肺 の 位置。 [新人必見][肺シリーズ]胸部レントゲン、肺CTで肺区域とシルエットサインを覚えよう!

気道と肺の構造|基礎編(3)

肺 の 位置

この記事の目次はコチラ• 内蔵の位置を確認する 下記の写真は、ヒトを前面から見た場合の臓器の位置ですが、どの部位がなにかをすぐに答えることはできるでしょうか。 肺 肺の役割は、呼吸によって酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出すことにあります。 肺の関連痛は、頸部から肩周囲にかけて現れます。 稀にですが、肩こりの原因が肺がんである場合もあります。 【関連痛はなぜ起こるのか】内臓の痛みは、内臓の壁にある自由神経終末が感知して発しています。 この内臓の痛みを、同じ神経路を通過する別の体性感覚と混線することで起こります。 肺に問題がある場合は、第3-4肋間隙、第4-5肋間隙に圧痛点が生じます。 心臓 心臓の役割は、血液を循環させることで様々な物質を必要な場所に届けることです。 心臓(心筋梗塞)の関連痛は、左胸部から前腕内側にかけて現れます。 また、後面では左上背部に痛みが起こる場合もあります。 心臓に問題がある場合は、T2棘突起の左側に圧痛点が生じます。 肝臓 肝臓の役割は、主に三大栄養素の代謝や、ビタミン、鉄の貯蔵などを行います。 その機能は膨大であり、人体の化学工場とも呼ばれます。 肝臓の前面上部は右第5肋間隙から左第6肋間隙にあり、後面下部はT11-12のあたりに位置しています。 肝臓の関連痛は、右頸部から肩上面にかけて、後面は右上背部に現れます。 肝臓は右側に大きく位置しているので、右側の体性感覚に影響を与えます。 支配神経は、T7-10の大内臓神経と小内臓神経を経由する交感神経系、迷走神経です。 肝被膜は横隔神経(C3-5)を介して支配を受けます。 肝臓に問題がある場合は、右第5-6肋間隙または右第6-7肋間隙に圧痛点が生じています。 胃 胃の役割は、摂取した食べ物を消化することと、食べ物と一緒に入ってきた細菌やウイルスを殺菌することです。 食道は後縦隔の位置しており、気道分岐部(T4)までは脊柱の正面内側にありますが、その先は心臓を避けて右側にずれています。 胃の位置はその大きさや姿勢によって著しく変化しますが、立位ではおおむねT8-L1の高さにあります。 胃の関連痛は、前面は鳩尾(みぞおち)に、後面は上背部に現れます。 支配神経は、迷走神経、T6-9の大内臓神経と小内臓神経を経由する交感神経系、その他の交感神経支配路が腹腔神経節と上腸間膜動脈神経節へ走行します。 胃に緊張状態がある場合は、左第6-7肋間隙に圧痛点が生じています。 小腸 小腸の役割は、各栄養素が吸収できる段階にまで消化することです。 小腸の関連痛は、臍周囲に現れます。 関連痛というよりは、原因部位に限局して痛みが起こります。 大腸 大腸の役割は、小腸で栄養素の吸収が済んだ残り物から水分を抜きとり、便を形成し、排出することです。 大腸の関連痛は、下腹部の中心あたりに現れます。 小腸よりもやや下方に痛みを感じるのが特徴です。 こちらも原因部位に限局します。 大腸に問題がある場合は、腰背部の外側(両側)に圧痛点が出現します。 虫垂 虫垂の役割は、腸に免疫細胞を供給し腸内細菌のバランスを保つことです。 虫垂(炎)の関連痛は、初期症状として右上腹部に現れます。 その後、ゆっくりと時間をかけて右下の虫垂に痛みが移動していきます。 (12-24時間かけて) 虫垂炎の場合は、その他の症状として発熱や下痢、嘔吐などの症状がみられます。 膵臓 膵臓の役割は、膵液によって三大栄養素を消化すること、さらには血糖値を調節するホルモンを分泌する機能もあります。 膵臓はやや背中側(胃の裏側あたり)に位置しており、前方からは確認することができません。 下の写真では、肝臓と胃、腸を取り除いた状態にしています。 膵臓の関連痛は、鳩尾より若干左側に現れます。 支配神経は、迷走神経、T5-9(ときにT10やT11まで)から出る交感神経系があります。 膵臓に問題がある場合、右側のT7とT8の横突起の間に圧痛点が生じます。 胆嚢 胆嚢の役割は、肝臓で作られる胆汁を一時的に貯蔵し、濃縮することです。 その後、十二指腸に送られ、膵液と混ざり合って中和します。 胆嚢は腹腔内の肝臓の後方に位置しています。 胆嚢の関連痛は、右上腹部に現れます。 虫垂炎と似た領域に痛みを誘発するので、正しい鑑別が必要となります。 支配神経は、T7-10の大内臓神経と小内臓神経を経由する交感神経系、迷走神経、横隔神経知覚枝です。 胆嚢に問題がある場合は、右第6-7肋間隙に圧痛点が生じています。 位置が肝臓の圧痛点と同じなので、後方から圧迫していきます。 腎臓 腎臓の役割は、尿を作る臓器であり、血中酸素濃度や血圧を調節して、ホメオスタシスを維持に努めます。 腎臓は背中側に位置しており、第12胸椎から第3腰椎の高さに存在します。 下の写真では、肝臓と胃、腸、膵臓を取り除いた状態にしています。 腎臓の関連痛は、腹部周囲に現れます。 腎臓が背部に位置する臓器であるため、しばしば腰痛の原因となります。 支配神経はT10-L1から出る交感神経系、迷走神経、仙髄副交感神経(S2-4)があります。 腎臓に問題がある場合は、T12-L1の横突起の間の、棘突起と横突起の先端の中間に圧痛点があります。 (両側) 内臓の位置まとめ 上述してきた臓器の位置をまとめると、下図のような配置になります。 模型に加えて、CGの画像も掲載しておきますので、二つを見比べながら場所を覚えるようにしてみてください。 内臓の関連痛領域まとめ 上述してきた臓器の関連痛領域をまとめると、下図のような配置になります。 しかし実際は、ヒトによって臓器の位置が違うように、痛みの訴え方もそれぞれで異なる可能性があります。 なので、あくまでひとつの目安として考えるようにお願いします。 内臓の圧痛点まとめ 図で示してきた内臓の圧痛点は、チャップマンの反射点をもとに作成しています。 反射点とは、内蔵のツボだと考えていただくとわかりやすいです。 圧痛が認められる部位に対しては、軽くマッサージを加えることで交感神経系の緊張を抑えて、痛みがやわらぐ場合があります。 徒手での内臓治療法を勉強できる一冊.

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【保存版】胸部CTの肺区域の解剖・覚え方は?ブロンコ体操でわかりやすく!

肺 の 位置

ヒト [ ] の場合、重さは両肺で男性が約1kg、女性は約0. 9kgほどあり、胸腔の大部分を占め 、主に気道と血管からなり、ガス交換のため両者はで接している。 肺胞は約3億個で、総表面積は約70m 2。 構造 [ ] ・に囲まれた胸郭中にあり、肺の表面を覆っている漿膜をと言い 、横隔膜や肋間筋を裏打ちしている。 肺を覆っている胸膜を臓側胸膜(肺胸膜、漿液である胸膜内液で満たされている。 左と右、2つに分れているが、形状は左右対称にはなっておらず、右肺は上から順に上葉・中葉・下葉からなり、左肺はやや小さく上葉・下葉からなる。 この5つの肺葉を大葉と言い、大葉はさらに細かく10の肺区域に分けられる。 それぞれ上部は尖っており、肺尖。 下面は平らであり、肺底と呼ばれている。 左肺に中葉がないのは、左右の肺を隔てるにあるが体幹の中心よりも左に寄っており、その分スペースが小さいためである。 気道と肺胞 [ ] 口や鼻から入る空気の通り道をと言い 、で一つになり、で食道から前方に枝分れしてとなり 、で左右に枝分れしてになる。 気管支は大葉へ向けて分岐し、さらに肺小葉に向けて分岐する。 分枝を繰り返してを持たない複数弾性繊維を豊富に持つ終末細気管支を経て呼吸細気管支になり、その先端にはがブドウのように密集している。 枝分かれは一定の法則に従ってするため、構造になっている。 気管支には杯細胞や線毛細胞がある。 細気管支にはがある。 肺胞には、がある。 気管支にある杯細胞は気管粘液を出して湿度を保ち、線毛細胞は線毛運動によって吸気に混入した細菌等を咽頭へ流し戻す。 これらの生理機能が正常に働いていれば肺胞は無菌に保たれているので、網細血管が直接空気と触れても細菌などは起こさない。 肺胞は、厚さ約0. 1の扁平上皮である呼吸上皮細胞(肺胞上皮細胞)が直径約0. 1-0. 2mmの球状になり、空洞(肺胞気)を取り囲む構造を持つ。 両肺合わせて約3億個がある肺胞では、内部に入り込んだ空気とそれを取り囲む多くの毛細血管の間でガス交換を行う場所であり、面積を広げると約70m 2になる。 毛細血管は内皮細胞に走り、呼吸上皮細胞との間に基底膜がある。 厚さ約0. 肺胞は弾性繊維で覆われを持たない。 そのため、伸展はもっぱら気圧の変化によるものである。 肺胞でガス交換が行われる時は、I型肺胞上皮細胞が特に能動交換は行う訳ではなく、単にガス濃度の自然勾配によって受動交換が行われる。 このため広い交換面積が必要になる。 肺胞上皮細胞内には、異物に対するを持つ 肺胞マクロファージ や単球や、肺胞がひしゃげるのを防止するため脂質の表面活性物質を分泌するサーファクタント分泌細胞などがある。 肺胞にあるI型肺胞上皮細胞は薄い細胞で交換されるガスの通り道になっている。 II型肺胞上皮細胞は厚い細胞でを出している。 肺胞は極めて小さいので、そのままでは水の表面張力によって潰れてしまう。 そのため表面活性物質を出して表面張力を下げて、肺胞が潰れない様にしている。 肺表面活性物質は胎生28週頃になってやっと出始めるため、妊娠28週以前に出産すると呼吸ができない RDS になる危険性が極めて高い。 そのような児のために現在は人工のサーファクタントを用いて、呼吸できる環境にするのが一般的である。 肺の血管内皮細胞は変換酵素 ACE をする。 大葉中ではお互いに穴でつながっているので、細菌性などを放置すると大葉性肺炎になる。 血管 [ ] 流れる血管には大きく2系統があり、血液ガス交換のための系統を機能血管といい、いま1つは栄養血管と言う系統であり当臓器を養うためのものである。 機能血管はのからが出る。 肺動脈は縦隔で左右に枝分れして右肺動脈と左肺動脈に分かれる。 左右肺動脈は気道と同様に肺葉に向けて分岐して行き、最後は肺胞でになる。 肺胞でガス交換を終えた血管は分岐した時と同様に合流して行き、左右それぞれ2本のとなってに流れ込む。 栄養動脈であるは、大動脈から直接分岐する。 生理 [ ] 当臓器の膨張と収縮の仕組みは、横隔膜や肋間筋が胸腔を広げ、胸腔が陰圧になることで肺が立体的に引っ張られて受動的に膨らむ。 一方縮むときは筋肉は使われず、当臓器の自ら縮もうとする力で収縮して空気の吸入・呼出をする。 壁側胸膜は知覚神経が豊富で、肺が痛む時はこの神経が関与している。 なお、(界面活性剤)が、肺の円滑な動きには必要である。 このサーファクタントが不足した状態になったことがの原因である。 サーファクタントが足りないために上手く肺胞が広がらず、ガス交換が上手くゆかなくなっているのである。 なお新生児呼吸窮迫症候群は、妊娠期間が短いほど(早産であるほど)発生しやすく、新生児が死亡する原因の1つとなる。 CT解剖学 [ ] 詳細は「」を参照 とは原則として隣接し平行に走行する。 肺区域、亜区域、小葉の中心を走行する。 これに対して肺静脈はこれらの境界を走行する。 では気管支に隣接する血管が肺動脈であり、肺動脈と肺動脈の間にある血管が肺静脈である。 正常なヒトでは気管支は亜区域までしか追うことはできないのでそこまでは有効な方法である。 機能動脈は肺動脈だが、それ以外に栄養血管としてが存在する。 気管支動脈は下行大動脈から直接分枝するが正常では細いため造影CTでその近位部が確認されるにすぎない。 当臓器はリンパが豊富な組織である。 気管支周囲、肺血管周囲、小葉間隔壁、の間質に分布している。 特によく発達しているのが、気管支周囲と肺動脈周囲である。 基本的には肺末梢から肺門部に向かって流れている。 リンパ管そのものはCTでは確認できないが、やうっ血性心不全のようにリンパ浮腫を起こすと、気管支壁が肥厚し、血管陰影が拡大し小葉間隔壁が確認できるようになる。 構造を理解する上で欠かせない概念が二次小葉といわれるものである。 もっとも有名なものはMillerによる定義である。 二次小葉の中央を気管支と肺動脈が小葉間隔壁の中を肺静脈が走っている。 肉眼的にも確認ができる小葉間隔壁に囲まれた多面体である。 この概念は間質性病変を理解するのに役に立つ。 二次小葉は30個ほどの細葉が集まってできているとされている細葉はCTでは確認ができない。 亜区域を同定するには気管支を辿っていくのがわかりやすい。 原則として区域気管支の番号と肺区域の番号は一致し、大体気管支が肺区域の中央を通過することを念頭におくと手術後や偏位のある場合でも亜区域を同定できる。 右上葉 右主気管支はまず、上方に右上葉気管支を分枝する、右上葉気管支は上方(外側)にB1、後方にB2、前方にB3の分枝をする。 反時計回りに番号が振られていることに注意が必要である。 B1はS1(肺尖区)の区域気管支であり、B2はS2(後上葉区)、B3はS3(前上葉区)の区域気管支である。 右主気管支は右上葉気管支を分枝した後、中間気管支管(左には存在しない)という。 右中葉 中間気管支管は前方に右中葉枝を分枝する。 右中葉枝は外側(前方)のB4と内側(後方)のB5に分枝する。 B4はS4(外側中葉区)、B5はS5(内側中葉区)の区域気管支である。 右下葉 右中葉枝を分枝した直後、後方にB6が分枝される。 次いで、B7が前下内方へ、B8が前下外方へB9+10が下後方に分枝する。 B6はS6(上下葉区)、B7はS7(内側肺底区)、B8はS8(前肺底区)、B9+10はS9(外側肺底区)、S10(後肺底区)の区域気管支である。 左上葉 左主気管支から左上葉気管支が上方に分枝する。 左上葉気管支は上行する上区枝と前下方の舌区枝に分枝する。 上区枝は上後方のB1+2と前方のB3に分枝する。 舌区枝は前方のB4と下外方のB5に分かれる。 B1+2はS1+2(肺尖後区)、B3はS3(前上葉区)、B4はS4(上舌区)、B5はS5(下舌区)の区域気管支である。 左下葉 左上葉気管支を分枝した直後、B6を後方に分枝する。 左側にはS7(内側肺底区)は存在しないことが多く、前下方のB8、後方のB9+10を分枝する。 B9+10は外側のB9と内側のB10に分枝する。 B6はS6(上下葉区)、B8はS8(前肺底区)、B9はS9(外側肺底区)、B10はS10(後肺底区)の区域気管支である。 脊椎動物 [ ] 起源 [ ] 酸素の摂取は水中からより空気中からのほうがはるかに有利となる。 しかし、初期脊椎動物によって水呼吸に用いられてきた鰓は水との接触面積を柔軟で微細な襞状構造によって達成しているため、これを空気中に引き出すと襞間の水の凝縮力によってしぼんでしまい、呼吸媒体との接触面積が水中に比して著しく低下する。 そのため、空気呼吸の利点を享受するには新たな呼吸器官が必要となる。 この空気呼吸器官は鰓のような凸状の酸素摂取面を体外に発達させるのではなく、体内に凹状の酸素摂取面を設けることで、空気の圧力により呼吸媒体との接触面積が広く維持できる。 こうして直後の腹壁より分化した嚢状器官として肺は発生した。 脊椎動物が肺を獲得した時期に関しては初期のであるに既に肺を持つものがいたとする説があるが、初期のには確実に存在している。 また、は肺を持つことがなかったグループである。 肺循環の分化 [ ] 発達と同時に、取り入れた酸素を機能的に全身に運ぶため、血管の配置も変化している。 では心臓からでた動脈の一つが通り、その後全身に巡るという形を取るが、以上では心臓から来て当臓器を通って、すぐに心臓へ戻り、あらためて全身へ運ばれるという形を取る。 つまり心臓から全身を回る循環と、肺へ行ってすぐ戻る循環が分化する。 これを、それぞれとという。 ただし、これを十分に行うためには心臓内部が二つに分かれなければならないが、そのための壁は以上でなければ完成されない。 31の表よりデータを抜粋編集 両生類 [ ] 基本的に魚類と同じ単純な袋状の構造で、通常は最大の呼吸器官であるが、これだけでは全呼吸量をまかなうことができない。 の皮膚の角質層はきわめて薄く、また通常粘液で覆われているので酸素や二酸化炭素が透過しやすくの能力も高い。 皮膚呼吸への依存度は活動時ので全呼吸量の2分の1から3分の1程度と言われている。 水生種の中には幼形成熟()により鰓を失わないものも多く、これらは肺呼吸と皮膚呼吸に加え、鰓呼吸も併用している。 冷涼湿潤な森林の地表で生活するグループの中には当臓器そのものを失って全面的に皮膚呼吸に依存するものもある。 サンショウウオ科のハコネサンショウウオやアメリカサンショウウオ科の全ての種がそうである。 両生類の中では活動的で呼吸量も多いカエルのものは、比較的複雑になっており、内壁の襞の発達によりいくつもの泡沫が集合したような外観である。 爬虫類 [ ] は基本的にほぼ当臓器に依存した呼吸が可能な程度に構造が複雑化して、内壁は状にまで発達している。 中には哺乳類と同程度にまで複雑化したものを持つものもある。 皮膚の表面には厚い角質が発達するので皮膚呼吸への依存は低いが、水生のなどでは咽頭や総排泄孔の内壁の粘膜を水中での補助呼吸器官として用いている。 さらにやカメなどが潜水するときはの操作によってを低下させ、肺呼吸を停止した状態での効果的な血液循環を図ることが知られている。 また、の場合、著しく細長くなった体制に応じて左の肺がし、右の肺のみが発達する。 鳥類 [ ] 「」を参照 は、との組み合わせによる極めて効率的なガス交換システムをもつ。 気管から分岐した気管支は、最終的に並行して走る肺管と呼ばれる細かい管になり、これがガス交換の場となる。 ここから5対の気嚢と呼ばれる大きな袋が出ている。 気嚢は頸気嚢、鎖骨間気嚢、前胸気嚢の3対の前気嚢と、後胸気嚢と腹気嚢の2対の後気嚢に分かれる。 また各気嚢には気管に直結した経路も存在する。 呼吸運動において5対の気嚢がふいごのように伸縮するが、肺管は伸縮しない。 吸気はまず3対の後気嚢に直接吸い込まれ、保持される。 次に酸素を豊富に含んだ後気嚢内の空気が後方から肺管に送り込まれる。 肺管の血管には前方から血流が送られており、肺管の前方の古い空気との間で二酸化炭素を排出した後、後方の新しい空気から酸素を吸収する。 肺管を通過した空気は前気嚢に集められ、気管に向けて排出される。 このようにガス交換部における空気の流れは一方向のみで、常に新鮮な空気が血液と対向方向に流れる。 他の脊椎動物では空気は往復運動している。 そのためガス交換部である肺胞に常にある程度の古い空気が残存せざるを得ず、新鮮な空気は常にかなりの量の古い空気と混合した後にガス交換が行われることになる。 こうした効果的なガス交換能力を身につけていたことが鳥の激しいエネルギー消費を伴う飛行を可能にしたと言える。 しかし、鳥の気嚢は全身にくまなく入り込んでいるため、獣医学的には鳥の呼吸器感染症は重篤になりやすいと言われている。 恐竜 [ ] はの恐竜から分岐して進化した。 現存鳥類の呼吸システムを、獣脚類(もしくは恐竜全体)が既に持っていたという仮説があり、研究がすすめられている。 2005年には、脊椎骨の構造の研究から獣脚類が気嚢を持つ証拠が提出され、この仮説の実証が前進した。 哺乳類 [ ] 鳥類以外の動物の当臓器の基本型ともいえ、のものは最も複雑な構造を持つ。 気管からは細気管支が幾度も分枝を重ね、膨大な数の微細な肺胞に至り、ここがガス交換の場となる。 著しいガス交換面積の獲得により酸素の摂取能力と二酸化炭素の排出能力は非常に高くなっている。 も哺乳類の一種であるため、基本的な構造と機構については上記の ヒトの項目を参照のこと。 無脊椎動物 [ ] の場合 書肺と呼ばれる器官を持っているものがある。 の腹部にあるひれ状の付属肢には、書物のページをバラバラにして立てたような、ひだが並んだ構造の鰓があり、書鰓と呼ばれる。 これを腹部腹面のくぼみに入れ、付属肢でふたをした構造が書肺である。 の場合、書肺は腹部の体節ごとに1対ずつある。 類では、原始的なトタテグモ類は2対、普通のクモ類は1対もつ。 書肺が1対のクモ類では、ユウレイグモ科など一部を除いて昆虫と相似の系を併用している。 体サイズの小さな節足動物では、肺のような血液循環に依存した呼吸器よりも、気管系のような体組織に直接酸素を届ける呼吸器のほうが効率がよいことが知られている。 の場合 など、陸生種を含むでは、殻の入り口近くの外套膜の下に、空気の出入りできる腔所があり、ここで空気呼吸する。 これを肺という。 通常の腹足綱では鰓を収納している外套腔に空気を吸い込むようになったものである。 空気の出入り口は、殻の口のそば、体の側面に1つだけある。 有肺類にはのような淡水生種やのような海生種も知られているが、前者は皮膚呼吸のほか時々水面上に呼吸孔を開いて肺呼吸をし、後者は二次的な鰓をもち海水から酸素を取り込む。 有肺類以外の腹足綱でも、のような陸生種や、のような貧酸素になりやすい淡水に生息する種にも空気呼吸するものがあり、これらも外套腔に空気を吸い込んでガス交換を行えるようになっている。 脚注 [ ] [].

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【X線、CT画像あり】肺の場所を図で解説!痛みが出る部位はココ!

肺 の 位置

こんにちは。 ボイトレをさせないボイストレーナーのです。 お仕事上、声を出すことがある人の中には肺のことをあまり知らない人が多いようです。 「お仕事上、声を出すことがある人」と聞いて私は 関係ないやと思っていませんか? この世の中には、お仕事上、声を出さない人はいません。 仕事をする上ではほぼすべての人が声を使います。 メーカーや保険の営業職、レストランや美容師のようなサービス業、セミナー講師やインストラクターまで、声を使わずに仕事をしている人はほぼいません。 私のレッスンに来てくださる社会人の方も「 肺のことなんて今まで考えたことがないです!」という人が多いんですよね。 っていうか、 肺のことを誤解している人がマジで多いんです! もしあなたがお仕事や趣味で次のどれかをしているのなら、今回の記事はとても役に立つはずです。 ・営業職の人 ・インストラクターをしている人 ・歌を歌うのが好きな人 ・プレゼンする人 ・セミナーをする人 ・通訳をしている人 ・演技をする人 ・朗読する人 このほかにもお仕事や趣味で声を使う人は多いはず。 今回の記事を読めば、 ほぼ確実にあなたの声は変わります。 そして 声が変わることで色々なベネフィットが手に入ります。 声が変わるとね、相手が受け取る印象が変わるわけです。 これはただの結果なんですが、その結果があなたにベネフィットをもたらします。 いくつか紹介しておくと・・・ ・上司や部下に気に入られる ・モテる ・クライアントに気に入られて受注に繋がる ・表現が上手くなる ・人付き合いが好きになる などなど。 これ以外にもさまざまなベネフィットがあるのですが、挙げればキリがないのでこれくらいにしておきますね。 では、あなたがベネフィットを手に入れるための手順をご紹介します。 この記事の目次• 多くの人が誤解していること まず始めに、多くの人が肺について誤解をしています。 肺についてというか、呼吸について誤解していると言った方が良いかもしれません。 その最たる例が腹式呼吸ですよね。 よく「お腹に空気を入れる」というほぼ不可能なことを一生懸命しようとして、無駄な努力をした結果、声を出しにくくしている人が多いです。 私がなぜ腹式呼吸をそんな風に考えているか、また呼吸についての誤解をなくしたい方は次の記事を読んでください。 そして肺の位置についても誤解している人が多いんですね。 あなたが誤解しているかどうかを確かめるために、ひとつ質問をしますね。 肺の一番上はどこにあるでしょうか??? また 肺の一番下はどこにあるでしょうか??? あなたが肺の一番上と一番下だと思うところを自分のカラダで指さしてみてください。 では答え合わせも兼ねて、図で確認しておきましょう。 この図とあなたが指さした場所を比べてみてみましょう。 肺の一番上はだいたい鎖骨の高さくらいまであります。 一番下は胸骨と呼ばれる骨の一番下あたりです。 このあたりは7番目や8番目の肋骨の高さくらいですかね。 どうですか?あなたが指さしていた場所と同じでしたか??? もし指さしていた場所が違ったアナタ!おめでとうございます!! ひとつ誤解がなくなりましたね。 そしてもう一つ大きな誤解をなくしておきましょう。 肺の動きについての誤解 ときどき、肺の動きを意識しながら声を出している人とレッスンをすることがあります。 声を出すには肺から息を送り出すことが必要なので、肺の動きを意識するのはとってもいいことなのですが、ここにも誤解が潜んでいます。 自分の意思で肺を大きくしたり小さくしたりできると思っている人がいるのです。 残念ながら、それは誤解なんです。 たしかに肺そのものは大きくなったり小さくなったりしますが、肺が自分自身で大きさをコントロールしているわけではありません。 もちろん筋肉などが肺の動きを操っているわけでもありません。 にもかかわらず、多くの人は肺を膨らませたり、しぼませたりして声を出そうとしています。 こんなことをするとね、逆効果なんです。 なぜかというと、押してもゼッタイに動かないスカイツリーを、一生懸命素手で押しているようなもんだから。 それでもスカイツリーは動かせると信じている人は一生押し続けていてくださいw もしあなたが肺を直接大きくしたり小さくしたりできると思い込んでいるなら、この機会にそんな大きな誤解をなくしておきましょう。 肺はカラダのある部分が動くことで受動的に大きくなったり小さくなっているのです。 そのある部分とは・・・ 横隔膜と肋骨です。 いいかげん腹式呼吸なんてやめたら? 横隔膜の話が出てくると「あ、腹式呼吸ですね!」と待ってましたと言わんばかりに熱く語ってくれる方がいるのですが・・・私は「ふーん、そうなんですね」とただ聞いています。 で、一言。 「その呼吸法よりもっといい呼吸、知りたくないですか?」 そうすると多くの方はこうお返事します。 「知りたいです!!」 あなたもそう思いませんか? 知りたい方のために、腹式呼吸よりも優れた呼吸をお教えしますね。 その呼吸とは・・・ ただの呼吸です。 とくに何もしなくていい、ただの呼吸です。 【 】を読んでくださった方は「あーあのことね」と思うかも知れませんね。 私たちはいくつもの呼吸法を持っているわけではありません。 ただ呼吸についてはただ1つの方法をだけを持っています。 というか、それが呼吸のメカニズムです。 それ以外の方法で呼吸をしている人がいるならぜひ教えて欲しいです。 私たちがしている呼吸というのはね、ただこれが起きているだけ。 圧力の変化に応じて、次のどちらかが起こる ・肺からカラダの外に息が出て行く(呼気) ・カラダの外から肺に空気が入って来る(吸気) これ以外の方法で呼吸をしている人、いますか? たったこれだけのことなのに、腹式呼吸とか胸式呼吸とかあたかも大袈裟に名前をつけているだけです。 私に言わせれば、横隔膜だけを使うのが腹式呼吸、肋骨を動かすために肋間筋だけを使うのが胸式呼吸です。 腹式呼吸とか胸式呼吸とか言う言葉を使っている人と話しているとそんな印象を受けます。 でもね、 肺にたくさん空気を取り込むためには、 両方が同時に起こった方が良いと思いませんか? その方が 使用済みの二酸化炭素をたくさん吐き出せるし、 新鮮な酸素をたくさん取り入れることができるワケです。 両方が同時に起こるとね、この記事の初めの方で肺の大きさを図で見ていただきましたけど、あれだけの大きさを持っている肺をフル活用できるんです。 横隔膜と肋骨を動かすことでね。 多くの人はどちらかだけしか意識していません。 というか、 片方を止めるように指導されます。 腹式呼吸の指導者は「肩や胸を動かすな!」って言いますし、 胸式呼吸の指導者は「お腹は使わずに胸を動かして!」って言います。 それ、せっかくの肺を活用してませんよ??? もったいないオバケが出てくるって! 試しに、次の3パターンの方法で声を出してみてください。 A.胸式呼吸をつかって声を出す B.腹式呼吸をつかって声を出す C.ただの呼吸をつかって声を出す 大声を出したり、遠くにいる人に話しかけるように声を出すとその違いは歴然です。 私のレッスンにもね、たまーにお見えになるんです。 腹式呼吸を崇拝して止まない熱烈な信者の方が。 でもそんな方にこの3つの方法で声を出していただくと驚きながらこう言います。 「 Cが一番大きな声でるし、ラクに声出せます。 どうしてですか???」 それはね、あなたが 声を出すために使えるリソースを 今までは使ってなかっただけです。 いや、あなたは 肺が大きくなろうとしているのを邪魔していたんだけど、私はそれを邪魔しないようにしただけ、と言った方が正しいですね。 あなたも、 ご自分の肺が大きくなろうとしているのを邪魔していませんか? リソースを最大限に使って声を出す さて、あなたが自分の肺が大きくなろうとしているのを邪魔していることがわかったなら、あなたが持っているリソースを最大限に活かして呼吸をしましょう。 まず横隔膜について、改めて位置を確認しておきましょう。 先ほどとは別の図を載せますね。 この黄色で囲んだ所にある筋肉が横隔膜ですね。 ドームの屋根みたいになっているのですが、思ったより肋骨の内側の空間に食い込んでいますよね。 そして横隔膜は肋骨の下側の骨(この写真だと上から10番目の肋骨)の内側をぐるりと一周しています。 この筋肉が収縮すると、てっぺんの屋根の部分が骨盤の方に向かって降りてくるような動きをします。 これと同時に肋間筋が収縮することで、肋骨が上向きに少し動きます。 呼吸をするときに肋骨が全く動かないと思っている人がいるようですが、肋骨は脊椎と関節を構成していて、そこを支点に 動くことができるのです。 このように横隔膜と肋間筋が収縮することによって、肋骨の内側である胸腔内の容積が増えます。 そうすると体外との圧力差が生じ、肺に空気が流れ込んでくるわけです。 これが呼吸です。 だから、声を出すときには 腹式呼吸や胸式呼吸なんて言うのはどうでも良くって、 私たちのカラダに本来備わっているはずの呼吸に従うだけで十分なんです。 それが人間というカラダが持っているリソースを最大限に活かして声を出すということです。 今回の内容に興味を持ったあなたにオススメの記事 今回の内容に関連する情報やアイディア、役に立つことがもっと欲しい方は、先ほども紹介したこちらの記事を読んでみてください。 特に、声でパフォーマンスをしている人や、声がビジネスに直結する人は読んでおくだけで成果に繋がるはずです。 だって、この世界で生活している私たちは、声でコミュニケーションをとっていますから、声が生存を分けるキーでもあります。 あなたはそんな風に考えたことありますか? もし考えたことがなければ、今のうちに考えておくことオススメします。 私たちの仕事のほとんどは、いつかAIに奪われますからね。 それと同時に私たち人間の声はどんどん悪くなっていきます。 そんなとき、声がどれくらい重要なファクターになるか、もうご存じですよね? その時、あなたの声がどれだけ強力な武器になるかはあなた次第です。 まとめ では、今回のまとめです。 今回のPOINT ・多くの人は肺について誤解している ・ 肺のてっぺんは鎖骨の上くらい、下は第7肋骨くらいまである ・肺は自分では膨らんだりしぼんだりしない ・ 腹式呼吸とか胸式呼吸とか、正直どうでもいい ・私たち人間のカラダに備わっている 本来の呼吸をするだけで、声は良くなる! このお話をレッスンですると、衝撃を受ける方が多いです。 だって、 多くの人は「腹式呼吸!腹式呼吸!」と教わってきているから。 でもその思い込みをひとたび手放してみると、本人も喜ぶくらい声に変化が現れます。 そうやって 楽しみながら学べる環境ってとても貴重だと思うんですけど、 なかなかそれに賛成しない指導者が多いんですよね。 あなたはどんな環境で学びたいですか? 今日お伝えしたことは声を出すためのメカニズムのほんの一部です。 もし、あなたが 声についての悩みや望みを持っているなら、ぜひ『 ボイスアクティベーション』の体験レッスンに来てみてください。 たった数分であなたの声がかわるカラダのヒミツをお教えしますよ。 あなたがそれをマスターすれば、きっと素敵な未来が待っているでしょう。 ちなみに、肺についてもう少し詳しい知識が欲しい方はコチラがおすすめです。

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