セレスタミン。 セレスタミン

セレスタミン(ベタセレミン、エンペラシン)とは?効果・効能・副作用

セレスタミン

1.セレスタミンが使えない人、注意が必要な人とは? セレスタミン配合錠は抗ヒスタミン薬にステロイドが配合されたお薬です。 そのため抗ヒスタミン薬かステロイド薬どちらかが使用できない人は、セレスタミン配合錠は使用できません。 セレスタミン配合錠は以下の方は使用禁忌となっています。 他の治療法が期待できる場合• 薬によるアレルギーの既往がある方• 緑内障の患者[眼圧が上昇するため]• 前立腺肥大症など下部尿路閉塞性疾患の患者[抗コリン作用による排尿困難] 他の治療法が期待できる場合には使わないことからも、セレスタミン配合錠は最終手段になります。 他の治療をしてもどうしても良くならないという時にはじめて、セレスタミン配合錠が適応となります。 症状がよくなれば、できるだけ短期間で中止することが勧められています。 さらに以下の場合も原則は使わないこととされています。 やむを得ず使う場合は慎重に使うことが勧められています。 感染症・全身の真菌症の患者[免疫が抑制されるため]• 結核性疾患の患者[免疫が抑制されるため]• 消化性潰瘍の患者[胃潰瘍が悪化するため]• 精神病の患者[中枢神経に作用して精神症状が悪化するリスクがあるため]• 単純疱疹性角膜炎の患者[免疫が抑制されるため]• 白内障の患者[水晶体線維に影響し、白内障が悪化するため]• 高血圧症の患者[電解質代謝作用により、 高血圧症が悪化するため]• 電解質異常のある患者[電解質代謝作用により、 電解質異常が悪化するため]• 血栓症の患者[血液凝固促進作用により、血栓症が悪化するため]• 直近に手術を行った患者[創傷治癒が障害されることがあるため]• 急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたという報告があるため] それ以外にも、糖尿病・骨粗鬆症・腎不全・肝機能低下・脂肪肝・脂肪塞栓症・重症筋無力症でも慎重に使うようにとなっています。 セレスタミンは、非常に多くの病気に悪影響をもたらすのです。 高齢の方は、これらの疾患のいずれかを合併している人が多いです。 そのため高齢の方も、原則使わない方が無難なお薬です。 2.セレスタミンの副作用とは? 抗ヒスタミン薬の副作用に、ステロイドの副作用が出現します。 セレスタミン配合錠は、症状が強い時のみ限定的に使用することが推奨されているお薬です。 そのため副作用確認のために、長期に投与して影響を調べた研究は存在しません。 そのため、具体的にどれくらい副作用が出現するかはわかっていないお薬です。 ただし、セレスタミンの特徴から起こり得る副作用はわかっています。 その中で重大な副作用として挙げられるのが、以下のようなものです。 感染症の増悪• 糖尿病• 消化性潰瘍・膵炎• 精神変調・うつ状態・けいれん・錯乱• 骨粗鬆症・ミオパシー・大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死• 緑内障・後嚢白内障• 血栓症 しかし発生頻度は、0. そのため短期間だけセレスタミン配合錠を使った場合は、これらはほぼ出現することはないと思います。 ただしこれだけ見ても、ステロイドは様々な副作用を起こすのが分かるかと思います。 糖尿病や感染症などの全身疾患に加えて、お腹、目、筋肉に骨など局所的にも症状が出ます。 さらに精神的にもうつ状態などの副作用がみられることがあります。 さらにここに、抗ヒスタミン薬の副作用としての眠気なども加わります。 セレスタミン配合錠を使う際には、そのことを理解する必要があります。 一般的にしばしば起こる副作用としては、以下の副作用があります。 だるさ• 口の渇き• 目のかすみ• 尿がでにくい• いらいら感• 不眠 添付文章では、5~10%となっています。 セレスタミン配合錠を長期に投与していた場合は、さらに以下のような副作用が出現することがあります。 生理不順• にきび• 毛深くなる• むくみ• 血圧上昇• 高血糖• 高コレステロール• 中心性肥満 顔が丸くなる、お腹が太る。 眼圧亢進• 筋力低下 3.セレスタミンの眠気とは? 抗ヒスタミン薬として眠気が出現することがあります。 運転は基本避けるようにしましょう。 セレスタミン配合錠には、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩という抗ヒスタミン薬が使用されています。 抗ヒスタミン薬は、眠気が出現しやすいお薬です。 セレスタミンの抗ヒスタミン成分は、ポララミンというお薬として発売されています。 ポララミンは第一世代の抗ヒスタミン薬で、非常に眠気の副作用が強いです。 脳ではヒスタミンを神経伝達物質として情報の橋渡しをしていますが、抗ヒスタミン薬によって脳でのこの働きがブロックされてしまうと、中枢神経が抑制されて眠気が出現します。 ポララミンは脳に移行して中枢神経を抑制しやすいお薬なので、副作用としての眠気が多くなってしまうのです。 セレスタミンにはポララミンの成分が含まれているため、眠気が強いお薬になります。 このため添付文章でも、運転や危険作業などは控えるように記載されています。 運転をせざるを得ない方は、セレスタミンは控えた方がよいお薬になります。 4.セレスタミンで注意すべき飲み合わせとは? セレスタミンには、飲み合わせの制限が多いお薬です。 セレスタミンでは、さまざまなお薬との飲み合わせに注意が必要とされています。 添付文章に記載されている飲み合わせのうち、飲み薬として患者さんが服用することのあるお薬を以下に整理します。 中枢神経抑制剤・MAO阻害剤・抗コリン作用のある薬剤 相互に効果増強)• バルビツール酸誘導体 ステロイドの効果減弱• アスピリンなどのサリチル酸誘導体 サリチル酸濃度が上昇• ワーファリンなどの抗凝血剤 抗凝血剤の効果減弱• 糖尿病治療薬 糖尿病治療薬の効果減弱)• 利尿剤 低カリウム血症のリスク• シクロスポリン シクロスポリンの血中濃度が上昇 これらのお薬では、相互作用に気をつける必要があります。 とはいっても、患者さんが過度に心配する必要はありません。 絶対にセレスタミンとの併用がNGというお薬があるわけではありません。 医師の方で相互作用を踏まえつつ、併用するときは薬を慎重に使っていきます。 患者さんとして大切なことは、複数の先生に診てもらっている場合にちゃんとお薬を服用していることを伝えることです。 5.セレスタミンはアルコールと一緒に飲んでいいの? セレスタミンは、アルコールと一緒に服用すると相互に作用を増強します。 また、アルコールによってアレルギー症状が悪化します。 セレスタミンの添付文章にも、アルコールとの併用によってセレスタミンとアルコールの作用が相互に増強されることがあると記されています。 実際にセレスタミンとアルコールを併用して問題になるのは、アルコールによって酔いが回りやすくなることです。 普段よりも酔いやすくなるので、思ったよりも少ない量で、めまいや吐き気、意識が無くなることがあります。 セレスタミンが効きすぎてしまうのは良いことのように感じるかもしれませんが、副作用が強く出てきてしまうことがあります。 さらには、症状がよくなるとは限りません。 お酒を飲みすぎると、アレルギー症状が強くなることがあるのです。 アルコールの血管拡張作用によって、目の充血やかゆみ、鼻づまりやかゆみが悪化することがあります。 その結果として、セレスタミンの効果が不十分となって、副作用だけが出てきてしまう可能性もあるのです。 そもそもセレスタミン配合錠は、症状が強い時に限定して飲むお薬です。 「今日は飲み会だから、花粉症を強力に抑えておこう」などといって、セレスタミンを飲んでから飲み会に向かったりはしないようにしましょう。 6.妊婦・授乳中・小児にはセレスタミンは大丈夫? 絶対にダメではありませんが、セレスタミン配合錠は妊婦・授乳中・小児の方は内服しない方が無難なお薬です。 セレスタミン配合錠の添付文章をみてみましょう。 妊婦の方には、 治療の有益性が危険性を上回る場合のみ投与すること。 動物実験で催奇形が報告されており、新生児に副腎不全を起こす可能性がある 授乳中の方には、 授乳を避けること セレスタミン配合錠は母乳に移行することが報告されています。 小児の方には、 発育抑制が認められることがあるので十分観察し、異常が認められた場合は減量、もしくは中止すること。 となっています。 セレスタミン配合錠は1966年に発売されたお薬です。 セレスタミン配合錠の発売時は有益性が危険性を上回る場合もあったかもしれませんが、現在では蕁麻疹や花粉症などのアレルギー性疾患の治療薬は他にもたくさんお薬があります。 その中であえてこれらのリスクを踏まえてセレスタミンを使用することは、ほぼありません。 安全第一で、妊婦・授乳中・小児では使わない方が良いと思います。 まとめ• セレスタミン配合錠は抗ヒスタミン薬にステロイドが配合されたお薬のためどちらが使用できない方は使えないお薬です。 セレスタミン配合錠は非常に多彩な副作用が起きえるお薬です。 セレスタミン配合錠は、高齢者・妊婦・授乳中・小児には使わない方が無難なお薬です。 2017年3月22日 カテゴリー• 1,162• 月別アーカイブ•

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セレスタミンの効果と副作用【抗アレルギー薬】

セレスタミン

セレスタミン配合錠・セレスタミン配合シロップ(一般名:ベタメタゾン・d-クロルフェニラミンマレイン酸塩)は1965年から発売されているお薬で、主にアレルギー疾患の治療薬として用いられています。 セレスタミンは「配合錠」という名前の通り、複数の成分が配合された合剤になります。 アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬と炎症反応を和らげるステロイドを配合することにより、強力にアレルギー症状を抑えます。 2つの成分を含んでいるためしっかりとした効果が期待できる一方で、副作用にも注意が必要になります。 セレスタミン配合錠はどのような特徴のあるお薬で、どんな作用を持っているお薬なのでしょうか。 ここではセレスタミン配合錠の効果や特徴・副作用についてみていきましょう。 1.セレスタミン配合錠の特徴 まずはセレスタミン配合錠の全体的な特徴についてみてみましょう。 セレスタミン配合錠は、「抗ヒスタミン薬」と「ステロイド」が配合された抗アレルギー薬です。 抗ヒスタミン薬がアレルギーの原因となるヒスタミンのはたらきを抑え、ステロイドは免疫を抑える事で炎症を起こしにくくさせます。 アレルギー症状に対して強い効果がありますが、古いお薬であり複数の成分を含むため、副作用には注意が必要です。 最初から用いるべきお薬ではなく、やむを得ない場合に限って慎重に用いるべきお薬になります。 セレスタミンはアレルギー症状を抑えるために有効な2つの成分が含まれています。 1つ目が抗ヒスタミン薬であるd-クロルフェニラミンマレイン酸塩です。 これは「ポララミン」というお薬と同じ成分になります。 また、2つ目はステロイド剤であるベタメタゾンです。 これは「リンデロン」というお薬と同じ成分です。 ヒスタミンはアレルギーを誘発する原因となる物質です。 抗ヒスタミン薬は、このヒスタミンのはたらきをブロックすることでアレルギーを誘発させにくくするお薬になります。 抗ヒスタミン薬には古い第1世代抗ヒスタミン薬と、比較的新しい第2世代抗ヒスタミン薬があります。 第1世代は効果は良いのですが眠気などの副作用が多く、第2世代は効果もしっかりしていて眠気などの副作用も少なくなっています。 この違いは第1世代は脂溶性(脂に溶ける性質)が高いため脳に移行しやすく、第2世代は脂溶性が低いため脳に移行しにくいためだと考えられています。 また第2世代の方がヒスタミンにのみ集中的に作用するため、余計な部位への作用が少なく、これも副作用が生じにくい理由となっています。 セレスタミンに含まれる抗ヒスタミン薬は第1世代になります。 古いお薬になるため、現在では最初から用いられることはあまりありません。 第2世代では効果が不十分であったり、どうしても第2世代が使えないような時に選択されるお薬になります。 またステロイドは免疫(身体が異物と闘う力)を抑える事で、炎症反応を生じにくくさせます。 アレルギーは免疫の誤作動であり、本来であれば身体に無害なもの(花粉など)と身体が闘おうとしてしまう事で炎症が生じます。 この場合はステロイドで免疫を抑えてあげると症状を和らげる事ができます。 この第1世代抗ヒスタミン薬とステロイド剤を配合したものがセレスタミンになります。 セレスタミンの長所は、強力な抗アレルギー作用です。 ヒスタミンをしっかりと抑えつつステロイドによる抗炎症作用も加わるため、強力にアレルギー症状を抑えてくれます。 デメリットとしては副作用が挙げられます。 古い抗ヒスタミン薬を配合しているため、眠気や抗コリン作用(口渇、便秘、尿閉など)を生じる頻度が高く、またステロイドを配合しているため感染に対する抵抗力が落ちてしまったり、血糖値を上げたり精神状態を不安定にしてしまったりする事があります。 このような特徴から現在ではアレルギーに対してセレスタミンを最初から用いる事はありません。 まずは副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬などから開始するのが一般的であり、セレスタミンが用いられるのは他のお薬では効果が不十分であったりなどやむを得ない場合に限られます。 以上から、セレスタミンの特徴として次のようなことが挙げられます。 【セレスタミンの特徴】 ・抗ヒスタミン薬とステロイドの合剤である ・花粉症や蕁麻疹などのアレルギー症状を強力に抑える ・古い第1世代抗ヒスタミン薬であり、眠気や抗コリン作用に注意 ・ステロイドを含み、易感染性や体重増加などに注意 ・現在では他の抗アレルギー薬が効かない場合にのみやむを得ず用いられる スポンサーリンク 2.セレスタミンはどのような疾患に用いるのか セレスタミンはどのような疾患に用いられるのでしょうか。 添付文書には次のように記載されています。 【効能又は効果】 蕁麻疹(慢性例を除く) 湿疹・皮膚炎群の急性期及び急性増悪期 薬疹 アレルギー性鼻炎 難しい病名がたくさん書かれていますが、基本的にはアレルギー疾患に効くお薬という認識で良いでしょう。 アレルギーで生じる疾患として代表的なものには、アレルギー性鼻炎(いわゆる花粉症など)や蕁麻疹(じんましん)・薬疹などがあります。 セレスタミンの有効性は、• 全体の有効率は85. 蕁麻疹に対する有効率は84. 湿疹・皮膚炎群に対する有効率は87. アレルギー性鼻炎に対する有効率は82. 臨床的な印象としてもセレスタミンは、効果は確かに強力です。 しかし副作用も多いため、現在では最初から積極的に使われる位置づけのお薬ではありません。 3.セレスタミンにはどのような作用があるのか セレスタミンはどのような作用機序によって、アレルギー症状を抑えてくれるのでしょうか。 セレスタミンの作用について詳しく紹介させて頂きます。 これはヒスタミンのはたらきをブロックする作用のことです。 アレルギーを引き起こす物質の1つに「ヒスタミン」があります。 アレルゲン(アレルギーの原因となる物質)に暴露されると、肥満細胞などのアレルギー反応性細胞からアレルギー誘発物質(ヒスタミンなど)が分泌されます。 これによって全身に様々なアレルギー症状が発症します。 ヒスタミンは主要なケミカルメディエーターの1つなのです。 セレスタミンは、ヒスタミンのはたらきをブロックします。 これによってアレルギー症状が発症しにくくなり、アレルギー症状が和らぐのです。 ちなみにセレスタミンに含まれるd-クロルフェニラミンマレイン酸塩単体を含むお薬には「ポララミン」があります。 ステロイドには様々な作用がありますが、その1つに免疫を抑制する作用があります。 免疫というのは異物が侵入してきた時に、それを攻撃する生体システムの事です。 例えば身体にばい菌が侵入してきた時、ばい菌をやっつける細胞を向かわせることでばい菌の侵入を阻止したりします。 免疫は身体にとって非常に重要なシステムですが、時にこのシステムが誤作動してしまい、身体に害を及ぼす事があります。 この「免疫の誤作動」の代表例がアレルギーです。 アレルギーというのは、本来であれば身体に無害である物質を免疫が「敵だ!」と誤認識してしまい攻撃してしまう状態です。 代表的なアレルギー反応として花粉症(アレルギー性鼻炎)があります。 これは「花粉」という身体にとって無害な物質を免疫が「敵だ!」と認識して攻撃を開始してしまう疾患です。 その結果、花粉が身体に侵入してくる部位である鼻に、鼻水・鼻づまり・くしゃみといった症状が生じます。 このような状態では、誤作動している免疫を抑えてあげると良いことが分かります。 ステロイドは免疫を抑えるはたらきがあり、これによって炎症が抑えられます。 炎症とは、• 発赤 (赤くなる)• 熱感 (熱くなる)• 腫脹(腫れる)• 疼痛(痛みを感じる) の4つの徴候を生じる状態のことです。 炎症はアレルギー以外にも受傷(ぶつけるなど)や感染症(肺炎など)でも生じます。 みなさんも身体をぶつけたり、ばい菌に感染したりして、身体がこのような状態になったことがあると思います。 これが炎症です。 ステロイドは免疫を抑制することで、炎症反応を生じにくくさせてくれるのです。 ただしステロイドは誤作動している免疫だけを抑えるわけではありません。 正常な免疫も含めて抑えてしまうので、アレルギー症状が抑えられる反面で、感染症にかかりやすくなってしまうというデメリットもあります。 ちなみにセレスタミンに含まれるベタメタゾン単体を含むお薬には「リンデロン」があります。 スポンサーリンク 4.セレスタミンの副作用 セレスタミンにはどのような副作用があるのでしょうか。 またその頻度はどのくらいなのでしょうか。 セレスタミンの副作用発生率は11. 3%と報告されています。 第1世代抗ヒスタミン薬とステロイドを含むセレスタミン副作用が多く、注意が必要なお薬になります。 特に多い副作用には、• 眠気 が挙げられます。 抗ヒスタミン薬はどれも眠気の副作用が生じるリスクがあります。 特にセレスタミンは第1世代の抗ヒスタミン薬を含むため有効成分が脳へ移行しやすく、眠気を引き起こしやすいのです。 そのためセレスタミン服用中は、自動車の運転や危険を伴う機械の操作などはしないようにしなければいけません。 その他の副作用としては、• 口渇 口の渇き• 倦怠感• 体重増加• 胃潰瘍• 食欲不振• 便秘 などが報告されています。 これらは抗ヒスタミン薬が持つ抗コリン作用というアセチルコリンのはたらきを抑えてしまう作用が関係しています。 ヒスタミンの受容体とアセチルコリンの受容体は構造が類似しているため、抗ヒスタミン薬は時にアセチルコリン受容体をもブロックしてしまうのです。 抗コリン作用は唾液の分泌を減少させたり、胃腸の動きを低下させてしまいます。 特にセレスタミンのような第1世代は抗コリン作用が生じやすいため、このような副作用が生じることがあるのです。 またステロイドは血糖値を上げてしまったり、胃粘膜のはたらきを弱めたりする作用があります。 これによって体重増加や胃潰瘍などが生じることがあります。 注意すべき重大な副作用としては、• 誘発感染症、感染症の増悪• 続発性副腎皮質機能不全• 糖尿病• 急性副腎不全• 消化性潰瘍• 精神変調、うつ状態• 痙攣、錯乱• 骨粗鬆症• ミオパシー• 大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死• 緑内障、後囊白内障• 血栓症• 再生不良性貧血、無顆粒球症• 幼児・小児の発育抑制 が報告されています。 これらはいずれもステロイドによって生じうる副作用になります。 またセレスタミンは、次のような方は使用することが出来ません。 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者• 緑内障の方• 前立腺肥大などの下部尿路に閉塞性疾患がある方 セレスタミンに含まれる抗ヒスタミン薬には抗コリン作用があります。 抗コリン作用の1つに尿道を締めてしまう作用があり、これが強く出ると尿が全くでなくなる(尿閉)になってしまう事があります。 元々尿道が狭い方にセレスタミンを使うと、尿閉のリスクが高くなるため使う事ができません。 抗コリン作用は涙の通り道を狭くしてしまい眼圧を上げてしまう可能性もあります。 ステロイドも眼圧を上げてしまう可能性があります。 そのためセレスタミンは緑内障の方にも使う事は出来ません。 またセレスタミンはステロイドを配合するため、次のような方にも原則禁忌(基本的には使ってはいけない)となっています。 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の方• 結核性疾患の方• 消化性潰瘍の方• 精神病の方• 単純疱疹性角膜炎の方• 後囊白内障の方• 高血圧症の方• 電解質異常のある方• 血栓症の方• 最近行った内臓の手術創のある方• 急性心筋梗塞を起こした方 ステロイドは免疫を抑える事でばい菌に感染させやすくさせたり、胃粘膜の保護力を弱めたり、精神状態に影響を来したり、血栓を起こしやすくしたりといった副作用がありますので、これらの疾患には原則禁忌になっています。 5.セレスタミン配合錠の用法・用量と剤形 セレスタミン配合錠は、 セレスタミン配合錠 セレスタミン配合シロップ の2剤形があります。 セレスタミンには抗ヒスタミン薬とステロイドの2つの成分が入っており、 【セレスタミン配合錠 1錠中】 ベタメタゾン(ステロイド) 0. 25mg d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン薬) 2mg 【セレスタミン配合シロップ 1ml中】 ベタメタゾン(ステロイド) 0. 05mg d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン薬) 0. 4mg が含まれています。 錠剤もシロップも両成分が配合されている比率は同じで、 錠剤1錠=シロップ5ml となります。 セレスタミンの使い方としては、 通常、成人には1回1~2錠(5~10ml)を1日1~4回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。 ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。 となっています。 セレスタミンは効果が強力な代わりに副作用にも注意が必要なお薬です。 そのためやむを得ない場合に限り短期間のみ用いるべきで漫然と用いるべきではありません。 6.セレスタミンが向いている人は? 以上から考えて、セレスタミンが向いている人はどんな人なのかを考えてみましょう。 セレスタミンの特徴をおさらいすると、 ・抗ヒスタミン薬とステロイドの合剤である ・花粉症や蕁麻疹などのアレルギー症状を強力に抑える ・古い第1世代抗ヒスタミン薬であり、眠気や抗コリン作用に注意 ・ステロイドを含み、易感染性や体重増加などに注意 ・現在では他の抗アレルギー薬が効かない場合にのみやむを得ず用いられる といったものがありました。 セレスタミン配合錠は、第1世代抗ヒスタミン薬とステロイドを含み、アレルギー性鼻炎やじんましんなどのアレルギー疾患に対して用いられます。 効果は強力ですが、古い第1世代+ステロイドですので副作用は多く注意が必要です。 禁忌(絶対に使用してはダメな状態)と原則禁忌(基本的には使用してはダメな状態)の該当疾患も多く、安易に使ってはいけないお薬である事は明らかです。 用法についても、 本剤を漫然と使用するべきではない。 と書かれているほどです。 ここから、副作用の少ない第2世代抗ヒスタミン薬を使っても十分な効果が得られず、第1世代単体を使ってもなお効果が得られないなどといった止むを得ない場合に限り検討されるお薬になります。 またやむを得ず使用開始となった場合も、漫然と使い続ける事はせず、必要な期間のみ使うようにしましょう。 カテゴリー• 247•

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セレスタミン(製)

セレスタミン

セレスタミンの効果や副作用について! セレスタミンは、抗ヒスタミン剤と副腎皮質ホルモン(ステロイド)を配合する内服薬で、アレルギー症状の改善、湿疹や蕁麻疹などの皮膚症状の改善、つらい鼻炎や喉の痛みを伴う風邪にも効果を発揮するとされています。 そして、その作用機序としては、アレルギー症状の原因となるヒスタミンを抑制し、ステロイドは抗炎症作用があるのでアレルギー反応を予防するよう働きかけ、その効果は非常に強いので、重度の花粉症にも効果的なのだそうです。 また、喘息やアトピー性皮膚炎にも効果があるので治療に使われることはありますが、ステロイドの配合量が多いため、長期服用には向かないことから、頓服薬として使用する方が適しているそうです。 効かない場合はある? セレスタミンはアレルギー反応を引き起こす諸症状全般に効果が現れるので、その用途は風邪から花粉症まで幅広く、効かないといったことはあまりないのですが、前述の通り長期服用には向かない薬です。 なぜかというと、長期にわたってステロイドが含まれた薬を服用していると、耐性ができてしまい、だんだんと効かなくなることがあるからだそうです。 そして、ステロイド配合薬を長期服用するとその分副作用も現れやすくなるため、前述の通り、頓服として活用するようにしましょう。 副作用は? セレスタミンは非常に効果が強い薬なので副作用が現れやすく、用法・用量を守らないとその分副作用のリスクも高まるとされています。 なので、次の通り症状をチェックして、用法通りに服用し、体調の変化が著しく生活に支障をきたしている場合は、早めに病院を受診して医師に相談するようにしましょう。 一般的な副作用 ・ 眠気 ・ 倦怠感 ・ 口の渇き ・ 目のかすみ 長期連続服用による副作用 ・ 生理不順 ・ ニキビ ・ 多毛症 ・ むくみ ・ 感染症 ・ 高血圧 ・ 高血糖 ・ 胃潰瘍 ・ 骨粗鬆症 ・ うつ状態 これら以外にも、重篤な副作用として、緑内障や白内障、血栓症や、幼児・小児への発育抑制なども現れるので、体の不調が現れていないか慎重に確認しながら服用するようにしましょう。 スポンサーリンク セレスタミンの飲み方に関する注意点は? セレスタミンは、以下の薬と併用する場合は注意が必要とされていますので、病院で処方してもらう時は医師に必ず服用している薬を伝えるようにしましょう。 ・ 中枢神経抑制剤 ・ MAO(モノアミン酸化酵素)阻害剤 ・ 抗コリン作用を有する薬剤 ・ ドロキシドパ、ノルアドレナリン ・ フェノバルビタール、フェニトイン、リファンピシン、エフェドリン ・ アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン ・ 抗凝血剤 ・ アセトヘキサミド、インスリン ・ 利尿剤 ・ ソマトロピン ・ シクロスポリン アルコールとの併用は? セレスタミンを服用中にアルコールを摂取すると、薬の効果が強くなりすぎたり、または薬効が薄れることがあるので、飲酒が習慣化している方は事前に医師に相談するようにしましょう。 妊娠中・授乳中の方は? 妊娠中・授乳中の場合は、セレスタミンの服用による胎児などへの影響について安全性が確立されていないため、できるだけ服用は避けると良く、以前から服用していた場合は医師に相談するようにしましょう。 セレスタミンの市販薬は?ジェネリックを購入する場合の通販のオススメも! セレスタミンはステロイド剤を含む効果の強い薬で、医師の処方が必要な薬に分類されるため市販薬はまだありません。 ですが、古くに開発された薬なのでジェネリック医薬品が多く、セレスタミン配合錠が1錠あたり10. 50円なのに対し、ジェネリックは1錠あたり5. 6円と約半分の薬価で購入が可能です。 とはいえ、花粉症など特定の季節で症状がひどくなる方などは、こまごまと病院を受診して医師に処方してもらうのが面倒なので、インターネットで購入できたら嬉しいのではないでしょうか。 そこでオススメなのが、個人輸入代行サイトの「オオサカ堂」でセレスタミンのジェネリック「べクロミン」を購入する方法です。 とはいえ、初めて個人輸入代行サイトを使う場合は、本当に安全に購入できるのか不安になってしまいますよね。 でも、「オオサカ堂」であれば最大手という安心感と、創業19年の実績があるので安心して使ってもらうことができますよ。 それから、セレスタミンのジェネリック「べクロミン」の気になるお値段ですが、1本に1,000錠入って8,829円とかなりお買い得ですし、複数買うと割引もあるのでオススメです。 というわけで、セレスタミンのジェネリック「べクロミン」の購入ならオオサカ堂がオススメなので、気になる方はオオサカ堂のサイトで口コミも見てみてくださいね! スポンサーリンク.

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