フランケン シュタイン 怪物 の 名前。 [100] スナッケンシュタインの怪物

コラム再録「原田勝の部屋」 第49回 フランケンシュタインは怪物か?

フランケン シュタイン 怪物 の 名前

「」も参照 5月、メアリーは後の夫となる詩人のと駆け落ちし、やその友人のジョン・ポリドリ John William Polidori らと、・近郊の畔のディオダティ荘に滞在していた。 長く降り続く雨のため屋内に閉じこめられていた折、バイロンは「皆でひとつずつ怪奇譚を書こう We will each write a ghost story. 」と提案した。 メアリーはこの時の着想を膨らませ1816年頃に執筆開始、1818年3月11日に匿名で出版した。 ジャンル分類 [ ] の代表であるが、同時にの小説とする見方もある。 の形式もとる。 科学技術を背景とする着想が見られることから、最初のとする評価も生まれた。 ストーリー [ ] 小説は、の探検隊の隊長ロバート・ウォルトンが姉マーガレットに向けて書いたになっている。 ウォルトンはのから北極点に向かう途中、北極海で衰弱した男性を見つけ、彼を助ける。 彼こそがであり、彼がウォルトンに自らの体験を語り始めるである。 スイスの名家出身で生れの青年、フランケンシュタインは父母と弟ウィリアムとに住む。 父母は旅行中に貧しい家で養女のエリザベスを見て自分たちの養女にし、ヴィクターたちと一緒に育てる。 科学者を志し故郷を離れて・の名門ので自然科学を学んでいた。 だが、ある時を境にフランケンシュタインは、生命の謎を解き明かし自在に操ろうという野心にとりつかれる。 そして、狂気すらはらんだ研究の末、「理想の人間」の設計図を完成させ、それが神に背く行為であると自覚しながらも計画を実行に移す。 自ら墓を暴き人間の死体を手に入れ、それをつなぎ合わせることで11月のわびしい夜に怪物の創造に成功した。 誕生したは、優れた体力と人間の心、そして知性を持ち合わせていたが、細部までには再生できておらずに、筆舌に尽くしがたいほど容貌が醜いものとなった。 そのあまりのおぞましさにフランケンシュタインは絶望し、怪物を残したまま故郷のジュネーヴへと逃亡する。 しかし、怪物は強靭な肉体のために生き延び、野山を越え、途中「神の業(Godlike science)」 である言語も習得して雄弁になる。 やがて遠く離れたフランケンシュタインの元へたどり着くが、自分の醜さゆえ人間達からは忌み嫌われ迫害されたので、ついに弟のウィリアムを怪物が殺し、その殺人犯としてお手伝いのジュスティーヌも絞首刑になる。 孤独のなか自己の存在に悩む怪物は、フランケンシュタインに対して自分の伴侶となり得る異性の怪物を一人造るように要求する。 怪物はこの願いを叶えてくれれば二度と人前に現れないと約束する。 しかし、さらなる怪物の増加を恐れたフランケンシュタインはもう一人作るのを辞めて、怪物の要求を拒否して()、機器を海へ投げ出す。 怪物は同伴者の友人クラーヴァルを殺し、海からの村に漂着したフランケンシュタインはその殺人犯と間違われて、牢獄に入れられる。 この殺人罪が晴れて、彼は故郷のジュネーヴに戻り、父の配慮で養女として一緒に育てられたエリザベスと結婚するが、その夜怪物が現れて彼女は殺される。 創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの友人や妻を次々と殺害したことになる。 憎悪にかられるフランケンシュタインは怪物を追跡し、北極海まで来たが行く手を阻まれ、そこでウォルトンの船に拾われたのだった。 全てを語り終えたフランケンシュタインは、怪物を殺すようにとウォルトンに頼み、船上で息を引き取る。 また、ウォルトンは船員達の安全を考慮して、北極点到達を諦め、帰路につく。 そして、創造主から名も与えられなかった怪物は、創造主の遺体の前に現れ、フランケンシュタインの死を嘆く。 そこに現れたウォルトンに自分の心情を語った後、北極点で自らを焼いて死ぬために北極海へと消える。 怪物のその後は誰も知らない。 慣用 [ ] 英語においては、「自ら創造したものに滅ぼされる者」、「自ら撒いてしまった呪い(または災い)の種」といった意味の慣用句としても使われている。 後世の創作での変容 [ ] 「」も参照 にはがなく、また主人公ヴィクター・フランケンシュタインは一介の大学生では持たない。 元来この怪物は極めて知的で、たった数か月で複数の言語を独学でマスターするほどであった。 しかし後世の映像化・創作・パロディ作品では、主人公が博士であったり、怪物の知性が低い、あるいは生まれつき凶暴とするなど、原作とはかけ離れた翻案がなされている例が多い。 特に、にが製作した映画『』において描かれた怪物は、いかつい不気味な大男で、全身の皮膚に人造人間であることを意味する縫い目があり、特徴的な四角形の頭部 といったビジュアルであった。 これが後世に典型的イメージとして広く定着し、また本来は「フランケンシュタインによる怪物」であるはずが、いつのまにか怪物自身を指して「フランケンシュタイン」と呼称されるようになった。 派生作品 [ ] 「」、「」、および「」を参照 文献 [ ]• Mary Shelly著『Frankenstein』(Dover Thrift Edition, 1994-2017年)。 これは1831年版。 日本語訳 [ ]• 『巨人の復讐 フランケンシュタイン』訳(「世界大衆文学全集」第11) 新人社 1948年• 『フランケンシュタイン』 1968年• 『フランケンシュタイン』訳 (「サスペンス・ノベル選集」第4) 日本出版協同 1953年• 『フランケンシュタイン』訳 (ゴシック叢書6:)、1979年• 内容.フランケンシュタイン、変身、寿限有の寿限無/(臼田昭解説.シェリー夫人の生涯と作品)• 『フランケンシュタイン』訳(:) 1984年• 解説は新藤純子、詳細な年譜入り。 『フランケンシュタインあるいは現代のプロメシュース』訳 共同文化社 2003年• 『フランケンシュタイン』訳、、2010年10月• 『フランケンシュタイン』訳、、2015年1月• 『新訳 フランケンシュタイン』訳、角川文庫、2015年2月 関連文献 [ ]• 『メアリ・シェリーとフランケンシュタイン』 モネット・ヴァカン著 訳 1991年11月25日• 年譜: p234 - 235、参考文献: p236 - 242• 『怪物の黙示録 『フランケンシュタイン』を読む』 スティーヴン・バン編 訳 1997年8月• ; Oct 1997,• 『フランケンシュタイン』 久守和子・中川僚子著 ミネルヴァ書房 2006年12月• 『身体で読むファンタジー フランケンシュタインからまで』 吉田純子 2004年12月• 『現代思想で読むフランケンシュタイン』 J=J・ルセルクル著 ・澤里岳史訳 『講談社選書メチエ』105 1997年5月• 原著: Jean-Jacques Lecercle, Frankenstein : Mythe et Philosophie, Paris, Presses Universitaires de France. プロメテウス()は、において、人間に火(知恵)を授け、一説には人間を創造したとも言われる神のこと。 詳細は当該ページを参照。 「フランケンシュタイン」は怪物の名前として定着しており、のように創造者を「ヴィクター」とし、被造物を「怪物」と分ける人もいる。 [Martin Garrett著「Mary Shelley」 Oxford University Press, 2002• メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』森下弓子訳、〈〉、2009年4月3日、298-323頁。 「新藤純子による解説「『フランケンシュタイン』の過去・現在・未来」」• 脳味噌を取り出しやすくするために、監督のが考案したものとされる。 関連項目 [ ]• 外部リンク [ ] 英語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。

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モンスターのフランケンシュタインは、名前がないのでしょう...

フランケン シュタイン 怪物 の 名前

フランケンシュタインとは フランケンシュタインとは1800年代初期に書かれたイギリスのホラー小説です。 当時のイギリスでは「ゴシック小説」と呼ばれるミステリアスなホラー小説が大流行していました。 そんな時代に匿名で出版された「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」は大ヒットし、その後も長きにわたって世界中の人々に愛されることになります。 image:Frankenstein,Mary Shelley その衝撃的な内容からマッドサイエンティストやホラーとしての側面に注目されがちなフランケンシュタインですが、科学的な趣向も取り入れていることから最初期のSF小説とも呼ばれています。 ちなみに最古のSF小説と呼ばれている作品には日本の「かぐや姫」が存在しますが、こちらは宇宙を題材にしているものの科学的な内容は含まれていません。 フランケンシュタインの名前の意味 フランケンシュタインと聞けば多くの人は小説に登場する怪物の姿を思い浮べると思います。 しかし、そもそもフランケンシュタインとは怪物の名前では無く、それを創り出した科学者の名前です。 誰もがイメージする怪物については作中では名前が付けられておらず、「生物」や「悪魔」などと表現されています。 image:Frankenstein,Mary Shelley 日本では怪物を意味するフランケンシュタインという言葉ですが、海外では他にも様々な意味があります。 フランケンシュタインを創り出したか科学者自身がそれによって人生を破滅させてしまうため、国によっては日本語でいうところの「自業自得」に近い意味で使われることがあります。 また、フランケンシュタイン・コンプレックスという言葉もあり、生命を生み出したい欲望とそれに対する恐怖の葛藤を表しています。 現在、AIの研究開発が進む中、人類への悪影響を危惧する声が上がっていますが、これもフランケンシュタイン・コンプレックスのひとつといえます。 フランケンシュタインのあらすじと登場人物 物語の主人公ロバート・ウォルトンは探検のために訪れていた北極で、行き倒れの男を救助します。 助けられたその男は自身を「ヴィクター・フランケンシュタイン」と名乗り、行き倒れていた理由をウォルトンに話し始めます。 しかし、彼の語ったその内容は身の毛もよだつとても恐ろしいものでした。 名家の生まれだったフランケンシュタインは科学の道を志し、やがて生命を生み出すという禁忌(タブー)に興味を持つようになります。 そして、ついに彼は墓場から死体を暴き出し、それを使って生命を生み出す実験に成功したのです。 image:Frankenstein,Mary Shelley しかし、誕生したのはフランケンシュタインの望んだ「完全なる生命」ではなく、この世の者とは思えないほど醜い怪物でした。 この事実に絶望したフランケンシュタインは実験場を放棄し、怪物を置き去りにしたまま故郷に帰ってしまいます。 ところが怪物は生みの親を追って様々な場所で迫害を受けながらも彼のいる街にたどり着きました。 人間たちの迫害に傷ついた怪物はフランケンシュタインに自分の妻を創るように依頼します。 その代わりに二度と人間の住み街には近づかないと約束したのです。 image:Nathaniel Whittock,Thomas Charles Wageman しかし、怪物をもう一体この世に生み出すことを恐れたフランケンシュタインは、怪物との約束を反故にしてしまいます。 これに怒り狂った怪物は彼の友人や家族を次々と襲っては殺害していきました。 妻を殺されたフランケンシュタインは怪物への復讐を誓い、後を追ってついには北極で行き倒れてしまいます。 そして、そこに偶然通りがかったのが物語の最初に登場したウォルトンだったのです。 成り行きを説明したフランケンシュタインは怪物をこの世から消滅させるようにウォルトンに嘆願し、そのまま息をひきとったのでした。 image:The Curse of Frankenstein 信じられない話を聞いて呆然とするウォルトンの前に突如として怪物が現れます。 怪物は生みの親の死を知ると深く悲しみ絶望しました。 そして、自らに火を放つことでこの世から消える去ることをウォルトンに告げると、北極の大地に消えていったのです。 物語はウォルトンが姉に送った手紙という形式で展開されており、人間の身勝手さと悲しい怪物の最期を描いています。 原作とイメージの意外なギャップ フランケンシュタインには小説である原作と現在日本で定着しているイメージに大きな差が見られます。 ここではそのギャップの中でも代表的なものをご紹介します。 これは後の映画作品によるもので、博士は初老の男性だったり老人だったりしました。 image:pixabay しかし、原作のヴィクター・フランケンシュタインは科学に魅了された天才学生であり、若い青年でした。 これは映画とマッドサイエンティストのイメージから生まれたギャップだといわれています。 しかし、原作の怪物はこのような姿はしていません。 また、身長は8フィート(約2. 4メートル)もある巨人だとも記述されています。 現在持たれている怪物の姿のイメージは、映像化にあたってより恐ろしい人造人間を表現していった結果なのです。 怪物は人間と同じように悲しみ、怒りを覚え、そして傷つくこともありました。 image:Universal Studios,The Bride of Frankenstein 小説の中の彼は決して無口や愚鈍といったことはなく、豊かな感情を表現して人間たちとコミュニケーションを試みる存在でした。 また、自分を受け入れてくれる恋人を切望するなど非常に人間らしい一面も見せています。 原作の怪物は醜いことを除けば人間と何も変わらず、むしろコミュニケーション能力の高い人物でした。 現在の日本では怪物は怪力だけが自慢の「木偶の坊(でくのぼう)」というイメージが定着しています。 しかし、小説の中の怪物は非常に多才な完全人間(パーフェクトヒューマン)として描かれています。 image: これはフランケンシュタインが「完全なる生命」を生み出そうとした結果であり、実際に怪物は生まれて間もなくドイツ語や英語、フランス語など様々な言葉を習得しています。 しかし、後の映画の影響で怪物は言葉が上手く話せない知能の低い生物というイメージが広がってしまいました。 原作で描かれた怪物は私たちのイメージとは異なり、実は非常に聡明な天才だったのです。 小説「フランケンシュタイン」の意外な作者と執筆の経緯 最初は匿名で発表された「フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス」でしたが、イギリスの女流小説家メアリー・シェリーが執筆したものであることが判明しています。 つまり、グロテスクかつ衝撃的なこの小説は女性が書いていたのです。 しかも、メアリーは当時19歳の少女でした。 image:National Portrait Gallery さらに作品が生まれた経緯も少し変わっていました。 あるとき、長く降り続く雨に暇を持て余したメアリーと友人たちは、ひとり一作品ずつホラー小説でも書いてみようと盛り上がります。 その結果として生まれたのが後のフランケンシュタインと怪物の物語だったのです。 このときの雨がもう少し早く上がっていたら後世に伝わる名作は生まれてこなかったのかも知れません。 フランケンシュタイン博士のモデルがいる? 死体を繋ぎ合わせて命を与えるという狂気の科学者フランケンシュタインですが、実はモデルになった人物がいたのではないかという話が存在します。 それは18世紀ごろに書かれたとされている「フランケンシュタインの日記」の主人公でした。 image:pixabay 日記によるとこの人物は大学で解剖学を学ぶ青年であり、研究のために墓地から死体を掘り起こしていたと書かれていました。 そして、あるとき死んだ胎児の遺体を発見し、これを蘇生させようと試みたのです。 彼が胎児の血管から輸血を行うとそれは何倍にも膨れ上がり、まるで生きているかのように蠢(うごめ)いたといいます。 image:pixabay また、日記の後半には死体を繋ぎ合わせて新たな生命を生み出そうとする記述もありました。 つぎはぎの体を作り上げたフランケンシュタインは最後の仕上げとして生きた新鮮な脳を得るために子どもを誘拐してしまいます。 そして、生きたままの脳をつぎはぎの体に移植することに成功したのです。 そして、「強い電流を流せばこの死体は新たな生命として生まれ変わるだろう。 しかし、私は自分が犯した罪に押しつぶされそうだ。 」という記述を最後に日記は終わります。 この「フランケンシュタインの日記」はフィクション作品として書かれたものだといわれていますが、メアリー・シェリーがこれをモデルに小説を書いたのかは明らかになっていません。 フランケンシュタインの怪物は実在するのか?生命創造の偉人たち フィクションの中のモンスター「フランケンシュタインの怪物」は現実に存在し得るのでしょうか? ここでは生命を生み出したという都市伝説を持つ人物についてご紹介します。 パラケルスス パラケルススは1500年代後半に活躍したスイスの錬金術師です。 パラケルススという名前は愛称であり、本名はテオフラストゥス・ホーエンハイムといいました。 彼は錬金術の他にも医学や科学など幅広い研究に没頭しますが、やがて生命を生み出すという神をも恐れぬ実験を繰り返すことになります。 image:Paracelsus パラケルススは人間の精液と大便、ハーブなどを混ぜたものを40日かけて発酵させ、「ホムンクルス」と呼ばれる人工生物を生み出したといわれています。 そのホムンクルスは小さなヒト型をしており、人間のように動いたといいます。 また、この生物に人間の血液を毎日飲ませ、40週のあいだ温め続けた結果、最終的には人間の子どもになったともいわれています。 しかし、この子どもは体がとても小さく、フラスコの外に出すと死んでしまいました。 image:pixabay パラケルススは当時は当たり前だった四大元素説(万物は火・空気・水・土から成るという考え方)を否定し、鉱物や化合物を薬に用いるなど現在の医学・科学の先駆けとなる取り組みをしています。 しかし、謎とされる部分の多い人物であり、ホムンクルス以外にも金を生み出す霊薬「賢者の石(けんじゃのいし)」を創造したという伝説まで残っています。 アンドリュー・クロス アンドリュー・クロスは生命を生み出したのではないかという伝説が残るイギリス生まれの科学者です。 彼は幼少期から電気に興味を持ち、独学で実験を繰り返していました。 1937年のある日、アンドリューが炭酸カリウムとフリント石を使ってガラスの結晶を生成する実験を行なっていたときのことです。 彼が抽出した物体の中に白い謎の塊が現れました。 不思議に思ったアンドリューが観察を続けた結果、一週間ほどでその物体から脚のようなものが生え始めたのです。 さらに一ヵ月が経過するとその生物のような「何か」はダニに似た姿になり、どんどん数を増やしていきました。 image:Andrew Crosse 実験中にダニの卵が紛れ込んだと考えたアンドリューは、今度は殺菌消毒した密封性の高い容器を用意し、蒸留水や鉄、硝酸銅などを入れて電気ケーブルを接続しました。 ところが無菌状態のはずのフラスコの中に、再びダニのような生物が発生してしまったのです。 自分が無から生命を生み出してしまったと考えたアンドリューは、この実験の結果を権威あるロンドンの電気協会に報告しました。 常識では考えられない研究報告に最初は疑っていた協会の科学者たちでしたが、レポートどおりに研究員が実験を再現してみた結果、何とまたもやダニのような生物が発生してしまったのです。 これによりアンドリューの名は広く世間に知れ渡ることになりました。 image:pixabay しかし、彼の功績を神への冒涜だと解釈する人々も多く、アンドリューは「悪魔の科学者」と呼ばれるようになってしまいます。 そして、最期は世間から冷遇されたまま孤独に人生の幕を下ろすことになりました。 彼の死後も何度か生命創造の実験は行われましたが、数回成功しただけでやがて上手くいかなくなったといわれています。 現在ではアンドリューの生み出した生命は完全な無菌状態にならなかった容器の中に虫などの卵が混入したのではないかとされています。 しかし、悪魔の所業と呼ばれたこの実験の詳細はすでに消滅されており、残念ながら今では真実を確かめる術がないのが現状なのです。 出典参考: image:pixabay いかがでしたか?世界的に有名なフランケンシュタインの怪物には意外な作者とイメージとは違うギャップがありました。 醜い姿のフランケンシュタインの怪物ですが、長くリメイクされ現在も愛されるだけの魅力が存在していたのです。

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フランケンシュタインの怪物

フランケン シュタイン 怪物 の 名前

この回は、フランケンシュタインを取り上げている。 くわしくは、こちらをご覧いただければと思う。 () ここからは、私が観ながら、まとめた文章を自分の備忘録もかねてここに残しておこうと思う。 (よくTVをメモりながら観たりするので、今後はこんな感じでのっけていけたらと・・) フランケンシュタインの真実 フランケンシュタインと聞いてまずイメージするのがこれだろう。 しかしながら、これはフランケンシュタインではない。 フランケンシュタインは怪物を作った科学者、ヴィクターの名字なのである。 イギリスの辞書(オックスフォード英語辞典)には、こう書かれている。 一般には、創り手に恐怖を与え、ついには破滅させる怪物を指す典型的な名称として隠喩的に誤用されている。 フランケンシュタインの意外な事実として以下の4つのものがあげられる。 怪物の名前ではない• 怪物は読書家(ゲーテの本を読んだりしている)• 本当は美しい文学• 美と醜のコントラスト 作者は、メアリー・シェリー夫人という女性。 この人も波乱に満ちた人生だ。 16歳で駆け落ちし、周りでは不幸なことが多く起こる。 長女が生後12日で死に、次女も1歳赤痢で死亡。 長男3歳マラリアで死ぬ。 それから義理の妹が自殺し、夫のパーシー・シェリーの元奥さんも自殺。 死と正が入り混じりまさしく混沌という言葉がふさわしいだろう。 虐げられる怪物 この小説の語り手は、ウォルトン(北極大陸探検中、姉への手紙にて)という冒険家。 旅の途中で、フランケンシュタインを作ったヴィクターに話を聞いたものをもとにはじまる。 ヴィクターは名家の生まれで、何不自由なく育った。 ドイツの大学に進学し、生命の根源とは何かという研究に没頭し、死体を集めて人間を作りたいという野望が生まれる。 そこで、死体を継ぎ接ぎしてついに怪物が完成する。 しかしながら、ヴィクターはこの怪物を虐げ追い出してしまう。 行きつく町々で、迫害された怪物は、人気のないみすぼらしい小屋に住んだ。 その近くにドラセーという一家が住んでいた。 怪物は、彼らの生活を盗み見し、そこで愛の存在を知る。 様々な読書体験を通じて、どうして人間は仲間を殺すのか。 法律などなぜ必要なのか疑問に感じた。 そして、人間が起こす流血の数々を知り憎悪という感情が芽生えた。 ドラセー一家と親しくなりたいという感情が芽生えた。 だが、いままで、迫害されたことを考えると不安だった。 そこで、盲目の老人だけがいるときに会いに行った。 老人に告白する。 友達に嫌われそうだと。 ここで、「私は目が見えず、あなたの顔はわからないが、あなたの言葉には、何か誠実だと思わせるものがある。 あなたは誰なのですか?」と問われ、怪物は、名前がなかったために、答えられなかった。 名前がないことは存在していないのと一緒。 怪物が見られる存在である限り受けいれられないことを意味する。 ヴィクターの兄弟、ウィリアムと出会うが拒絶され、醜いと偏見を持たれて絶望し殺す。 こういったことから、「人間=自分を作ったヴィクター」を憎むようになる。 つまり、怪物が凶悪化したことには理由があるのだ。 ここに親子の共通点を見出すことが出来るが、徹底的に阻害されるという点でフランケンシュタインのほうが辛い。 怪物がついにヴィクターと対面する。 そこで、理解してくれる女の怪物を作って欲しいと懇願する。 しかし、完成間近の女の怪物をみてあまりの恐ろしさから、ヴィクターは衝動的に壊してしまう。 怪物は大いに失望する。 そして、復讐心が巨大化する。 ヴィクターは、怪物と対照的な人物だが、もしかしたら、自分の中に潜む内面には怪物が潜んでいるのかもしれない。 端役にも焦点を当てて描かれている。 ヴィクターはウォルトンの性格が自分と似ていると感じ、教訓になればということで身の上を話し出したようだ。 サブタイトルは、~あるいは現代のプロメテウス~。 プロメテウスとは、「オリュンポスから天井の火を盗んで、地上にもたらした英雄であると同時にゼウスに背いた反逆者」 それは、ヴィクターが危険な科学者ということを意味し、科学者の心理とモラルを説いているともいえる。 また、主人公が科学者であるという点が他のゴシック小説と一線を画し。 世界で最初のSFとして「フランケンシュタイン」を捉えてもいい。 () 復讐心 復讐心が膨れ上がった怪物は、こんな台詞を言う。 「覚えておけよ。 おまえの婚礼の夜に、会いにいくからな」 そして、次々とヴィクターの周りの人を殺す。 なぜ周りの人を殺すのか?これは、怪物が産みの親ヴィクターに対して、自分自身の孤独を分かって欲しいということではないだろうか。 やがて、ヴィクターは死ぬ。 そして、怪物はヴィクターの前でこう言った。 「もう太陽や星を見ることも、そよ風が頬に触れるのを感じることもない。 光も心も感覚も、消えてしまうのだ。 だが、そうなることを、おれは幸せだと思わなければならない。 (中略)いまは死ぬことだけが、おれの慰めなのだ。 」 自分を作ってくれた人がいなくなることは絆がなくなったのと同じこと。 だから怪物は悲しんだ。 この物語では、ときに人間でない怪物のほうが人間らしくみえる。 怪物はヴィクターの影の部分の表出。 ユング、いわく 影・・・無意識の暗い部分。 ペルソナ・・・社会に対して演じている仮面 また、時代背景から考えると ・フランス革命が起った、1790年代に物語上では怪物も産まれている。 ・初版は1818年に発売。 ナポレオン失脚が、1815年。 何かの恐怖の暗示。 ・この時代に忘れてはならないのは産業革命。 労働者階級の急増。 支配者階級にとっては脅威。 なにか分からない恐怖は、怪物的存在を示唆。 不安な時代の隠喩、象徴である。 その他に、怪物は女性という考え方もある。 ・女性(イブ)は男性のあばら骨から作られた。 怪物もヴィクター(男)により死体から作られた。 メアリー・シェリーは当初、作品を匿名で発表(女性が出版など許されなかった時代だから)。 本自体が怪物。 この本を醜いわが子とシェリー自身も言ってる。 また、この作品を書くにあたって、ミルトンの「失楽園」を2度読んでいた。 神によって作られた、創造主と被造物。 つまり、親と子の関係。 虐待やネグレクトの関係。 親の立場では扱いきれない怪物を恐れたヴィクター。 怪物が、一番欲しかったのが親(ヴィクター)の愛情。 それが叶わないと子どもは、歪んでしまう。 番組は、最後改めて、怪物が目の見えない盲目の老人に言われた言葉で終わる。 「私は目が見えず、あなたの顔はわからないが、あなたの言葉には、何か誠実だと思わせるものがある。 あなたは誰なのですか?」 この、あなたは誰?と問われて、自分はなんて答えるか考えてみたが、果たして、「私は私である」と自信を持っていうことが出来るだろうか。 映画におけるフランケンシュタイン 番組では取り扱われなかった「フランケンシュタイン」の映画。 フランケンシュタインの映画は、数多くあるが、その中でも私がすきなのが、1931年に制作された映画。 とりわけ、以下に張り付けてあるシーンは、酔っぱらっているときに観ると思わず泣いてしまう。 怪物の系譜 最後に、受け継がれる怪物の系譜を書いておきたい。 (番組内で、話題になったもの) ・ブレードランナー(映画) ・鉄腕アトム(アニメ) (個人的に考えたもの) ・タクシードライバー(映画) ・エレファントマン(映画) ・シザーハンズ(映画) ・エヴァンゲリオンのシンジ君(アニメ) というか、社会(親など)から疎外された人はみな一様にしてフランケンシュタインが作り出した怪物と共通する要素があるだろう。 最近話題になっている人工知能も、フランケンシュタインを考察することで非常に興味深く捉えることが出来る。 その辺は、人工知能を扱った映画を参考に、おいおい考えてみよう。 おわり はじめに 最近は、「交換読書会」のサイトしか更新しておらず、このサイトでは久しぶりに投稿。 以前も違うブログに載せたことはあるが、改 まくら(はじめに) 街コンが行われ始めたのは、いまから3~4年ぐらい前だと記憶する。 今回で、2回 まくら(はじめに) ぼくは、よく正体を欺く。 合コンのときはとくにそうである。 たいてい誘ってくれ はじめに 前回、天狼院書店という本屋で落語をやった顛末を書いたけん、今回もまたやってきたがよ。 まえおき マフィアに憧れを持たない男はいない。 少なくとも僕の周りには。

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