あら ぶる きせ つの 7 巻 ネタバレ。 文語訳舊約聖書

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あら ぶる きせ つの 7 巻 ネタバレ

【綺語抄】747首 新編国歌大観巻第五-292国 五巻-292 (日本歌学大系別巻一) 綺語抄上 安部仲丸 一 あまのはらふりさけみればかすがなるみかさの山にいでし月かも * * 二 ひさかたのあまつみそらにてる月のうせなんのちぞわがこひやまめ 三 ひさかたのあまぢはとほしなほなほにいへにかへりてなりをしまさに * * 友則 四 ひさかたのひかりのどけき春の日にしづこころなくはなのちるらん * * 五 ひさかたのあまつそらにもすまなくに人はよそにぞおもふべらなる 六 ひさかたのあまてる月のかくれなばなにによそへて君をしのばん 七 ひさかたのあまのかはらのわたしもりきみわたりなばかぢかくしてよ 八 ひさかたのあままもおかずくもがくれなきこそわたれはつたかりがね 九 ひさかたのあまのさぐめがあまぶねのとめしたかつはあせにけるかも 一〇 たわすれていをぞねにけるあかねさすひるはさばかりおもひしものを 一一 あさづくひむかふつげぐしふるければなにぞもきみが見れどあかれぬ * * 猿丸 一二 あさひかげにほへるやまにてる月のあかれぬきみを山ごしにおきて * * 一三 ゆふづく日さすやをかべにつくる屋のかたちをよしみしかぞよりくる 一四 春がすみたなびくけふのゆふづくよきよくてるらんたかまつののに 一五 春さればこのくれもとのゆふづくよおぼつかなしや山かげにして * * 猿丸 一六 ゆふづくよさすやをかべの松の葉のいつともわかぬこひもするかな 猿丸 一七 ゆふづくよあか月山のあさかげに我が身はなりぬこひのしげきに 人丸 一八 はるたてばしるしばかりのゆふづくよおぼつかなしもこがくれにして * * 一九 さよふけてあか月づきにかげ見えてなくほととぎすきけばなつかし 二〇 たがやどの梅の花ぞもひさかたのきよき月よにここらちるらん 二一 うばたまのそのよの月夜けふまでにわれはわすれずまなくおもへば 二二 つきよみのひかりにきませあしびきの山をへだててとほからなくに 二三 月よみのひかりはきよくてらせどもまどふこころはたえずおもほゆ 二四 あまのはらみちとほきかも月よみのひかりすくなしよはふけにつつ 二五 みそらゆくつきよみ人をゆふさらずめにはみれどもしるよしもなし 二六 みそらゆく月のひかりにただひとめあひみし人のゆめにしみゆる 二七 あめにます月よみをとこぬさはせむこよひのながさいほよ月こそ 二八 秋風のきよきゆふべにあまの川ふねこぎわたす月人をとこ * * 人丸 二九 おほぞらにまかぢしじぬきうなばらをこぎてきわたるつきひとをとこ * * 三〇 ゆふづくよかよふあまぢをいつしかとあふぎてたのむ月ひとをとこ 三一 あまのうみ月のふねうけてかつらかぢかけてこぐみゆ月ひとをとこ 三二 山の端にささらえをとこあまのはらとわたるひかり見らくしよしも 三三 月よめばいまだふゆなりしかすがにかすみたなびくはるたちぬとか * * 乙黒丸 三四 やまのはにいざよふ月をいでんかとまちつつをるによぞふけにける * * 三五 このまよりうつろふ月のかげをしみたちやすらふにさよふけにけり 三六 わがやどのけもものしたに月よさしした心よしうたてこの比 三七 はつせのやゆつきがしたにわがかくしたる つまあかねさしてる月よに人みてんかも * * 賀茂女 三八 おほとものみつとはいはじあかねさしてれる月よにただにあへりとも * * 三九 わがやどに月おしてれりほととぎすこころあるこよひきなきとよませ * * 花山院 四〇 露の命草のねにこそやどれるを月のねずみのあわただしきかな 高光少将 四一 たのむよの月のねずみのさわぐまの草葉にかかる露の命を * * 四二 わたつみのとよはた雲にいりひさしこよひの月よすみあかくこそ 四三 かすが野にあさゐる雲のしくしくにわれはこひます月に日ごとに 四四 やくもさすいづものこらがくろかみはよしののかはのおきになづさふ 四五 あまのがはきりたちわたるけざけざと我がまつ君がふなですらしも 四六 春霞ながるるともにあをやぎのいとくひもちてうぐひすぞなく 四七 あさがすみかかれる山をこえていなばわれはこひんなあはん日までに * * ありはらのしげはるがむすめ 四八 おもへどもなほうとまれぬ春霞かからぬやまはあらじとおもへば 顕綱朝臣 四九 はなゆゑにかからぬやまはなかりけりこころは春のかすみならねど * * 五〇 春さめのたなびく山の桜ばなはやく見ましをちりうせにけり 五一 いもがかど行きすぎがてにひぢかさのあめもふらなんあまがくれせん 五二 神な月ふりみふらずみさだめなきしぐれぞ冬のはじめなりける 五三 あまざはりつねに見る君はひさかたのよむべのあめにこりにけんかも 五四 ひさかたのあめもふらぬかあまづつみきみにたぐひて此の日くらさん 五五 かさなしと人にはいひてあまづつみとまりしきみがすがたしぞおもふ 五六 我が袖にあられたばしりまきかくしけたずてあれやいもが見んため 五七 しもの上にあられたばしりいやましにあれはまゐこんとしのをながく 五八 うちなびきはるさりくればしかすがにあまぐもきりあひ雪は降りつつ * * 家持 五九 うちきらし雪は降りつつしかすがにわがいへのそのに雪はふりつつ * * 六〇 うちきらし春さりくればささのうれにをはうちふれてうぐひすなくも 六一 あはゆきのはだらにふると見るまでにまがひてちるはなにの花ぞも 六二 よをさむみあさとをあけてけさ見れば庭もはだらに雪は降りつつ 六三 あはゆきのはだれにふると見るまでにながらへ散るはなにの花ぞも 六四 おくやまのしづりのしたの袖なれやおもひのほかにぬれぬとおもへば 六五 梅の花それとも見えずひさかたのあまぎるゆきのなべてふれれば * * 家持 六六 しらゆきもいまだすぎねばおもはずにかすがの里に梅の花見つ 中武良自 六七 ときはいまは春になりぬとみゆきふる遠き山べにかすみたなびく * * 六八 しはすにはあわゆきふるとしらぬかも梅の花咲くつぼめえずして 六九 たてもなくぬきもさだめぬをとめごがおれるもみぢにしもなふらしそ 七〇 ひさかたのあまのつゆじもおきにけりいへにある人まちこひぬらん * * 猿丸 七一 はぎの花散るらんをののつゆじもにぬれてをゆかんさよはふくとも 人丸 七二 つゆじもにころもでぬれていまだにもいもがりゆかむよはふけぬとも 人丸 七三 春くればみくさのうへにおくしものけつらんわれはこひしたるかも * * 七四 秋風のきよきゆふべにあまのがは舟こぎわたす月ひとをとこ 七五 かすみたつかすがの里の梅の花山した風にちりこすなゆめ 七六 白雪の降りこす時はみよしのの山したかぜに花ぞちりける 七七 かへるかり雲路にまどふこゑすなり霞ふきとけこのめはる風 七八 あゆのかぜいたくふくらしなごのあまのつりするをぶねこぎかへるみゆ 七九 あをのうらによするしらなみいやましにたちしきよせくあゆをいたみかも 八〇 みなと風さむくふくらしなごのえにつまよびかはしたづさはになく 八一 さざなみやひらやまかぜの浦ふけばつりするあまのそでかへるみゆ 八二 たくぶすましら山風のねなへどもころがおそきのあろこそえしも 八三 こひつつもいなばかきわけいへゐせばともしくもあらじ秋のゆふ風 八四 たをやめの袖ふきかへすあすか風みやこをとほみいたづらにふく 八五 たちばなのしたふくかぜのかぐはしきつくばの山をこひずあらめかも 八六 わがをかのあきはぎの花かぜをいたみちるべくなりぬみん人もがも 八七 かすがののはなちりぬればあさこちのかぜにたぐひてここにちりこぬ 八八 ふゆごもり春さりくればあしびきの山にものにもうぐひすなくも 八九 あきさればおく白露にわがやどのあさぢがうへはいろづきにけり 九〇 あきづけばをばながうへにおく露のけぬべくわれがおもほゆるかな 九一 あきのたのわがかたばかのすぎゆけばかりがねきこゆふゆかたまけて 九二 すみぞめのたそかれどきのおほろかにありこしきみにさやにあひみつ * * 輔親卿 九三 あしびきの山ほととぎすさとなれてたそかれどきになのりすらしも * * 九四 ただひとよへだてしからにあらたまのつきかさなるとおもほゆるかな 九五 あらたまのつきたつまでにまきさねばゆめに見えつつこひぞわがねし 九六 きみをおもひあがこひなくはあらたまのたつつきごとによくるよもなし 九七 みゆきつき春のきたれど梅の花きみにしあらねばをる人もなし * * 家持 九八 ひばりあがるはるひとさらになりぬればみやこも見えず霞たなびく * * 九九 つれづれのはるひにみゆるかげろふのかげみしよりぞ人はこひしき 一〇〇 ひさかたのあめにしらるるきみゆゑにひつきもしらずこひわたるかな 一〇一 あかねさす日をもへなくに我がこふるよしののかはにきりにたちつつ 一〇二 むかしべのふるきつつみはとしふかきいけのみぎはにみくさおひにけり 一〇三 うつせみのよははかなしとしるものを春風さむみしのびつるかな 一〇四 うつせみのよにもにたるか桜ばなさくと見るまにかつちりにけり 一〇五 ねても見ゆねでもみえけりおほかたはうつせみのよぞゆめにはありける 一〇六 けさのあさけかりがねさむくなくなへにのべのあさぢぞいろづきにける 一〇七 この比のあさけにきけばあしびきの山よびとよみさをしかぞなく 一〇八 あさなけに身のうき事をしのびつつながめせしまにとしも経にけり 一〇九 かぜまぜにこだちをしげにあささらずなきとよまするうぐひすのこゑ 一一〇 あをやまのみねの白雲あさにけにつねにみれどもめづらしわがきみ 一一一 うるはしとあがもふきみはいやひけにきませわがせこたゆるひなしに 一一二 わがせこがかくこふれこそうばたまのゆめに見えつついねられずけれ 一一三 うばたまのくろかみかはりしらけてもいたくこひにはあふ時ありけり * * 天智天皇 一一四 ゐあかしてきみをば〔 〕ぬばたまのわがくろかみにしもはおくとも * * 一一五 うつつにはあふよしもなしぬばたまのよるのゆめにぞつぎて見えこし 一一六 ぬばたまのよわたる月にあらませばいへなるいもにあひてこましを 一一七 わぎもこがいかにおもへばぬばたまのひとよも見えぬいめにし見えぬ 一一八 むばたまのくろかみやまをけさこえてやました露にぬれにけるかな 一一九 いつとてもこひせぬときはなけれどもゆふかたまけてこひはすべなし 一二〇 草枕たびにものおもふわがきけばゆふかたかけてなくかはづかな 一二一 たまかづらたえぬものからさぬるよはとしのわたりにただひとよのみ 一二二 よをながみいのねられぬにあしびきの山びことよみさをしかなくも 一二三 こよひのやあかつきくだちなくたづのおもひはすぎでこひこそまされ 一二四 よくだちてねざめてきけばかはせとめこころもしのになくちどりかな 一二五 よくだちて河ちどりなくむべしこそむかしの人もしのびきにけれ * * 貫之 一二六 くるとあくとめかれぬものを梅の花いつの人まにうつろひぬらん 下総助丁 一二七 あかときのかはたれどきにしまかぎをこぎにしふねのたつきしらずも * * 一二八 あさかしはぬるやかはべのしののめのおもひてぬればゆめに見えくる 一二九 あきかしはぬるわがうへのしののめにひともあひあはずつまなきかげに * * さるまろ 一三〇 しののめのほがらほがらとあけゆけばおのがきぬぎぬなるぞかなしき * * 一三一 しののめのわかれををしみわれぞまづとりよりさきになきはじめつる 一三二 あひみらくあきたらねどもいなのめのあけゆきにけりふなでせんいも 一三三 あかつきによはなりにけりたまくしげかたやまに月かたぶきにけり 一三四 こひつつもけふはくらしつたまくしげあけなんあすをいかでくらさん 一三五 あからびくいろたへのこのかずみればひとづまゆゑにわれこひぬべし 一三六 むばたまのこのよなあけそあからびくあさゆくきみをまてばくるしも * * 人丸 一三七 なつのゆくをしかのつののつかのまもいもがこころをわすれておもふや * * 一三八 おほなごがをちかたのべにかるくさのつかのあひだもわれわすれめや 一三九 くれなゐのあさはのはらにかるかやのつかのまも我がわすられぬなり 一四〇 たまゆらにきのふのくれも見しものをけふのあしたにこふべきものか 一四一 いささめにおもひしものをたごのうらにさけるふぢなみひとよへぬべし 一四二 まきばしらつくるそま人いささめにかりいほせんとつくりてんかも 一四三 いさなみにいまも見てしかあきはぎのしなひにあらんきみがすがたを * * 清忠 一四四 ちりぬべき花見る時はすがのねのながき春日もみじかかりけり * * 一四五 あかずのみきみをあひ見んすがのねのながき春日をこひわたるかも 一四六 すがのねのながながしといふ秋のよは月見ぬ人のいふにぞありける 一四七 まちくらすひはすがのねにあるものをあふよしもなどたまのをならん 一四八 とこよべにあらましものをつるぎたちわがこころからおぞやこのひと 一四九 なにはがたみぎはのあしのおいがよにうらみてぞふるひとのこころを 一五〇 おいがよにうきこときかぬきくだにもうつろふこころありけりとみよ * * 素盞烏尊 一五一 あしびきのやまべくらしと山かしのえだもたわわにゆきのふれれば * * 一五二 むささびはこずゑもとむとあしびきのやまのさとをにあひにけるかな 一五三 山のかひそこともみえずをととひもきのふもけふもゆきのふれれば 一五四 つくばねのこのもかのもにたちぞよるはるのみやまのかげをまちつつ 一五五 ゆきをおきて梅をなこひそあしびきのやまかたつきていへゐせるきみ 一五六 おくやまのいはかきぬまのみごもりにこひはわたらんあふよしをなみ * * 関雄 一五七 おく山のいはかきもみぢちりぬべしてるひのひかりやむときなしに * * 一五八 おく山のいはかげにおふるすがのねのねんごろわれもおもはざらめや 一五九 おもひいづるときはの山のほととぎすからくれなゐにふりでつつぞなく 一六〇 おもひいづるときはの山のいはつつじいはねばこそあれこひしきものを 一六一 たび人のやまのすそのにやすらふはあをみてつきもすずしかりけり * * 長屋王 一六二 いはがねのこりしく山をこえかねてなきはなくともいろにいでんやも * * 一六三 わがこひはちびきのいしをななばかりくびにかけてもかみのもろぶし 一六四 みこしぢのゆきふるやまをこえん日はとまれるわれをかけてしのばせ 一六五 たまかつましまくまやまのゆふぐれにひとりかきみがやまぢこゆらん 一六六 たまくしげみむろどやまをゆきしかばおもしろくしてむかしおもほゆ 一六七 紫のねびきよこのの春のにはきみをこひつつうぐひすなくも * * 遍昭 一六八 さとはあれて人はふりにしやどなれやにはもまがきも秋ののらなる * * 一六九 くれなゐのあさはののらにかるくさのつかのまもなくわれわすれずも 一七〇 くだらのははぎのふるえにはるまつとをりしうぐひすなきにけらしも 一七一 とりがなくあづまをとこのつまわかれかなしくありけんとしのをながに * * 人丸 一七二 しながどりゐなのをゆけばありまやまきりたちわたるむこがさきまで 猿丸 一七三 しながどりゐなのをゆけばありまやまゆふぎりたちぬともなしにして 猿丸 一七四 しながどりゐなやまとみてゆくみづのなのみによせしかくれづまはも 猿丸 一七五 しながどりゐなやまゆすりゆくみづのなのみによりてこひわたるかも * * 一七六 あまさがるひなのあらのにきみをおきてこひつつあればいけりともなし 一七七 あまさがるひなのながぢをこぎくればあかしのとよりあきつしま見ゆ 一七八 とりがなくあづまをとこのつまわかれかなしくありけんとしのをながに 一七九 いきのをにわがおもふきみはとりがなくあづまのさかをけふやこゆらん 一八〇 さかこえてあべのたまりにゐるたづのともしききみはあすさへもがな 一八一 ただならずいほしろをだをかりみだりたいほにをればみやこおもほゆ 一八二 あしびきの山のとかげになくしかのこゑきこゆやはやまだもるすこ 一八三 あきの田のわがかりばかのすぎゆけばかりがねきこゆふゆかたまけて * * 家持 一八四 やぶなみのさとにやどかり春雨にこもりつつむといもにつげきや * * 一八五 まどろくののにもあはなん心なくさとのみなかにあへるきみかな 一八六 おもひねをおもふといはばまとりすむうなでのもりのかみぞしるらん 一八七 こひせよとなれるみかはのやつはしのくもでにものをおもふころかな 一八八 たくたすましらぎへいますきみがめをけふかあすかといはひてまたん 一八九 おく山のこのはかくれてゆく水のおとききしよりつねにわすれず 一九〇 たかやまにいでくる水のいはにふれわれてぞおもふいもにあはぬよは 一九一 あめふればたぎつやまがはいはにふれきみがくだかんこころはもたじ 一九二 かみやまのやましたとよみゆく水のみをしたえずはのちのわがつま 一九三 はつせがははやみはやせをむすびあげてあかずやいもととひしきみかも 一九四 このかはのみあわさかまきゆく水のことはかへらじおもひそめたり 一九五 ひとつせになみぢへさらひゆくみづののちにもあはんいもにあらずとも 一九六 おとなしのやまのしたゆくささらみづあなかまわれもおもふ心あり 一九七 わがかどのいささをがはのましみづのましてぞおもふきみひとりをば * * 伊勢 一九八 おとはがはせきいれておとすたきつせに人のこころの見えもするかな * * 一九九 さほがはにこほりわたれるうすらひのうすきおもひをわがおもはなくに 二〇〇 いのちさへひさしき世しもいはそそくたるみの水をむすびてのみつ * * 志貴王子 二〇一 いはそそくたるひのうへのさわらびのもえいづる春になりにけるかな * * 二〇二 いはそそくきしのうらわによるなみのへにきよすればことのし出でん 二〇三 いはそそくたるひの水のはしきやしきみにこふらくわがこころから 二〇四 青柳のいはかきぬまのみごもりにこひやわたらんあふよしもなみ 二〇五 こもりぬのしたにはこひんいちしろく人のしるべくなげきせめやも 二〇六 おほきみはかみにしませばみづとりのすがたみぬまをすかたとなしつ 二〇七 いとおほくふらぬものゆゑにはたづみいたくなゆきそ人の見るべく 二〇八 にはたづみこのしたがくれながれずはうたかたをなほ花と見ましや 二〇九 おちたぎつかはせになびくうたかたの思はざらめやこひしきものを 二一〇 にはたづみみもあへずきゆるうたかたのあはれかなしきあめのしたかな 二一一 おもひがはたえずながるる水のあわのうたかた人にあはできえめや 二一二 ふりやめばあとだに見えぬうたかたのきえてはかなきよをたのむかな 二一三 あまさがるひなにあるわれをうたかたもひもときさけておもほすらめや 二一四 水のおもにあやおりかくる春さめややまのみどりをなべてそむらん 二一五 きみがためやまだのそふにゑぐつむとゆきげの水にもすそぬらしつ * * さきのうねめなりける女 二一六 あさかやまかげさへ見ゆる山の井のあさきこころをわがおもはなくに 貫之 二一七 むすぶてのしづくににごる山の井のあかでも人にわかれぬるかな * * 二一八 松かげのいは井の水をむすびあげてなつなきとしとおもひけるかな 二一九 我がやどのいたゐのし水さととほみ人しくまねばみくさゐにけり 二二〇 隠口のはつせをちめがてにまけるたまをみだれてありといはじや 二二一 ちどりなくさほのかはせのせをひろみうちはしわたすながくとおもへば 二二二 ちどりなくさほのかはせのきよきせにこまうちかはしいつかかよはん 二二三 まがねふくきびのなかやまおびにせるほそたにがはのおとのさやけさ * * 下野諸人 二二四 しら波のよするはまべにわかれなばいともすべなみやたびそでふる * * 二二五 はつせがはしらゆふ花におちたぎつせをさやけしと見にこし我を 二二六 やまたかみしらゆふ花におちたぎつなつみのかはとみれどあかぬかも 二二七 やまたかみしらゆふ花におちたぎつたきのかふちはみれどあかぬかも 二二八 あふさかをうちでてみればあふみのうみしらゆふ花になみたちわたる 二二九 おほきみはいほへましませあまぐものいほへのしたにかくれたまひぬ 二三〇 みさごまひあらいそによするいほへなみたちてもゐてもわがおもふきみ 二三一 おほよどのいそもとゆすりたつなみのよらんとおもへるはまのきよけく 二三二 伊勢の海のいそもとどろによするなみかしこき人にこひわたるかも 二三三 わたつみのおきはおそろしいそわよりこぎめぐりませつきはへぬとも 二三四 しほはやみいそわにをればかづきするあまとやみけんつりもせなくに * * 家持 二三五 きみがいへのいけにしらなみいそによせしばしばすともあかぬきみかな * * 二三六 なごのうみあさけのなぎにけふもかもいそのうらわにみだれてあらめ 二三七 わたのそこおきこぐふねをへによせん風もふかぬかなみたたずして 二三八 うなばらのおきゆく舟をかへれとかひれふらしけんまつらさよひめ 二三九 おほぶねをあるみにいだしいますきみつつむ事なくはやかへりませ * * 家持 二四〇 あをうなばらかみなみなびきゆくさくさつつむ事なくふねははやけん * * 二四一 きのふこそふなではせしかいさごとるひぢきのなだをけふみつるかな 二四二 おほとものみつのはまにあるうつせがひいへにあるいもをわすれておもふ 二四三 やほかゆくはまのまさごもわがこひにあにまさらめやおきつしまもり 二四四 さざなみのしがつのうらのふなのりにのりにし心つねにわすれず 二四五 なごのうみにしほのはやひばあさりしにいでんとたづはいまはなくなる 二四六 しほさゐにいらごのしまにさすふねにいものるらんやあらきしまわを 二四七 やまのはに月かたぶけばいさりするあまのともしびおきになづさふ 二四八 きの国のさかひの浦にいで見ればあまのともしびなみまより見ゆ 二四九 すみよしのつもりのあまのうけのをのうかびかゆかんこひごひあらずは 二五〇 あびきするあまとや見らんあきの浦のきよきあらいそをみにこし我を 二五一 我がきぬを人になきせそあびきするなにはをとこのてにはあるとも 二五二 なごのうみをあまこぎくれば海なかにしかもなくなるあはれそのかこ 二五三 すまのあまの浦こぐふねのこぎたれてなみのたちゐにきみぞこひしき 二五四 やかたをのしるしのすずのおとききてこころぼそくやきぎすなくらん 二五五 やまざとのかけひの水はいつよりも冬のねざめのともとこそなれ 二五六 山里のそともがくれのしづのやにかけひの水をまかせつるかな 二五七 うちはへてものおもひをればうらぶれてたまきはる身ともなりぬべきかな * * 綺語抄中 * * 二五八 かみかぜや伊勢のはまをぎをりふせてたびねやすらんあらきはまべに 二五九 やまのべのみ井をみかへり神かぜのいせのをとめごあひみつるかな 二六〇 たつたひめいかなるかみにあればかは秋のこのはをちぢにそむらん 二六一 わがゆきはなぬかはすぎじたつたひこゆめこのはなを風にちらすな * * 人丸 二六二 さほひめのいとそめかくるあをやぎをふきなみだりそ春の山風 * * 二六三 はふりこがいはふみむろのますかがみかけてぞしのぶあふ人ごとに 二六四 ならのはのはもりのかみもましけるをしらでぞをりしたたりなすなよ * * 貫之 二六五 かはやしろしのにをりはへほすころもいかにほせばかなぬかひざらん * * 二六六 ゆく水のうへにいはへるかはやしろかみなびたかくあそぶころかな 二六七 まきもくのあなしのやまの山人と人の見るべくやまかづらせよ * * 文時 二六八 ひほろぎは神の心にかけつらしひらのたかねにやまかづらせり 湯原王 二六九 あきつはのそでふるいもをたまくしげおくもおもこそみたべわがきみ 遣唐使の女 二七〇 うなばらのおきゆくふねをかへれとやひれふらしけむまつらさよひめ 菅大臣 二七一 このたびはぬさもとりあへずたむけやまもみぢのにしき神のまにまに * * 二七二 みそぎしておもふ事をぞいのりつるやほよろづよのかみのまにまに 二七三 あまたみしとよのみそぎのもろ人のきみしもものをおもはするかな * * 長能 二七四 さばへなすあらぶる神もおしなべてけふはなごしと人はいふなり * * 二七五 ゆふだたみてにとりもちてかくだにもあれはあけなんきみにはあらぬかも 二七六 あしたづにのりてかよへるやどなればあとだに人のみえぬなりけり * * 蓬客 二七七 あさりするあまのこどもと人はいへどみるにしられぬうま人のこと 娘子 二七八 たましまのこのかはかみにいへはあれどきみをやさしみあらはさずありし 蓬客 二七九 まつらがは河のせひかりあゆつるとたたせるいもがものすそぬれぬ 蓬客 二八〇 まつらなるたましまがはにあゆつるとたたせるこらがいへぢしらずも 蓬客 二八一 とほつ人まつらのかはにわかゆつるいもがたもとをわれこそまかめ 娘子 二八二 わかゆつるまつらのかはのかはなみのなみにおもはばわれこひめやも 娘子 二八三 はるさればわぎへの里のかはとにはあゆこさばしるきみまちがてに 娘子 二八四 まつらがはななせのよどはよどむともわれはよどまずきみをしまたん * * 二八五 まつらがは河のせはやみくれなゐのものすそぬれてあゆかつるらん 二八六 人みなのみらんまつらのたましまを見ずてやわれはこひつつをらん 二八七 松浦河たましまのうらにわかあゆつるいもらをみらん人のともしさ * * 山上憶良 二八八 きみをまつまつらの浦のをとめごはとこよの国のあまをとめかも * * 二八九 こころざしふかうのさとにおきたらばはこやのやまをゆきてみましを * * 伊勢 二九〇 たちぬはぬきぬきし人もあるものをなにやまひめのぬのさらすらん 中務 二九一 なつのよは浦島のこがはこなれやはかなくあけてくやしかるらん * * 二九二 すみよしの神はあはれとおもふらんむなしきふねをさしてきつれば 二九三 うちひさすみやこの人につげまくはみしひのごとくありとつげこそ 二九四 ささたけのおほみや人のいへとすむさほのやまをばおもふやもきみ 二九五 ひさかたのみやこをおきてくさまくらたびゆくきみをいつとかまたん 二九六 あやしくもところたがへに見ゆるかなみかはにさけるしもつけのはな 二九七 あをによしならのみやこはよろづよにわれもかよはんわするとおもふな 二九八 あをによしならのみやこにさく花のにほふがごとくいまさかりなり * * 人丸 二九九 さざなみやしがのからさききたれどもおほみや人のふねまちかねつ * * 三〇〇 さざなみやしがのみやこはなのみしてかすみたなびきみやぎもりなし * * 額田王 三〇一 あきのののをばなかりふきやどれりしうぢのみやこのかりいほしぞおもふ 新田部貞範 三〇二 かしはぎのもりのわたりをうちすぎてみかさの山にわれは来にけり 江相公 三〇三 かぞいろはいかにあはれとおもふらんみとせになりぬあしたたずして * * 三〇四 わがせこがこととるなへにつねびとのいふなげきしもいやしきますも * * 右近ありはらのすゑかたがむすめ 三〇五 からころもかけてたのまぬ時ぞなき人のつまとはおもふものから * * 三〇六 とほつ人まつらさよひめつまごひにひれふりしよりおへるやまのな 三〇七 おしゑやしこひしとおもへど秋風のさむくふくよはきみをしぞおもふ 三〇八 おしゑやしあはぬきみゆゑいたづらにこのかはのせにたまもぬらしつ 三〇九 はしけやしわがいへのけもももとしげみはなのみさきてならざらめやも 三一〇 はしけやしあはぬこゆゑにいたづらにこのかはの瀬にもすそぬらしつ 三一一 山川のそきへをとほみはしきよしいもをあひみずかくやなげかん 三一二 はしきよしいもがすがたをみずひさにひなにしをればあれこひにけり 三一三 いつくしきいもをおもふとかすみたつはるひもくれにこひわたるかな * * むねさだ 三一四 あまつかぜくものかよひぢふきとぢよをとめのすがたしばしとどめむ * * 三一五 わがきぬをひとになきせそあびきするなにはをとこのてにはふるとも 三一六 とりがなくあづまをとこのつまわかれかなしくありけんとしのをながみ 三一七 なには人あしびたくやはすしたれどおのがつまこそとこめづらしき 三一八 こぞの春あひみしままにけふ見ればおもやめづらしみやこかた人 三一九 ほととぎすをちかへりなきうなゐこのうちたれがみのさみだれのそら 三二〇 風をいたみよせくるなみにあさりするあまをとめごがものすそぬれぬ 三二一 にはにたつあさでかりほししきしのぶあづまをんなをわすれ給ふな 三二二 かふちめのてぞめのいとをくりかへしかたいとにありともたえんとおもふな * * 衣通姫 三二三 きみゆきてけながくなりぬやまたづのむかへにゆかんまちにはまたじ 大伴佐提比古の郎子 三二四 とほつ人まつらさよひめつまごひにひれふりしよりおへるやまの名 長能 三二五 しらがしのしらぬ山路をそみかくたたかねのつづきふみやならせる * * 三二六 はつせめのつくるゆふばなみよしののたきのみぎはにさききたらんや 三二七 たをやめの袖ふきかへすあすか風みやこをとほみいたづらにふく 三二八 にはにおふるあさでかりほししきしのぶあづまをんなをわすれ給ふな 三二九 わぎもこがあかものすそをしめぬらんけふのこさめにわれをぬらすな 三三〇 とほるべくあめはなほふるわぎもこがかたみのきぬをわがかたにきて * * 人丸 三三一 わぎもこがねくたれがみをさるさはのいけのたまもとみるぞかなしき * * 三三二 おほなこのをちかたのべにかるくさのつかのあひだもわれわすれめや 三三三 うなばらのとほきわたりをたはれをのあそぶをんなとなづさひぞこし 三三四 わがせこがふりさけ見つつなげくらんきよき月よにくもはたなびき 三三五 あぶくまにきりたちわたりあけぬともせなをばやらじまてばすべなし 三三六 ますらをがふしゐなげきてつくりたるやまのかづらはいもがためかも 三三七 ますらをがゆみとりたてていつるやをのちみん人はかたりつげなん 三三八 ますらをもかくこひけるをたをやめのこふるこころにならべらめやも 三三九 ますらをのうつしごころも我はなしよるひるわかずこひしわたれば 三四〇 からくににゆきたらはしてかへりこんますらたけをにみきたてまつる * * 内大臣藤卿 三四一 我はもややすらをえたりみなひとのえがてにすともやすらをえたり 石川女郎 三四二 あそびをとわれはきけるをやどかさずわれをかへせりおそのたはれを 大伴田主 三四三 あそびをにわれはありけりやどかさずかへせるわれこそあそびをにはあれ * * 三四四 もののふのいづさいるさにしをりせるとやとやとりのむやむやのせき * * 猿丸 三四五 からしをのたつやのさきにたつしかもいとわがごとくものはおもはじ * * 三四六 かつしかのままのてこなをまことかもわれによすとぞまののてこなを 三四七 かつしかのままのてこながありしばかままのおすひになみもとどろに 三四八 ひとみなのことはたゆともはにしやのいしゐのてこがことなたえそね 三四九 みやぎひくあづさのそまにたつなみのやむときもなくこひわたるかな 三五〇 ぬぐくつのかさなることのかさなればゐもりのしるしいまはあらじな 三五一 にしこぎのかずはちつかになりぬらんいつかみやこのうちは見るべき * * 能因 三五二 にしきぎはたてながらこそくちにけれけふのほそぬのむねあはじとや 家経 三五三 から人の船をうかべてあそびけるけふぞわがせこはなかづらせよ * * 三五四 わぎもこがひたひにおふる双六のことひのうしのくらのうへのかさ 三五五 きみにこひうらぶれをればしきのののあきはぎしのぎさをしかなくも 三五六 あきつはの袖ふるいもをたまくしげおくにおもふをみ給へわがきみ 三五七 せりつみしむかしの人もわがごとくこころにものやかなはざりけん 三五八 ねらひするしづのをのこのしらめたるやさしくものをおもふころかな * * 源重之 三五九 なつかりのたまえのあしをふみしだきむれゐるとりのたつそらぞなき * * 三六〇 しらすげのまののはぎはらゆくさくさきみこそ見らめまののはぎはら 三六一 くさまくらたびゆく人もゆきふればにほひぬべくもさけるはぎかな 三六二 みつばなすかれるみぞとはしれれどもなほしねがひつちとせのいのちを 三六三 むらぎものこころくだけてかくばかりわがこふらくをしらずやあらん 三六四 いにしへのしづのをだまきくりかへしむかしをいまになすよしもがな 三六五 いそのかみふるともあめにさはらめやあはんといもにいひてしものを 三六六 おほとものみつとはいはじあかねさしてれる月よにただにあへりとも 三六七 ふるさとの山ほととぎすうちはへてたれかまさるとねをのみぞなく 三六八 うちはへてねをなきくらすうつせみのむなしきこひもわれはするかな 三六九 かずかずにおもはぬ人はありといへどしばしもわれはわすられぬかも 三七〇 かずかずにわれをわすれぬものならば山のかすみをあはれとは見よ 三七一 かずかずにおもひおもはずとひがたみ身をしるあめはふりにこそふれ * * 天智天皇 三七二 ありつつも君をばまたむうちなびきわがくろかみにしもはおくとも * * 三七三 いまさらになにをかおもはんうちなびきこころはきみによりにしものを 三七四 とことはにかよひしきみがつかひこずいまはあらじとたゆたひぬらし * * 猿丸 三七五 さつきまつ山ほととぎすうちはぶきまたもなかなんこぞのふるごゑ * * 三七六 あしびきのやまほととぎすをりはへてたれかまさるとねをのみぞなく 三七七 あけたてばせみのをりはへなきくらしよるはほたるのもえこそわたれ 三七八 あけぬとてかへるみちにはこきたれてあめもなみだもふりにこそふれ 三七九 よしゑやしただならねどもぬえどりのうらなげきをるつげんこもがな 三八〇 よしゑやしいまさぬきみをなにすとかうとまぬわれをこひつつをらん 三八一 なでしこの花とりもちてうつらうつら見まくのほしききみにもあるかな 三八二 むらさきのねはふよこののはれの日はうらごひしらにうぐひすぞなく * * 人丸 三八三 わがせこにうらごひすればあまのがはよふねさしこぎかぢのおときこゆ * * 三八四 こぞの春あひみしままにけふみればおもやめづらしみやこかた人 三八五 わがせこがころものすそをふきかへしうらめづらしきあきのはつかぜ 三八六 むばたまのよるのさむしろひきかへしうらさびしくもたえにけるかな 三八七 きみまさでけぶりたえにししほがまのうらさびしくも見えわたるかな * * 人丸 三八八 ことにいでていはばゆゆしみやまがはのたぎつこころをせきぞかねつる * * 三八九 あはれてふことこそつねにくちのはにかかるや人のおもふてふらん * * 大伴坂上郎女 三九〇 またまつきかれこれかねていひはいへどあひてのちこそくいはありけれ * * 三九一 たまきはるいのちにむかふこひよりもきみがみふねのかぢからにがも 三九二 たまきはるいのちにかふるわがせこはいかにせよとかたびにゆくらん 三九三 かくしのみこひやわたらんたまきはるしらぬいのちをとしはへにつつ 三九四 かくしつつありくをよみてたまきはるみじかきいのちながくほりする 三九五 ただにあひて見てはのみこそたまきはるいのちにむかふわがこひやまめ 三九六 たまきはるうちのおほのにこまなめてあさふますらんそのくさふちを 三九七 たまきはるわがやのうへにたつかすみたちてもゐてもきみがまにまに 三九八 しづたまきかずにもあらぬいのちもてなどかくばかりわがこひわたる 三九九 ひとひにはちたびまゐりしひむがしのたまきのかどをいりがてぬかも 四〇〇 たましきてまたましよりはたけそかにきたるこよひしたのしくおもほゆ 四〇一 わがせこがきませるよひのあき風はおもひのほかにきみがきませる 四〇二 秋風のふけばさすがにわびしはたよのことわりとおもふものから 四〇三 かくしてやなほやかふらんちかからぬみちのあひだをなつにまゐりて 四〇四 はつはつに人をあひ見てあさからんいづれの人にやまたまたに見む 四〇五 春さめのしきしきふるにたかまつの山のさくらはいかがあるらん 四〇六 いへづとにかひぞひろへるはまなみはいやしくしくにたかくよすれど 四〇七 なごのうみおきつしらなみしくしくにおもほえんかもたちわかれなば 四〇八 むかしこそよそにも見しかわぎもこがおくにとおもへばはしきさほやま 四〇九 はしきかもみこのみことのありがよひみしいくめけのみちはあれにけり 四一〇 このよにはひと事しげしこむよにもあはんわがせこいまならずとも 四一一 かけてよりひとごとしげしかくしあらばしゑやわがせこおきもいかいか 四一二 あきはぎにこひつくさじとおもへどもしゑやあたらしまたあはんやは 四一三 なかなかにもだもあらましをなにすとかあひみそめけむとげざらなくに 四一四 あひおもはぬ人をやもとなしろたへのそでつくまでになきのみなくも * * 家持 四一五 さよなかにともよぶちどり物おもふとわびたるときになきつつもとな * * 四一六 うるはしとあがおもふいもをおもひつつゆけばかもとなゆきあしかるらん 四一七 うらもなくいにしきみゆゑあさなあさなもとなやこひばあふとはなしに * * 湯原王 四一八 うはべなきものかもひとはかくばかりとほきいへぢをかへすとおもへば * * 四一九 うはべなきいもにもあるかもかくばかり人のこころをつくすとおもへば 四二〇 これのみはきみにはこふるわがせこがこふといふ事はことのなぐさぞ 四二一 たまかづらたえぬものからさぬるよはとしのわたりにただひとよのみ 四二二 たづがなきあしべをさしてとびわたるあなたづたづしひとりさぬれば 四二三 あすか川したにごれるをしらずしてせななとふたりさねてくやしも 四二四 あすか川せくとしりせばあまたよもゐねてこましをせくとしりせば 四二五 かすみなく春のながれをおくかなくしらぬやまべとこひつつかこむ 四二六 ながとなるおきつかりしまおくまへてわがおもふきみはちとせにもがも 四二七 おくまへてわれとおもへるわがせこはちとせいろせありこせぬかも 四二八 あきつはの袖ふるいもをたまくしげおくにおもふを見給へわがきみ 四二九 むかしこそよそにもみしかわぎもこがおくにとおもへばはしきさほやま 四三〇 たちよぎりみるべき人のあればこそあきのはやしのにしきしくらめ 四三一 わぎもこがあきのまがきを見にゆかばけだしやどよりかへしてんかも * * 藤宇合 四三二 にはにたつあさでかりほししきしのぶあづまをんなをわすれ給ふな * * 四三三 なごのうみのかはらのちどりながなけばわがさほやまのいもこふらしも 四三四 ほととぎすながなくさとのあまたあればなほうとまれぬおもふものから 四三五 いもとこしとしまのさきをかへるさにひとりしみればなみだぐましも 四三六 やまぬきはけだしあれどもわぎもこがゆひてむしめをひととかむやは 四三七 みまほしとわがおもふきみもまさなくになににかきつけんむまからしに 四三八 みよしのの山のしたかぜさむけきにはたやこよひもわがひとりねん 四三九 ひねもすにゆきはてずともくいもなしなげのもみぢのよるのひかりか * * 素性 四四〇 いざけふは春のやまべにまどひなんちりなばなげの花のかげかは * * 四四一 かひがねをさやにも見しかけけらなくよこほりふせるさやの中山 * * 大ささぎの天皇 四四二 きみがゆきけながくなりぬやまたづねむかへかゆかんまちにかまたん * * 四四三 わがやどにさけるふぢなみたちかへりすぎがてにのみひとり見るらん 四四四 よやくらきみちやまどへるほととぎすわがやどをのみすぎがてになく 四四五 さくらちる花のところは春ながらゆきぞふりつつきえがてにする 四四六 いもがかどゆきすぎがてにひぢかさのあめもふらなんあまがくれせむ 四四七 あはゆきのたまればかてにくだけつつわがものおもひのしげきころかな * * 駿川内侍 四四八 たれこめて春のゆくへもしらぬまにまちしさくらもうつろひにけり * * 四四九 さみだれの空もとどろにほととぎすなにをうしとかよただなくらん 四五〇 秋の野に人まつむしのおとすなりわれかとゆきていざとぶらはむ 四五一 秋はぎのえだもとををにおく露のけなばけぬともいろにいでめや 四五二 をりて見ばおちぞしぬべき秋はぎのえだもとををにおけるしらつゆ 四五三 あしびきの山路もしらずしらがしのえだもとををにゆきのふれれば * * 猿丸 四五四 うだのののあきはぎしのぎなく鹿のつまこふらくはわれにまさらじ 家持 四五五 をみなへしあきはぎしのぎさをしかのつゆわけなかむたかまどののを * * 四五六 おく山のすがのねしのぎふるゆきのけぬとをいはんこひのしげきに 四五七 おもひいでてねにはなくともいちしろく人のしるべくなげきすなゆめ * * 猿丸 四五八 あづさゆみすゑのたつきはしらずともこころはきみによりにしものを * * 四五九 ふきまがひゆきはふれどもしかすがにかすみたなびき春は来にけり 四六〇 こひしねとするわざならしむばたまのよるはすがらにゆめに見えつつ 四六一 たにさむみいまだすだたぬうぐひすのなくこゑしぶき人のすさめぬ * * 業平 四六二 たのまれぬうき世の中をなげきつつ日かげにおゆる身をいかにせん * * 四六三 よをさむみあさとをあけていでたればにはもはだらにゆきふりにけり 四六四 ゆふかげにきなくひぐらしここだくの日ごとにきけどあかぬこゑかな 四六五 わがせこがしろたへごろもゆきふればうつりぬべくももみづやまかな 四六六 くさまくらたびゆく人もゆきふればにほひぬべくもさける花かな 四六七 おほきみのみことかしこみおほぞらをそがひに見つつみやこへのぼる 四六八 あさなあさなつくしのかたをいでて見つつなきにわれなくいともすべなみ 四六九 うめの花かをかぐはしみ遠けれど心もしのにきみをしぞおもふ 四七〇 ゆふづくよ心もしのに白露のおくこのにはにきりぎりすなく 四七一 あふみのうみゆふなみちどりながなけば心もしのにむかしおもほゆ 四七二 ゆきのいろをうばひて咲ける梅の花いまさかりなりみむ人もがも 四七三 花の香をかぜのたよりにたぐへてやうぐひすさそふしるべにはやる 四七四 すみよしのさとにこしかばはるはなのましめづらしみきみにあへるかも 四七五 こぞの春あひ見しままにけふみればおもやめづらしみやこかた人 四七六 うぐひすのいまはなかむとかたまてばかすみたなびきつきはへにつつ 四七七 わすれぐさかきもしみみにおふれどもおにのしこぐさなほおひにけり 四七八 ももにちに人はいへどもつきくさのうつろふこころわれもためやも 四七九 おくまへてわれとおもへるわがせこははなといろとやありこせぬかも 四八〇 ながとなるおきつかりしまおくまへてわがおもふきみはちとせにもがも 四八一 あまぐものそきへのきはみわがおもへるきみぞかれなん日はちかづきぬ 四八二 やまがはのそきへをよしみはしきよしいもをあひみずかくやなげかむ 四八三 たまかづらたえぬものからさぬるよはとしのわたりにただひとよのみ 四八四 いたぶきのくろ木のやにはやまちかしあすもとりてはもてまゐりなむ 四八五 とどめえぬいもにしあればしきたへのいへよりいでてくもがくれにき 四八六 ひとごとをしげみやきみをふたさやのいへをへだててこひつつをらん * * 天智天皇 四八七 あさくらやきのまろどのにわがをればなのりをしつつゆくはたがこぞ * * 四八八 なにはめのあしびたくやはすすたれどおのがつまこそとこめづらなれ 四八九 ほととぎすとこめづらなることぞなききく事かたきすずのしのやは * * 俊頼朝臣 四九〇 よもすがらふせやのひまのしろむまでをぎのかれはにこの葉をぞきく * * 四九一 ひとめもるあしがきごしにわぎもこがあひみしさきにことぞさたおほき 四九二 あしがきのすゑかきわけて君こゆとひとになつげそことはたなしり * * 上総防人 四九三 あしがきのくまどにたちてわぎもこが袖もしほほになきしぞもはゆ * * 四九四 いきのをにおもへばくるしたまのをのたえてみだるなしらばしるとも 四九五 たまのをのたえてあるこひのみだれなばしなまくのみぞまたもあはずして 四九六 かたいともてぬきたるたまのををよわみみだれやしなむ人のしるべく 四九七 たまのをのあひだもおかず見まほしみわがおもふいもはいへとほざかる 四九八 きみにあはでひさしくなりぬたまのをのながきいのちのをながくもなし 四九九 しぬるいのちいきもやすると心みにたまのをばかりあはんといはなむ 五〇〇 をぐるまのにしきのひもをときたれてあまたにもせぬきみひとりなり 五〇一 しのぶべしむすびもあへずをぐるまのよひよひごとにとくるしたひも * * 貫之 五〇二 見る人もなくてちりぬるおく山のもみぢはよるのにしきなりけり * * 五〇三 くれはどりあやにこひしくありしかばふたむらやまもこえずなりにき 五〇四 つくばねのにひくはまゆのきぬはあれどきみがみけししあやにしほしも 五〇五 みちのくにけふのほそぬのほどせばみむねあひがたきこひもするかな 五〇六 たまがはにさらすてづくりさらさらになにぞこのこのここらかなしき 五〇七 あやめかるたごのさごろもぬれぬれもときにあへりと思ふべらなり 五〇八 さくらいろに衣はふかくそめてきん花のちりなんのちのかたみに 五〇九 すまのあまのしほやきぎぬのふぢごろもまどほにしあればいまだきなれず 五一〇 からあゐのやしほの衣あさなあさななれはすれどもいやめづらしも 五一一 わがせこがかざせるころもはりめおちずいりにけらしなわがこころそふ 五一二 くれなゐのうすぞめ衣あさはかにあひみし人にこふるころかも * * 河原大臣 五一三 みちのくのしのぶもぢずりたれゆゑにみだれそめにしわれならなくに 範永朝臣 五一四 けさきつるのはらのつゆにわれぬれぬうつりやしぬるはぎが花ずり * * 五一五 かしはぎのゆはたそむてふこむらさきあはんあはじははひの心に * * 伊勢大輔 五一六 月よよみころもしでうつこゑきけばいそがぬ人もねられざりけり * * 五一七 かすがののわかなつみにやしろたへの袖ふりはへてひとのゆくらん 五一八 しろたへの袖のわかれはをしけれどをぎもみだれてゆるしつるかも 五一九 しろたへの袖のわかれをかたみにてあらつのはまにやどりぬるかも 五二〇 まそでもちゆかうちはらひきみまつとをりしあひだに月かたぶきぬ 五二一 あまさがるあまをとめごが袖とほりぬれにしころもほせどかわかず 五二二 あきつはのそでふるいもをたまくしげおくにおもふをみたまへわがきみ 五二三 あしがきのくまどにたちてわぎもこがそでもしほほになきしおもほゆ 五二四 わがきぬをきみにきせよとほととぎすわがけよそひの袖にきゐつつ 五二五 をみなへしなきなやたちし白露のぬれぎぬをしもきてわたるらん 五二六 あつぶすまなごやがしたにふせれどもいもとしねねばはだへさむしも 五二七 いにしへのしづはたおびをゆひたれてわれてふ人はきみにまさらじ 五二八 からころもすそのうちかへあはねどもけしきこころをあひおもはなくに 五二九 にはにたつあさでこぶすまこよひだにつまよしこさねあさでこぶすま * * 家持 五三〇 はねかづらいまするいもをゆめに見てこころのうちにこひわたるかも 童女 五三一 はねかづらいまするいもはなかりしをいかなるいもぞここだこひたる 友則 五三二 あづまぢのみちのおくなるひたちおびのかごとばかりもあひみてしかな * * 五三三 たづかゆみてにとりもちてあさかりにきみたちいぬのたなぐらののに 五三四 いなぶちのほそかはやまにたつまゆみゆづかまくのみ人にしらるな 五三五 みこもかるしなののまゆみわがひけばうなひとたなきいなといはんかも 五三六 あしびきののにもやまにもみかりびとともやたばさみみだれたる見ゆ 五三七 ますらをのともやたばさみたちむかひいるまとかたは見るにさやけし 五三八 わぎもこが袖をたのみてまののうらのこすげのかさをきずてきにけり 五三九 みしますげいまだなへなりときまたばきずやなりなんみしますががさ * * 匡衡 五四〇 あふさかのせきのあなたをまだ見ねばあづまのこともしられざりけり 中務 五四一 なつのよは浦島の子がはこなれやはかなくあけてくやしかるらん * * 五四二 みづのえの浦島のこがたまくしげあけざらませばいもにあひなまし 五四三 みづのえのかたみとおもへばうぐひすのはなのくしげはあけてだにみず 五四四 あけてだになににかはせんみづのえのうらしまのこをおもひやりつつ 五四五 しづたまきかずにもあらぬいのちもてなぞかくばかりわがこひわたる 五四六 しづたまきかずにもあらぬ身にはあれどちとせにもがとおもほゆるかな 五四七 ひとりぬるとこくつらめやあやむしろをになるまでにきみをしまたん 五四八 さむしろにころもかたしきこよひもやわれをまつらんうぢのはしひめ 五四九 みちのくのとふのすがごもななふにはきみをしなしてみふにわれねん 五五〇 みなむしろかはぞひやなぎみづゆけばなびきおきたちそのねたえせず 五五一 たまぼこのみちゆきつかれいなむしろしきてもきみを見むよしもがな 五五二 こもまくらあひまきしこもあらばこそよのふくらくもわがをしみせめ 五五三 あしがらのまののこすげのすがまくらあせかまかせんころせたまくら 五五四 初春のはつねのけふのたまばはきてにとりもちてゆらくたまのを 五五五 みな人のねよとのかねはうつなれどきみをおもへばいねがてにかも 五五六 さよふけてほりえこぐなるまつらぶねかぢおとたかしみをはやみかも 五五七 まつらぶねみだるほりえのみをはやみかぢとるまなくおもほゆるかも 五五八 ほりえよりみをさかのぼるかぢのおとのまなくぞならばこひしかりける 五五九 おほぶねにあしにかりつみしみみにもいもが心にとりてけるかも 五六〇 なかまでにうきをるふねのこぎでなばあふことかたしけふにしあらずは * * 高市黒人 五六一 よもやまをうちより見ればかさぬひのしまこぎかくるたななしをぶね * * 五六二 もがみ河のぼればくだるいなぶねのいなにはあらずしばしばかりぞ 五六三 あゆちがたしほひにけらしちたのうらにあさこぐ船もおきにある見ゆ 五六四 しらさきはさちありとまておほぶねのまかぢしげぬきいまかへりこん 五六五 おほぶねにまかぢしじぬきうなばらをこぎてきわたる月ひとをとこ 五六六 おほぶねにまかぢしじぬきときまつとわれはおもへどつきぞへにける * * 綺語抄下 * * 五六七 春さればつまをもとむるうぐひすの木ずゑをつたひなきつつもとな 五六八 ゆきのうちに春はきにけりうぐひすのこほれるなみだいまやとくらん 五六九 春さればををりにををりうぐひすのなくわがしまにやまずかよはせ 五七〇 うぐひすのたによりいづるこゑなくは春くることをいかでしらまし 五七一 くだらののはぎのふるえにはるまつとをりしうぐひすなきにけらしも 五七二 梅の花いまさかりなりももどりのこゑのこほしき春きたるらし 五七三 うらうらにてれる春日にひばりあがりこころかなしもひとりしおもへば 五七四 ひばりあがる春日とさらになりぬればみやこも見えずかすみたなびく * * 忠峰 五七五 やまだもるあきのかりほにおくつゆはいなおほせどりのなみだなりけり * * 五七六 わがかどにいなおほせどりのなくなへにけさふくかぜにかりはきにけり * * 仲実 五七七 あきたかるおしねのひたははへたれどいなおほせどりのきなくなるかな 顕仲 五七八 わがかくるかどたのひたにおどろきていなおほせどりのたちやかへらん 公実 五七九 いたくらのはしをばたれもわたれどもいなおほせどりのすぎがてにする * * 五八〇 あかつきとよがらすなけどこのやまのかみのこずゑはいまだしづけし 五八一 あさがらすはやくななきそわがせこのあさけのすがた見ればかなしも 五八二 さつきはてこゑみな月のほととぎすいまはかぎりのねをやなくらん 五八三 いくばくのたをつくればかほととぎすしでのたをさとなきわたるらん 五八四 たちばなの花ちるさとにかよひなばやまほととぎすとよませんかも 五八五 ほととぎすきなきとよませたちばなの花ちるにはをみひとやなれて 五八六 ほととぎすいもこひかねてよもすがらゆくへもしらずなきわたるなり 五八七 あふみのうみゆふなみちどりながなけばこころもしのにむかしおもほゆ 五八八 なつそびくうなかみがたのおきつすにとりはすだけどきみはおとせず 五八九 あしがものすだくいけみづまさるともまけみぞかたにわれこえんやも 五九〇 にほどりのすだくいけみづ心あらばきみにわがこひこころしめさね 五九一 おほきみはかみにしあればみづとりのすだくみぬまをみやことなしつ * * 良暹 五九二 みがくれてすだくかはづのもろごゑにさわぎぞわたるゐでのうき草 * * 五九三 ねやのうへにすずめのこゑぞすだくなるいでたちがたになりやしぬらん 五九四 さをしかのすだくふもとのあきはぎはつゆけきことのかくもあるかな 五九五 すだきけむむかしの人もなきあとにただかげするは秋の夜の月 五九六 しまのみやまなのいけなるはまちどりひとめにこひていけにくぐらず 五九七 しまのみやいけのおもなる浜ちどりあらびなゆきそきみまさずとも 五九八 よやさむきころもやうすきかささぎのゆきあはぬはねにしもやおくらん 五九九 あしべゆくかものはがひにしもふりてさむきゆふべの人をしぞおもふ 六〇〇 さよなかにともよぶちどりものおもふとわびたるときになきつつもがな 六〇一 あはのうみゆふなみちどりながなけばこころもしぬにむかしおもほゆ * * 猿丸 六〇二 をふのうみのかはらのちどりながなけばわがさほがはのおもほゆらくに * * 六〇三 ほととぎすながなく里のあまたあればなほうとまれぬおもふものから 六〇四 あさどりのねのみやなかんわぎもこにいままたさらにあふよしもなし 六〇五 にはつとりかけのたりをのみだれをのながきこころもおもはざるかも 六〇六 ものおもふといねずてきたるあさあけはわびてなくなりかけろとりさへ 六〇七 たがみそぎゆふつけどりかからころもたつたのやまをうちはへてなく 六〇八 あふさかのゆふつけどりにあらばこそきみがゆききをなくなくも見め 六〇九 たがみそぎゆふつけどりかからころもたつたのやまにうちはへてなく * * 人丸 六一〇 あしびきのやまどりのをのしだりをのながながしよをひとりかもねむ * * 六一一 あしびきの山どりのをのひとをこえ人のみしこにこふべきものか 六一二 山どりのをろのはつをにかがみかけとなふべみこそなによそりけめ 六一三 あふさかのせきわすれにけるなかにさへわたりをしつつものもいはねば * * 女 六一四 くもゐにもわたるときけどとぶかりのこゑききがたきあきにもあるかなとよかげ 六一五 雲井にてこゑききがたきものならばたのむのかりもちかくなきなむ 女 六一六 ことづてのなからましかばめづらしきたのむのかりもしられざらまし * * 六一七 たれききつここなきわたるかりがねのつまよぶかりはかくしるくぞある * * 友則 六一八 秋風にはつかりがねのきこゆなるたがたまづさをかけてきつらん * * 六一九 かなやまのしたひがしたになくとりのこゑだにきかばなにかなげかむ * * 人丸両首如何本の 六二〇 秋風にはつかりがねぞきこゆなるたがたまづさをかけてきつらん * * 六二一 まとりすむうなてのもりのすがのねをきぬにかきつけきせんこもがも 六二二 しらまゆみひたのほそえのすがどりのいもにこひめやいをねかねつる 六二三 うづらなくふりにしさとの秋はぎはおもふ人ともあひみつるかな * * 家持 六二四 うづらなくふるさと人はおもへれどはなたちばなのにほへ此やど 朝忠朝臣 六二五 おぼつかなあはするたかのこゐをなみあまぎるゆきにあはせつるかな 左大臣殿 六二六 わがこひはとがへるたかとなりにけりとしをふれどもこゐをわすれず * * 六二七 とやかへるわがたならしのはしたかのくるときこゆるすずむしのこゑ 六二八 わするとはうらみざらなむはしたかのとがへる山のしゐはもみぢじ * * 長能 六二九 みかりするすゑのにたてるひとつまつたかへるたかのこゐにかもせむ * * 六三〇 はしたかののもりのかがみえてしかなおもひおもはずよそながらみん 六三一 ゆふぐれはくものはたてにものぞおもふあまつそらなる人こふる身は 六三二 いましばしとねもしくればささがにのころもにしづきわれをたのむる 六三三 かげろふのほのかに見えてわかれなばもとなやこひんあふときまでは 六三四 たび人のやどりせんのにしもふらばわがこはぐくめあまのつるらん 六三五 わがせこをこふればわびしいとまあらばひろひてゆかむこひわすれがひ 六三六 伊勢のあまのあさなゆふなにかづくてふあはびのかひのかたおもひにして 六三七 よどがはのそこにすまねどこひといへばすべていをこそねられざりけれ 六三八 やまざとのたのきのさゐもくむべきにおしねほすとてけふはくらしつ 六三九 さをしかのつめだにひちぬ山川のあさましきまであはぬきみかな 六四〇 この比のあきのあさけにきりがくれつまこふしかのおとのともしさ 六四一 すがるなくあきのはぎはらあさたちてたびゆく人をいつとかまたん 六四二 さをしかのつまととのふとなくこゑのいたらんきはみなびけはぎはら 六四三 かりもなきはぎもちりぬとさをしかのなくなるこゑもうらぶれにけり 六四四 やまべにはさつをのねらひおそらみとをしかなくなりつまのめをほり 六四五 山のはにあさるさつをはあまたあれどのにもやまにもさをしかぞなく * * 巨曾倍朝臣 六四六 このをかにをしかふみおこしうかねらひかもかくすらくきみによりこそ * * 六四七 あしびきのやましたとよみなくしかのことともしかもわがこころづま 六四八 さひくまのひのくまがはにこまとどめしばしみづかへわれよそに見む 六四九 ませごしにむぎはむこまのこがるれどなほこひしくも思ひたえなむ 六五〇 まなづるのあしげのこまやながぬしのそのかどゆかばあゆみとどまれ 六五一 あをごまのあがきをはやみくもゐにていもがあたりをすぎてきにけり 六五二 あかごまのこゆるむまなりいれめゆひいもがこころはうたがひもなし 六五三 ゆふやみはみちも見えねどふるさとはもとこしこまにまかせてぞ見る * * 仲文 六五四 かをさしてむまてふ人もありければかもをもをしとおもふなるべし 能宣 六五五 なしといへばをしむかもとやおもふらんしかやむまとぞいふべかりける * * 六五六 のべみればやよひの月のはつかまでまだうらわかきさいたづまかな 六五七 春くればもずのくさぐきみえねどもわれはみやらんきみがあたりを 六五八 ことたくはとにかくにせんいはしろののべのしたくさわれしかりてば 六五九 わがやどののきのしたくさおふれどもこひわすれぐさみれどまだおひず 六六〇 わすれぐさわがしたひもにつけたれどおにのしこぐさことにしあらし 六六一 わすれ草かきもしみみにおふれどもおにのしこぐさなほおひにけり 六六二 つきくさのうつろひやすきこころあればとしをよそふることはたえすな * * 家持 六六三 なつまけてさきたるはねすひさかたのあめうちふらばうつろひなむか * * 六六四 なはしろのこなぎがはなをきぬにすりなるるまにまにあせがかなしき 六六五 かみつけのいならのぬまのおほゐぐさよそに見しよはいまこそまされ 六六六 かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなおもふこころを 六六七 いもがためすがのみとりにゆくわれは山路まどひてこの日くらしつ 六六八 奥山のいはもとすげのねふかくもおもほゆるかもわがおもひづまは 六六九 みわたせばみむろのやまのいはほすげしのびにわれはかたおもひをする 六七〇 みよしののみくまがすげをあまなくにかりのみかりてみだれなんとや 六七一 やましろのいづみのこすげよそなみにいもがこころをわがおもはなくに 六七二 まののいけのこすげをかさにぬはずしてひとのよそなをたつべきものを 六七三 すがのねのねんごろいもにこひせましうらおもふこころおもひみぬかも 六七四 あしびきの山におひたるすがのねのねんごろみまくほしき君かも 六七五 おほきみのかさにぬふてふありますげありてのちにもあはむとぞおもふ 六七六 いなといはばしひむやわがせすがのねのおもひみだれてこひつつもあらむ 六七七 やますげのみならぬ事はわれによりいはれしきみはたれとかぬらん * * 能因 六七八 みちのくのあさかのぬまのはなかつみかつみる人のこひしきやなぞ * * 六七九 をみなへしさくさはにおふるはなかつみみやこもしらぬこひもするかな 六八〇 みくまののうらのはまゆふももへなるこころはおもへどただにあはぬか 六八一 かはかみのねじろたかがやあやにあやにさねさねてこそことにでにしか 六八二 ほととぎすなくはふりにもちりにけりさかりすぐらしふぢなみの花 六八三 こひしけばかたみにせんとわがやどにうゑしふぢなみ花さきにけり 六八四 はるべさくふぢのうらばのうらやすにさぬるよぞなきころをしおもへば 六八五 まくずはふをののあさぢをこころよりひとひかめやもわれならなくに 六八六 あづさゆみひきつのつなるなのりその花さくまでにいもにあはぬかも 六八七 かはかみのいつものはなのいつもいつもきませわがせこときわかめやも 六八八 なでしこのそのはなにもがあさなあさなてにとりもちてこひぬ日なけん 六八九 あなこひしいまもみてしかやまがつのかきほにさけるやまとなでしこ * * 素性 六九〇 われのみぞあはれとおもはん日ぐらしのなくゆふぐれのやまとなでしこ * * 六九一 ふかくさのにはにしげれる花のかをいとへきてへようけもちのかみ 六九二 わがやどにをばなおしなみおく露にてふれわがせこちらまくも見む 六九三 あきのののをばながすゑをおしなみてこしくもしるくあへるきみかな 六九四 あはづののすぐろのすすきつのぐめばふゆたちなづむこまぞいばゆる 六九五 はなすすきをばなさかふきくろきもてつくれるやどはよろづよまでに * * 長能 六九六 みやぎのにつまよぶしかぞさけぶなるもとあらのはぎにつゆやおくらん * * 六九七 みやぎののもとあらのこはぎ露をおもみかぜをまつごときみをこそまて * * みつね 六九八 秋はぎのふるえにさける花見ればもとのこころはかはらざりけり * * 六九九 秋風のすゑふきなびく萩の花ともにかざさずあひかわかれむ 七〇〇 秋萩のえだもたわわにおくつゆのきえもしぬべしこひてあはずは 七〇一 いづれをかわきてをらまし梅の花えだもたわわにしらゆきのふる 七〇二 あしびきのやまぢもしらずしらがしのえだもとををにゆきのふれれば 七〇三 秋萩のえだもとををにおくつゆのけなばけぬともいろにいでめや 七〇四 あきはぎのえだもとををにつゆじものおきてさむけき時になりにけるかも 七〇五 たまにぬきえだもあらなん秋萩のうれわわらはにおけるしらつゆ 七〇六 見まほしみわがまちこひしあき萩はえだもしみみに花さきにけり 七〇七 あきのほをしのにおしなみおくつゆのけかもしなましこひつつあらずは 七〇八 てもすまにうゑしはぎにやかへりては見れどもあかずこころつくさん 七〇九 このころのあかつきつゆにわがやどのあきのはぎはらいろづきにけり 七一〇 秋風のすゑふきなびく萩の花ともにかざしてあひかわかれん 七一一 いなづまのまたさかえつつあをによしならのみやこを又も見むかも 七一二 さつきやみうの花月よほととぎすきけどもあかずまたなかんかも 七一三 あさけつぐきひとともしもまつちやまゆきくとみらんきひとともしも 七一四 あさもよひきのせきもりがたづかゆみはづすゆるすときなくがおもふ 七一五 あさもよひきのかはゆすりゆくみづのいづさやむさやいるさやのせき 七一六 あさもよきかたゆくきみがまつちやまこゆらんけふぞあめなふりそね 七一七 いはしろのきしのまつえをむすびたる人はかへりてたまみけんかも 七一八 いはしろの野中にたてるむすび松こころもとけずむかしおもへば 七一九 みよしののたままつのえははしきかもきみがみことをもちてかよはく * * 山上憶良 七二〇 いざこどもはやひのもとへおほとものみつのはままつまちこひぬらん * * 七二一 いそのかみふるのやまなるすぎむらのおもひすぐべききみにあらなくに * * 三輪明神 七二二 こひしくはきてもみよかしちはやぶるみわのやまもとすぎたてるかど * * 七二三 はるくればこぬれがくれてうぐひすのなきてきつらん梅のしづえに 七二四 あしびきの山のこぬれのほよとりてかざしつらくはちとせほぐとぞ * * 家持 七二五 みやまのきこのくれごとにそめわたるしぐれと見ればあられなりけり * * 七二六 春くればこのくれもとのゆふづくよおぼつかなくもやまかげにして 七二七 たごのさきこのくれしげきほととぎすきなきとよめばただこひめやも * * 家持 七二八 このくれのしげきをのへのほととぎすなきてこゆなりいましくらしも * * 七二九 そのはらやふせやにおふるははきぎのありとはみれどあはぬきみかな * * もとの男 七三〇 さつきまつはなたち花のかをかげばむかしの人の袖のかぞする * * 七三一 やちくさのはなにうつろふときはなるまつのさえだにわれはむすばん 七三二 うばたまのそのよのむめをたわすれてをらずきにけりおもひしものを 七三三 あしきやまこずゑこぞりてあすよりはなびきたれこそいもがあたり見む 七三四 春風は花のあたりをよきてふけ心づからやうつろふと見む 七三五 梅の花みやまをしみにありともやかくのみきみは見れどあかにせん * * 元輔 七三六 花のかげたたまくをしきこよひかなにしきをさらすにはと見えつつ * * 七三七 みわたせば柳桜をこきまぜてみやこぞ春のにしきなりける 七三八 春くればしだりやなぎにまよふいとのいもがこころによりにけりかな 七三九 春の日にはれる柳ををりもちてみればみやこのおほちおもほゆ 七四〇 うらもなくわけゆくみちにあをやぎのはりしたてればものおもひつつ * * 人丸 七四一 〔 〕ふみむろのかみさびていなにはあらぬ人めしげみに 中納言安倍広庭 七四二 いにしとしねこじてうゑしわがやどのわかぎの梅は花さきにけり * * 七四三 かざはやのみほのうらとのしらつつじみれどもあかずなき人おもほゆ 七四四 はるさめをまつとにしあらじわがやどのわかぎの梅もいまだふふめり 七四五 たてもなくぬきもさだめずをとめごがをれるもみぢにしもなふらしそ 七四六 あきなれどいろもかはらぬときはやまよそのもみぢをかぜぞかしける 七四七 わがやどのいささむらたけふく風のおとのかすけきこのゆふべかな * * 【】〔251秘蔵抄解〕新編国歌大観巻第五-251 [島原松平文庫蔵本] 草木鳥獣や月などの異名(別名)を詠みこんだ例歌を掲げ、それについて説明を加えた異名和歌集で、「古今打聞」とも。 凡河内躬恒撰という体裁をとるが、編者未詳。 所収歌のなかに夫木和歌抄と共通するものが見え、また由阿の詞林采葉抄などに共通する説話を、日本紀つまり日本書紀注釈書より引用する点から、南北朝時代前後、遅くとも続群書類従巻四五六所収本などの奥書にみえる、永享一〇年(一四三八)までには成立したと思われる。 内容には秘伝的な傾向が強く、連歌師などに重視されたものか、和歌集心体抄抽肝要や蔵玉集に関連する部分を有する。 和歌呉竹集や江戸時代の本草書にも影響を与え、また、元禄一五年(一七〇二)刊の和歌古語深秘抄に収められ板行されている。 伝本には右以外に一〇数本の写本があり、なお検討を要するが、大まかにみて次のような系統が知られるようだ。 第一類本 流布本系統であり、五九を欠く。 続群書類従本・和歌古語深秘抄所収本など。 第二類本 第一類本の祖本と考えられる系統で、五九を有する。 岐阜市立図書館蔵本など。 第三類本 第一類本の校合本となったと考えられる系統で、五九を欠くのに対して、一七五~一七八を有し、巻末に富士十名・富士の異名之事を付す。 名古屋市蓬左文庫蔵甲本(一〇七・六)など。 第四類本 一~五を欠き、五九・一七九・一八〇を有する。 蓬左文庫蔵乙本(一二九・六一・三八)など。 本書では底本として島原市立図書館松平文庫蔵本(松・一一七・二七・一冊)を用いた。 奥書はないけれども、江戸時代初期の写本と思われ、外題は「和歌秘蔵抄」、内題は「秘蔵抄」。 第一類本に属し、表記など和歌古語深秘抄所収本にきわめて近いが、それを写したものではなく、むしろそれの親本と同一系統本と思われる。 翻刻に際しては、歌および巻上・巻中の目次に掲出された語の、それぞれの右肩に漢数字で付されている番号を省略し、振り仮名・訓点・集付・後人加注(小字注)も省略に従った。 また、底本では歌題と左注とは高さが同じで、歌はそれらより二字下げ、作者名は歌の末尾に記すという体裁を多くとっているが、本書の方針にそって改めた。 なお、秘蔵抄は意味のわかりにくい異名和歌を集めたものということもあって、底本にも、転写の過程で生じた誤写をふくめ意味不明の箇所が多い。 そのため、あえて校訂を加えた箇所も少なくないが、その多くは、第二類本に属する岐阜市立図書館蔵本によった。 第一類本には見られない五九も、こころみに岐阜市立図書館蔵本によって入れてみた。 校訂表 (校訂本文) (底本本文 ) 巻上目次 わたむきさ わたむさき 巻上目次 つやなつのそら つやはつのはし 巻上目次 あさまつ やなつ 巻上目次 しささまて しさしまて 巻上目次 ともつ人 みもつ人 巻上目次 そがぎく そはきゝ 巻上目次 いはさきの神 いはさゝの神 巻上目次 ふゆの草青 しふりの草青 七 ほしかくるらむ ほゝかくるらむ 七左注 是等は尾花を 是等は〔尾歟〕花を 一〇左注 となめきとは隣 となめきとは〔隣歟 〕 一七作者 赤人 ナシ 一八 花をこそみめ 花をうそこめ 二五左注 ももかがりとは もゝかりとは 二六左注 郭公をいふなり 郭公いふ也 二八左注 きなけつとは きなけとは 二九左注 はだらとは斑なり かたし怕也 三二 せなは旅ねぬ せな〔本ノ〕ねぬ 三三 君をこそおもへ 君をおもへ〔本ノ〕 三四 あしもかへらじ あしもかへらん 三六 はくらむ神の はつらむ神の 三九左注 ひまあらはにこそ.

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あら ぶる きせ つの 7 巻 ネタバレ

『 07-GHOST』(セブンゴースト)は、とによるの、およびそれを原作にした。 2009年4月から2009年9月まで、他でテレビアニメが放送された。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2013年12月)() かつて人間世界にフェアローレンと名乗る死神が現れ、世界に災厄を振りまいた。 しかし天界の長が遣わした 07-GHOSTという7人の死神によってフェアローレンは封印され、世界は平穏を取り戻した。 時は過ぎ、物語の舞台・バルスブルク七大陸は ラグス王国と バルスブルク帝国という2つの超大国によって治められていた。 ラグス王国はミカエルの瞳、バルスブルク帝国はラファエルの瞳という魔石によって守護されており、両国はを結び、平和を維持していた。 しかし、あるときラグス王国が教会からパンドラの箱を奪い、更にラファエルの瞳をも得ようとしてバルスブルク帝国と戦争になった。 この戦争はラグス戦争と呼ばれ、戦争の結果ラグス王国は滅亡し、王族も断絶したとされた。 ラグス戦争終結から10年後、主人公 テイト・クラインはバルスブルグ帝国軍に入隊するべく士官学校で生活を送っていた。 彼は幼少期の記憶を失っていたが、ある日、自分がラグス王国最後の王の息子であることと、父を帝国軍参謀長官・アヤナミに殺されたことを思い出す。 記憶を取り戻したテイトは怒りの衝動からアヤナミに襲いかかるが、力及ばず投獄されてしまう。 その後、親友ミカゲの助力を得て士官学校を脱走したテイトは、バルスブルグ教会の司教フラウに保護され、教会に匿われる。 その後、テイトは帝国軍とアヤナミへの復讐を果たすことを誓い、教会の庇護の下で行動を起こす。 テイトは復讐の前段階として、バルスブルク帝国内で非検閲の特権を持つ司教の座を目指し、司教試験に合格してフラウ付きの司教見習いとなる。 その後、失われた記憶を取り戻すべく、聖地ゼーレを目指して各地の ゴッドハウスを巡る旅に出る。 登場人物 担当は特に記載がない限り、ドラマCDとテレビアニメで共通している。 主要人物 テイト=クライン 声 - 本作の主人公。 本名は「ヴァールハイト=ティアシェ=ラグス」といい、その出自はラグス国王と側室ミレイアの間に誕生した王子。 右手にミカエルの瞳を宿している。 父や叔父フェア=クロイツなどから愛されて育つも、王妃ベアネッサの妬みを買って背中に奴隷の烙印を押されてしまい、更にベアネッサから教皇に引き渡されてフェアローレンの躯を植えつけられ、 生きたパンドラの箱となる。 その後は教皇の非を訴えるため、フェアからテイト=クラインの名を与えられ、フェアとともにゴッドハウスを巡る旅に出たが、ラグス戦争開戦後、バルスブルグ帝国軍から身柄を狙われたためフェアの手により王族としての記憶を封印される。 記憶を封印された後はミロクに引き取られて戦闘用奴隷として育てられ、14歳のときにバルスブルグ帝国の陸軍士官学校に入学するが、ある日、自分がラグス王国の王子であることや父をアヤナミに殺されたことを思い出し、士官学校を脱走する。 その後はバルスブルグ教会の庇護の下で司教試験に合格し、フラウ付き司教見習いになったテイトは、ゼーレの旅人として旅立ち第6区と第4区のゴットハウスで呪いの切符を手に入れて、第1区のゴットハウスに向かう為に、旅の途上でホークザイルレースに参加するが、アヤナミに敗れてしまい攫われてしまう。 攫われてしまったテイトはアヤナミに士官学校脱走後の記憶を封印されてしまい現在は「アヤナミのベグライター(幹部補佐)に任命された新米軍人」として日々を過ごしている。 アヤナミは王室研究所を利用してフェアローレン躯の封印を解く計画でいる。 王室研究所の研究員はテイトのことを「M-17(ミカエル実験体17番目)」と呼ぶ。 テイトはアヤナミに記憶を封じられている為にフェアローレンの躯の封印の鍵(キーワード)を7つあるうち1つの鍵を開けてしまい残りの封印の鍵は現在6つになる。 だがオウカの誕生日パーティーに出席し、フラウたちと再会し、記憶を取り戻す。 身長は159cm と同世代の人間と比べて小柄であり、本人もそのことを気にしているが、一方で身体能力やザイフォンの量は桁外れで、加えて戦闘用奴隷として育ったため暗殺技にも長けている。 ミカエルの瞳 ラグス王国の秘宝で、フェアローレンの躯を封印したとされる大天使 ミカエルが宿る赤い魔石。 元はラグス国王が所有していたが、テイトが生きたパンドラの箱にされた後、フェアローレンからテイトを守るためテイトに託される。 テイトを主として敬い、テイトの心の闇を利用して表層化する。 現在はテイトを闇徒から守るために自らテイトと離別して帝国軍に捕らわれ、闇徒を内部に埋め込まれた状態で帝国軍の管理下に置かれていたが、テイトの記憶が戻った際にテイトの元へ戻り、サポートを行う。 ミカエルの瞳の真の力は破壊する事ではなく、ものに生命を吹き込み甦らせる事だとテイトの記憶の中で判明した。 ミカゲ=セレスタイン 声 - 士官学校でのテイトのルームメイト。 周りからはエリートと一目置かれている。 明るく涙もろい性格で、戦闘用奴隷として育ち、周りからバカにされていたテイトとも気さくに接し、テイトの親友となる。 オーク家の執事を務める家系の出身で、父カレイン、兄コクヨウはともにオーク家の執事を務めている。 しかしミカゲは幼い頃に兄弟喧嘩をして顎に十字傷を負ってしまい、「顔に傷のある者は執事になれない」という言葉に従って士官学校に入学した。 テイトが士官学校を脱走する際に助力したため、罰としてアヤナミに魂の半分を奪われ、アヤナミに操られることになる。 その後、テイトを追ってバルスブルグ教会を訪れ、テイトと戦闘になり死亡する。 ミカゲが転生しており、おでこに十字傷がある。 ミカゲを喪ったテイトを慰めるため、教会のアニマルセラピーとしてフラウが連れてきた。 常にテイトのそばに寄り添っている。 フラウ 声 - (少年時代 - ) バルスブルグ教会の司教で、07-GHOSTの『斬魂(ゼヘル)』。 右腕に フェアローレンの鎌を宿している。 ラグス戦争終結後、ジオ大司教宛の紹介状を携えてバルスブルグ教会を訪れ、教会に保護される。 保護された当初は神を嫌って悪戯を繰り返していたが、バスティンの説得により心を開き、司教試験の実技試験では最高記録を叩き出して司教となった。 現在もエロ本を持ち歩いたり、ロザリオをライターにして煙草を吸ったりと司教らしからぬ言動が目立つが、弱者には黙って手を差し伸べるなど心根は優しく、士官学校を脱走したテイトのことを助けてバルスブルグ教会に匿った。 テイトと過去の自分を重ねており、テイトが司教試験に合格すると、テイトとともにゴッドハウスを巡る旅に出るが、旅の途上でアヤナミと遭遇し、テイトを奪われてしまう。 アヤナミに遭遇した時にケガをしてしまったフラウはカストルとラブラドールと合流しラブラドールの治療をうける。 現在はテイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、カストル、ラブラドールとともにテイト奪還を窺っている。 カストル 声 - バルスブルグ教会の司教で、第2区の教区長。 07-GHOSTの『繫魂(フェスト)』で、死者の魂と絆が深い相手の魂を糸で繋ぎ、エネルギーを分け与えて蘇生させることができる。 また操作系ザイフォンの使い手でもあり、自作の人形を人間と見間違えさせるほど精緻に操ったり、人形に使い魔を入れて人間のように動かしたりといった技術を持つ。 本名は「シンルー=ハウゼン」といい、その出自は第6区のゴッドハウス・ハウゼン家の第13代当主。 ある日、ラゼットと出会い惹かれ合うようになるが、ラグス戦争に際してラゼットを庇って死亡し、『繫魂』の器となる。 その後はバルスブルグ教会の司教試験に合格し、現在に至る。 テイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、フラウ、ラブラドールとともにテイト奪還を窺っていたが、アヤナミと戦い敗北。 アヤナミはカストルの残った能力を吸収しようとするが人である器が耐えられず、中止。 その後、セブンゴースト専用の檻にラブラドールと共に入れられた。 その際クロユリと繋がっていたハルセの魂を身体に戻した。 ラブラドール 声 - バルスブルグ教会の司教。 07-GHOSTの『預魂(プロフェ)』で、未来についてほぼ正確に預言することができる。 慈悲深く物腰柔らかな青年で、癒し系ザイフォンの使い手。 趣味はで、草花を自在に操る能力を有している。 本名は「イリューシャ=クラート」といい、その出自は第4区のゴッドハウス・クラート家の子息。 クラート家に引き取られた孤児・リリンが不治の病に冒されていることを知り、彼女の苦しみを取り除くため自らの血を苗床にしてエデンの花を咲かせることに成功するが、エデンの花を咲かせることは禁忌であったため、罰として永久凍土の地に送られて氷漬けの刑に処せられ、死亡する。 死後、『預魂』の器となり、現在に至る。 テイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、フラウ、カストルとともにテイト奪還を窺っていたが、ヒュウガと戦い敗北。 カストルと共にセブンゴースト専用の檻に入れられた。 ハクレン=オーク 声 - 第2区のゴッドハウス・オーク家出身の青年。 幼少の頃、母親に憑いた使い魔の呪いを解いたフラウに憧れ、11歳のときに家を飛び出し、司教を目指している。 容姿はミカゲと酷似しているが、性格はミカゲとは異なりプライドが高い。 テイトのことは当初バカにしていたが、バルスブルグ教会でともに過ごすうちに親しくなり、司教試験ではテイトとペアを組んでともに合格を果たす。 司教試験合格後はカストル付きの司教見習いになる。 カストル付きの司教見習いになってから数日後ハクレン宛てにバルスブルグ王室から命令を受け、オウカの教育係を務める。 なお、幼少の頃から父親に大量の見合い写真を見せられ続けたことが原因で「淑女(レディ)」を苦手としており、淑女に近づかれると「女性酔い」という症状を起こす。 ロゼアマネル=オウカ=バルスブルグ 本作の。 バルスブルグ帝国の第一王女で、通称 オウカ。 右手にラファエルの瞳を宿しているが、彼女自身はそのことを知らずにいる。 の少女で、古風な口調で話す。 世間の事情に疎く、「俗語辞書」を持ち歩いているほどだが、心優しく正義感は強い。 癒し系ザイフォンの使い手で医者を目指しているが、王位継承権第1位という地位にあることから両親から反対されている。 見聞を広めるために家出して治療活動に勤しんでいた折、悪漢に襲われそうになったところをテイトに救われ、親しくなる。 クラート家事件が解決した後にテイトに自身の誕生日パーティの招待状を渡しており、別れ際には互いの本名を打ち明け合い、テイトがラグス王国の王子であったことを知る。 その正体はナナセから作られたオウカのレプリカであり、本物の王女は既に亡くなっていた。 レプリカとしての名前は「OR-0007(オーアールセブン)」。 だがその魂は本物の王女の物で、まだ死ぬべきではないとして魂の管理を担う「醒魂」が閻魔帳を書きかえ、魂をレプリカの体へと移しかえた。 本来は自我を持たないはずだったが、この魂の入れ替えによって自我を持つようになった。 クルル 黒い「導きのドラゴン」。 オウカが生まれたときから共にあり、オウカのことを「オウカ様」と呼んで慕っている。 オウカからも姉妹のように思われている。 人語を話したり、空を飛んだりすることができる。 ラファエルの瞳 バルスブルグ帝国の秘宝で、フェアローレンの魂を封印したとされる青い魔石。 ミカエルの瞳同様、主の抑圧された無意識を利用して表層化する。 「ラグス王国は滅ぼさねばならない」と認識しており、テイトがオウカに本名を明かした際は宿主であるオウカの意識を押しのけて表層化し、テイトを消滅させようとした。 またバルスブルグ帝国軍はラグス戦争の際、洗脳プログラムを使ってラファエルの瞳を強制的に発動させ、ラグス王国に対する衛星ビーム砲として使用していた。 長い洗脳プログラムによって同胞であるミカエルに対しても攻撃を仕掛けていたが、本来はミカエルと同じく主となる者を大切にし、悪を許さぬ厳格な性格である。 アヤナミ 声 - バルスブルグ帝国軍参謀長官で、バルスブルグ皇帝の一存で設けられた直属の黒法術師部隊「ブラックホーク」を率いる。 冷酷で目的達成のためなら手段は問わないが、部下に対する信頼は厚い。 正体は フェアローレンの魂の転生体。 フェアローレンとしての記憶と力の一部を取り戻しており、フェアローレンの躯を取り戻すべく暗躍する。 当初は躯を封じたパンドラの箱を開けるために、テイトが宿しているミカエルの瞳を追っていたが、物語中盤でテイト自身がパンドラの箱であることを知ってからはテイト自身も捕獲の対象とする。 現在はミカエルの瞳を奪取し、テイトの記憶を封印した上で彼を自らのベグライターとしている。 ラグス戦争の折、フェア=クロイツを殺害して07-GHOSTの『契魂』の力を得た。 後にカストルの左腕を奪い、07-GHOSTの『繋魂』の力を一部得ている。 さらにランセの核を奪い『遺魂』の力も得た。 そして魂の転生体になる前は「クロウェル」という名の、クロム王の もう一人の弟として生まれ育ったラグス王家の血を引く人間であり、クロイツと同じくテイトの叔父であることが判明。 若くして亡くなった末弟で、クロム王はとても大切にしていたという。 バルスブルグ教会 07-GHOST フラウ 07-GHOSTの『斬魂(ゼヘル)』。 能力は「悪しき因縁を断つ」。 詳細は「」を参照 ランセ 声 - 07-GHOSTの『遺魂(レリクト)』。 能力は「時間を巻き戻す 」。 バルスブルグ教会の司教で、フラウやカストル、ラブラドールとは同期。 このうちフラウのことはライバルと見なしており、一方でラブラドールのことは「ラブ師匠」と呼んで慕っている。 普段は巡回司教として各区を巡回しているが、テイトが受験した司教試験では最高責任者を務めた。 第2区のゴッドハウス・オーク家の子息で、宝石デザイナー・ブランの悪事を目撃したため黒珠石の像に変えられて絶命し、『遺魂』の器となる。 その後、バルスブルグ教会の司教となり、バスティンの死後、カストルの推薦を受けて大司教補佐に昇格。 バルスブルグ王室付き司教としてホーブルグ要塞に赴任し、そこで『醒魂』と接触を果たす。 醒魂から07-GHOSTに裏切り者がいることを知らされるが、アヤナミに核を奪われて消滅する。 フェア=クロイツ 声 - 07-GHOSTの『契魂(フェアトラーク)』。 能力は「他者の魂を操る」。 ラグス国王の弟で、バルスブルグ教会の司教。 テイトにとっては叔父に当たり、テイトからは「神父さま(ファーザー)」と慕われていた。 フェアローレンの躯に宿る全ての英知を手に入れようとした教皇の企みを阻止するため、生きたパンドラの箱にされたテイトをラグス王国に連れ帰るが、このことがラグス戦争の発端となる。 その後は教皇の非を訴えるため、各地のゴッドハウスを巡る旅に出るが、旅の途上でアヤナミに殺害され、能力を奪われる。 『消魂(ランドカルテ)』 07-GHOSTの『消魂(ランドカルテ)』。 能力は「長距離移動 」。 ラグス戦争が開戦した頃、アヤナミを抹殺するよう指令を受けるが、直後にゴッドハウスを巡る旅に出たフェア=クロイツに同行を申し出ていた。 醒魂から知らされた07-GHOSTの中の裏切者。 平和を愛し、当初は世界を愛のみで世界を満たそうと考えるも、愛憎は相反する感情でありながら切り離す事はできないと悟る。 どちらか一方を消し去れないなら両方を消し去ろうと言う結論に達し、教皇をそそのかせた。 同胞『醒魂』とは死んだ年が近かったことから友人のような距離で接していたが、自身の望みの為に袂を分かつ。 死因は水死だという。 現在はアヤナミの部下・カツラギとして帝国軍に入り込んでおり、フェアローレンの封印を解く機会をうかがっていた。 フェアローレンを心酔するが、天界の娘・イヴと出会ったことで、フェアローレンもまた愛憎劇から逃れられなかったと失望している。 『醒魂(エア)』 07-GHOSTの『醒魂(エア)』。 この世の全ての魂の管理を仕事とし、それぞれの魂について記録する閻魔帳を保持する。 魂の番号を付けることができ、番号を書きかえることもできる。 ラグス戦争が開戦した頃、『消魂』と同様にアヤナミを抹殺するよう指令を受けるが、その後は消息が途絶える。 後にランセの前に姿を現し、「真の敵」を伝えた。 『消魂』とは死んだ年齢が近かったことから、よく行動を共にしていた。 だが『消魂』のたくらみを知り、袂を分かつ。 その正体はミロクのベグライター・カル。 周囲に露見しないようテイトを鍛えていた。 教会関係者 ラゼット 声 - 早見沙織 バルスブルグ教会のオルガニストで、顔を自由に変化させられる「ノエルの人魚」。 話すことはできないが意思疎通は可能。 普段は水中を泳ぎ回っているが、ヒレを乾かせば陸上を歩くこともできる。 かつて、ラグス国王暗殺を企む組織に囚われていたところをカストルに救われ、彼と惹かれ合うようになるが、ラグス戦争終結後、自分を庇って亡くなったカストルを追って自殺する。 その後、07-GHOSTの『繫魂』の器に選ばれたカストルの力で生き返り、カストルの傍に寄り添っている。 ジオ 声 - バルスブルグ教会の大司教。 額から右目にかけて大きな傷跡がある。 血圧が高く、フラウに対してしばしば仕置きをしている。 バスティン 声 - バルスブルグ教会の大司教補佐。 フラウの師で、フラウに神の教えを説き続けてフラウの心を開いた人物だが、同時に己の正義を過信しており、罪人殺害の手段として黒法術に手を染めている。 バルスブルグ帝国への忠誠心からブラックホークのスパイとなり、テイト捕獲に動くが、 黒法術の代償として死亡し、肉体も消滅する。 後に彼の魂は世界一長寿な樹の若芽に転生し、フラウによって教会で一番日の当たる場所へと植えられた。 ウィーダが兄、リアムが弟の兄弟受験者。 裕福な家庭の出身だが、両親の死後に親類に遺産を全て奪われた過去を持ち、そのため兄弟の絆は非常に強い。 ウィーダは司教試験に合格し、ラブラドール付きの司教見習いとなった。 リアムは司教試験に失敗し、再度受験すべく教会内で勉学に励んでいる。 ワードは一次試験の最終問題でカイルを裏切り不合格となるが、カイルは司教試験に合格し、ランセ付きの司教見習いとなる。 元大司教 声 - 、浜田賢二 双子の元大司教。 新人を見る名目で司教試験に参加するが、寄る年波には勝てず、試験の終盤ではテイトたちにおぶってもらっていた。 作中ではフェア=クロイツと共にテイト誕生に立ち会う描写がある。 アテナ、ロザリー、リーベル 声 - (アテナ)、(ロザリー)、(リーベル) アニメオリジナルのシスター。 よく3人で一緒に行動している。 バルスブルグ帝国 ブラックホーク アヤナミ バルスブルグ帝国軍参謀長官で、直属部隊「ブラックホーク」を率いる。 詳細は「」を参照 ヒュウガ 声 - バルスブルグ帝国軍少佐で、ブラックホークのメンバー。 常に飄々としており、アヤナミを「アヤたん」、クロユリを「クロたん」と、カツラギを除く上司には名前の後に「たん」をつけて呼ぶ。 鼻だけで支えるサングラスを常に着用している。 勤務態度は不真面目で、よくふざけてはアヤナミの制裁を受けている。 一方で剣術や黒法術の腕前は優秀で、特に剣術に関しては07-GHOSTの『斬魂』であるフラウと渡り合うほどの実力者。 コナツ=ウォーレン 声 - ヒュウガのベグライター。 黒法術師の家系の出身だが黒法術の才能には恵まれず、祖父の手ほどきを受けて剣術の修行に励む。 後に士官学校を首席で卒業し、ヒュウガとの手合わせで彼から一本取ったことがきっかけでブラックホーク入りを果たす。 上司のヒュウガとは対照的に真面目な青年。 ヒュウガのことは慕っているが、彼の勤務態度には呆れている。 シュリからは「コナツお兄様」と慕われており、後にシュリからワカバ=オークに紹介された際、ワカバからシュリのことを任されている。 悪食で、同じく悪食のクロユリの創作料理(お刺身の苺ジャム和え、ゆで卵のチョコ煮など)を食べても平気だった唯一の人物。 クロユリ 声 - バルスブルグ帝国軍中佐で、ブラックホークのメンバー。 幼い少女のような外見をしているが、性別は明らかにされていない。 右目に眼帯、髪にドクロのピンをつけている。 幼い頃に食べ物に毒を盛られ、味覚のほとんどを失う。 それ以降は悪食となり、ハルセと出会う前は「青空ソース」と呼ばれる自作のソースを全ての食事にかけていた。 ハルセ 声 - クロユリのベグライター。 実家はケーキ屋で元は普通の帝国軍人だったが、一緒に食事をしたことでクロユリと親しくなり、その縁でブラックホークへ転属となった。 常にクロユリに付き従い、軍の仕事がないときもクロユリの相手をしている。 バルスブルグ教会を襲撃した際、「ミカエルの瞳」の攻撃を間近で見て植物状態に陥るも、カストルから『繋魂』の力の一部を奪ったアヤナミによって、クロユリと魂を繋がれて復活する。 カツラギ 声 - バルスブルグ帝国軍大佐で、ブラックホークのメンバー。 温厚な男性。 料理が得意など、家庭的な面を持つ。 実は本物のカツラギはラグス戦争で戦死しており、現在のカツラギはアヤナミの忠実な部下が整形手術を施してすり替わったもので、本名は不明。 オギのスパイとして動くと見せかけ、アヤナミの邪魔となるオギを殺害する。 シュリ=オーク 声 - テイトやミカゲの士官学校での同期生。 ワカバ=オークの息子で、オーク家の執事を務める家系に生まれたミカゲとは幼馴染。 コナツ曰く「オーク家きってのバカ息子」。 態度が大きく家柄を鼻にかけているが、口先だけで実際には何もできない。 士官学校では戦闘用奴隷出身のテイトを何かと目の敵にしており、よくミカゲから仕返しされていた。 士官学校卒業後はアヤナミのベグライターを自称しており、初陣で自分の命を救ってくれたコナツのことを「コナツお兄様」と呼んで一方的に慕っている。 記憶を封印されたテイトと同室になり、第2区でシュリの父親であるワカバ=オークの葬式のときにテイトはミカゲの父親と会ってから仲良くなる。 黒髪の男子が兄のスズ、左目にホクロがある男子が弟のユキ。 ラグス語で話すため、アヤナミ以外とはジェスチャーで意思疎通を行っている。 初期設定では「スズナミ」と「ユキナミ」という名前で、今作の原型となった短編「BEGLEITER(ベグライター)」ではユキナミが主人公だった。 ユキカゼ 漫画26回、98回と「BEGLEITER(ベグライター)」に登場したアヤナミのオリジナルベグライター。 アヤナミを攻撃から守ったため、彼はラグス戦争で亡くなった。 アヤナミとユキカゼは仲良しだったようです。 漫画第98回には、ユキカゼは信頼できる従者であり、幼い頃から互いに知り合いました。 ドラマCD神様に届く恋文に、アヤナミはユキカゼの死から時間が止まったようだと言った。 BEGLEITER(ベグライター)では、ヒュウガは「長年連れ添った信頼おける」と言いました。 帝国軍人 ワカバ=オーク バルスブルグ帝国軍元帥。 シュリの実父で、息子に対しては親バカな一面を見せる。 テイトの身柄と元帥位の奪取を目論むアヤナミによって謀殺される。 オギ バルスブルグ帝国軍少将。 ラグス戦争の際、ブラックホークの投入によって前線に出ていた自らの部隊を壊滅させられた過去を持ち、ただ1人の生存者であるカツラギ とともにアヤナミへの復讐を誓う。 ミカエルの瞳を入手するため、シロキ少将・ナビキ少将と結託してオーク元帥の暗殺を計画。 瞳の独占を目論んだシロキがナビキを殺害した後、シロキを欺いて彼を処刑に追い込むが、カツラギによって殺害される。 ミロクの関係者 ミロク 声 - 陸軍士官学校の理事長。 元バルスブルグ帝国軍元帥で、現在は密かにを目論んでいる。 ラグス戦争終結後にテイトを引き取り、戦闘用奴隷として育てた。 テイトがミカエルの瞳の宿主であることは早くから知っていたらしく、政権移動の鍵としてテイトの名を挙げているが、真相は謎に包まれている。 カル ミロクのベグライター。 目に布を巻いている。 テイトがミロクの屋敷で暮らしていた頃の唯一の話し相手であり、テイトの監視役。 その正体は07-GHOSTの一人「醒魂(エア)」。 同僚「消魂(ランドカルテ)」の裏切りを知り、テイトをすぐに鍛え上げるべく、ミロクに引き取られた彼の監視役をしていた。 目の布は真実を知った際襲撃した「消魂」から受けた傷を隠すための物。 「醒魂」となる前はバルスブルグ家に生まれた世継ぎの一人だったが、世継ぎ争いの毒殺によって殺された。 当時13歳だったという。 クレナ ミロクの屋敷に仕えるメイドで、士官学校に入る前のテイトの世話役。 以前の主人のもとで粗相をしてしまったため、首に大きな傷があり、喋ることができない。 テイトから様々な物を贈られたことで親交を深める。 テイトの士官学校入学を機にテイトとは離れて暮らしているが、現在もテイトの身を案じている。 オウカの関係者 ロゼアマネル=オウカ=バルスブルグ バルスブルグ帝国の第一王女。 通称・オウカ。 詳細は「」を参照 ヴォルフラム=アイフェラー=バルスブルグ 現バルスブルグ帝国を治める王であり、オウカの父。 バルスブルグ帝国が所持する「ラファエルの瞳」が女性しか受け入れることがなかったため、代々女帝が治める掟となっており、皇帝は万一女帝が亡くなった場合に備えての「世継ぎの後見人」という立場が強かった。 だが技術の発展によってラファエルの瞳が女帝、王女がおらずとも制御・操作する方法を得たために、暗殺者が仕向けられるだろうオウカを見殺しにし、女帝の歴史を終わらせようとしていた。 しかしその真意は別にあり、彼はテイトの実母・ミレイアをラグス戦争終結時から保護しており、皇帝の座を退くことで昏睡状態であるミレイアの延命装置の維持が困難となってしまうことを恐れていたためであった。 ミレイアはバルスブルグの血を引くが、立場が妾の子であったため恵まれた境遇ではなかった。 だがその境遇に負けぬ心の美しさと強さをヴォルフは幼少より見出しており、彼女が働く遠方の孤児院に寄付などをしていた。 幾度か自分の元で暮らさないかと提案するも、国から離れた場所にいる子供たちを救うためと、断られていた。 後にミレイアがクロム王と出会い結婚、オウカと同じ頃にティアシェを出産したことを知って彼女を祝おうとするも、戦争屋と称した「消魂」にそそのかされてしまい、ミレイアに毒を盛って昏睡状態へと陥らせる。 更にはラグス戦争を引き起こしクロム王を殺害、ミレイアを手にいれるが自分がしたことを彼女が知ればきっと自分を憎むだろうと考え、解毒剤を持ちながらも長く意識を戻さずに、眠るミレイアを見守るだけの日々を送っていた。 テイトの来訪によって「消魂」の影が退いたことでようやく我に返り、テイトとミレイアを引き合わせ、オウカに支えられながら償いの道を歩み始める。 ダリア バルスブルグ帝国の先代女帝で、オウカの母。 先代のラファエルの瞳の持ち主であったが、瞳の持ち主は皆短命であったため、彼女も既に亡くなっている。 ゴッドハウス ラグス王室 第5区のゴッドハウス・ラグス王室と、その関係者について述べる。 公式記録上は3歳のときに亡くなっている。 息子のことを深く愛しており、生きたパンドラの箱となってしまったティアシェのそばにいてやれない自分を不甲斐なく思っていた。 ティアシェの旅立ちに際してミカエルの瞳を託す。 趣味は絵を描くこと。 好物は卵料理。 ミレイアとは絵を描いていた時に偶然出会った。 ラグス戦争の渦中、ティアシェの目の前でアヤナミに殺害される。 事前にクロイツに頼んで、敵に悟られぬように自分の中にあるティアシェの記憶を消してもらっていた。 若くして即位し、民の為にと我欲を捨て、周囲が心配するほど身を粉にして力を尽くしてきた名君。 ティアシェにも、「ミカエルの瞳の力は破壊ではなく、命を与えるものだから、争いに使ってはいけない」と幼少から教えていた。 ミレイア クロムの側室で、ティアシェの母。 バルスブルグ家の血筋を引くも、妾であったため恵まれた境遇ではなかった。 現バルスブルグ皇帝・ヴォルフとは親しい仲で、彼から想いを寄せられていた。 遠方の孤児院で働いていた頃、ラグス国王であるクロムと偶然出会い、恋におちた。 恋愛結婚はするも身分が低いためにクロムとの正式結婚ができなかったが側室と言うことでラグス国王の側室に入る。 ティアシェを出産するも病気にかかってしまい、長い昏睡状態のまま、命は長くないと思われていた。 だがその昏睡状態も"戦争屋"と称した「消魂」にそそのかされてしまったヴォルフ皇帝が盛った毒によるものとわかり、ラグス戦争後、ヴォルフ皇帝の元に運ばれ、昏睡状態を保たれたままだった。 ティアシェが物心つく前のことだったので、両者は言葉を交わしたことはなかった。 オウカの正体と長きにわたるラファエルの瞳の洗脳を解き、「消魂」の影を取り払ったことで正気に戻ったヴォルフ皇帝がテイトに解毒剤を渡して、ようやく意識を取り戻すことができた。 眠っている間に夢の中でクロムやマルク達が逝くのを見送ったという。 ベアネッサ クロムの正室で、ティアシェの義母。 アントヴォルトから政略結婚でクロムに嫁いたが、クロムのことは愛しており、妾腹のティアシェに憎しみを抱く。 激情に駆られてティアシェの背中に奴隷の焼印を刻んでしまい、罪の発覚を恐れてティアシェを教皇へ引き渡してしまう。 フェア=クロイツ クロムの弟で、ティアシェの叔父。 07-GHOSTの『契魂(フェアトラーク)』。 詳細は「」を参照 マルク ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「マーくん」 ラグス戦争で、ヒュウガと戦い死亡した。 カラン ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「カーくん」 ラグス戦争で、ヒュウガと戦い死亡した。 アガス ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「アッくん」 地面の割れ目に巻き込まれ死亡した。 彼がやる「デラ高い高い」はティアシェのお気に入りだった。 クロウェル クロム王のもう一人の弟。 立場は末弟。 若くして亡くなったとされているが、ラファエルの瞳の封印を解かれ自分がフェアローレンという事に気付きヴァルスファイルになるが、父である国王がユキカゼという従者を付き添わせ帝国に亡命させる。 家族の肖像画が残されており、ティアシェも幼い頃に父とその肖像画を見たことがあった。 オーク家 第2区のゴッドハウス・オーク家と、その関係者について述べる。 ハクレン=オーク バルスブルグ教会の司教で、バルスブルグ帝国の第一王女・オウカの教育係。 詳細は「」を参照 リリン クラート家に引き取られた孤児。 イリューシャを好いていた。 不治の病に冒されるが、イリューシャが咲かせてくれたエデンの花によって苦しまずに命を終える。 レム リリンの兄。 リリンを苦しみから救いたいという思いから、イリューシャにエデンの花の栽培を懇願する。 そのおかげでリリンは苦しまずに亡くなるが、直後にイリューシャもエデンの花栽培の罪で処刑されてしまい、2人を立て続けに喪った悲しみを突かれて使い魔と契約する。 使い魔と契約した後、3つの歪んだ願いを叶えて闇徒と化し、イリューシャの花園を譲り受ける条件と引き替えに、クラート家当主の命によってエデンの花の苗床となる人間を攫い続けたが、クラート家を訪れたテイトによって浄化される。 クラート家当主 イリューシャの叔父。 名前は不明。 妹の病を知って苦悩するレムにエデンの花の話を吹き込み、イリューシャにエデンの花を栽培するよう仕向ける。 イリューシャを処刑した後はレムに攫わせた一般人の肉体を苗床にエデンの花を栽培し、花から精製した香を販売していた。 未来を預言する能力を持ち、処刑される際、フラウに預言を残す。 ハウゼン家 第6区のゴッドハウス・ハウゼン家と、その関係者について述べる。 シンルー=ハウゼン ハウゼン家の第13代目当主。 カストルの本名。 詳細は「」を参照 シンファ=ハウゼン ハウゼン家の第12代当主で、シンルーの父。 ラグス戦争で息子を喪った後、妻が使い魔に魅入られてしまうが、息子に続いて妻までも喪うことを恐れ、妻を隠し続けていた。 ハウゼン家を訪れたテイトに罪を暴かれる。 セイラン 声 - ハウゼン家の使用人。 孤児だったがハウゼン家に拾われ、以降忠誠を尽くしている。 シンルーの良き理解者。 天界 天界の長 フェアローレンの創造主。 人に生を与える際に3つの夢を問う。 イヴ 天界の長の娘。 とても明るい性格で、背中に大きな両手剣を装備している。 天界の森の中で道に迷い、偶然フェアローレンと出会う。 以後、頻繁にフェアローレンのもとを訪れて一方的に親交を深めていたが、フェアローレンに殺害される。 フェアローレン 天界の長の最高傑作であり、全ての英知を持つとされる死神。 死を管轄し、魂を回収する役割を担う。 姿はだが、人間の形をとることもできる。 ある日、イヴを殺害して天界から逃走し、地上に疫病や悲嘆、罪などの災いを振りまいたため、07-GHOSTとミカエルの瞳、ラファエルの瞳により、躯と魂を別々に封印された。 現在、フェアローレンの躯を収めたパンドラの箱はテイトに、魂はアヤナミに引き継がれている。 その他 カペラ 声 - 奴隷の子供。 借金返済のため母ルティアに奴隷として売りに出されるが、幼いために奴隷市場で売れ残ってしまい、奴隷商人カールから虐待を受けていたところをテイトに保護され、テイトの旅に同行する。 テイトからは弟のように可愛がられ、テイトからザイフォンを学び、癒し系ザイフォンを習得した。 旅の途中で立ち寄ったアルマーズ邸でルティアと再会し、アルマーズ邸の遺産相続を巡る事件に巻き込まれる。 このとき、攻撃系ザイフォンも使えることが判明した。 事件解決後は母とともにアルマーズ邸に残り、癒し系ザイフォンを使って母の目を治療している。 ルティア カペラの母親。 亡夫が残した借金を返済しつつ暮らしていたが、目を患ったために借金返済の目処が立たなくなり、カペラを奴隷として手放す。 その後、自身も奴隷として売られるが、アルマーズ邸の次期当主・レーナの「母」を演じることになる。 その後、アルマーズ邸でカペラと再会を果たし、遺産相続を巡る事件が解決した後はアルマーズ邸のメイドとして雇われ、再びカペラと暮らせるようになる。 レーナ 第4区のニールという町にあるアルマーズ邸の次期当主。 誕生日の2か月前、唯一の肉親であった母を殺されてしまう。 その後、遺産相続を巡る陰謀を喰い止めるべく、母と外見が似ていたルティアを母親に仕立て上げる。 遺産相続を巡る事件が解決した後はルティアをメイドとして雇い、カペラとも暮らせるよう手配した。 カール 自称「世界で最も気高く美しい奴隷商人」。 モヒカンで粗野な男だが、バルスブルグ帝国軍から一目置かれるほどのやり手の奴隷商人。 奴隷市場で売れ残っていたカペラを虐待していたためテイトの怒りを買う。 その後、弟の高利貸し・パールとともにホークザイルレースに参加し、テイトをつけ狙う。 パール 奴隷商人・カールの弟で高利貸しをしている。 外見はあまり似ていないが、兄弟の絆は強い。 第6区で借金返済を迫っていたところ、見かねたオウカに説教され彼女の持っていた宝石を渡される。 それに欲を出してオウカに手を出したところ、今度はテイトに撃退される。 紆余曲折を経て兄と共にテイトとフラウを追いかけ、ホークザイルレースにまで出場した。 ちなみに兄弟そろってネーミングセンス皆無。 用語 バルスブルグ七大陸(バルスブルグななたいりく) 物語の舞台。 7つの区に分けられており、第1区 - 第3区と第7区をバルスブルグ帝国、第4区 - 第6区をラグス王国が治めていたが、10年前のラグス戦争によってラグス王国は滅亡し、現在は大陸全土がバルスブルグ帝国の治世下にある。 千年前までバルスブルグ帝国はバルスブルグ、オーク、ロイエンの3つの国に分かれ、セブンゴーストと主に下りてきたラファエルの瞳を巡り戦争を起こしていた。 しかし世界の信仰の中心となっていた「バルスブルグ教会」の介入によって和平協定を結び、ラファエルの瞳を持つ統一国家となる。 特に統率力に優れていたバルスブルグが政治の中核を担うようになった。 対するラグス王国もラグス、クラート、ハウゼンの3つの国に分かれていたが、バルスブルグ側と違いこちらは寒冷地帯が多く、特に貧しかったクラート、ハウゼンを統一し、穀物の改良や酪農を推奨し、民が飢えない努力を怠らなかったため、戦争は一度も起こらなかったと言われている。 この世界の貨幣は「ユース」といい、長方形のクリスタルの形をしている。 1ユース=約2円。 07-GHOST(セブンゴースト) 天界の長がフェアローレンの欠片を使って生み出した死神。 フェアローレンの粛清と、彼によって穢された世界を浄化するという使命を持つ。 2代目以降の07-GHOSTは、死亡した人間の人格・記憶・外見を「器」とし、フェアローレンの欠片を核として肉体を組成している。 メンバーは『斬魂(ゼヘル)』『繋魂(フェスト)』『預魂(プロフェ)』『遺魂(レリクト)』『契魂(フェアトラーク)』『消魂(ランドカルテ)』『醒魂(エア)』の7人で、フェアローレンが有する7つの特殊能力を1つずつ分割されて与えられ、能力を反映した紋章を持つ。 また、7人に共通する能力として、他者の魂に触れることでその者の記憶を封印したり、記憶を読み取ったりすることができる。 バルスブルグ教会では07-GHOSTを象った7つの像を7つの塔に納め、信者の参拝向けに塔への入り口を開放している。 また初代07-GHOSTの器が眠る 墓所(クヴェレ)と呼ばれる場所があり、そこには歴代の07-GHOSTが書き込んできた器の記憶が記録されている。 現役の07-GHOSTも「器」の記憶を残すため、定期的に墓所に記憶を書き込む義務が存在する。 ゴッドハウス バルスブルグ七大陸を影で牛耳る7つの血族で、「皇帝」と「教皇」を選定する使命を担う。 かつて初代07-GHOSTが人間と交わって誕生した「神の一族」で、各ハウスがそれぞれ1つの07-GHOSTの紋章を掲げている。 第13巻現在、家名が判明しているのは以下の5家。 バルスブルグ王室 第1区のゴッドハウス。 紋章は不明。 バルスブルグ皇帝を輩出する。 オーク家 第2区のゴッドハウス。 遺魂の紋章を掲げる。 軍人や政治家しか認めないとされる名門。 クラート家 第4区のゴッドハウス。 預魂の紋章を掲げる。 生薬の研究に従事する。 ラグス王室 第5区のゴッドハウス。 契魂の紋章を掲げる。 ハウゼン家 第6区のゴッドハウス。 繋魂の紋章を掲げる。 暗殺を家業とする。 ザイフォン 作中に登場する特殊能力で、生命の源を様々な能力に変換できる。 主に手を媒介として発動し、文字を象って具現化する。 「攻撃系」「癒し系」「操作系」の3系統に大別され、通常は1人につき1系統しか扱えないが、稀に2系統のザイフォンを使用できる者も存在する。 人間の誕生以前から浮島の大陸を支える大地の生命エネルギーとして存在しており、近年バルスブルグ帝国では大地からザイフォンを吸い取り、ガスや石灰に変わる資源として利用しようとしている。 攻撃系 攻撃や防御に使われるザイフォン。 軍人でザイフォンを使える者は、大半が攻撃系の使い手である。 主な使用者は、テイト、ミカゲ、ハクレン、フラウ、ブラックホークのメンバー、カペラなど。 癒し系 治療に使われるザイフォン。 他人に自分のザイフォンを分け与えることも可能。 主な使用者は、オウカ、カペラ、ラブラドール、バスティン、オオルリなど。 操作系 他の物質と同じ物質を作り出し、両者をシンクロさせることで意のままに操るザイフォン。 応用として、映像や音声を信号化することで遠方への通信に用いることができる。 主な使用者は、カストル、キクネなど。 黒法術師(ヴァルスファイル) 自らの命を糧に発動する禁術・ 黒法術の使い手を指す。 自らの命を糧にするため基本的には短命だが、他者の命を用いることで怪我の快復や延命も可能。 ただし、術自体が神の摂理に背いているため、バルスブルグ教会の司教に捕まれば処刑される運命にある。 法具(バクルス) 光と闇を操る十字状の杖。 ザイフォンを闇に対抗するものに変換したり、教典の逆呪文を打ち込むことで黒法術を発動したりできる。 パンドラの箱(パンドラのはこ) フェアローレンの躯を封じた箱。 教会に収められてきたが、現在は教皇によってフェアローレンの躯を植え付けられたテイトが「生きたパンドラの箱」となっている。 使い魔(コール) フェアローレンの下僕。 純然たる闇であり実体は持たないが、可視化した場合、骨でできた翼の姿に見える。 実体化するためには人間の躯が必要であり、そのため、自分たちと契約した人間 の魂を闇に引きずり込み、抜け殻となった躯を乗っ取ろうとする。 乗っ取りに成功して実体化した使い魔は 闇徒(ヴァルス)と呼ばれる。 ゼーレの地(ゼーレのち) フェアローレンを抹殺するために天界の長が用意した土地。 現在では「たとえ大罪を犯した犯罪者でも、そこに辿り着けば魂が浄化され神に拝謁できる」聖地とされており、この地を目指す者は ゼーレの旅人と呼ばれる。 ゼーレの旅人には各地のゴッドハウスの不正を暴いて穢れを払うことが使命として課されており、使命を果たすと07-GHOSTからゴッドハウスの紋章が証として腕に刻まれる。 エデンの花(エデンのはな) 天界を追放される前にフェアローレンが生み出した、死者の苦しみを緩和させる花。 現在ではクラート家の者だけが咲かせることができるが、この花を咲かせることは禁忌とされている。 ホークザイル 人間より大柄な鳥にハンドルやシート、外装部品などを取り付けて乗用としたもの。 地上から数十センチメートル浮いて走行する。 バルスブルグ帝国では2年に1度、ホークザイルによるレースが開催されている。 黒珠石(こくじゅせき) 深い輝きを備える漆黒の宝石。 ダイヤを凌ぐ価値を持ち、オーク家は黒珠石の独占販売でさらなる富を築き上げた。 実は黒法術によって作られたもので、金属のみならず、人すらも素材となる。 導きのドラゴン(フュールング) 「天の御使い」と呼ばれる大型鳥獣。 体毛はピンクだが、クルルのような黒色のものも存在する。 世界の北部に生息しており、子を産む時期のみ南下する。 幼生は群れで共生し、様々な知識を学ぶ。 高い知能を有しており、成長すると人語を話すようになる。 また躯が一定の大きさまで育つと口から炎を吐くことができる。 書誌情報 単行本• 2005年11月25日初版発行(2005年11月25日発売 )、• 2006年5月25日初版発行(2006年5月25日発売 )、• 2006年11月25日初版発行(2006年11月25日発売 )、• 2007年5月25日初版発行(2007年5月25日発売 )、• 2007年11月24日初版発行(2007年11月24日発売 )、• 2008年5月24日初版発行(2008年5月24日発売 )、• 2008年11月25日初版発行(2008年11月25日発売 )、• 2009年5月25日初版発行(2009年5月25日発売 )、• 2009年11月25日初版発行(2009年11月25日発売 )、• 2010年8月25日初版発行(2010年8月25日発売 )、• 2011年1月25日初版発行(2011年1月25日発売 )、• 2011年7月25日初版発行(2011年7月25日発売 )、• 2011年12月24日初版発行(2011年12月24日発売 )、• 2012年6月25日初版発行(2012年6月25日発売 )、• 2012年12月25日初版発行(2012年12月25日発売 )、• 2013年5月25日初版発行(2013年5月25日発売 )、• 2013年9月25日初版発行(2013年9月25日発売 )、 文庫版• 2015年7月25日初版発行(2015年7月25日発売 )、• 2015年8月25日初版発行(2015年8月25日発売 )、• 2015年9月25日初版発行(2015年9月25日発売 )、• 2015年10月24日初版発行(2015年10月24日発売 )、• 2015年11月25日初版発行(2015年11月25日発売 )、• 2015年12月25日初版発行(2015年12月25日発売 )、• 2016年1月25日初版発行(2016年1月25日発売 )、• 2016年2月25日初版発行(2016年2月25日発売 )、• 2016年3月25日初版発行(2016年3月25日発売 )、 短編集• 全25話。 DVD全13巻の販売数は56000枚に達している。 アニメの次回予告はラブラドール役のが担当している。 2011年7月から2012年1月までであるでされた。 読売テレビが製作したが日本テレビで放送されるのは『』に次いで2例目。 スタッフ• 原作 - 雨宮由樹・市原ゆき乃• 監督 -• シリーズ構成 -• キャラクターデザイン -• メカニックデザイン - 宮豊• 総作画監督 -• 美術監督 -• 色彩設計 - 北爪英子• 撮影監督 - 近藤慎与• 編集 - 松村正宏• 音響監督 -• 音楽 -• プロデューサー - 君島彩子、後藤政則、、川村仁• アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光• アニメーション制作 -• 各話リスト 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 Kapitel. 1 切なる想いの行く末は 堀越久美子 Kapitel. 2 懐かしき記憶は痛みと共に 石井久志 中山敦史 阿部智之 Kapitel. 3 無垢なる我子よ光と眠れ 小林浩輔 浅井昭人 Kapitel. 4 ただひたすらなる祈りの果てに 江島泰男 高橋敦子 Kapitel. 5 熱き涙、やさしく彼の心を満たし… 高橋ナツコ 久保太郎 清水勝祐 さのえり Kapitel. 6 光に通ずる正しき道は 加藤陽一 平田豊 飯飼一幸 中島美子 Kapitel. 7 翼に喰われた魂は愛しい我子の夢を見る? 武上純希 石井久志 安藤正臣 氏家章雄 Kapitel. 8 半分だけの魂が悲しき目覚めを呼び起こす 高橋ナツコ 小林浩輔 滝山真哲 Kapitel. 9 魂の色は永遠に… 江島泰男 江島泰男 久保太郎 浅井昭人 中本尚子 Kapitel. 10 それはただひとつの償い 加藤陽一 藤原良二 丸山由太 武本大介 Kapitel. 11 愛しき者への償いは… 武上純希 平田豊 高橋敦子 長野路子 Kapitel. 12 痛みという名の闇はひたひたと… 高橋ナツコ 石井久志 安藤正臣 氏家章雄 Kapitel. 13 光ある道の先に見るものは… 土屋浩幸 小坂知 中島美子 Kapitel. 14 共に戦う理由…戦友と呼ばれる資格 武上純希 小林浩輔 滝山真哲 Kapitel. 15 あの日、確かに彼といた 加藤陽一 高村雄太 久保太郎 高橋敦子 Kapitel. 16 真実は光の届かぬ闇の底に 平田豊 安田京弘 清水勝祐 野道佳代 Kapitel. 17 闇の翼の眷属は、不幸を纏い、舞い降りる 武上純希 石井久志 渡邊由香里 Kapitel. 18 赦さざる者闇に溺れ…愛する者は涙に濡れる 高橋ナツコ 高本宣弘 小林浩輔 浅井昭人 Kapitel. 19 まじわらぬ愛、されど消えぬ愛の行く末は… 江島泰男 小坂知 中島美子 Kapitel. 20 ふたりで捧げるレクイエム 加藤陽一 土屋浩幸 秋山由樹子 Kapitel. 21 なぜゆえに、汝、敗者の扉をくぐる… 武上純希 藤原良二 平田豊 高橋敦子 安田京弘 Kapitel. 22 水底の光に導かれ、覗きしものは… 小林浩輔 堀越久美子 Kapitel. 23 心の闇のその先に 加藤陽一 石井久志 中山敦史 渡邊由香里 氏家章雄 Kapitel. 24 愛無き者の正義はいずこに…。 闇に奪われし心よ、永遠に… 高橋ナツコ 名村英敏 江島泰男 Kapitel. パーソナリティ - (テイト=クライン 役)、(ミカゲ 役)• 配信サイト - 、• 配信期間 - 2009年1月8日 - 2010年2月18日(隔週木曜日更新) ゲスト• (カストル 役、第3・17・22回)• (アヤナミ 役、第4・15回)• (ラブラドール 役、第6・22回)• (ハクレン=オーク 役、第8・9・11・26回)• (フラウ 役、第10回)• (クロユリ 役、第13・21・25回)• (ヒュウガ 役、第16・20回)• (ハルセ 役、第19・28回)• (バスティン 役、第24回)• (コナツ=ウォーレン 役、第29回) ドラマCD コミック発売元である一迅社のほか、テレビアニメ版としてマリン・エンタテインメントからも発売されている。 タイトル 発売日 商品コード 品番 発売元 神様に届く恋文 2006年12月号 - 2007年1月号誌上販売 ZCD027 ZERO-0026 一迅社 第7区 コミックZERO-SUM2009年2月号 - 3月号誌上販売 - - 3月28日の出来事 コミックZERO-SUM2009年5月号付録 - - ミカエル コミックZERO-SUM2009年7月号誌上販売 - - 美味しく召し上がれ 2009年8月コミックマーケット76先行発売 - - ハウゼン家 コミックZERO-SUM2012年2月号 - 3月号誌上販売 - - The Day of Retribution 2009年6月24日 - MESC-0012 マリン・エンタテインメント The Top News Headline 2009年10月23日 - MESC-0019• アニメでは156cm。 漫画やアニメでは「ミカゲ」と呼ばれているが、ドラマCDでは人間だった頃と区別するためか鳴き声にちなんで「ブルピャ」と呼ばれており、本記事でもそれに従う。 通常の戦闘では鎌を実体化して用いるが、ゴーストとして躯から抜け出した際は、先端に斬魂の紋章をあしらった鎌を持っていた。 第8巻でアヤナミと戦闘になり、左腕とともに能力の一部を奪われてしまう。 後に左腕については義手を自作して補っている。 その後、彼の遺体はリリンの兄レムによって氷漬けのままクラート家に帰還し、クラート家の花園に秘匿されていた。 母親は淑女相当の年齢だが、ハクレンにとっては他の淑女と一線を画す存在であるため女性酔いの対象にはならない。 このときはハクレンが間一髪のところで登場し、オウカの意識を目覚めさせることでテイトの消滅を阻止した。 正確には「過去の映像を巻き戻して見る」。 歴史を改変できるわけではない。 正確には魂番号を把握した相手の所への移動なので、魂番号を把握していないと移動ができない。 アニメではフラウの鎌で斬られて死亡し、遺体が残った。 作中では「女の子みたいだって思われる」という発言があり、単行本に掲載された四コマ漫画でコナツに性別を問われた際には「ヒミツ」と答えている。 さらに消魂がそのカツラギを殺害し、すり替わっていた。 実際には本物のカツラギは戦死しており、現在のカツラギは偽者。 そのため07-GHOSTの肉体には体温がなく、07-GHOSTは極めて寒さに弱い。 ただし、現役の07-GHOSTが核を奪われて消滅すると像が崩壊してしまう。 使い魔と契約した人間の胸元には円形の印が現れる。 この証は 呪いの切符と呼ばれており、07-GHOST全員から7つの切符を集めるとゼーレの地へ導かれる。 読売テレビ以外は「07-GHOST」製作委員会表記。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年7月21日閲覧。 一迅社. 2012年12月26日閲覧。 一迅社. 2013年8月15日閲覧。 一迅社. 2013年12月23日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 コミックナタリー. ナターシャ 2008年11月28日. 2012年3月21日閲覧。 2012年3月21日閲覧。 2014年7月4日閲覧。

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「マジック・ツリーハウス」−シリーズ

あら ぶる きせ つの 7 巻 ネタバレ

『 07-GHOST』(セブンゴースト)は、とによるの、およびそれを原作にした。 2009年4月から2009年9月まで、他でテレビアニメが放送された。 この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 を参考にして、 物語全体の流れが理解できるように(も含めて)、をしないよう ご自身の言葉で。 ( 2013年12月)() かつて人間世界にフェアローレンと名乗る死神が現れ、世界に災厄を振りまいた。 しかし天界の長が遣わした 07-GHOSTという7人の死神によってフェアローレンは封印され、世界は平穏を取り戻した。 時は過ぎ、物語の舞台・バルスブルク七大陸は ラグス王国と バルスブルク帝国という2つの超大国によって治められていた。 ラグス王国はミカエルの瞳、バルスブルク帝国はラファエルの瞳という魔石によって守護されており、両国はを結び、平和を維持していた。 しかし、あるときラグス王国が教会からパンドラの箱を奪い、更にラファエルの瞳をも得ようとしてバルスブルク帝国と戦争になった。 この戦争はラグス戦争と呼ばれ、戦争の結果ラグス王国は滅亡し、王族も断絶したとされた。 ラグス戦争終結から10年後、主人公 テイト・クラインはバルスブルグ帝国軍に入隊するべく士官学校で生活を送っていた。 彼は幼少期の記憶を失っていたが、ある日、自分がラグス王国最後の王の息子であることと、父を帝国軍参謀長官・アヤナミに殺されたことを思い出す。 記憶を取り戻したテイトは怒りの衝動からアヤナミに襲いかかるが、力及ばず投獄されてしまう。 その後、親友ミカゲの助力を得て士官学校を脱走したテイトは、バルスブルグ教会の司教フラウに保護され、教会に匿われる。 その後、テイトは帝国軍とアヤナミへの復讐を果たすことを誓い、教会の庇護の下で行動を起こす。 テイトは復讐の前段階として、バルスブルク帝国内で非検閲の特権を持つ司教の座を目指し、司教試験に合格してフラウ付きの司教見習いとなる。 その後、失われた記憶を取り戻すべく、聖地ゼーレを目指して各地の ゴッドハウスを巡る旅に出る。 登場人物 担当は特に記載がない限り、ドラマCDとテレビアニメで共通している。 主要人物 テイト=クライン 声 - 本作の主人公。 本名は「ヴァールハイト=ティアシェ=ラグス」といい、その出自はラグス国王と側室ミレイアの間に誕生した王子。 右手にミカエルの瞳を宿している。 父や叔父フェア=クロイツなどから愛されて育つも、王妃ベアネッサの妬みを買って背中に奴隷の烙印を押されてしまい、更にベアネッサから教皇に引き渡されてフェアローレンの躯を植えつけられ、 生きたパンドラの箱となる。 その後は教皇の非を訴えるため、フェアからテイト=クラインの名を与えられ、フェアとともにゴッドハウスを巡る旅に出たが、ラグス戦争開戦後、バルスブルグ帝国軍から身柄を狙われたためフェアの手により王族としての記憶を封印される。 記憶を封印された後はミロクに引き取られて戦闘用奴隷として育てられ、14歳のときにバルスブルグ帝国の陸軍士官学校に入学するが、ある日、自分がラグス王国の王子であることや父をアヤナミに殺されたことを思い出し、士官学校を脱走する。 その後はバルスブルグ教会の庇護の下で司教試験に合格し、フラウ付き司教見習いになったテイトは、ゼーレの旅人として旅立ち第6区と第4区のゴットハウスで呪いの切符を手に入れて、第1区のゴットハウスに向かう為に、旅の途上でホークザイルレースに参加するが、アヤナミに敗れてしまい攫われてしまう。 攫われてしまったテイトはアヤナミに士官学校脱走後の記憶を封印されてしまい現在は「アヤナミのベグライター(幹部補佐)に任命された新米軍人」として日々を過ごしている。 アヤナミは王室研究所を利用してフェアローレン躯の封印を解く計画でいる。 王室研究所の研究員はテイトのことを「M-17(ミカエル実験体17番目)」と呼ぶ。 テイトはアヤナミに記憶を封じられている為にフェアローレンの躯の封印の鍵(キーワード)を7つあるうち1つの鍵を開けてしまい残りの封印の鍵は現在6つになる。 だがオウカの誕生日パーティーに出席し、フラウたちと再会し、記憶を取り戻す。 身長は159cm と同世代の人間と比べて小柄であり、本人もそのことを気にしているが、一方で身体能力やザイフォンの量は桁外れで、加えて戦闘用奴隷として育ったため暗殺技にも長けている。 ミカエルの瞳 ラグス王国の秘宝で、フェアローレンの躯を封印したとされる大天使 ミカエルが宿る赤い魔石。 元はラグス国王が所有していたが、テイトが生きたパンドラの箱にされた後、フェアローレンからテイトを守るためテイトに託される。 テイトを主として敬い、テイトの心の闇を利用して表層化する。 現在はテイトを闇徒から守るために自らテイトと離別して帝国軍に捕らわれ、闇徒を内部に埋め込まれた状態で帝国軍の管理下に置かれていたが、テイトの記憶が戻った際にテイトの元へ戻り、サポートを行う。 ミカエルの瞳の真の力は破壊する事ではなく、ものに生命を吹き込み甦らせる事だとテイトの記憶の中で判明した。 ミカゲ=セレスタイン 声 - 士官学校でのテイトのルームメイト。 周りからはエリートと一目置かれている。 明るく涙もろい性格で、戦闘用奴隷として育ち、周りからバカにされていたテイトとも気さくに接し、テイトの親友となる。 オーク家の執事を務める家系の出身で、父カレイン、兄コクヨウはともにオーク家の執事を務めている。 しかしミカゲは幼い頃に兄弟喧嘩をして顎に十字傷を負ってしまい、「顔に傷のある者は執事になれない」という言葉に従って士官学校に入学した。 テイトが士官学校を脱走する際に助力したため、罰としてアヤナミに魂の半分を奪われ、アヤナミに操られることになる。 その後、テイトを追ってバルスブルグ教会を訪れ、テイトと戦闘になり死亡する。 ミカゲが転生しており、おでこに十字傷がある。 ミカゲを喪ったテイトを慰めるため、教会のアニマルセラピーとしてフラウが連れてきた。 常にテイトのそばに寄り添っている。 フラウ 声 - (少年時代 - ) バルスブルグ教会の司教で、07-GHOSTの『斬魂(ゼヘル)』。 右腕に フェアローレンの鎌を宿している。 ラグス戦争終結後、ジオ大司教宛の紹介状を携えてバルスブルグ教会を訪れ、教会に保護される。 保護された当初は神を嫌って悪戯を繰り返していたが、バスティンの説得により心を開き、司教試験の実技試験では最高記録を叩き出して司教となった。 現在もエロ本を持ち歩いたり、ロザリオをライターにして煙草を吸ったりと司教らしからぬ言動が目立つが、弱者には黙って手を差し伸べるなど心根は優しく、士官学校を脱走したテイトのことを助けてバルスブルグ教会に匿った。 テイトと過去の自分を重ねており、テイトが司教試験に合格すると、テイトとともにゴッドハウスを巡る旅に出るが、旅の途上でアヤナミと遭遇し、テイトを奪われてしまう。 アヤナミに遭遇した時にケガをしてしまったフラウはカストルとラブラドールと合流しラブラドールの治療をうける。 現在はテイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、カストル、ラブラドールとともにテイト奪還を窺っている。 カストル 声 - バルスブルグ教会の司教で、第2区の教区長。 07-GHOSTの『繫魂(フェスト)』で、死者の魂と絆が深い相手の魂を糸で繋ぎ、エネルギーを分け与えて蘇生させることができる。 また操作系ザイフォンの使い手でもあり、自作の人形を人間と見間違えさせるほど精緻に操ったり、人形に使い魔を入れて人間のように動かしたりといった技術を持つ。 本名は「シンルー=ハウゼン」といい、その出自は第6区のゴッドハウス・ハウゼン家の第13代当主。 ある日、ラゼットと出会い惹かれ合うようになるが、ラグス戦争に際してラゼットを庇って死亡し、『繫魂』の器となる。 その後はバルスブルグ教会の司教試験に合格し、現在に至る。 テイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、フラウ、ラブラドールとともにテイト奪還を窺っていたが、アヤナミと戦い敗北。 アヤナミはカストルの残った能力を吸収しようとするが人である器が耐えられず、中止。 その後、セブンゴースト専用の檻にラブラドールと共に入れられた。 その際クロユリと繋がっていたハルセの魂を身体に戻した。 ラブラドール 声 - バルスブルグ教会の司教。 07-GHOSTの『預魂(プロフェ)』で、未来についてほぼ正確に預言することができる。 慈悲深く物腰柔らかな青年で、癒し系ザイフォンの使い手。 趣味はで、草花を自在に操る能力を有している。 本名は「イリューシャ=クラート」といい、その出自は第4区のゴッドハウス・クラート家の子息。 クラート家に引き取られた孤児・リリンが不治の病に冒されていることを知り、彼女の苦しみを取り除くため自らの血を苗床にしてエデンの花を咲かせることに成功するが、エデンの花を咲かせることは禁忌であったため、罰として永久凍土の地に送られて氷漬けの刑に処せられ、死亡する。 死後、『預魂』の器となり、現在に至る。 テイトがオウカから誕生日パーティに招待されていたことを利用して、オウカの誕生日パーティに潜入し、フラウ、カストルとともにテイト奪還を窺っていたが、ヒュウガと戦い敗北。 カストルと共にセブンゴースト専用の檻に入れられた。 ハクレン=オーク 声 - 第2区のゴッドハウス・オーク家出身の青年。 幼少の頃、母親に憑いた使い魔の呪いを解いたフラウに憧れ、11歳のときに家を飛び出し、司教を目指している。 容姿はミカゲと酷似しているが、性格はミカゲとは異なりプライドが高い。 テイトのことは当初バカにしていたが、バルスブルグ教会でともに過ごすうちに親しくなり、司教試験ではテイトとペアを組んでともに合格を果たす。 司教試験合格後はカストル付きの司教見習いになる。 カストル付きの司教見習いになってから数日後ハクレン宛てにバルスブルグ王室から命令を受け、オウカの教育係を務める。 なお、幼少の頃から父親に大量の見合い写真を見せられ続けたことが原因で「淑女(レディ)」を苦手としており、淑女に近づかれると「女性酔い」という症状を起こす。 ロゼアマネル=オウカ=バルスブルグ 本作の。 バルスブルグ帝国の第一王女で、通称 オウカ。 右手にラファエルの瞳を宿しているが、彼女自身はそのことを知らずにいる。 の少女で、古風な口調で話す。 世間の事情に疎く、「俗語辞書」を持ち歩いているほどだが、心優しく正義感は強い。 癒し系ザイフォンの使い手で医者を目指しているが、王位継承権第1位という地位にあることから両親から反対されている。 見聞を広めるために家出して治療活動に勤しんでいた折、悪漢に襲われそうになったところをテイトに救われ、親しくなる。 クラート家事件が解決した後にテイトに自身の誕生日パーティの招待状を渡しており、別れ際には互いの本名を打ち明け合い、テイトがラグス王国の王子であったことを知る。 その正体はナナセから作られたオウカのレプリカであり、本物の王女は既に亡くなっていた。 レプリカとしての名前は「OR-0007(オーアールセブン)」。 だがその魂は本物の王女の物で、まだ死ぬべきではないとして魂の管理を担う「醒魂」が閻魔帳を書きかえ、魂をレプリカの体へと移しかえた。 本来は自我を持たないはずだったが、この魂の入れ替えによって自我を持つようになった。 クルル 黒い「導きのドラゴン」。 オウカが生まれたときから共にあり、オウカのことを「オウカ様」と呼んで慕っている。 オウカからも姉妹のように思われている。 人語を話したり、空を飛んだりすることができる。 ラファエルの瞳 バルスブルグ帝国の秘宝で、フェアローレンの魂を封印したとされる青い魔石。 ミカエルの瞳同様、主の抑圧された無意識を利用して表層化する。 「ラグス王国は滅ぼさねばならない」と認識しており、テイトがオウカに本名を明かした際は宿主であるオウカの意識を押しのけて表層化し、テイトを消滅させようとした。 またバルスブルグ帝国軍はラグス戦争の際、洗脳プログラムを使ってラファエルの瞳を強制的に発動させ、ラグス王国に対する衛星ビーム砲として使用していた。 長い洗脳プログラムによって同胞であるミカエルに対しても攻撃を仕掛けていたが、本来はミカエルと同じく主となる者を大切にし、悪を許さぬ厳格な性格である。 アヤナミ 声 - バルスブルグ帝国軍参謀長官で、バルスブルグ皇帝の一存で設けられた直属の黒法術師部隊「ブラックホーク」を率いる。 冷酷で目的達成のためなら手段は問わないが、部下に対する信頼は厚い。 正体は フェアローレンの魂の転生体。 フェアローレンとしての記憶と力の一部を取り戻しており、フェアローレンの躯を取り戻すべく暗躍する。 当初は躯を封じたパンドラの箱を開けるために、テイトが宿しているミカエルの瞳を追っていたが、物語中盤でテイト自身がパンドラの箱であることを知ってからはテイト自身も捕獲の対象とする。 現在はミカエルの瞳を奪取し、テイトの記憶を封印した上で彼を自らのベグライターとしている。 ラグス戦争の折、フェア=クロイツを殺害して07-GHOSTの『契魂』の力を得た。 後にカストルの左腕を奪い、07-GHOSTの『繋魂』の力を一部得ている。 さらにランセの核を奪い『遺魂』の力も得た。 そして魂の転生体になる前は「クロウェル」という名の、クロム王の もう一人の弟として生まれ育ったラグス王家の血を引く人間であり、クロイツと同じくテイトの叔父であることが判明。 若くして亡くなった末弟で、クロム王はとても大切にしていたという。 バルスブルグ教会 07-GHOST フラウ 07-GHOSTの『斬魂(ゼヘル)』。 能力は「悪しき因縁を断つ」。 詳細は「」を参照 ランセ 声 - 07-GHOSTの『遺魂(レリクト)』。 能力は「時間を巻き戻す 」。 バルスブルグ教会の司教で、フラウやカストル、ラブラドールとは同期。 このうちフラウのことはライバルと見なしており、一方でラブラドールのことは「ラブ師匠」と呼んで慕っている。 普段は巡回司教として各区を巡回しているが、テイトが受験した司教試験では最高責任者を務めた。 第2区のゴッドハウス・オーク家の子息で、宝石デザイナー・ブランの悪事を目撃したため黒珠石の像に変えられて絶命し、『遺魂』の器となる。 その後、バルスブルグ教会の司教となり、バスティンの死後、カストルの推薦を受けて大司教補佐に昇格。 バルスブルグ王室付き司教としてホーブルグ要塞に赴任し、そこで『醒魂』と接触を果たす。 醒魂から07-GHOSTに裏切り者がいることを知らされるが、アヤナミに核を奪われて消滅する。 フェア=クロイツ 声 - 07-GHOSTの『契魂(フェアトラーク)』。 能力は「他者の魂を操る」。 ラグス国王の弟で、バルスブルグ教会の司教。 テイトにとっては叔父に当たり、テイトからは「神父さま(ファーザー)」と慕われていた。 フェアローレンの躯に宿る全ての英知を手に入れようとした教皇の企みを阻止するため、生きたパンドラの箱にされたテイトをラグス王国に連れ帰るが、このことがラグス戦争の発端となる。 その後は教皇の非を訴えるため、各地のゴッドハウスを巡る旅に出るが、旅の途上でアヤナミに殺害され、能力を奪われる。 『消魂(ランドカルテ)』 07-GHOSTの『消魂(ランドカルテ)』。 能力は「長距離移動 」。 ラグス戦争が開戦した頃、アヤナミを抹殺するよう指令を受けるが、直後にゴッドハウスを巡る旅に出たフェア=クロイツに同行を申し出ていた。 醒魂から知らされた07-GHOSTの中の裏切者。 平和を愛し、当初は世界を愛のみで世界を満たそうと考えるも、愛憎は相反する感情でありながら切り離す事はできないと悟る。 どちらか一方を消し去れないなら両方を消し去ろうと言う結論に達し、教皇をそそのかせた。 同胞『醒魂』とは死んだ年が近かったことから友人のような距離で接していたが、自身の望みの為に袂を分かつ。 死因は水死だという。 現在はアヤナミの部下・カツラギとして帝国軍に入り込んでおり、フェアローレンの封印を解く機会をうかがっていた。 フェアローレンを心酔するが、天界の娘・イヴと出会ったことで、フェアローレンもまた愛憎劇から逃れられなかったと失望している。 『醒魂(エア)』 07-GHOSTの『醒魂(エア)』。 この世の全ての魂の管理を仕事とし、それぞれの魂について記録する閻魔帳を保持する。 魂の番号を付けることができ、番号を書きかえることもできる。 ラグス戦争が開戦した頃、『消魂』と同様にアヤナミを抹殺するよう指令を受けるが、その後は消息が途絶える。 後にランセの前に姿を現し、「真の敵」を伝えた。 『消魂』とは死んだ年齢が近かったことから、よく行動を共にしていた。 だが『消魂』のたくらみを知り、袂を分かつ。 その正体はミロクのベグライター・カル。 周囲に露見しないようテイトを鍛えていた。 教会関係者 ラゼット 声 - 早見沙織 バルスブルグ教会のオルガニストで、顔を自由に変化させられる「ノエルの人魚」。 話すことはできないが意思疎通は可能。 普段は水中を泳ぎ回っているが、ヒレを乾かせば陸上を歩くこともできる。 かつて、ラグス国王暗殺を企む組織に囚われていたところをカストルに救われ、彼と惹かれ合うようになるが、ラグス戦争終結後、自分を庇って亡くなったカストルを追って自殺する。 その後、07-GHOSTの『繫魂』の器に選ばれたカストルの力で生き返り、カストルの傍に寄り添っている。 ジオ 声 - バルスブルグ教会の大司教。 額から右目にかけて大きな傷跡がある。 血圧が高く、フラウに対してしばしば仕置きをしている。 バスティン 声 - バルスブルグ教会の大司教補佐。 フラウの師で、フラウに神の教えを説き続けてフラウの心を開いた人物だが、同時に己の正義を過信しており、罪人殺害の手段として黒法術に手を染めている。 バルスブルグ帝国への忠誠心からブラックホークのスパイとなり、テイト捕獲に動くが、 黒法術の代償として死亡し、肉体も消滅する。 後に彼の魂は世界一長寿な樹の若芽に転生し、フラウによって教会で一番日の当たる場所へと植えられた。 ウィーダが兄、リアムが弟の兄弟受験者。 裕福な家庭の出身だが、両親の死後に親類に遺産を全て奪われた過去を持ち、そのため兄弟の絆は非常に強い。 ウィーダは司教試験に合格し、ラブラドール付きの司教見習いとなった。 リアムは司教試験に失敗し、再度受験すべく教会内で勉学に励んでいる。 ワードは一次試験の最終問題でカイルを裏切り不合格となるが、カイルは司教試験に合格し、ランセ付きの司教見習いとなる。 元大司教 声 - 、浜田賢二 双子の元大司教。 新人を見る名目で司教試験に参加するが、寄る年波には勝てず、試験の終盤ではテイトたちにおぶってもらっていた。 作中ではフェア=クロイツと共にテイト誕生に立ち会う描写がある。 アテナ、ロザリー、リーベル 声 - (アテナ)、(ロザリー)、(リーベル) アニメオリジナルのシスター。 よく3人で一緒に行動している。 バルスブルグ帝国 ブラックホーク アヤナミ バルスブルグ帝国軍参謀長官で、直属部隊「ブラックホーク」を率いる。 詳細は「」を参照 ヒュウガ 声 - バルスブルグ帝国軍少佐で、ブラックホークのメンバー。 常に飄々としており、アヤナミを「アヤたん」、クロユリを「クロたん」と、カツラギを除く上司には名前の後に「たん」をつけて呼ぶ。 鼻だけで支えるサングラスを常に着用している。 勤務態度は不真面目で、よくふざけてはアヤナミの制裁を受けている。 一方で剣術や黒法術の腕前は優秀で、特に剣術に関しては07-GHOSTの『斬魂』であるフラウと渡り合うほどの実力者。 コナツ=ウォーレン 声 - ヒュウガのベグライター。 黒法術師の家系の出身だが黒法術の才能には恵まれず、祖父の手ほどきを受けて剣術の修行に励む。 後に士官学校を首席で卒業し、ヒュウガとの手合わせで彼から一本取ったことがきっかけでブラックホーク入りを果たす。 上司のヒュウガとは対照的に真面目な青年。 ヒュウガのことは慕っているが、彼の勤務態度には呆れている。 シュリからは「コナツお兄様」と慕われており、後にシュリからワカバ=オークに紹介された際、ワカバからシュリのことを任されている。 悪食で、同じく悪食のクロユリの創作料理(お刺身の苺ジャム和え、ゆで卵のチョコ煮など)を食べても平気だった唯一の人物。 クロユリ 声 - バルスブルグ帝国軍中佐で、ブラックホークのメンバー。 幼い少女のような外見をしているが、性別は明らかにされていない。 右目に眼帯、髪にドクロのピンをつけている。 幼い頃に食べ物に毒を盛られ、味覚のほとんどを失う。 それ以降は悪食となり、ハルセと出会う前は「青空ソース」と呼ばれる自作のソースを全ての食事にかけていた。 ハルセ 声 - クロユリのベグライター。 実家はケーキ屋で元は普通の帝国軍人だったが、一緒に食事をしたことでクロユリと親しくなり、その縁でブラックホークへ転属となった。 常にクロユリに付き従い、軍の仕事がないときもクロユリの相手をしている。 バルスブルグ教会を襲撃した際、「ミカエルの瞳」の攻撃を間近で見て植物状態に陥るも、カストルから『繋魂』の力の一部を奪ったアヤナミによって、クロユリと魂を繋がれて復活する。 カツラギ 声 - バルスブルグ帝国軍大佐で、ブラックホークのメンバー。 温厚な男性。 料理が得意など、家庭的な面を持つ。 実は本物のカツラギはラグス戦争で戦死しており、現在のカツラギはアヤナミの忠実な部下が整形手術を施してすり替わったもので、本名は不明。 オギのスパイとして動くと見せかけ、アヤナミの邪魔となるオギを殺害する。 シュリ=オーク 声 - テイトやミカゲの士官学校での同期生。 ワカバ=オークの息子で、オーク家の執事を務める家系に生まれたミカゲとは幼馴染。 コナツ曰く「オーク家きってのバカ息子」。 態度が大きく家柄を鼻にかけているが、口先だけで実際には何もできない。 士官学校では戦闘用奴隷出身のテイトを何かと目の敵にしており、よくミカゲから仕返しされていた。 士官学校卒業後はアヤナミのベグライターを自称しており、初陣で自分の命を救ってくれたコナツのことを「コナツお兄様」と呼んで一方的に慕っている。 記憶を封印されたテイトと同室になり、第2区でシュリの父親であるワカバ=オークの葬式のときにテイトはミカゲの父親と会ってから仲良くなる。 黒髪の男子が兄のスズ、左目にホクロがある男子が弟のユキ。 ラグス語で話すため、アヤナミ以外とはジェスチャーで意思疎通を行っている。 初期設定では「スズナミ」と「ユキナミ」という名前で、今作の原型となった短編「BEGLEITER(ベグライター)」ではユキナミが主人公だった。 ユキカゼ 漫画26回、98回と「BEGLEITER(ベグライター)」に登場したアヤナミのオリジナルベグライター。 アヤナミを攻撃から守ったため、彼はラグス戦争で亡くなった。 アヤナミとユキカゼは仲良しだったようです。 漫画第98回には、ユキカゼは信頼できる従者であり、幼い頃から互いに知り合いました。 ドラマCD神様に届く恋文に、アヤナミはユキカゼの死から時間が止まったようだと言った。 BEGLEITER(ベグライター)では、ヒュウガは「長年連れ添った信頼おける」と言いました。 帝国軍人 ワカバ=オーク バルスブルグ帝国軍元帥。 シュリの実父で、息子に対しては親バカな一面を見せる。 テイトの身柄と元帥位の奪取を目論むアヤナミによって謀殺される。 オギ バルスブルグ帝国軍少将。 ラグス戦争の際、ブラックホークの投入によって前線に出ていた自らの部隊を壊滅させられた過去を持ち、ただ1人の生存者であるカツラギ とともにアヤナミへの復讐を誓う。 ミカエルの瞳を入手するため、シロキ少将・ナビキ少将と結託してオーク元帥の暗殺を計画。 瞳の独占を目論んだシロキがナビキを殺害した後、シロキを欺いて彼を処刑に追い込むが、カツラギによって殺害される。 ミロクの関係者 ミロク 声 - 陸軍士官学校の理事長。 元バルスブルグ帝国軍元帥で、現在は密かにを目論んでいる。 ラグス戦争終結後にテイトを引き取り、戦闘用奴隷として育てた。 テイトがミカエルの瞳の宿主であることは早くから知っていたらしく、政権移動の鍵としてテイトの名を挙げているが、真相は謎に包まれている。 カル ミロクのベグライター。 目に布を巻いている。 テイトがミロクの屋敷で暮らしていた頃の唯一の話し相手であり、テイトの監視役。 その正体は07-GHOSTの一人「醒魂(エア)」。 同僚「消魂(ランドカルテ)」の裏切りを知り、テイトをすぐに鍛え上げるべく、ミロクに引き取られた彼の監視役をしていた。 目の布は真実を知った際襲撃した「消魂」から受けた傷を隠すための物。 「醒魂」となる前はバルスブルグ家に生まれた世継ぎの一人だったが、世継ぎ争いの毒殺によって殺された。 当時13歳だったという。 クレナ ミロクの屋敷に仕えるメイドで、士官学校に入る前のテイトの世話役。 以前の主人のもとで粗相をしてしまったため、首に大きな傷があり、喋ることができない。 テイトから様々な物を贈られたことで親交を深める。 テイトの士官学校入学を機にテイトとは離れて暮らしているが、現在もテイトの身を案じている。 オウカの関係者 ロゼアマネル=オウカ=バルスブルグ バルスブルグ帝国の第一王女。 通称・オウカ。 詳細は「」を参照 ヴォルフラム=アイフェラー=バルスブルグ 現バルスブルグ帝国を治める王であり、オウカの父。 バルスブルグ帝国が所持する「ラファエルの瞳」が女性しか受け入れることがなかったため、代々女帝が治める掟となっており、皇帝は万一女帝が亡くなった場合に備えての「世継ぎの後見人」という立場が強かった。 だが技術の発展によってラファエルの瞳が女帝、王女がおらずとも制御・操作する方法を得たために、暗殺者が仕向けられるだろうオウカを見殺しにし、女帝の歴史を終わらせようとしていた。 しかしその真意は別にあり、彼はテイトの実母・ミレイアをラグス戦争終結時から保護しており、皇帝の座を退くことで昏睡状態であるミレイアの延命装置の維持が困難となってしまうことを恐れていたためであった。 ミレイアはバルスブルグの血を引くが、立場が妾の子であったため恵まれた境遇ではなかった。 だがその境遇に負けぬ心の美しさと強さをヴォルフは幼少より見出しており、彼女が働く遠方の孤児院に寄付などをしていた。 幾度か自分の元で暮らさないかと提案するも、国から離れた場所にいる子供たちを救うためと、断られていた。 後にミレイアがクロム王と出会い結婚、オウカと同じ頃にティアシェを出産したことを知って彼女を祝おうとするも、戦争屋と称した「消魂」にそそのかされてしまい、ミレイアに毒を盛って昏睡状態へと陥らせる。 更にはラグス戦争を引き起こしクロム王を殺害、ミレイアを手にいれるが自分がしたことを彼女が知ればきっと自分を憎むだろうと考え、解毒剤を持ちながらも長く意識を戻さずに、眠るミレイアを見守るだけの日々を送っていた。 テイトの来訪によって「消魂」の影が退いたことでようやく我に返り、テイトとミレイアを引き合わせ、オウカに支えられながら償いの道を歩み始める。 ダリア バルスブルグ帝国の先代女帝で、オウカの母。 先代のラファエルの瞳の持ち主であったが、瞳の持ち主は皆短命であったため、彼女も既に亡くなっている。 ゴッドハウス ラグス王室 第5区のゴッドハウス・ラグス王室と、その関係者について述べる。 公式記録上は3歳のときに亡くなっている。 息子のことを深く愛しており、生きたパンドラの箱となってしまったティアシェのそばにいてやれない自分を不甲斐なく思っていた。 ティアシェの旅立ちに際してミカエルの瞳を託す。 趣味は絵を描くこと。 好物は卵料理。 ミレイアとは絵を描いていた時に偶然出会った。 ラグス戦争の渦中、ティアシェの目の前でアヤナミに殺害される。 事前にクロイツに頼んで、敵に悟られぬように自分の中にあるティアシェの記憶を消してもらっていた。 若くして即位し、民の為にと我欲を捨て、周囲が心配するほど身を粉にして力を尽くしてきた名君。 ティアシェにも、「ミカエルの瞳の力は破壊ではなく、命を与えるものだから、争いに使ってはいけない」と幼少から教えていた。 ミレイア クロムの側室で、ティアシェの母。 バルスブルグ家の血筋を引くも、妾であったため恵まれた境遇ではなかった。 現バルスブルグ皇帝・ヴォルフとは親しい仲で、彼から想いを寄せられていた。 遠方の孤児院で働いていた頃、ラグス国王であるクロムと偶然出会い、恋におちた。 恋愛結婚はするも身分が低いためにクロムとの正式結婚ができなかったが側室と言うことでラグス国王の側室に入る。 ティアシェを出産するも病気にかかってしまい、長い昏睡状態のまま、命は長くないと思われていた。 だがその昏睡状態も"戦争屋"と称した「消魂」にそそのかされてしまったヴォルフ皇帝が盛った毒によるものとわかり、ラグス戦争後、ヴォルフ皇帝の元に運ばれ、昏睡状態を保たれたままだった。 ティアシェが物心つく前のことだったので、両者は言葉を交わしたことはなかった。 オウカの正体と長きにわたるラファエルの瞳の洗脳を解き、「消魂」の影を取り払ったことで正気に戻ったヴォルフ皇帝がテイトに解毒剤を渡して、ようやく意識を取り戻すことができた。 眠っている間に夢の中でクロムやマルク達が逝くのを見送ったという。 ベアネッサ クロムの正室で、ティアシェの義母。 アントヴォルトから政略結婚でクロムに嫁いたが、クロムのことは愛しており、妾腹のティアシェに憎しみを抱く。 激情に駆られてティアシェの背中に奴隷の焼印を刻んでしまい、罪の発覚を恐れてティアシェを教皇へ引き渡してしまう。 フェア=クロイツ クロムの弟で、ティアシェの叔父。 07-GHOSTの『契魂(フェアトラーク)』。 詳細は「」を参照 マルク ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「マーくん」 ラグス戦争で、ヒュウガと戦い死亡した。 カラン ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「カーくん」 ラグス戦争で、ヒュウガと戦い死亡した。 アガス ティアシェに仕えていた騎士。 ティアシェの世話や遊び相手をしていた。 ティアシェからの愛称「アッくん」 地面の割れ目に巻き込まれ死亡した。 彼がやる「デラ高い高い」はティアシェのお気に入りだった。 クロウェル クロム王のもう一人の弟。 立場は末弟。 若くして亡くなったとされているが、ラファエルの瞳の封印を解かれ自分がフェアローレンという事に気付きヴァルスファイルになるが、父である国王がユキカゼという従者を付き添わせ帝国に亡命させる。 家族の肖像画が残されており、ティアシェも幼い頃に父とその肖像画を見たことがあった。 オーク家 第2区のゴッドハウス・オーク家と、その関係者について述べる。 ハクレン=オーク バルスブルグ教会の司教で、バルスブルグ帝国の第一王女・オウカの教育係。 詳細は「」を参照 リリン クラート家に引き取られた孤児。 イリューシャを好いていた。 不治の病に冒されるが、イリューシャが咲かせてくれたエデンの花によって苦しまずに命を終える。 レム リリンの兄。 リリンを苦しみから救いたいという思いから、イリューシャにエデンの花の栽培を懇願する。 そのおかげでリリンは苦しまずに亡くなるが、直後にイリューシャもエデンの花栽培の罪で処刑されてしまい、2人を立て続けに喪った悲しみを突かれて使い魔と契約する。 使い魔と契約した後、3つの歪んだ願いを叶えて闇徒と化し、イリューシャの花園を譲り受ける条件と引き替えに、クラート家当主の命によってエデンの花の苗床となる人間を攫い続けたが、クラート家を訪れたテイトによって浄化される。 クラート家当主 イリューシャの叔父。 名前は不明。 妹の病を知って苦悩するレムにエデンの花の話を吹き込み、イリューシャにエデンの花を栽培するよう仕向ける。 イリューシャを処刑した後はレムに攫わせた一般人の肉体を苗床にエデンの花を栽培し、花から精製した香を販売していた。 未来を預言する能力を持ち、処刑される際、フラウに預言を残す。 ハウゼン家 第6区のゴッドハウス・ハウゼン家と、その関係者について述べる。 シンルー=ハウゼン ハウゼン家の第13代目当主。 カストルの本名。 詳細は「」を参照 シンファ=ハウゼン ハウゼン家の第12代当主で、シンルーの父。 ラグス戦争で息子を喪った後、妻が使い魔に魅入られてしまうが、息子に続いて妻までも喪うことを恐れ、妻を隠し続けていた。 ハウゼン家を訪れたテイトに罪を暴かれる。 セイラン 声 - ハウゼン家の使用人。 孤児だったがハウゼン家に拾われ、以降忠誠を尽くしている。 シンルーの良き理解者。 天界 天界の長 フェアローレンの創造主。 人に生を与える際に3つの夢を問う。 イヴ 天界の長の娘。 とても明るい性格で、背中に大きな両手剣を装備している。 天界の森の中で道に迷い、偶然フェアローレンと出会う。 以後、頻繁にフェアローレンのもとを訪れて一方的に親交を深めていたが、フェアローレンに殺害される。 フェアローレン 天界の長の最高傑作であり、全ての英知を持つとされる死神。 死を管轄し、魂を回収する役割を担う。 姿はだが、人間の形をとることもできる。 ある日、イヴを殺害して天界から逃走し、地上に疫病や悲嘆、罪などの災いを振りまいたため、07-GHOSTとミカエルの瞳、ラファエルの瞳により、躯と魂を別々に封印された。 現在、フェアローレンの躯を収めたパンドラの箱はテイトに、魂はアヤナミに引き継がれている。 その他 カペラ 声 - 奴隷の子供。 借金返済のため母ルティアに奴隷として売りに出されるが、幼いために奴隷市場で売れ残ってしまい、奴隷商人カールから虐待を受けていたところをテイトに保護され、テイトの旅に同行する。 テイトからは弟のように可愛がられ、テイトからザイフォンを学び、癒し系ザイフォンを習得した。 旅の途中で立ち寄ったアルマーズ邸でルティアと再会し、アルマーズ邸の遺産相続を巡る事件に巻き込まれる。 このとき、攻撃系ザイフォンも使えることが判明した。 事件解決後は母とともにアルマーズ邸に残り、癒し系ザイフォンを使って母の目を治療している。 ルティア カペラの母親。 亡夫が残した借金を返済しつつ暮らしていたが、目を患ったために借金返済の目処が立たなくなり、カペラを奴隷として手放す。 その後、自身も奴隷として売られるが、アルマーズ邸の次期当主・レーナの「母」を演じることになる。 その後、アルマーズ邸でカペラと再会を果たし、遺産相続を巡る事件が解決した後はアルマーズ邸のメイドとして雇われ、再びカペラと暮らせるようになる。 レーナ 第4区のニールという町にあるアルマーズ邸の次期当主。 誕生日の2か月前、唯一の肉親であった母を殺されてしまう。 その後、遺産相続を巡る陰謀を喰い止めるべく、母と外見が似ていたルティアを母親に仕立て上げる。 遺産相続を巡る事件が解決した後はルティアをメイドとして雇い、カペラとも暮らせるよう手配した。 カール 自称「世界で最も気高く美しい奴隷商人」。 モヒカンで粗野な男だが、バルスブルグ帝国軍から一目置かれるほどのやり手の奴隷商人。 奴隷市場で売れ残っていたカペラを虐待していたためテイトの怒りを買う。 その後、弟の高利貸し・パールとともにホークザイルレースに参加し、テイトをつけ狙う。 パール 奴隷商人・カールの弟で高利貸しをしている。 外見はあまり似ていないが、兄弟の絆は強い。 第6区で借金返済を迫っていたところ、見かねたオウカに説教され彼女の持っていた宝石を渡される。 それに欲を出してオウカに手を出したところ、今度はテイトに撃退される。 紆余曲折を経て兄と共にテイトとフラウを追いかけ、ホークザイルレースにまで出場した。 ちなみに兄弟そろってネーミングセンス皆無。 用語 バルスブルグ七大陸(バルスブルグななたいりく) 物語の舞台。 7つの区に分けられており、第1区 - 第3区と第7区をバルスブルグ帝国、第4区 - 第6区をラグス王国が治めていたが、10年前のラグス戦争によってラグス王国は滅亡し、現在は大陸全土がバルスブルグ帝国の治世下にある。 千年前までバルスブルグ帝国はバルスブルグ、オーク、ロイエンの3つの国に分かれ、セブンゴーストと主に下りてきたラファエルの瞳を巡り戦争を起こしていた。 しかし世界の信仰の中心となっていた「バルスブルグ教会」の介入によって和平協定を結び、ラファエルの瞳を持つ統一国家となる。 特に統率力に優れていたバルスブルグが政治の中核を担うようになった。 対するラグス王国もラグス、クラート、ハウゼンの3つの国に分かれていたが、バルスブルグ側と違いこちらは寒冷地帯が多く、特に貧しかったクラート、ハウゼンを統一し、穀物の改良や酪農を推奨し、民が飢えない努力を怠らなかったため、戦争は一度も起こらなかったと言われている。 この世界の貨幣は「ユース」といい、長方形のクリスタルの形をしている。 1ユース=約2円。 07-GHOST(セブンゴースト) 天界の長がフェアローレンの欠片を使って生み出した死神。 フェアローレンの粛清と、彼によって穢された世界を浄化するという使命を持つ。 2代目以降の07-GHOSTは、死亡した人間の人格・記憶・外見を「器」とし、フェアローレンの欠片を核として肉体を組成している。 メンバーは『斬魂(ゼヘル)』『繋魂(フェスト)』『預魂(プロフェ)』『遺魂(レリクト)』『契魂(フェアトラーク)』『消魂(ランドカルテ)』『醒魂(エア)』の7人で、フェアローレンが有する7つの特殊能力を1つずつ分割されて与えられ、能力を反映した紋章を持つ。 また、7人に共通する能力として、他者の魂に触れることでその者の記憶を封印したり、記憶を読み取ったりすることができる。 バルスブルグ教会では07-GHOSTを象った7つの像を7つの塔に納め、信者の参拝向けに塔への入り口を開放している。 また初代07-GHOSTの器が眠る 墓所(クヴェレ)と呼ばれる場所があり、そこには歴代の07-GHOSTが書き込んできた器の記憶が記録されている。 現役の07-GHOSTも「器」の記憶を残すため、定期的に墓所に記憶を書き込む義務が存在する。 ゴッドハウス バルスブルグ七大陸を影で牛耳る7つの血族で、「皇帝」と「教皇」を選定する使命を担う。 かつて初代07-GHOSTが人間と交わって誕生した「神の一族」で、各ハウスがそれぞれ1つの07-GHOSTの紋章を掲げている。 第13巻現在、家名が判明しているのは以下の5家。 バルスブルグ王室 第1区のゴッドハウス。 紋章は不明。 バルスブルグ皇帝を輩出する。 オーク家 第2区のゴッドハウス。 遺魂の紋章を掲げる。 軍人や政治家しか認めないとされる名門。 クラート家 第4区のゴッドハウス。 預魂の紋章を掲げる。 生薬の研究に従事する。 ラグス王室 第5区のゴッドハウス。 契魂の紋章を掲げる。 ハウゼン家 第6区のゴッドハウス。 繋魂の紋章を掲げる。 暗殺を家業とする。 ザイフォン 作中に登場する特殊能力で、生命の源を様々な能力に変換できる。 主に手を媒介として発動し、文字を象って具現化する。 「攻撃系」「癒し系」「操作系」の3系統に大別され、通常は1人につき1系統しか扱えないが、稀に2系統のザイフォンを使用できる者も存在する。 人間の誕生以前から浮島の大陸を支える大地の生命エネルギーとして存在しており、近年バルスブルグ帝国では大地からザイフォンを吸い取り、ガスや石灰に変わる資源として利用しようとしている。 攻撃系 攻撃や防御に使われるザイフォン。 軍人でザイフォンを使える者は、大半が攻撃系の使い手である。 主な使用者は、テイト、ミカゲ、ハクレン、フラウ、ブラックホークのメンバー、カペラなど。 癒し系 治療に使われるザイフォン。 他人に自分のザイフォンを分け与えることも可能。 主な使用者は、オウカ、カペラ、ラブラドール、バスティン、オオルリなど。 操作系 他の物質と同じ物質を作り出し、両者をシンクロさせることで意のままに操るザイフォン。 応用として、映像や音声を信号化することで遠方への通信に用いることができる。 主な使用者は、カストル、キクネなど。 黒法術師(ヴァルスファイル) 自らの命を糧に発動する禁術・ 黒法術の使い手を指す。 自らの命を糧にするため基本的には短命だが、他者の命を用いることで怪我の快復や延命も可能。 ただし、術自体が神の摂理に背いているため、バルスブルグ教会の司教に捕まれば処刑される運命にある。 法具(バクルス) 光と闇を操る十字状の杖。 ザイフォンを闇に対抗するものに変換したり、教典の逆呪文を打ち込むことで黒法術を発動したりできる。 パンドラの箱(パンドラのはこ) フェアローレンの躯を封じた箱。 教会に収められてきたが、現在は教皇によってフェアローレンの躯を植え付けられたテイトが「生きたパンドラの箱」となっている。 使い魔(コール) フェアローレンの下僕。 純然たる闇であり実体は持たないが、可視化した場合、骨でできた翼の姿に見える。 実体化するためには人間の躯が必要であり、そのため、自分たちと契約した人間 の魂を闇に引きずり込み、抜け殻となった躯を乗っ取ろうとする。 乗っ取りに成功して実体化した使い魔は 闇徒(ヴァルス)と呼ばれる。 ゼーレの地(ゼーレのち) フェアローレンを抹殺するために天界の長が用意した土地。 現在では「たとえ大罪を犯した犯罪者でも、そこに辿り着けば魂が浄化され神に拝謁できる」聖地とされており、この地を目指す者は ゼーレの旅人と呼ばれる。 ゼーレの旅人には各地のゴッドハウスの不正を暴いて穢れを払うことが使命として課されており、使命を果たすと07-GHOSTからゴッドハウスの紋章が証として腕に刻まれる。 エデンの花(エデンのはな) 天界を追放される前にフェアローレンが生み出した、死者の苦しみを緩和させる花。 現在ではクラート家の者だけが咲かせることができるが、この花を咲かせることは禁忌とされている。 ホークザイル 人間より大柄な鳥にハンドルやシート、外装部品などを取り付けて乗用としたもの。 地上から数十センチメートル浮いて走行する。 バルスブルグ帝国では2年に1度、ホークザイルによるレースが開催されている。 黒珠石(こくじゅせき) 深い輝きを備える漆黒の宝石。 ダイヤを凌ぐ価値を持ち、オーク家は黒珠石の独占販売でさらなる富を築き上げた。 実は黒法術によって作られたもので、金属のみならず、人すらも素材となる。 導きのドラゴン(フュールング) 「天の御使い」と呼ばれる大型鳥獣。 体毛はピンクだが、クルルのような黒色のものも存在する。 世界の北部に生息しており、子を産む時期のみ南下する。 幼生は群れで共生し、様々な知識を学ぶ。 高い知能を有しており、成長すると人語を話すようになる。 また躯が一定の大きさまで育つと口から炎を吐くことができる。 書誌情報 単行本• 2005年11月25日初版発行(2005年11月25日発売 )、• 2006年5月25日初版発行(2006年5月25日発売 )、• 2006年11月25日初版発行(2006年11月25日発売 )、• 2007年5月25日初版発行(2007年5月25日発売 )、• 2007年11月24日初版発行(2007年11月24日発売 )、• 2008年5月24日初版発行(2008年5月24日発売 )、• 2008年11月25日初版発行(2008年11月25日発売 )、• 2009年5月25日初版発行(2009年5月25日発売 )、• 2009年11月25日初版発行(2009年11月25日発売 )、• 2010年8月25日初版発行(2010年8月25日発売 )、• 2011年1月25日初版発行(2011年1月25日発売 )、• 2011年7月25日初版発行(2011年7月25日発売 )、• 2011年12月24日初版発行(2011年12月24日発売 )、• 2012年6月25日初版発行(2012年6月25日発売 )、• 2012年12月25日初版発行(2012年12月25日発売 )、• 2013年5月25日初版発行(2013年5月25日発売 )、• 2013年9月25日初版発行(2013年9月25日発売 )、 文庫版• 2015年7月25日初版発行(2015年7月25日発売 )、• 2015年8月25日初版発行(2015年8月25日発売 )、• 2015年9月25日初版発行(2015年9月25日発売 )、• 2015年10月24日初版発行(2015年10月24日発売 )、• 2015年11月25日初版発行(2015年11月25日発売 )、• 2015年12月25日初版発行(2015年12月25日発売 )、• 2016年1月25日初版発行(2016年1月25日発売 )、• 2016年2月25日初版発行(2016年2月25日発売 )、• 2016年3月25日初版発行(2016年3月25日発売 )、 短編集• 全25話。 DVD全13巻の販売数は56000枚に達している。 アニメの次回予告はラブラドール役のが担当している。 2011年7月から2012年1月までであるでされた。 読売テレビが製作したが日本テレビで放送されるのは『』に次いで2例目。 スタッフ• 原作 - 雨宮由樹・市原ゆき乃• 監督 -• シリーズ構成 -• キャラクターデザイン -• メカニックデザイン - 宮豊• 総作画監督 -• 美術監督 -• 色彩設計 - 北爪英子• 撮影監督 - 近藤慎与• 編集 - 松村正宏• 音響監督 -• 音楽 -• プロデューサー - 君島彩子、後藤政則、、川村仁• アニメーションプロデューサー - 浦崎宣光• アニメーション制作 -• 各話リスト 話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 Kapitel. 1 切なる想いの行く末は 堀越久美子 Kapitel. 2 懐かしき記憶は痛みと共に 石井久志 中山敦史 阿部智之 Kapitel. 3 無垢なる我子よ光と眠れ 小林浩輔 浅井昭人 Kapitel. 4 ただひたすらなる祈りの果てに 江島泰男 高橋敦子 Kapitel. 5 熱き涙、やさしく彼の心を満たし… 高橋ナツコ 久保太郎 清水勝祐 さのえり Kapitel. 6 光に通ずる正しき道は 加藤陽一 平田豊 飯飼一幸 中島美子 Kapitel. 7 翼に喰われた魂は愛しい我子の夢を見る? 武上純希 石井久志 安藤正臣 氏家章雄 Kapitel. 8 半分だけの魂が悲しき目覚めを呼び起こす 高橋ナツコ 小林浩輔 滝山真哲 Kapitel. 9 魂の色は永遠に… 江島泰男 江島泰男 久保太郎 浅井昭人 中本尚子 Kapitel. 10 それはただひとつの償い 加藤陽一 藤原良二 丸山由太 武本大介 Kapitel. 11 愛しき者への償いは… 武上純希 平田豊 高橋敦子 長野路子 Kapitel. 12 痛みという名の闇はひたひたと… 高橋ナツコ 石井久志 安藤正臣 氏家章雄 Kapitel. 13 光ある道の先に見るものは… 土屋浩幸 小坂知 中島美子 Kapitel. 14 共に戦う理由…戦友と呼ばれる資格 武上純希 小林浩輔 滝山真哲 Kapitel. 15 あの日、確かに彼といた 加藤陽一 高村雄太 久保太郎 高橋敦子 Kapitel. 16 真実は光の届かぬ闇の底に 平田豊 安田京弘 清水勝祐 野道佳代 Kapitel. 17 闇の翼の眷属は、不幸を纏い、舞い降りる 武上純希 石井久志 渡邊由香里 Kapitel. 18 赦さざる者闇に溺れ…愛する者は涙に濡れる 高橋ナツコ 高本宣弘 小林浩輔 浅井昭人 Kapitel. 19 まじわらぬ愛、されど消えぬ愛の行く末は… 江島泰男 小坂知 中島美子 Kapitel. 20 ふたりで捧げるレクイエム 加藤陽一 土屋浩幸 秋山由樹子 Kapitel. 21 なぜゆえに、汝、敗者の扉をくぐる… 武上純希 藤原良二 平田豊 高橋敦子 安田京弘 Kapitel. 22 水底の光に導かれ、覗きしものは… 小林浩輔 堀越久美子 Kapitel. 23 心の闇のその先に 加藤陽一 石井久志 中山敦史 渡邊由香里 氏家章雄 Kapitel. 24 愛無き者の正義はいずこに…。 闇に奪われし心よ、永遠に… 高橋ナツコ 名村英敏 江島泰男 Kapitel. パーソナリティ - (テイト=クライン 役)、(ミカゲ 役)• 配信サイト - 、• 配信期間 - 2009年1月8日 - 2010年2月18日(隔週木曜日更新) ゲスト• (カストル 役、第3・17・22回)• (アヤナミ 役、第4・15回)• (ラブラドール 役、第6・22回)• (ハクレン=オーク 役、第8・9・11・26回)• (フラウ 役、第10回)• (クロユリ 役、第13・21・25回)• (ヒュウガ 役、第16・20回)• (ハルセ 役、第19・28回)• (バスティン 役、第24回)• (コナツ=ウォーレン 役、第29回) ドラマCD コミック発売元である一迅社のほか、テレビアニメ版としてマリン・エンタテインメントからも発売されている。 タイトル 発売日 商品コード 品番 発売元 神様に届く恋文 2006年12月号 - 2007年1月号誌上販売 ZCD027 ZERO-0026 一迅社 第7区 コミックZERO-SUM2009年2月号 - 3月号誌上販売 - - 3月28日の出来事 コミックZERO-SUM2009年5月号付録 - - ミカエル コミックZERO-SUM2009年7月号誌上販売 - - 美味しく召し上がれ 2009年8月コミックマーケット76先行発売 - - ハウゼン家 コミックZERO-SUM2012年2月号 - 3月号誌上販売 - - The Day of Retribution 2009年6月24日 - MESC-0012 マリン・エンタテインメント The Top News Headline 2009年10月23日 - MESC-0019• アニメでは156cm。 漫画やアニメでは「ミカゲ」と呼ばれているが、ドラマCDでは人間だった頃と区別するためか鳴き声にちなんで「ブルピャ」と呼ばれており、本記事でもそれに従う。 通常の戦闘では鎌を実体化して用いるが、ゴーストとして躯から抜け出した際は、先端に斬魂の紋章をあしらった鎌を持っていた。 第8巻でアヤナミと戦闘になり、左腕とともに能力の一部を奪われてしまう。 後に左腕については義手を自作して補っている。 その後、彼の遺体はリリンの兄レムによって氷漬けのままクラート家に帰還し、クラート家の花園に秘匿されていた。 母親は淑女相当の年齢だが、ハクレンにとっては他の淑女と一線を画す存在であるため女性酔いの対象にはならない。 このときはハクレンが間一髪のところで登場し、オウカの意識を目覚めさせることでテイトの消滅を阻止した。 正確には「過去の映像を巻き戻して見る」。 歴史を改変できるわけではない。 正確には魂番号を把握した相手の所への移動なので、魂番号を把握していないと移動ができない。 アニメではフラウの鎌で斬られて死亡し、遺体が残った。 作中では「女の子みたいだって思われる」という発言があり、単行本に掲載された四コマ漫画でコナツに性別を問われた際には「ヒミツ」と答えている。 さらに消魂がそのカツラギを殺害し、すり替わっていた。 実際には本物のカツラギは戦死しており、現在のカツラギは偽者。 そのため07-GHOSTの肉体には体温がなく、07-GHOSTは極めて寒さに弱い。 ただし、現役の07-GHOSTが核を奪われて消滅すると像が崩壊してしまう。 使い魔と契約した人間の胸元には円形の印が現れる。 この証は 呪いの切符と呼ばれており、07-GHOST全員から7つの切符を集めるとゼーレの地へ導かれる。 読売テレビ以外は「07-GHOST」製作委員会表記。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 一迅社. 2012年7月21日閲覧。 一迅社. 2012年12月26日閲覧。 一迅社. 2013年8月15日閲覧。 一迅社. 2013年12月23日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2015年12月6日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2016年3月25日閲覧。 一迅社. 2012年3月21日閲覧。 コミックナタリー. ナターシャ 2008年11月28日. 2012年3月21日閲覧。 2012年3月21日閲覧。 2014年7月4日閲覧。

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