られます。 引用元: 内服薬は日本未認可なので試験のデータはありませんが、私がカウンセリングを受けたクリニックの医師によれば「効果が出てくるかどうかを確認するためには最低でも半年は使い続けて欲しい」とのことでしたので、やはり内服薬も6ヶ月ほどは必要になるようです。 ミノキシジルの効果が出るかどうかの判断は内服薬、外用薬どちらも6ヶ月を基準にしたいですね。 ただし、あくまで効果が確認できたのが6ヶ月なだけであって、半年で最大まで効果が出るわけではないことに注意してください。 使用自体は年単位で続けるべきで、私の場合はクリニックの医師に「ミノキシジルで最大限まで回復するには3年必要」と言われました。 ミノキシジル外用薬がオススメなのはこんな人 強い効果を得るよりも副作用のリスクを下げたい人はミノキシジルの外用薬がオススメです。 特に体毛が濃くなる副作用に関してはほぼ確実に出てくると言えるため、 体毛を濃くしたくない人も外用薬で治療すべきでしょう。 逆に体毛が濃くなるなどのリスクを抱えてでも毛を生やしたいと考えている人には発毛効果の強い内服薬の方がいいでしょう。 内服薬と外用薬はどちらかが一方的に優れているわけではありません。 上で説明したようにどちらにもメリット・デメリットがあります。 それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解して、自分がどちらを重視しているかで薬を選びましょう。 また、ミノキシジル以外にも「」でその他の医学的に効果の認められた発毛剤を紹介していますので、効果的な治療を行いたい方はこちらも合わせて参考にしてください。 内服薬と外用薬を併用してもいいの? 内服薬と外用薬を併用しても特に問題はありません。 医学的に実験が行われたわけではないので正確なデータはありませんが、併用することで効果が上がる可能性はあると考えられています。 これは併用することで使用量が増えるため、実質的には濃度を増やしたのと変わらなくなるためです。 ただし内服薬と外用薬を併用するとどちらの副作用も出てしまうことがある点には注意が必要です。 フィナステリド(プロペシア)との併用が効果的! どうせ併用するのであればミノキシジルの内服薬と外用薬で併用するのではなく、AGAの進行を止められる『フィナステリド』とミノキシジルとの組み合わせで相乗効果を狙うことをオススメします。 ミノキシジルにはAGAの進行を抑える効果がないため、AGAの進行と発毛が打ち消しあうようにして効果が出づらくなってしまいます。 一方で、 フィナステリドとの併用であれば、フィナステリドがAGAの進行を止めてくれますからミノキシジルの発毛効果が十分に発揮されるのです。 フィナステリドとミノキシジルの併用については「」の記事で解説しているので、詳しくはこちらを参考にしてください。 まとめ ミノキシジル外用薬は1年間の使用で10%の患者しかしっかりと改善しなかったというデータがあり、ミノキシジル外用薬単体でのAGA治療が難しいことがわかります。 日本では発毛剤として認可されていませんが、ミノキシジル内服薬での治療を選ぶ患者も増えています。 効果の強い薬を使いたいのであれば内服薬で治していくという選択肢もありでしょう。 ただし、内服薬のミノキシジルは外用薬よりも効果が強いという特徴がありますが、副作用が強いという特徴もあるので自分が「強い効果」と「安全性」のどちらを重視するかで選んでいくことが大切です。 もし内服薬を選ぶのであれば、 自分一人の判断で内服薬を選ぶと重い副作用が出る可能性がある上に完全自己責任となってしまうため、少なくとも自分が飲むべき濃度や副作用の出方についてはっきりするまではAGAクリニックで処方してもらいましょう。

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ミノキシジルとは!血圧に影響する?効果や副作用についても解説!

ミノキシジル 全身 かゆみ

全身がかゆくなる原因はさまざま 「全身がかゆい!」と感じたときには、あわてずに、どのようなかゆみなのかを冷静に見極めたうえで、どう対処するべきかを考えなくてはなりません。 まず、かゆみのあらわれ方による違いがあります。 急にかゆくなる場合もあれば、少しずつかゆくなってくる場合もあります。 また、かゆい状態がずっと続く場合もあれば、しばらくすると自然に落ち着いてくる場合、間隔を空けてかゆみがあらわれる場合もあります。 さらに、赤くなっているかどうか、痛みなど、ほかの症状があるかどうかといった違いもあります。 こんな症状もあれば、すぐに病院へ そして、場合によっては、重い病気の影響でかゆみがあらわれている恐れもあるので、注意しなければなりません。 理由については、それぞれの下にお示ししている通りです。 このコラムでは、主に、緊急性の高くない、日常でよくみられる全身のかゆみについて、原因や、病院にいくべきかを考えてみます。 「乾燥」が原因の場合がよくあります 全身のかゆみの原因として多くみられるのが「乾燥」です。 人間の皮膚は、一番外側にある脂分が水分の蒸発を防ぐことで、正常な状態に保たれています。 しかし、なんらかの理由で、この脂分が減ると、水分も失われ、皮膚が乾燥した状態になります。 脂分が失われる理由としては、 ・加齢 ・冬場などの乾燥した気候 ・お風呂の入りすぎ、シャワーの浴びすぎ ・せっけんなどが体質に合っていない といったことが考えられます。 もともとの脂分の量が少ないことから、手足、顔など、体の中心から離れた部分ほど、乾燥しやすいとされています。 皮膚が乾燥すると、かゆくなったり、ヒリヒリとした痛みがあらわれます。 皮膚の表面がウロコのようにポロポロと剥がれることもあります。 また、血行がよくなる、つまり、体が温まると、かゆみが増すことがあるので、お酒を飲んだときや、辛い食べ物を食べたとき、夜、布団に入ったときなどは、特に注意が必要です。 皮膚の脂分を保つ工夫をしましょう 乾燥からくるかゆみを治したり、予防したりするには、皮膚の脂分を保つ工夫が有効です。 具体的には、 ・お風呂やシャワーの回数を減らす ・お風呂のお湯の温度を低めにして、長湯しすぎないようにする ・体を洗うとき、ゴシゴシこすらないようにする ・せっけんなどを刺激の少ないものに変える ・お風呂やシャワーのあとは、市販のクリーム、ローションなどを塗る といったことを試してみましょう。 かゆみが気になるときは、お酒や辛い食べ物を控えるのも一つの方法です。 長引くようなら、皮膚科を受診 こうした工夫をしても、かゆみが治まらなかったり、かゆみが増していったりするようであれば、一度、皮膚科を受診してください。 かゆいからといって、皮膚をかきすぎてしまうと、感染症を引きおこすこともあるからです。 症状の程度によっては、薬が出ることもあります。 また、ほかの病気ではないことを確かめるために、検査をすることもあります。 「アレルギー」でかゆくなっていることも 全身がかゆくなる原因として、アレルギーも考えられます。 人間の体には、外部から侵入してくる異物から体を守る免疫反応(めんえきはんのう)があります。 体に害のある抗原が体内に入ると、体は危険を察知し、抗原に対抗する抗体を作ります。 その抗体は抗原を攻撃し、排除します。 抗原の侵入が何度か続くと、ときとして、抗体が抗原に対して過剰にはたらき、自身の体に悪い影響を及ぼすことがあります。 その悪い影響のことをアレルギーといいます。 全身にかゆみを引きおこす主なアレルギーとしては、突然、強いかゆみがあらわれ、しばらくすると自然に治まってくる「じんましん」と、少しずつかゆみがあらわれて、そのまま長く続く「湿疹」があります。 突然あらわれ、突然消える「じんましん」 じんましんでは、皮膚が赤く盛りあがる、いわゆる「ミミズ腫れ」ができます。 突然できて、数十分~数時間、遅くとも、24時間以内には消えます。 あらわれるときも、消えるときも、突然です。 跡が残ることもありません。 何が原因でできたのか、特定できることもありますが、はっきりしないことも少なくありません。 突然、ミミズ腫れができたときには、皮膚科、もしくは、アレルギー科を受診してください。 多くの場合、飲み薬を使って、あらわれている症状を抑えたり、再発しないようにしたりする治療がおこなわれます。 「湿疹」は詳しく検査をして、しっかりと治療 湿疹の症状は、じんましんと違って、少しずつあらわれてきます。 見た目にも、大きなミミズ腫れではなく、ブツブツとした小さなできものがたくさんできます。 じんましんのように急に消えることはなく、治るときも少しずつです。 また、しばらくの間、跡が残ることもあります。 湿疹が疑われる場合も、診療科目は皮膚科、もしくは、アレルギー科となります。 必要に応じて、原因が何かを特定する皮膚テストをして、その原因を遠ざける工夫をします。 また、かゆみなどの症状を抑えるために、飲み薬や塗り薬も使われます。 状態によっては、治療に長くかかることもありますが、医師の指示にしたがって、しっかりと取り組むことが大切です。

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全身がかゆいとき、確かめたいことと試したいこと

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全身がかゆくなる原因はさまざま 「全身がかゆい!」と感じたときには、あわてずに、どのようなかゆみなのかを冷静に見極めたうえで、どう対処するべきかを考えなくてはなりません。 まず、かゆみのあらわれ方による違いがあります。 急にかゆくなる場合もあれば、少しずつかゆくなってくる場合もあります。 また、かゆい状態がずっと続く場合もあれば、しばらくすると自然に落ち着いてくる場合、間隔を空けてかゆみがあらわれる場合もあります。 さらに、赤くなっているかどうか、痛みなど、ほかの症状があるかどうかといった違いもあります。 こんな症状もあれば、すぐに病院へ そして、場合によっては、重い病気の影響でかゆみがあらわれている恐れもあるので、注意しなければなりません。 理由については、それぞれの下にお示ししている通りです。 このコラムでは、主に、緊急性の高くない、日常でよくみられる全身のかゆみについて、原因や、病院にいくべきかを考えてみます。 「乾燥」が原因の場合がよくあります 全身のかゆみの原因として多くみられるのが「乾燥」です。 人間の皮膚は、一番外側にある脂分が水分の蒸発を防ぐことで、正常な状態に保たれています。 しかし、なんらかの理由で、この脂分が減ると、水分も失われ、皮膚が乾燥した状態になります。 脂分が失われる理由としては、 ・加齢 ・冬場などの乾燥した気候 ・お風呂の入りすぎ、シャワーの浴びすぎ ・せっけんなどが体質に合っていない といったことが考えられます。 もともとの脂分の量が少ないことから、手足、顔など、体の中心から離れた部分ほど、乾燥しやすいとされています。 皮膚が乾燥すると、かゆくなったり、ヒリヒリとした痛みがあらわれます。 皮膚の表面がウロコのようにポロポロと剥がれることもあります。 また、血行がよくなる、つまり、体が温まると、かゆみが増すことがあるので、お酒を飲んだときや、辛い食べ物を食べたとき、夜、布団に入ったときなどは、特に注意が必要です。 皮膚の脂分を保つ工夫をしましょう 乾燥からくるかゆみを治したり、予防したりするには、皮膚の脂分を保つ工夫が有効です。 具体的には、 ・お風呂やシャワーの回数を減らす ・お風呂のお湯の温度を低めにして、長湯しすぎないようにする ・体を洗うとき、ゴシゴシこすらないようにする ・せっけんなどを刺激の少ないものに変える ・お風呂やシャワーのあとは、市販のクリーム、ローションなどを塗る といったことを試してみましょう。 かゆみが気になるときは、お酒や辛い食べ物を控えるのも一つの方法です。 長引くようなら、皮膚科を受診 こうした工夫をしても、かゆみが治まらなかったり、かゆみが増していったりするようであれば、一度、皮膚科を受診してください。 かゆいからといって、皮膚をかきすぎてしまうと、感染症を引きおこすこともあるからです。 症状の程度によっては、薬が出ることもあります。 また、ほかの病気ではないことを確かめるために、検査をすることもあります。 「アレルギー」でかゆくなっていることも 全身がかゆくなる原因として、アレルギーも考えられます。 人間の体には、外部から侵入してくる異物から体を守る免疫反応(めんえきはんのう)があります。 体に害のある抗原が体内に入ると、体は危険を察知し、抗原に対抗する抗体を作ります。 その抗体は抗原を攻撃し、排除します。 抗原の侵入が何度か続くと、ときとして、抗体が抗原に対して過剰にはたらき、自身の体に悪い影響を及ぼすことがあります。 その悪い影響のことをアレルギーといいます。 全身にかゆみを引きおこす主なアレルギーとしては、突然、強いかゆみがあらわれ、しばらくすると自然に治まってくる「じんましん」と、少しずつかゆみがあらわれて、そのまま長く続く「湿疹」があります。 突然あらわれ、突然消える「じんましん」 じんましんでは、皮膚が赤く盛りあがる、いわゆる「ミミズ腫れ」ができます。 突然できて、数十分~数時間、遅くとも、24時間以内には消えます。 あらわれるときも、消えるときも、突然です。 跡が残ることもありません。 何が原因でできたのか、特定できることもありますが、はっきりしないことも少なくありません。 突然、ミミズ腫れができたときには、皮膚科、もしくは、アレルギー科を受診してください。 多くの場合、飲み薬を使って、あらわれている症状を抑えたり、再発しないようにしたりする治療がおこなわれます。 「湿疹」は詳しく検査をして、しっかりと治療 湿疹の症状は、じんましんと違って、少しずつあらわれてきます。 見た目にも、大きなミミズ腫れではなく、ブツブツとした小さなできものがたくさんできます。 じんましんのように急に消えることはなく、治るときも少しずつです。 また、しばらくの間、跡が残ることもあります。 湿疹が疑われる場合も、診療科目は皮膚科、もしくは、アレルギー科となります。 必要に応じて、原因が何かを特定する皮膚テストをして、その原因を遠ざける工夫をします。 また、かゆみなどの症状を抑えるために、飲み薬や塗り薬も使われます。 状態によっては、治療に長くかかることもありますが、医師の指示にしたがって、しっかりと取り組むことが大切です。

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