原油 在庫。 原油先物は下落、米原油・ガソリン在庫が増加

アメリカ・週間石油在庫統計|経済指標|みんかぶFX

原油 在庫

OPECとロシアなどの非加盟国のOPECプラスは、7月末まで協調減産を継続する。 OPECプラスは5-6月の日量970万バレル、7-12月は770万バレルを減産することで合意していたが、7月も970万バレルの減産を継続する。 サウジアラビアは6月に日量100万バレルの減産を実施したとされている。 自主減産を終了する背景には、アブドルアジズ・エネルギー相によれば、「世界的な原油需要の回復を示している可能性がある」と見ているからである。 国営石油会社サウジアラムコも、全地域対象に7月から販売価格を引き上げる。 そのことも影響し、原油先物は3%下落した。 さらに、米国石油協会の週間在庫統計で、5日までの原油在庫が800万バレル超となったことも下落の原因であると考えられる。 ロシアのノバク・エネルギー相は、協調減産によって日量900万バレル程度の供給が削減されたと指摘している。 ただし、8月時点の状況を見極めるのは時期尚早としている。 新型コロナウイルスのパンデミックについては、欧米諸国ではピークを過ぎ、経済活動を再開し落ち着きを取り戻したかのように見える。 だが南米など遅れて拡大している地域もある。 需要が戻りつつあるという見方もあるが、米国の原油在庫がまだまだ積み上がっていることを考えれば、需要が戻ってもパンデミック前に戻るのには時間がかかるだろう。 (記事:森泰隆・).

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原油先物は下落、米原油・ガソリン在庫が増加

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サウジアラビアやロシアの場合は国策として原油生産量をコントロールできますが、米国の場合は民間企業が生産者であるために価格カルテル的な手法 皆で申し合わせて減産 は難しいという問題がありました。 しかしながら、さすがに価格下落に耐え切れなくなり多くの民間企業が減産するようになり、ようやく全米合計での原油生産量は減少に転じました。 減ったとは言っても、2010年頃と比べて生産量は2倍に増えているわけなので新型コロナウイルス感染症 COVID-19 による需要減を埋め合わせることができるか疑問なレベルではあります。 WTI原油受け渡し地であるオクラホマ州クッシングの在庫は、まだまだ高水準ですが僅かながら減少に転じたのは原油価格に対しては好材料と言えますね。 WTI原油先物は一時マイナス価格となるなどの大波乱を演じましたが、そこそこ落ち着きを取り戻しつつあります。 下図は過去の暴落と今回の暴落を比較するために作成したチャートですが、日柄的に見ても、そろそろ最悪期を脱したかという感じに見えます。 原油先物のフォワードカーブ 期限の短い先物を基準に、期限の長い先物価格を繋いだチャート を見ると、おそろしいほどの順鞘 コンタンゴ が縮小してきて、コンタンゴの幅の小さい状態まで回復しているのがわかります。 ETF等のロールオーバー時の減価の度合いは今後改善されてゆくと考えられますが、そうは言ってもまだコンタンゴなので長期買い持ちは不利な状況には変わりません。 コロナの感染リスクを減らすためには人間に近づかないことが必要です。 このため公共交通機関は使わないけれども自動車で移動する、というニーズは確実に存在します。 Appleが期間限定でを無償で提供しており、これによればアメリカにおける自動車の移動アクティビティは公共交通機関を上回る勢いでけっこう回復していることが確認できます。 ちなみに移動傾向レポートはアメリカのみならず世界中の傾向を見ることができるのでいろいろな地名を入れていろいろ試してみると楽しいよ。 原油1バレル 42ガロン から、ガソリンは19~20ガロン、中間留分 ディーゼル燃料とかヒーティングオイルとかジェット燃料 は11~12ガロン生産されます。 つまり、車社会のアメリカにおける原油消費量を予想する上で、ガソリンの需給動向の監視は重要です。 アメリカの移動傾向レポートを見る限りは自動車移動量はかなり回復していることがわかります。 じゃあガソリン価格はどうでしょうか。 下図は2020年7月限のガソリンクラックスプレッド ガソリン先物と原油先物の価格差 ですが、クラックがマイナスになるほど叩き売られた後、大幅に戻していることがわかります。 つまりガソリンの需要はかなり回復傾向にあることが伺えます。 ガソリンの在庫量の推移を見ると確かに減ってますね。 しかし、単純に喜ぶことはできません。 製油所の稼働率はまだまだかなりの低水準のまま。 つまり、ガソリンの需要が回復したというよりも、生産量が減っているので在庫が減ったという見方をしたほうが良いでしょうね。 当面は、移動傾向レポート、ガソリン在庫や製油所稼働率、クッシング在庫等から目を離せませんね。 筆者は戻り売り目線で見ていたのですが、原油のコンタンゴがかなり縮小してきた様子を見ると売るのは怖くなり、押し目で強気ポジションを作るかどうか思案中です。 -, ,.

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週間原油在庫統計 その他 クッシング地区在庫大幅減

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アメリカではエネルギー省・日本では資源エネルギー庁で組織がやや違う 原油の経済指標として最も有名なのは、 EIA週間石油在庫と呼ばれる経済指標となります。 EIA原油在庫は、アメリカのエネルギー省エネルギー事務局が毎週水曜日に算出している経済指標です。 統計に用いられる指標は、アメリカ内の企業における商業用原油の在庫量(バレル数)です。 在庫量は、原油やガソリン・留出油、そして全米全体と東海岸・中西部地区などが区別され報告されます。 以前は、EIA原油在庫自体が大きな相場の材料となっていましたが、現在は民間の調査会社がEIAの在庫発表よりも前に調査結果を発表される様になっています。 結果として予想値の段階で一度価格に盛り込まれて実際の数値が予想値と乖離が生まれると大きな価格変動を起こす様になってきています。 原油在庫はWTI原油が注目を集める ただ、実際に投資家の注目を集めるのは、 NYMEX(ニューヨークマーカンタイル取引所)に上場されるWTI原油の現物取引の拠点であるオクラホマ州のクッシング地区の原油在庫です。 最後は、 機関投資家や投資ファンドなどによる先物取引です。 投資ファンドには、何も株式投資を専門とした組織ばかりではありません。 原油を始めとするコモディティ市場への先物取引とオプションを組み合わせた取引などで投機を行い利益を上げようとする組織など多様な投資母体が存在します。 また、ETFやETN・ETCなどを組成して商品を投資家に売って信託報酬などで稼ぐというファンドも存在します。 ETFやETCは、先物価格に連動する・先物価格の日次リターンに2倍の値動きをするというレバレッジ型ETFも存在します。 先物価格に連動するという事は毎日期近の先物を売って期先を買うという購買行動が存在しています。 投機家は、一般的にはマイナスイメージを持っている人が多いですが、彼らが存在してくれているおかげで市場の流動性が確保されて、極端なスプレッドがなく私たちの様の個人投資家がトレード出来ているという側面もあります。 原油在庫は相場を動かす引き金になり得る 基本的には、原油の在庫の増加は需要の減少か生産量の増加を意味して原油価格にとってプラスとは言えません。 結論としては原油在庫自体が価格に直結するというよりは、世界全体の景気や原油生産量が増やせないという何らかの事情があると、多くの投資家が判断した方向に在庫量がトリガー(引き金)となって動いていくというが現実的な見方であると私は考えます。

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