スター トゥインク ル プリキュア op。 【保存版】スター☆トゥインクルプリキュア全国イベント&キャラクターショーまとめ一覧!プリキュアに会えるチャンスを全力紹介!

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スター トゥインク ル プリキュア op

[chapter:第一話 スター&オーズ!2019] 森の中に置かれたロケットのメインルームに、星奈ひかる・ララ・天宮えれな・香久矢まどかの四人の少女が椅子に座り、ひかるの両腕には妖精のフワが抱き抱えられ、四人の目の前にはUFOのような姿をした妖精・プルンスが浮かぶ。 プルンス「実はプルンスは、スタープリンセス達からプリキュアの他に、伝説の仮面ライダー、オーズを探すよう言われたでプルンス。 」 プルンスはスタープリンセスからプリキュアの他に、オーズも探すように言われた事を伝える。 「オーズは地球にいると聞いてたから、その過程でプリキュアを見つけられたのは運が良かったでプルンス。 」 ララ「仮面ライダーオーズ・・・。 噂は惑星サマーンにも伝わってるルン。 」 えれな「宇宙にも伝わってるんだ。 」 ララ「でも、名前だけでどんな見た目かは知らないルン。 」 ひかる「分かった。 ちょっと待ってて。 」そう言うとひかるが立ち上がる。 ララ「どこ行くルン?」 ひかる「家!すぐ戻るから!」ロケットを出て、家に向かって走り出す。 [newpage] 少ししてからひかるが戻り、持って来たノートを開いて見せる。 そのノートには、タトバコンボを中心としたオーズのスクラップ写真が貼られていた。 ララ「これが仮面ライダーオーズ・・・。 」 ひかる「そう!神出鬼没の伝説の戦士!それが仮面ライダーオーズ!」 ララ「色々な姿があるけど、これ全部そうルン?」 ひかる「そうだよ。 緑とか黄色とか赤いのとか、たーっくさんあるよ。 」 えれな「うちの弟達も、オーズが好きなんだ。 」 ひかる「三つの動物が刻まれたメダルを使って、変身するの。 」 「確か同じ色とこの姿は、歌が流れるんだよ。 」タトバコンボのスクラップ写真を指差して説明する。 ララ「歌ルン?」 まどか「そこは私達と同じですね。 」 ひかる「仮面ライダーにはね、女の人が変身してるのもいるし、私達より年下の子が変身してるのもいるよ。 」 「私達の町にも、オーズ来ないかな~!」 プルンス「オーズが見つかれば、ノットレイダーなんて怖く無いでプルンス!」 [newpage] ひかる「よーし!今日はオーズを探しに行こう!」 「ついでにドーナツも食べよー!」立ち上がったひかるが今日はオーズを探す事を決め、ついでにドーナツも食べる事も告げる。 ララ・プルンス「「おー!」」 フワ「フワー!」ララとプルンスが笑顔で右腕を上げて返事し、フワも笑顔で浮かんで返事する。 えれな「ドーナツの割合の方が高そう・・・。 」 まどか「そうですね。 」えれなが苦笑して言い、まどかは微笑んで返事を返す。 AI「お気を付けて。 」 ひかる達はロケットを出て、商店街の方へ向かった。 映司「今回の場所はここか。 」 「探す前にちょっとおやつにでもするかな。 」スタードーナツが目に入り、そこへ向かう。 店長「いらっしゃーい。 」 「あら、見ない顔ね。 」 映司「ついさっきこの町に来たばかりなんです。 」 店長「へぇ、そうなんだ。 」 ドーナツを三個程頼み、お金を払う。 「そうだ、お兄さんに一つ教えてあげる。 」 「実はね、この町でロケットが飛んでるって噂があるの。 」店長が映司に、この町でロケットが飛んでると言う噂話を教える。 映司「ロケットが?」 店長「そう。 この町で。 」 映司「この町にはロケットの発射施設があるんですか?」 店長「無い無い。 流石にそれは無いよ。 」 映司 ロケットか・・・。 もしかしたらそれが、今回のプリキュアに関係しているのかもしれないな。 店長「まあ噂は噂だから、余り気にしないで。 」 スタードーナツを後にして歩くと、ドーナツを買いに来たひかる達と通り過ぎる。 映司「・・・?」何かの雰囲気を感じて振り向き、ドーナツを決めるひかる達を見る。 もしかしてあの子達・・・ プルンス あの男性、こっちを見てるでプルンス・・・。 まさか、バレてるでプルンスか・・・!? リュックのようにララの背中に背負われたプルンスが、バレてるのでは無いかと冷や汗を垂らす。 だが映司は近くのベンチに座り、ドーナツを食べ始めた。 バレて無いみたいでプルンスな・・・。 バレなかった事にホッと一息つく。 [newpage] ひかる「せっかくだから天文台の辺りで食べない?」 ララ「ルン。 」 えれな「いいね。 」 まどか「いいお天気ですしね。 」 ひかる達がドーナツを買ってスタードーナツを後にし、天文台の方へ向かう。 映司 よし、ちょっと追ってみよう。 [newpage] ひかる達が森の中を歩き、映司が後を追う。 えれな「ねえひかる、目的忘れて無いよね?」 ひかる「分かってるよえれなさん。 食べ終わったらバリバリ探すよー!」 ?「何を探そうとしているのか、我々にも教えて貰えないか?」 ひかる「!?」 ひかる達の前にノットレイダーの幹部・カッパードと、戦闘員のノットレイの軍団が現れる。 プルンス「ノットレイダーでプルンス!」 カッパード「プリンセススターカラーペンを探そうとしているのか?」 ララ「教える訳無いルン!」 ひかる「そうだよ!教えるつもりなんて無いよ!」 カッパード「ならば、力ずくで教えて貰おう!」そう叫んだカッパードがビームサーベルからビームの刃を出す。 ひかる「これお願い!」ひかるがプルンスにドーナツの入った紙箱を預け、四人がスターカラーペンを構える。 今度は四人で宇宙のプリキュアか。 まさか歌いながら変身するなんて思わなかったよ。 何となくだけど、今回は弦太朗君達が来そうな気がするな。 でも難しいかな? 周りのは戦闘員で、あの河童みたいなのは幹部って所か。 木の裏に隠れた映司が様子を見て、心の中で呟く。 [newpage] スター「はっ!やあっ!」スターが拳に星型のエネルギーを作り、ノットレイに殴り掛かる。 次に星型の足場を作り出し、それを使って上に跳ぶ。 映司 へぇ、そう言うのも出来るんだ。 トゥインクルとほとんど一緒だな。 まあチーム名にもトゥインクルって付いてるしね。 スター「プリキュア!スターパンチ!」急降下して黄色の星形エネルギーを作り出し、パンチして撃ち出すスターパンチを地面に叩き付け、ノットレイを纏めて吹き飛ばす。 ミルキー「ふっ!たあっ!」ミルキーがパンチでノットレイを殴り飛ばし、更にキックで蹴飛ばす。 「行くルン!」センサーから電流を発し、電撃を飛ばす。 映司 あの触手みたいなのから電撃を飛ばせるのか。 と言うかアレ何だろ? ミルキー「プリキュア!ミルキーショック!」緑色の電気エネルギーを両サイドの星形センサーに溜め、そのセンサーから強力な電撃を放つミルキーショックを放ち、複数のノットレイに浴びせる。 [newpage] ソレイユ「やっ!はあっ!やっ!」ソレイユが回し蹴りを向かって来るノットレイに叩き込む。 「はああああぁぁぁっ!」回転して上に跳び、炎の竜巻を作り出してノットレイの軍団を吹き飛ばす。 映司 運動神経は高い方で、炎を使う事も出来るのか。 ソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!」炎の球を作り出し、回転しながら蹴って撃ち出すソレイユシュートを放ち、纏めて吹き飛ばす。 セレーネ「ふっ!はっ!」セレーネがチョップでノットレイを軽くいなし続ける。 ノットレイが光線銃から光線を放ち、それを宙返りして避け、距離を取って着地する。 「プリキュア!セレーネアロー!」水色の三日月を作り出してそれを弓矢に変え、スターカラーペンで対象に向かって矢を放つセレーネアローを放ち、一体ずつに命中させる。 映司 俊敏さはあの中じゃ一番かな。 弓の腕も良いみたいだし、弓道とかやってそうだな。 何かれいかと良い勝負が出来そう。 [newpage] 戦闘がしばらく続いた所で、数体のノットレイが映司に気付く。 カッパード「何だ奴は?」 映司「気付かれたか・・・。 」 セレーネ「人・・・!?」 ソレイユ「何でここに・・・!?」 スター「あの人、私達の前にドーナツ買ってた・・・!」 ミルキー「まさか、全部見られてたルン!?」 カッパード「ソイツを人質にしろ!」 カッパードの指示を聞いたノットレイの軍団が映司に向かって走り出す。 スター「逃げて!」 [newpage] 映司「ふっ!はっ!」だが映司は生身のままノットレイと戦い、パンチやキックを叩き込む。 「ふっ!」ノットレイの右手を掴み、そのまま振り上げて地面に叩き付ける。 セレーネ「えっ!?」 映司「はっ!」攻撃を避け、肘打ちをノットレイの背中に叩き込む。 「おっと!」ノットレイが光線銃を持って光線を放ち、転がって避ける。 「そう言うのは、こっちにもある!」メダジャリバーカスタム ガンモード を持ち、エネルギー弾を放って命中させる。 ソレイユ「プリキュアじゃないのに、あんなに・・・!」 ミルキー「一体何者ルン!?」 映司「はっ!はっ!」 「はあっ!」メダジャリバーカスタムを叩き付け、回し蹴りを叩き込む。 スター「何あの強さ!?キラやば~!」 [newpage] ノットレイの攻撃を避け続けながらオーズドライバーをセットする。 ソレイユ「・・・!あのベルト・・・!」 ミルキー「スターが見せた写真と同じ形ルン!」 セレーネ「じゃああの人が・・・!」 ノットレイを蹴飛ばしながらメダルを入れ、オースキャナーでスキャンする。 映司「変身!」 『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』 映司がオーズに変身してキックを繰り出し、隙を突いてメダジャリバーカスタムを変形させてノットレイを斬り付けた。 スター「本物の仮面ライダーオーズだ!キラやば~!」 カッパード「貴様か・・・!仮面ライダーオーズと言うのは!」 映司「だったら?」 カッパード「私はノットレイダーのカッパード!貴様を倒し、私が宇宙最強の戦士となる!」 映司「宇宙にまで知られるなんて、俺も随分有名になったみたいだな。 」そう言うと、メダジャリバーカスタムを変形させて構える。 カッパード「お前達は手を出すな。 」 「行くぞ!」カッパードがノットレイに手を出さないように告げ、オーズに向かってビームサーベルを振り下ろし、オーズがメダジャリバーカスタムで防いだ。 [newpage] 激しい斬り合いを行い、メダジャリバーカスタムとビームサーベルで鍔迫り合いを行う。 映司「この程度!」 カッパード「ぬうっ!」オーズが横振りして斬撃を繰り出し、カッパードに防がれるが後ずさせる。 映司「はあっ!」すぐさま懐に入ってメダジャリバーカスタムを振り上げ、ビームサーベルを弾き飛ばす。 カッパード「まだだ!」カッパードがオーズを踏み台にして跳び、ビームサーベルを取る。 「はあああっ!」降下しながらビームサーベルを振り下ろすが、バックステップして避けられる。 オーズが前に跳び、また懐に入ろうとする。 「同じ手は喰わんぞ!」ビームサーベルを両手に持ち、横に振るう。 だが懐に入る所で上に跳び、カッパードの真上を通り過ぎて着地する。 映司「はああっ!」 カッパード「ぐぅぁっ!」すぐさまメダジャリバーカスタムを振り下ろし、背中を斬り裂く。 「くっ!」ビームサーベルを横に振って遠ざける。 [newpage] カッパード「その強さは伊達では無いようだな・・・!」カッパードが自身の腕に水の竜巻を作り出す。 「カッパードストライク!」その水の竜巻をビームサーベルに纏わせ、これを振って勢いよく飛ばすカッパードストライクを放つ。 オーズがメダジャリバーカスタムにセルメダルを投入し、スキャニングチャージを発動させる。 『トリプル!スキャニングチャージ!』 映司「せいやああああーっ!!」オーズバッシュを放ち、カッパードストライクごとビームサーベルを斬り裂いた。 カッパード「くっ・・・!」斬り裂かれたビームサーベルから手を離すと同時に、ビームサーベルが爆発した。 「ここまでか・・・!」 「今日の所は、退かせて貰うぞ!」 「仮面ライダーオーズ!貴様は私の手で倒す!それを忘れるな!」そう言ってから瞬間移動して姿を消し、残ったノットレイも走り去った。 映司 今回はオシマイダーみたいなのは出て来ないんだな。 その方が楽でいいけど。 [newpage] スター「凄い凄い!やっぱりオーズってキラやば~!」 映司「わわわわっ・・・」スターが両手でオーズの右手を掴み、勢いよく上下に振る。 セレーネ「あの強さ、本物でしたね。 」 ソレイユ「私達が四人掛かりで戦っても、勝つのは無理かな。 」 ミルキー「あれが伝説の戦士、仮面ライダーオーズ・・・。 」 オーズが変身を解き、スター達も変身を解く。 映司「さて、色々と聞きたい事があるけど、聞かせてくれないかな?」 「あ、場所は変えてね。 」 ひかる「じゃあ案内するね。 」 ひかる達がロケットの方へ向かい、映司はその後を追った。 [newpage] ロケット メインルーム 映司「まさか本物のロケットとはね。 」 あの店長さんが言ってたロケットは、多分これの事だろうな。 「改めて、俺は火野映司。 仮面ライダーオーズだよ。 」 「後、敬語とかは無理に使わなくて良いから。 よろしく。 」 ひかる「分かった!」 「私!星奈ひかる!よろしくね映司さん!」 映司「よ、よろしく。 」まず最初にひかるが自己紹介し、両手で握手して上下に振る。 さっきも思ったけど、意外と力あるなぁこの子・・・。 [newpage] ララ「ララルン。 」 映司「よろしくララちゃん。 」 ひかる「ララは惑星サマーンって星の宇宙人なんだよ。 」 映司「へぇ。 」 ひかる「あれ?そんなに驚かない?」 映司「まあ、今更って言うか。 」 「それに、他の宇宙人にも会った事もあるし。 」 ひかる「あるの!?」 映司「あるよ。 ララちゃんみたいな人の姿をしてるのとか、狼みたいなのとか、龍みたいなのとか。 」 ひかる「何それ何それ!聞かせて聞かせて!」ひかるが目を輝かせて顔を近づけ、映司はたじろぐ。 ララ「ちょっとひかる、話ズレてるルン。 」 ひかる「あ、ごめん。 」 [newpage] ララ「それと、ちゃん付けは止めるルン。 惑星サマーンでは十三歳は大人ルン。 」ララが映司の方を向き、ちゃん付けを止める事と惑星サマーンでは十三歳は大人と言う事を伝える。 映司「じゃあララ。 これでいい?」 ララ「それでいいルン。 私も映司って呼ぶルン。 」 そう言うと、左右の頭飾りに付いたセンサーを映司に近づける。 映司「これは?」 ララ「センサールン。 これを触って挨拶するルン。 」 映司「わ、分かった。 」センサーに触れ、挨拶を交わす。 これ、センサーだったんだ。 触手かと思ってた・・・。 [newpage] えれな「天宮えれなだよ。 よろしく。 」 映司「・・・?」 「あっ、ごめん。 よろしく。 」えれなの声に一瞬反応してから、謝って挨拶する。 えれな「どうかした?」 映司「あ、いや、ちょっと知り合いに似てたような気がして・・・。 」 えれな「そんなに似てる?」 映司「声が・・・って言った方がいいかな。 」 ルミエルさんの生まれ変わり・・・じゃないよね。 映司はえれなの声がルミエルと似ていた事に気付いていた。 [newpage] まどか「香久矢まどかです。 よろしくお願い致します。 」 「あなたの足を引っ張らぬよう、精一杯頑張って参ります。 」 ひかる「かぐやさんは生徒会長をやってるんだよ。 」 「それと、えれなさんとまどかさんは三年生で、観星中の太陽と月って言われてるんだ。 」 映司「へぇ。 」 映司「あのさ、二人って幼馴染だったりする?」 えれな「違うよ。 」 まどか「えれなさんとわたくしはそんな関係ではありません。 」 えれな「何でそう思ったの?」 映司「俺の知り合いにちょっと似た子がいてね。 」 [newpage] プルンス「プルンスでプルンス。 」 「仮面ライダーオーズが気の良さそうな人で安心したでプルンス。 」プルンスが自己紹介し、映司と握手を交わす。 フワ「フワー!」フワが映司の目の前に浮き、言葉を発する。 映司「この妖精は?」 ひかる「フワだよ。 可愛いでしょ!」 AI「では、最後は私ですね。 」 映司「声?もしかしてAIか何か?」 AI「はい。 私はこのロケットのAIです。 」 「火野映司様、我々の事をよろしくお願いします。 」最後にAIが自己紹介し、全員との挨拶を終えた。 [newpage] 映司「じゃあ挨拶も済んだ所で、色々と聞かせてくれるかな?」 プルンス「承知したでプルンス。 」 「まずはノットレイダーから説明するでプルンス。 」 「ノットレイダーは、宇宙征服を目論む悪の組織でプルンス。 」 映司「宇宙征服・・・。 結構スケールが大きいな。 」 「さっき戦った連中が、そのノットレイダーって事か。 」 プルンス「そうでプルンス。 」 「プルンスとフワとララは、こことは違う宇宙、星空界から来たでプルンス。 」 「そしてその中心にある聖域、スターパレスでは、十二星座のスタープリンセス達が全宇宙の均衡を保っているでプルンス。 」 「だけどノットレイダーの襲撃を受け、スタープリンセス達はプリンセススターカラーペンとなって宇宙に散らばってしまったでプルンス。 」 [newpage] 映司「スターカラーペン?」 プルンス「みんな、スターカラーペンとプリンセススターカラーペンを出して欲しいでプルンス。 」 プルンスに言われ、ひかる達がロケットのテーブルにスターカラーペンと牡牛座・獅子座・天秤座・山羊座のプリンセススターカラーペンを置く。 プルンス「これがプリンセススターカラーペンで、スタープリンセスの力が宿っているんでプルンス。 」 映司「こっちの羽根ペンのは変身用でいいんだよね。 」 ひかる「そうだよ。 こっちがスターカラーペンだよ。 」 プルンス「今プルンス達が持つプリンセススターカラーペンは全部で四つ。 後八つは地球か宇宙のどこかにあるでプルンス。 」 ララ「近くにペンがある時は、スターカラーペンダントが反応するルン。 」 映司「変身するだけじゃなくてコンパスの機能もあるって事か。 」 プルンス「もしこのプリンセススターカラーペンがノットレイダーに全て奪われたら、星が消え、全てが闇に呑み込まれてしまうでプルンス。 」 「プルンス達は宇宙に古くから伝わる伝説を頼りに、プリキュアを探してたでプルンス。 」 映司「その伝説って?」 プルンス「『星々の輝きが失われし時、トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが再びの輝きを取り戻す』でプルンス。 」 ひかる「これがそのトゥインクルブックだよ。 」ひかるがトゥインクルブックを出す。 [newpage] 映司「じゃあ次は、星空界について聞かせてくれるかな?」 「星空界は、地球から遠く離れた場所にある世界でプルンス。 」 ララ「惑星サマーンもスターパレスもそこにあるルン。 」 映司「って事は、このロケットで行くって訳か。 」 まどか「はい。 」 ひかる「星空界には、フワの力で行くんだ。 」 ララ「フワの作るゲートを通って、星空界に行くルン。 」 ひかる「この前はケンネルって惑星に行ったんだよ。 」 映司「どんな惑星?」 えれな「星の形が骨だったよ。 」 映司「じゃあ、犬みたいな住民がいたのかな?」 まどか「皆さん毛むくじゃらでした。 」 映司「そ、そうなんだ。 」 毛むくじゃら・・・? 「星空界にはよく行ってるの?」 まどか「いえ、学校もありますので、行くのは学校がお休みの時だけです。 」 映司「そこは分かってるんだね。 」 [newpage] プルンス「ロケットにはまだ部屋はあるので、好きに使って欲しいでプルンス。 」 映司「あのさ、キッチンとかある?」 プルンス「小さいけどあるでプルンス。 」 「ただ、長旅だったから全く使って無いでプルンス。 」 「せいぜいお湯を沸かす位しかしてないでプルンス。 」 ひかる「何でキッチン?」 映司「ここを寝床で考えてるから、ご飯が作れないとちょっと不便かなって思って。 」 えれな「作れるの?」 映司「一通りはね。 」 「まあ、このロケットの持ち主がどう言うかってのもあるけどね。 」そう言うと、ララの方を向く。 ひかる「どうするララ?」 ララ「わ、分かったルン。 ここで寝泊まりしていいルン。 」 映司「ありがとうララ。 」 [newpage] 映司「じゃあ後はバイトだな。 」 ひかる「だったら、遼じいの所でどう?」 映司「遼じい?」 ひかる「空見遼太郎。 私の知り合いのお爺ちゃんで、天文台の管理人だよ。 」 「遼じい人手が欲しかったって言ってたから、丁度良いんじゃないかな?」 映司「そうだね。 頼んでみようかな。 」 ひかる「私も一緒に頼んであげるね。 」 映司「ありがとうひかるちゃん。 」 プルンス「映司も加わった事で、戦力も大幅アップする上に増々スターカラーペン探しが楽になるでプルンスな!」 [newpage] AI「いいえ、そうとも限りません。 」 ひかる「どう言う事?」 AI「映司様には一つだけ難点があります。 」 ララ「難点?」 AI「はい。 ララ様達は星の大気に対応出来、言語が分かるようになるスターカラーペンダントがありますが、映司様にはスターカラーペンダントがありません。 」 映司「そんな機能あったんだそのペンダント。 」 AI「スターカラーペンダントを持っていない映司様には住民の言語が分からず、惑星ごとに違う大気にも対応出来ません。 」 「星によっては息が出来なかったり、足を踏み入れた途端に死に至る可能性もあるでしょう。 」 映司「変身すれば何とか息は出来ると思うけど、星空界に行く際は地球かロケットで留守番するしか無さそうだな。 」 プルンス「映司を加えたスターカラーペン探しは、地球以外は厳しいでプルンスか・・・。 」 映司「こうなるとノットレイダーが現れた時位しか役に立てなそうだね。 」 ひかる「それでも、一緒に戦ってくれるだけありがたいよ。 」 [newpage] ひかる「と言う訳で、改めて私達の事よろしくね!映司さん!」 ララ「よろしくルン。 」 えれな「足引っ張らないように心掛けるよ。 」 まどか「これからもよろしくお願い致します。 」 映司「うん。 よろしくねみんな。 」 ひかる「よーし!それじゃあ今からドーナツパーティだーっ!」 映司「えっ?ここでじゃないの?」 ひかる達がロケットから出て天文台の方へ向かい、みんなでドーナツを食べた。 映司はひかる達と共にノットレイダーから地球と宇宙の平和を守り、スターカラーペンを探す事を決めた。 後日、ひかるが協力してくれた事もあって無事にバイトも決まり、天文台で働く事になったのだった。 続く! [chapter:第一話 スター&オーズ!2019] 森の中に置かれたロケットのメインルームに、星奈ひかる・ララ・天宮えれな・香久矢まどかの四人の少女が椅子に座り、ひかるの両腕には妖精のフワが抱き抱えられ、四人の目の前にはUFOのような姿をした妖精・プルンスが浮かぶ。 プルンス「実はプルンスは、スタープリンセス達からプリキュアの他に、伝説の仮面ライダー、オーズを探すよう言われたでプルンス。 」 プルンスはスタープリンセスからプリキュアの他に、オーズも探すように言われた事を伝える。 「オーズは地球にいると聞いてたから、その過程でプリキュアを見つけられたのは運が良かったでプルンス。 」 ララ「仮面ライダーオーズ・・・。 噂は惑星サマーンにも伝わってるルン。 」 えれな「宇宙にも伝わってるんだ。 」 ララ「でも、名前だけでどんな見た目かは知らないルン。 」 ひかる「分かった。 ちょっと待ってて。 」そう言うとひかるが立ち上がる。 ララ「どこ行くルン?」 ひかる「家!すぐ戻るから!」ロケットを出て、家に向かって走り出す。 [newpage] 少ししてからひかるが戻り、持って来たノートを開いて見せる。 そのノートには、タトバコンボを中心としたオーズのスクラップ写真が貼られていた。 ララ「これが仮面ライダーオーズ・・・。 」 ひかる「そう!神出鬼没の伝説の戦士!それが仮面ライダーオーズ!」 ララ「色々な姿があるけど、これ全部そうルン?」 ひかる「そうだよ。 緑とか黄色とか赤いのとか、たーっくさんあるよ。 」 えれな「うちの弟達も、オーズが好きなんだ。 」 ひかる「三つの動物が刻まれたメダルを使って、変身するの。 」 「確か同じ色とこの姿は、歌が流れるんだよ。 」タトバコンボのスクラップ写真を指差して説明する。 ララ「歌ルン?」 まどか「そこは私達と同じですね。 」 ひかる「仮面ライダーにはね、女の人が変身してるのもいるし、私達より年下の子が変身してるのもいるよ。 」 「私達の町にも、オーズ来ないかな~!」 プルンス「オーズが見つかれば、ノットレイダーなんて怖く無いでプルンス!」[newpage] ひかる「よーし!今日はオーズを探しに行こう!」 「ついでにドーナツも食べよー!」立ち上がったひかるが今日はオーズを探す事を決め、ついでにドーナツも食べる事も告げる。 ララ・プルンス「「おー!」」 フワ「フワー!」ララとプルンスが笑顔で右腕を上げて返事し、フワも笑顔で浮かんで返事する。 えれな「ドーナツの割合の方が高そう・・・。 」 まどか「そうですね。 」えれなが苦笑して言い、まどかは微笑んで返事を返す。 AI「お気を付けて。 」 ひかる達はロケットを出て、商店街の方へ向かった。 映司「今回の場所はここか。 」 「探す前にちょっとおやつにでもするかな。 」スタードーナツが目に入り、そこへ向かう。 店長「いらっしゃーい。 」 「あら、見ない顔ね。 」 映司「ついさっきこの町に来たばかりなんです。 」 店長「へぇ、そうなんだ。 」 ドーナツを三個程頼み、お金を払う。 「そうだ、お兄さんに一つ教えてあげる。 」 「実はね、この町でロケットが飛んでるって噂があるの。 」店長が映司に、この町でロケットが飛んでると言う噂話を教える。 映司「ロケットが?」 店長「そう。 この町で。 」 映司「この町にはロケットの発射施設があるんですか?」 店長「無い無い。 流石にそれは無いよ。 」 映司 ロケットか・・・。 もしかしたらそれが、今回のプリキュアに関係しているのかもしれないな。 店長「まあ噂は噂だから、余り気にしないで。 」 スタードーナツを後にして歩くと、ドーナツを買いに来たひかる達と通り過ぎる。 映司「・・・?」何かの雰囲気を感じて振り向き、ドーナツを決めるひかる達を見る。 もしかしてあの子達・・・ プルンス あの男性、こっちを見てるでプルンス・・・。 まさか、バレてるでプルンスか・・・!? リュックのようにララの背中に背負われたプルンスが、バレてるのでは無いかと冷や汗を垂らす。 だが映司は近くのベンチに座り、ドーナツを食べ始めた。 バレて無いみたいでプルンスな・・・。 バレなかった事にホッと一息つく。 [newpage] ひかる「せっかくだから天文台の辺りで食べない?」 ララ「ルン。 」 えれな「いいね。 」 まどか「いいお天気ですしね。 」 ひかる達がドーナツを買ってスタードーナツを後にし、天文台の方へ向かう。 映司 よし、ちょっと追ってみよう。 [newpage] ひかる達が森の中を歩き、映司が後を追う。 えれな「ねえひかる、目的忘れて無いよね?」 ひかる「分かってるよえれなさん。 食べ終わったらバリバリ探すよー!」 ?「何を探そうとしているのか、我々にも教えて貰えないか?」 ひかる「!?」 ひかる達の前にノットレイダーの幹部・カッパードと、戦闘員のノットレイの軍団が現れる。 プルンス「ノットレイダーでプルンス!」 カッパード「プリンセススターカラーペンを探そうとしているのか?」 ララ「教える訳無いルン!」 ひかる「そうだよ!教えるつもりなんて無いよ!」 カッパード「ならば、力ずくで教えて貰おう!」そう叫んだカッパードがビームサーベルからビームの刃を出す。 ひかる「これお願い!」ひかるがプルンスにドーナツの入った紙箱を預け、四人がスターカラーペンを構える。 今度は四人で宇宙のプリキュアか。 まさか歌いながら変身するなんて思わなかったよ。 何となくだけど、今回は弦太朗君達が来そうな気がするな。 でも難しいかな? 周りのは戦闘員で、あの河童みたいなのは幹部って所か。 木の裏に隠れた映司が様子を見て、心の中で呟く。 [newpage] スター「はっ!やあっ!」スターが拳に星型のエネルギーを作り、ノットレイに殴り掛かる。 次に星型の足場を作り出し、それを使って上に跳ぶ。 映司 へぇ、そう言うのも出来るんだ。 トゥインクルとほとんど一緒だな。 まあチーム名にもトゥインクルって付いてるしね。 スター「プリキュア!スターパンチ!」急降下して黄色の星形エネルギーを作り出し、パンチして撃ち出すスターパンチを地面に叩き付け、ノットレイを纏めて吹き飛ばす。 ミルキー「ふっ!たあっ!」ミルキーがパンチでノットレイを殴り飛ばし、更にキックで蹴飛ばす。 「行くルン!」センサーから電流を発し、電撃を飛ばす。 映司 あの触手みたいなのから電撃を飛ばせるのか。 と言うかアレ何だろ? ミルキー「プリキュア!ミルキーショック!」緑色の電気エネルギーを両サイドの星形センサーに溜め、そのセンサーから強力な電撃を放つミルキーショックを放ち、複数のノットレイに浴びせる。 [newpage] ソレイユ「やっ!はあっ!やっ!」ソレイユが回し蹴りを向かって来るノットレイに叩き込む。 「はああああぁぁぁっ!」回転して上に跳び、炎の竜巻を作り出してノットレイの軍団を吹き飛ばす。 映司 運動神経は高い方で、炎を使う事も出来るのか。 ソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!」炎の球を作り出し、回転しながら蹴って撃ち出すソレイユシュートを放ち、纏めて吹き飛ばす。 セレーネ「ふっ!はっ!」セレーネがチョップでノットレイを軽くいなし続ける。 ノットレイが光線銃から光線を放ち、それを宙返りして避け、距離を取って着地する。 「プリキュア!セレーネアロー!」水色の三日月を作り出してそれを弓矢に変え、スターカラーペンで対象に向かって矢を放つセレーネアローを放ち、一体ずつに命中させる。 映司 俊敏さはあの中じゃ一番かな。 弓の腕も良いみたいだし、弓道とかやってそうだな。 何かれいかと良い勝負が出来そう。 [newpage] 戦闘がしばらく続いた所で、数体のノットレイが映司に気付く。 カッパード「何だ奴は?」 映司「気付かれたか・・・。 」 セレーネ「人・・・!?」 ソレイユ「何でここに・・・!?」 スター「あの人、私達の前にドーナツ買ってた・・・!」 ミルキー「まさか、全部見られてたルン!?」 カッパード「ソイツを人質にしろ!」 カッパードの指示を聞いたノットレイの軍団が映司に向かって走り出す。 スター「逃げて!」[newpage] 映司「ふっ!はっ!」だが映司は生身のままノットレイと戦い、パンチやキックを叩き込む。 「ふっ!」ノットレイの右手を掴み、そのまま振り上げて地面に叩き付ける。 セレーネ「えっ!?」 映司「はっ!」攻撃を避け、肘打ちをノットレイの背中に叩き込む。 「おっと!」ノットレイが光線銃を持って光線を放ち、転がって避ける。 「そう言うのは、こっちにもある!」メダジャリバーカスタム ガンモード を持ち、エネルギー弾を放って命中させる。 ソレイユ「プリキュアじゃないのに、あんなに・・・!」 ミルキー「一体何者ルン!?」 映司「はっ!はっ!」 「はあっ!」メダジャリバーカスタムを叩き付け、回し蹴りを叩き込む。 スター「何あの強さ!?キラやば~!」[newpage] ノットレイの攻撃を避け続けながらオーズドライバーをセットする。 ソレイユ「・・・!あのベルト・・・!」 ミルキー「スターが見せた写真と同じ形ルン!」 セレーネ「じゃああの人が・・・!」 ノットレイを蹴飛ばしながらメダルを入れ、オースキャナーでスキャンする。 映司「変身!」 『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』 映司がオーズに変身してキックを繰り出し、隙を突いてメダジャリバーカスタムを変形させてノットレイを斬り付けた。 スター「本物の仮面ライダーオーズだ!キラやば~!」 カッパード「貴様か・・・!仮面ライダーオーズと言うのは!」 映司「だったら?」 カッパード「私はノットレイダーのカッパード!貴様を倒し、私が宇宙最強の戦士となる!」 映司「宇宙にまで知られるなんて、俺も随分有名になったみたいだな。 」そう言うと、メダジャリバーカスタムを変形させて構える。 カッパード「お前達は手を出すな。 」 「行くぞ!」カッパードがノットレイに手を出さないように告げ、オーズに向かってビームサーベルを振り下ろし、オーズがメダジャリバーカスタムで防いだ。 [newpage] 激しい斬り合いを行い、メダジャリバーカスタムとビームサーベルで鍔迫り合いを行う。 映司「この程度!」 カッパード「ぬうっ!」オーズが横振りして斬撃を繰り出し、カッパードに防がれるが後ずさせる。 映司「はあっ!」すぐさま懐に入ってメダジャリバーカスタムを振り上げ、ビームサーベルを弾き飛ばす。 カッパード「まだだ!」カッパードがオーズを踏み台にして跳び、ビームサーベルを取る。 「はあああっ!」降下しながらビームサーベルを振り下ろすが、バックステップして避けられる。 オーズが前に跳び、また懐に入ろうとする。 「同じ手は喰わんぞ!」ビームサーベルを両手に持ち、横に振るう。 だが懐に入る所で上に跳び、カッパードの真上を通り過ぎて着地する。 映司「はああっ!」 カッパード「ぐぅぁっ!」すぐさまメダジャリバーカスタムを振り下ろし、背中を斬り裂く。 「くっ!」ビームサーベルを横に振って遠ざける。 [newpage] カッパード「その強さは伊達では無いようだな・・・!」カッパードが自身の腕に水の竜巻を作り出す。 「カッパードストライク!」その水の竜巻をビームサーベルに纏わせ、これを振って勢いよく飛ばすカッパードストライクを放つ。 オーズがメダジャリバーカスタムにセルメダルを投入し、スキャニングチャージを発動させる。 『トリプル!スキャニングチャージ!』 映司「せいやああああーっ!!」オーズバッシュを放ち、カッパードストライクごとビームサーベルを斬り裂いた。 カッパード「くっ・・・!」斬り裂かれたビームサーベルから手を離すと同時に、ビームサーベルが爆発した。 「ここまでか・・・!」 「今日の所は、退かせて貰うぞ!」 「仮面ライダーオーズ!貴様は私の手で倒す!それを忘れるな!」そう言ってから瞬間移動して姿を消し、残ったノットレイも走り去った。 映司 今回はオシマイダーみたいなのは出て来ないんだな。 その方が楽でいいけど。 [newpage] スター「凄い凄い!やっぱりオーズってキラやば~!」 映司「わわわわっ・・・」スターが両手でオーズの右手を掴み、勢いよく上下に振る。 セレーネ「あの強さ、本物でしたね。 」 ソレイユ「私達が四人掛かりで戦っても、勝つのは無理かな。 」 ミルキー「あれが伝説の戦士、仮面ライダーオーズ・・・。 」 オーズが変身を解き、スター達も変身を解く。 映司「さて、色々と聞きたい事があるけど、聞かせてくれないかな?」 「あ、場所は変えてね。 」 ひかる「じゃあ案内するね。 」 ひかる達がロケットの方へ向かい、映司はその後を追った。 [newpage] ロケット メインルーム 映司「まさか本物のロケットとはね。 」 あの店長さんが言ってたロケットは、多分これの事だろうな。 「改めて、俺は火野映司。 仮面ライダーオーズだよ。 」 「後、敬語とかは無理に使わなくて良いから。 よろしく。 」 ひかる「分かった!」 「私!星奈ひかる!よろしくね映司さん!」 映司「よ、よろしく。 」まず最初にひかるが自己紹介し、両手で握手して上下に振る。 さっきも思ったけど、意外と力あるなぁこの子・・・。 [newpage] ララ「ララルン。 」 映司「よろしくララちゃん。 」 ひかる「ララは惑星サマーンって星の宇宙人なんだよ。 」 映司「へぇ。 」 ひかる「あれ?そんなに驚かない?」 映司「まあ、今更って言うか。 」 「それに、他の宇宙人にも会った事もあるし。 」 ひかる「あるの!?」 映司「あるよ。 ララちゃんみたいな人の姿をしてるのとか、狼みたいなのとか、龍みたいなのとか。 」 ひかる「何それ何それ!聞かせて聞かせて!」ひかるが目を輝かせて顔を近づけ、映司はたじろぐ。 ララ「ちょっとひかる、話ズレてるルン。 」 ひかる「あ、ごめん。 」[newpage] ララ「それと、ちゃん付けは止めるルン。 惑星サマーンでは十三歳は大人ルン。 」ララが映司の方を向き、ちゃん付けを止める事と惑星サマーンでは十三歳は大人と言う事を伝える。 映司「じゃあララ。 これでいい?」 ララ「それでいいルン。 私も映司って呼ぶルン。 」 そう言うと、左右の頭飾りに付いたセンサーを映司に近づける。 映司「これは?」 ララ「センサールン。 これを触って挨拶するルン。 」 映司「わ、分かった。 」センサーに触れ、挨拶を交わす。 これ、センサーだったんだ。 触手かと思ってた・・・。 [newpage] えれな「天宮えれなだよ。 よろしく。 」 映司「・・・?」 「あっ、ごめん。 よろしく。 」えれなの声に一瞬反応してから、謝って挨拶する。 えれな「どうかした?」 映司「あ、いや、ちょっと知り合いに似てたような気がして・・・。 」 えれな「そんなに似てる?」 映司「声が・・・って言った方がいいかな。 」 ルミエルさんの生まれ変わり・・・じゃないよね。 映司はえれなの声がルミエルと似ていた事に気付いていた。 [newpage] まどか「香久矢まどかです。 よろしくお願い致します。 」 「あなたの足を引っ張らぬよう、精一杯頑張って参ります。 」 ひかる「かぐやさんは生徒会長をやってるんだよ。 」 「それと、えれなさんとまどかさんは三年生で、観星中の太陽と月って言われてるんだ。 」 映司「へぇ。 」 映司「あのさ、二人って幼馴染だったりする?」 えれな「違うよ。 」 まどか「えれなさんとわたくしはそんな関係ではありません。 」 えれな「何でそう思ったの?」 映司「俺の知り合いにちょっと似た子がいてね。 」[newpage] プルンス「プルンスでプルンス。 」 「仮面ライダーオーズが気の良さそうな人で安心したでプルンス。 」プルンスが自己紹介し、映司と握手を交わす。 フワ「フワー!」フワが映司の目の前に浮き、言葉を発する。 映司「この妖精は?」 ひかる「フワだよ。 可愛いでしょ!」 AI「では、最後は私ですね。 」 映司「声?もしかしてAIか何か?」 AI「はい。 私はこのロケットのAIです。 」 「火野映司様、我々の事をよろしくお願いします。 」最後にAIが自己紹介し、全員との挨拶を終えた。 [newpage] 映司「じゃあ挨拶も済んだ所で、色々と聞かせてくれるかな?」 プルンス「承知したでプルンス。 」 「まずはノットレイダーから説明するでプルンス。 」 「ノットレイダーは、宇宙征服を目論む悪の組織でプルンス。 」 映司「宇宙征服・・・。 結構スケールが大きいな。 」 「さっき戦った連中が、そのノットレイダーって事か。 」 プルンス「そうでプルンス。 」 「プルンスとフワとララは、こことは違う宇宙、星空界から来たでプルンス。 」 「そしてその中心にある聖域、スターパレスでは、十二星座のスタープリンセス達が全宇宙の均衡を保っているでプルンス。 」 「だけどノットレイダーの襲撃を受け、スタープリンセス達はプリンセススターカラーペンとなって宇宙に散らばってしまったでプルンス。 」[newpage] 映司「スターカラーペン?」 プルンス「みんな、スターカラーペンとプリンセススターカラーペンを出して欲しいでプルンス。 」 プルンスに言われ、ひかる達がロケットのテーブルにスターカラーペンと牡牛座・獅子座・天秤座・山羊座のプリンセススターカラーペンを置く。 プルンス「これがプリンセススターカラーペンで、スタープリンセスの力が宿っているんでプルンス。 」 映司「こっちの羽根ペンのは変身用でいいんだよね。 」 ひかる「そうだよ。 こっちがスターカラーペンだよ。 」 プルンス「今プルンス達が持つプリンセススターカラーペンは全部で四つ。 後八つは地球か宇宙のどこかにあるでプルンス。 」 ララ「近くにペンがある時は、スターカラーペンダントが反応するルン。 」 映司「変身するだけじゃなくてコンパスの機能もあるって事か。 」 プルンス「もしこのプリンセススターカラーペンがノットレイダーに全て奪われたら、星が消え、全てが闇に呑み込まれてしまうでプルンス。 」 「プルンス達は宇宙に古くから伝わる伝説を頼りに、プリキュアを探してたでプルンス。 」 映司「その伝説って?」 プルンス「『星々の輝きが失われし時、トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが再びの輝きを取り戻す』でプルンス。 」 ひかる「これがそのトゥインクルブックだよ。 」ひかるがトゥインクルブックを出す。 [newpage] 映司「じゃあ次は、星空界について聞かせてくれるかな?」 「星空界は、地球から遠く離れた場所にある世界でプルンス。 」 ララ「惑星サマーンもスターパレスもそこにあるルン。 」 映司「って事は、このロケットで行くって訳か。 」 まどか「はい。 」 ひかる「星空界には、フワの力で行くんだ。 」 ララ「フワの作るゲートを通って、星空界に行くルン。 」 ひかる「この前はケンネルって惑星に行ったんだよ。 」 映司「どんな惑星?」 えれな「星の形が骨だったよ。 」 映司「じゃあ、犬みたいな住民がいたのかな?」 まどか「皆さん毛むくじゃらでした。 」 映司「そ、そうなんだ。 」 毛むくじゃら・・・? 「星空界にはよく行ってるの?」 まどか「いえ、学校もありますので、行くのは学校がお休みの時だけです。 」 映司「そこは分かってるんだね。 」[newpage] プルンス「ロケットにはまだ部屋はあるので、好きに使って欲しいでプルンス。 」 映司「あのさ、キッチンとかある?」 プルンス「小さいけどあるでプルンス。 」 「ただ、長旅だったから全く使って無いでプルンス。 」 「せいぜいお湯を沸かす位しかしてないでプルンス。 」 ひかる「何でキッチン?」 映司「ここを寝床で考えてるから、ご飯が作れないとちょっと不便かなって思って。 」 えれな「作れるの?」 映司「一通りはね。 」 「まあ、このロケットの持ち主がどう言うかってのもあるけどね。 」そう言うと、ララの方を向く。 ひかる「どうするララ?」 ララ「わ、分かったルン。 ここで寝泊まりしていいルン。 」 映司「ありがとうララ。 」[newpage] 映司「じゃあ後はバイトだな。 」 ひかる「だったら、遼じいの所でどう?」 映司「遼じい?」 ひかる「空見遼太郎。 私の知り合いのお爺ちゃんで、天文台の管理人だよ。 」 「遼じい人手が欲しかったって言ってたから、丁度良いんじゃないかな?」 映司「そうだね。 頼んでみようかな。 」 ひかる「私も一緒に頼んであげるね。 」 映司「ありがとうひかるちゃん。 」 プルンス「映司も加わった事で、戦力も大幅アップする上に増々スターカラーペン探しが楽になるでプルンスな!」[newpage] AI「いいえ、そうとも限りません。 」 ひかる「どう言う事?」 AI「映司様には一つだけ難点があります。 」 ララ「難点?」 AI「はい。 ララ様達は星の大気に対応出来、言語が分かるようになるスターカラーペンダントがありますが、映司様にはスターカラーペンダントがありません。 」 映司「そんな機能あったんだそのペンダント。 」 AI「スターカラーペンダントを持っていない映司様には住民の言語が分からず、惑星ごとに違う大気にも対応出来ません。 」 「星によっては息が出来なかったり、足を踏み入れた途端に死に至る可能性もあるでしょう。 」 映司「変身すれば何とか息は出来ると思うけど、星空界に行く際は地球かロケットで留守番するしか無さそうだな。 」 プルンス「映司を加えたスターカラーペン探しは、地球以外は厳しいでプルンスか・・・。 」 映司「こうなるとノットレイダーが現れた時位しか役に立てなそうだね。 」 ひかる「それでも、一緒に戦ってくれるだけありがたいよ。 」[newpage] ひかる「と言う訳で、改めて私達の事よろしくね!映司さん!」 ララ「よろしくルン。 」 えれな「足引っ張らないように心掛けるよ。 」 まどか「これからもよろしくお願い致します。 」 映司「うん。 よろしくねみんな。 」 ひかる「よーし!それじゃあ今からドーナツパーティだーっ!」 映司「えっ?ここでじゃないの?」 ひかる達がロケットから出て天文台の方へ向かい、みんなでドーナツを食べた。 映司はひかる達と共にノットレイダーから地球と宇宙の平和を守り、スターカラーペンを探す事を決めた。 後日、ひかるが協力してくれた事もあって無事にバイトも決まり、天文台で働く事になったのだった。 続く!.

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スター トゥインク ル プリキュア op

[chapter:第一話 スター&オーズ!2019] 森の中に置かれたロケットのメインルームに、星奈ひかる・ララ・天宮えれな・香久矢まどかの四人の少女が椅子に座り、ひかるの両腕には妖精のフワが抱き抱えられ、四人の目の前にはUFOのような姿をした妖精・プルンスが浮かぶ。 プルンス「実はプルンスは、スタープリンセス達からプリキュアの他に、伝説の仮面ライダー、オーズを探すよう言われたでプルンス。 」 プルンスはスタープリンセスからプリキュアの他に、オーズも探すように言われた事を伝える。 「オーズは地球にいると聞いてたから、その過程でプリキュアを見つけられたのは運が良かったでプルンス。 」 ララ「仮面ライダーオーズ・・・。 噂は惑星サマーンにも伝わってるルン。 」 えれな「宇宙にも伝わってるんだ。 」 ララ「でも、名前だけでどんな見た目かは知らないルン。 」 ひかる「分かった。 ちょっと待ってて。 」そう言うとひかるが立ち上がる。 ララ「どこ行くルン?」 ひかる「家!すぐ戻るから!」ロケットを出て、家に向かって走り出す。 [newpage] 少ししてからひかるが戻り、持って来たノートを開いて見せる。 そのノートには、タトバコンボを中心としたオーズのスクラップ写真が貼られていた。 ララ「これが仮面ライダーオーズ・・・。 」 ひかる「そう!神出鬼没の伝説の戦士!それが仮面ライダーオーズ!」 ララ「色々な姿があるけど、これ全部そうルン?」 ひかる「そうだよ。 緑とか黄色とか赤いのとか、たーっくさんあるよ。 」 えれな「うちの弟達も、オーズが好きなんだ。 」 ひかる「三つの動物が刻まれたメダルを使って、変身するの。 」 「確か同じ色とこの姿は、歌が流れるんだよ。 」タトバコンボのスクラップ写真を指差して説明する。 ララ「歌ルン?」 まどか「そこは私達と同じですね。 」 ひかる「仮面ライダーにはね、女の人が変身してるのもいるし、私達より年下の子が変身してるのもいるよ。 」 「私達の町にも、オーズ来ないかな~!」 プルンス「オーズが見つかれば、ノットレイダーなんて怖く無いでプルンス!」 [newpage] ひかる「よーし!今日はオーズを探しに行こう!」 「ついでにドーナツも食べよー!」立ち上がったひかるが今日はオーズを探す事を決め、ついでにドーナツも食べる事も告げる。 ララ・プルンス「「おー!」」 フワ「フワー!」ララとプルンスが笑顔で右腕を上げて返事し、フワも笑顔で浮かんで返事する。 えれな「ドーナツの割合の方が高そう・・・。 」 まどか「そうですね。 」えれなが苦笑して言い、まどかは微笑んで返事を返す。 AI「お気を付けて。 」 ひかる達はロケットを出て、商店街の方へ向かった。 映司「今回の場所はここか。 」 「探す前にちょっとおやつにでもするかな。 」スタードーナツが目に入り、そこへ向かう。 店長「いらっしゃーい。 」 「あら、見ない顔ね。 」 映司「ついさっきこの町に来たばかりなんです。 」 店長「へぇ、そうなんだ。 」 ドーナツを三個程頼み、お金を払う。 「そうだ、お兄さんに一つ教えてあげる。 」 「実はね、この町でロケットが飛んでるって噂があるの。 」店長が映司に、この町でロケットが飛んでると言う噂話を教える。 映司「ロケットが?」 店長「そう。 この町で。 」 映司「この町にはロケットの発射施設があるんですか?」 店長「無い無い。 流石にそれは無いよ。 」 映司 ロケットか・・・。 もしかしたらそれが、今回のプリキュアに関係しているのかもしれないな。 店長「まあ噂は噂だから、余り気にしないで。 」 スタードーナツを後にして歩くと、ドーナツを買いに来たひかる達と通り過ぎる。 映司「・・・?」何かの雰囲気を感じて振り向き、ドーナツを決めるひかる達を見る。 もしかしてあの子達・・・ プルンス あの男性、こっちを見てるでプルンス・・・。 まさか、バレてるでプルンスか・・・!? リュックのようにララの背中に背負われたプルンスが、バレてるのでは無いかと冷や汗を垂らす。 だが映司は近くのベンチに座り、ドーナツを食べ始めた。 バレて無いみたいでプルンスな・・・。 バレなかった事にホッと一息つく。 [newpage] ひかる「せっかくだから天文台の辺りで食べない?」 ララ「ルン。 」 えれな「いいね。 」 まどか「いいお天気ですしね。 」 ひかる達がドーナツを買ってスタードーナツを後にし、天文台の方へ向かう。 映司 よし、ちょっと追ってみよう。 [newpage] ひかる達が森の中を歩き、映司が後を追う。 えれな「ねえひかる、目的忘れて無いよね?」 ひかる「分かってるよえれなさん。 食べ終わったらバリバリ探すよー!」 ?「何を探そうとしているのか、我々にも教えて貰えないか?」 ひかる「!?」 ひかる達の前にノットレイダーの幹部・カッパードと、戦闘員のノットレイの軍団が現れる。 プルンス「ノットレイダーでプルンス!」 カッパード「プリンセススターカラーペンを探そうとしているのか?」 ララ「教える訳無いルン!」 ひかる「そうだよ!教えるつもりなんて無いよ!」 カッパード「ならば、力ずくで教えて貰おう!」そう叫んだカッパードがビームサーベルからビームの刃を出す。 ひかる「これお願い!」ひかるがプルンスにドーナツの入った紙箱を預け、四人がスターカラーペンを構える。 今度は四人で宇宙のプリキュアか。 まさか歌いながら変身するなんて思わなかったよ。 何となくだけど、今回は弦太朗君達が来そうな気がするな。 でも難しいかな? 周りのは戦闘員で、あの河童みたいなのは幹部って所か。 木の裏に隠れた映司が様子を見て、心の中で呟く。 [newpage] スター「はっ!やあっ!」スターが拳に星型のエネルギーを作り、ノットレイに殴り掛かる。 次に星型の足場を作り出し、それを使って上に跳ぶ。 映司 へぇ、そう言うのも出来るんだ。 トゥインクルとほとんど一緒だな。 まあチーム名にもトゥインクルって付いてるしね。 スター「プリキュア!スターパンチ!」急降下して黄色の星形エネルギーを作り出し、パンチして撃ち出すスターパンチを地面に叩き付け、ノットレイを纏めて吹き飛ばす。 ミルキー「ふっ!たあっ!」ミルキーがパンチでノットレイを殴り飛ばし、更にキックで蹴飛ばす。 「行くルン!」センサーから電流を発し、電撃を飛ばす。 映司 あの触手みたいなのから電撃を飛ばせるのか。 と言うかアレ何だろ? ミルキー「プリキュア!ミルキーショック!」緑色の電気エネルギーを両サイドの星形センサーに溜め、そのセンサーから強力な電撃を放つミルキーショックを放ち、複数のノットレイに浴びせる。 [newpage] ソレイユ「やっ!はあっ!やっ!」ソレイユが回し蹴りを向かって来るノットレイに叩き込む。 「はああああぁぁぁっ!」回転して上に跳び、炎の竜巻を作り出してノットレイの軍団を吹き飛ばす。 映司 運動神経は高い方で、炎を使う事も出来るのか。 ソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!」炎の球を作り出し、回転しながら蹴って撃ち出すソレイユシュートを放ち、纏めて吹き飛ばす。 セレーネ「ふっ!はっ!」セレーネがチョップでノットレイを軽くいなし続ける。 ノットレイが光線銃から光線を放ち、それを宙返りして避け、距離を取って着地する。 「プリキュア!セレーネアロー!」水色の三日月を作り出してそれを弓矢に変え、スターカラーペンで対象に向かって矢を放つセレーネアローを放ち、一体ずつに命中させる。 映司 俊敏さはあの中じゃ一番かな。 弓の腕も良いみたいだし、弓道とかやってそうだな。 何かれいかと良い勝負が出来そう。 [newpage] 戦闘がしばらく続いた所で、数体のノットレイが映司に気付く。 カッパード「何だ奴は?」 映司「気付かれたか・・・。 」 セレーネ「人・・・!?」 ソレイユ「何でここに・・・!?」 スター「あの人、私達の前にドーナツ買ってた・・・!」 ミルキー「まさか、全部見られてたルン!?」 カッパード「ソイツを人質にしろ!」 カッパードの指示を聞いたノットレイの軍団が映司に向かって走り出す。 スター「逃げて!」 [newpage] 映司「ふっ!はっ!」だが映司は生身のままノットレイと戦い、パンチやキックを叩き込む。 「ふっ!」ノットレイの右手を掴み、そのまま振り上げて地面に叩き付ける。 セレーネ「えっ!?」 映司「はっ!」攻撃を避け、肘打ちをノットレイの背中に叩き込む。 「おっと!」ノットレイが光線銃を持って光線を放ち、転がって避ける。 「そう言うのは、こっちにもある!」メダジャリバーカスタム ガンモード を持ち、エネルギー弾を放って命中させる。 ソレイユ「プリキュアじゃないのに、あんなに・・・!」 ミルキー「一体何者ルン!?」 映司「はっ!はっ!」 「はあっ!」メダジャリバーカスタムを叩き付け、回し蹴りを叩き込む。 スター「何あの強さ!?キラやば~!」 [newpage] ノットレイの攻撃を避け続けながらオーズドライバーをセットする。 ソレイユ「・・・!あのベルト・・・!」 ミルキー「スターが見せた写真と同じ形ルン!」 セレーネ「じゃああの人が・・・!」 ノットレイを蹴飛ばしながらメダルを入れ、オースキャナーでスキャンする。 映司「変身!」 『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』 映司がオーズに変身してキックを繰り出し、隙を突いてメダジャリバーカスタムを変形させてノットレイを斬り付けた。 スター「本物の仮面ライダーオーズだ!キラやば~!」 カッパード「貴様か・・・!仮面ライダーオーズと言うのは!」 映司「だったら?」 カッパード「私はノットレイダーのカッパード!貴様を倒し、私が宇宙最強の戦士となる!」 映司「宇宙にまで知られるなんて、俺も随分有名になったみたいだな。 」そう言うと、メダジャリバーカスタムを変形させて構える。 カッパード「お前達は手を出すな。 」 「行くぞ!」カッパードがノットレイに手を出さないように告げ、オーズに向かってビームサーベルを振り下ろし、オーズがメダジャリバーカスタムで防いだ。 [newpage] 激しい斬り合いを行い、メダジャリバーカスタムとビームサーベルで鍔迫り合いを行う。 映司「この程度!」 カッパード「ぬうっ!」オーズが横振りして斬撃を繰り出し、カッパードに防がれるが後ずさせる。 映司「はあっ!」すぐさま懐に入ってメダジャリバーカスタムを振り上げ、ビームサーベルを弾き飛ばす。 カッパード「まだだ!」カッパードがオーズを踏み台にして跳び、ビームサーベルを取る。 「はあああっ!」降下しながらビームサーベルを振り下ろすが、バックステップして避けられる。 オーズが前に跳び、また懐に入ろうとする。 「同じ手は喰わんぞ!」ビームサーベルを両手に持ち、横に振るう。 だが懐に入る所で上に跳び、カッパードの真上を通り過ぎて着地する。 映司「はああっ!」 カッパード「ぐぅぁっ!」すぐさまメダジャリバーカスタムを振り下ろし、背中を斬り裂く。 「くっ!」ビームサーベルを横に振って遠ざける。 [newpage] カッパード「その強さは伊達では無いようだな・・・!」カッパードが自身の腕に水の竜巻を作り出す。 「カッパードストライク!」その水の竜巻をビームサーベルに纏わせ、これを振って勢いよく飛ばすカッパードストライクを放つ。 オーズがメダジャリバーカスタムにセルメダルを投入し、スキャニングチャージを発動させる。 『トリプル!スキャニングチャージ!』 映司「せいやああああーっ!!」オーズバッシュを放ち、カッパードストライクごとビームサーベルを斬り裂いた。 カッパード「くっ・・・!」斬り裂かれたビームサーベルから手を離すと同時に、ビームサーベルが爆発した。 「ここまでか・・・!」 「今日の所は、退かせて貰うぞ!」 「仮面ライダーオーズ!貴様は私の手で倒す!それを忘れるな!」そう言ってから瞬間移動して姿を消し、残ったノットレイも走り去った。 映司 今回はオシマイダーみたいなのは出て来ないんだな。 その方が楽でいいけど。 [newpage] スター「凄い凄い!やっぱりオーズってキラやば~!」 映司「わわわわっ・・・」スターが両手でオーズの右手を掴み、勢いよく上下に振る。 セレーネ「あの強さ、本物でしたね。 」 ソレイユ「私達が四人掛かりで戦っても、勝つのは無理かな。 」 ミルキー「あれが伝説の戦士、仮面ライダーオーズ・・・。 」 オーズが変身を解き、スター達も変身を解く。 映司「さて、色々と聞きたい事があるけど、聞かせてくれないかな?」 「あ、場所は変えてね。 」 ひかる「じゃあ案内するね。 」 ひかる達がロケットの方へ向かい、映司はその後を追った。 [newpage] ロケット メインルーム 映司「まさか本物のロケットとはね。 」 あの店長さんが言ってたロケットは、多分これの事だろうな。 「改めて、俺は火野映司。 仮面ライダーオーズだよ。 」 「後、敬語とかは無理に使わなくて良いから。 よろしく。 」 ひかる「分かった!」 「私!星奈ひかる!よろしくね映司さん!」 映司「よ、よろしく。 」まず最初にひかるが自己紹介し、両手で握手して上下に振る。 さっきも思ったけど、意外と力あるなぁこの子・・・。 [newpage] ララ「ララルン。 」 映司「よろしくララちゃん。 」 ひかる「ララは惑星サマーンって星の宇宙人なんだよ。 」 映司「へぇ。 」 ひかる「あれ?そんなに驚かない?」 映司「まあ、今更って言うか。 」 「それに、他の宇宙人にも会った事もあるし。 」 ひかる「あるの!?」 映司「あるよ。 ララちゃんみたいな人の姿をしてるのとか、狼みたいなのとか、龍みたいなのとか。 」 ひかる「何それ何それ!聞かせて聞かせて!」ひかるが目を輝かせて顔を近づけ、映司はたじろぐ。 ララ「ちょっとひかる、話ズレてるルン。 」 ひかる「あ、ごめん。 」 [newpage] ララ「それと、ちゃん付けは止めるルン。 惑星サマーンでは十三歳は大人ルン。 」ララが映司の方を向き、ちゃん付けを止める事と惑星サマーンでは十三歳は大人と言う事を伝える。 映司「じゃあララ。 これでいい?」 ララ「それでいいルン。 私も映司って呼ぶルン。 」 そう言うと、左右の頭飾りに付いたセンサーを映司に近づける。 映司「これは?」 ララ「センサールン。 これを触って挨拶するルン。 」 映司「わ、分かった。 」センサーに触れ、挨拶を交わす。 これ、センサーだったんだ。 触手かと思ってた・・・。 [newpage] えれな「天宮えれなだよ。 よろしく。 」 映司「・・・?」 「あっ、ごめん。 よろしく。 」えれなの声に一瞬反応してから、謝って挨拶する。 えれな「どうかした?」 映司「あ、いや、ちょっと知り合いに似てたような気がして・・・。 」 えれな「そんなに似てる?」 映司「声が・・・って言った方がいいかな。 」 ルミエルさんの生まれ変わり・・・じゃないよね。 映司はえれなの声がルミエルと似ていた事に気付いていた。 [newpage] まどか「香久矢まどかです。 よろしくお願い致します。 」 「あなたの足を引っ張らぬよう、精一杯頑張って参ります。 」 ひかる「かぐやさんは生徒会長をやってるんだよ。 」 「それと、えれなさんとまどかさんは三年生で、観星中の太陽と月って言われてるんだ。 」 映司「へぇ。 」 映司「あのさ、二人って幼馴染だったりする?」 えれな「違うよ。 」 まどか「えれなさんとわたくしはそんな関係ではありません。 」 えれな「何でそう思ったの?」 映司「俺の知り合いにちょっと似た子がいてね。 」 [newpage] プルンス「プルンスでプルンス。 」 「仮面ライダーオーズが気の良さそうな人で安心したでプルンス。 」プルンスが自己紹介し、映司と握手を交わす。 フワ「フワー!」フワが映司の目の前に浮き、言葉を発する。 映司「この妖精は?」 ひかる「フワだよ。 可愛いでしょ!」 AI「では、最後は私ですね。 」 映司「声?もしかしてAIか何か?」 AI「はい。 私はこのロケットのAIです。 」 「火野映司様、我々の事をよろしくお願いします。 」最後にAIが自己紹介し、全員との挨拶を終えた。 [newpage] 映司「じゃあ挨拶も済んだ所で、色々と聞かせてくれるかな?」 プルンス「承知したでプルンス。 」 「まずはノットレイダーから説明するでプルンス。 」 「ノットレイダーは、宇宙征服を目論む悪の組織でプルンス。 」 映司「宇宙征服・・・。 結構スケールが大きいな。 」 「さっき戦った連中が、そのノットレイダーって事か。 」 プルンス「そうでプルンス。 」 「プルンスとフワとララは、こことは違う宇宙、星空界から来たでプルンス。 」 「そしてその中心にある聖域、スターパレスでは、十二星座のスタープリンセス達が全宇宙の均衡を保っているでプルンス。 」 「だけどノットレイダーの襲撃を受け、スタープリンセス達はプリンセススターカラーペンとなって宇宙に散らばってしまったでプルンス。 」 [newpage] 映司「スターカラーペン?」 プルンス「みんな、スターカラーペンとプリンセススターカラーペンを出して欲しいでプルンス。 」 プルンスに言われ、ひかる達がロケットのテーブルにスターカラーペンと牡牛座・獅子座・天秤座・山羊座のプリンセススターカラーペンを置く。 プルンス「これがプリンセススターカラーペンで、スタープリンセスの力が宿っているんでプルンス。 」 映司「こっちの羽根ペンのは変身用でいいんだよね。 」 ひかる「そうだよ。 こっちがスターカラーペンだよ。 」 プルンス「今プルンス達が持つプリンセススターカラーペンは全部で四つ。 後八つは地球か宇宙のどこかにあるでプルンス。 」 ララ「近くにペンがある時は、スターカラーペンダントが反応するルン。 」 映司「変身するだけじゃなくてコンパスの機能もあるって事か。 」 プルンス「もしこのプリンセススターカラーペンがノットレイダーに全て奪われたら、星が消え、全てが闇に呑み込まれてしまうでプルンス。 」 「プルンス達は宇宙に古くから伝わる伝説を頼りに、プリキュアを探してたでプルンス。 」 映司「その伝説って?」 プルンス「『星々の輝きが失われし時、トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが再びの輝きを取り戻す』でプルンス。 」 ひかる「これがそのトゥインクルブックだよ。 」ひかるがトゥインクルブックを出す。 [newpage] 映司「じゃあ次は、星空界について聞かせてくれるかな?」 「星空界は、地球から遠く離れた場所にある世界でプルンス。 」 ララ「惑星サマーンもスターパレスもそこにあるルン。 」 映司「って事は、このロケットで行くって訳か。 」 まどか「はい。 」 ひかる「星空界には、フワの力で行くんだ。 」 ララ「フワの作るゲートを通って、星空界に行くルン。 」 ひかる「この前はケンネルって惑星に行ったんだよ。 」 映司「どんな惑星?」 えれな「星の形が骨だったよ。 」 映司「じゃあ、犬みたいな住民がいたのかな?」 まどか「皆さん毛むくじゃらでした。 」 映司「そ、そうなんだ。 」 毛むくじゃら・・・? 「星空界にはよく行ってるの?」 まどか「いえ、学校もありますので、行くのは学校がお休みの時だけです。 」 映司「そこは分かってるんだね。 」 [newpage] プルンス「ロケットにはまだ部屋はあるので、好きに使って欲しいでプルンス。 」 映司「あのさ、キッチンとかある?」 プルンス「小さいけどあるでプルンス。 」 「ただ、長旅だったから全く使って無いでプルンス。 」 「せいぜいお湯を沸かす位しかしてないでプルンス。 」 ひかる「何でキッチン?」 映司「ここを寝床で考えてるから、ご飯が作れないとちょっと不便かなって思って。 」 えれな「作れるの?」 映司「一通りはね。 」 「まあ、このロケットの持ち主がどう言うかってのもあるけどね。 」そう言うと、ララの方を向く。 ひかる「どうするララ?」 ララ「わ、分かったルン。 ここで寝泊まりしていいルン。 」 映司「ありがとうララ。 」 [newpage] 映司「じゃあ後はバイトだな。 」 ひかる「だったら、遼じいの所でどう?」 映司「遼じい?」 ひかる「空見遼太郎。 私の知り合いのお爺ちゃんで、天文台の管理人だよ。 」 「遼じい人手が欲しかったって言ってたから、丁度良いんじゃないかな?」 映司「そうだね。 頼んでみようかな。 」 ひかる「私も一緒に頼んであげるね。 」 映司「ありがとうひかるちゃん。 」 プルンス「映司も加わった事で、戦力も大幅アップする上に増々スターカラーペン探しが楽になるでプルンスな!」 [newpage] AI「いいえ、そうとも限りません。 」 ひかる「どう言う事?」 AI「映司様には一つだけ難点があります。 」 ララ「難点?」 AI「はい。 ララ様達は星の大気に対応出来、言語が分かるようになるスターカラーペンダントがありますが、映司様にはスターカラーペンダントがありません。 」 映司「そんな機能あったんだそのペンダント。 」 AI「スターカラーペンダントを持っていない映司様には住民の言語が分からず、惑星ごとに違う大気にも対応出来ません。 」 「星によっては息が出来なかったり、足を踏み入れた途端に死に至る可能性もあるでしょう。 」 映司「変身すれば何とか息は出来ると思うけど、星空界に行く際は地球かロケットで留守番するしか無さそうだな。 」 プルンス「映司を加えたスターカラーペン探しは、地球以外は厳しいでプルンスか・・・。 」 映司「こうなるとノットレイダーが現れた時位しか役に立てなそうだね。 」 ひかる「それでも、一緒に戦ってくれるだけありがたいよ。 」 [newpage] ひかる「と言う訳で、改めて私達の事よろしくね!映司さん!」 ララ「よろしくルン。 」 えれな「足引っ張らないように心掛けるよ。 」 まどか「これからもよろしくお願い致します。 」 映司「うん。 よろしくねみんな。 」 ひかる「よーし!それじゃあ今からドーナツパーティだーっ!」 映司「えっ?ここでじゃないの?」 ひかる達がロケットから出て天文台の方へ向かい、みんなでドーナツを食べた。 映司はひかる達と共にノットレイダーから地球と宇宙の平和を守り、スターカラーペンを探す事を決めた。 後日、ひかるが協力してくれた事もあって無事にバイトも決まり、天文台で働く事になったのだった。 続く! [chapter:第一話 スター&オーズ!2019] 森の中に置かれたロケットのメインルームに、星奈ひかる・ララ・天宮えれな・香久矢まどかの四人の少女が椅子に座り、ひかるの両腕には妖精のフワが抱き抱えられ、四人の目の前にはUFOのような姿をした妖精・プルンスが浮かぶ。 プルンス「実はプルンスは、スタープリンセス達からプリキュアの他に、伝説の仮面ライダー、オーズを探すよう言われたでプルンス。 」 プルンスはスタープリンセスからプリキュアの他に、オーズも探すように言われた事を伝える。 「オーズは地球にいると聞いてたから、その過程でプリキュアを見つけられたのは運が良かったでプルンス。 」 ララ「仮面ライダーオーズ・・・。 噂は惑星サマーンにも伝わってるルン。 」 えれな「宇宙にも伝わってるんだ。 」 ララ「でも、名前だけでどんな見た目かは知らないルン。 」 ひかる「分かった。 ちょっと待ってて。 」そう言うとひかるが立ち上がる。 ララ「どこ行くルン?」 ひかる「家!すぐ戻るから!」ロケットを出て、家に向かって走り出す。 [newpage] 少ししてからひかるが戻り、持って来たノートを開いて見せる。 そのノートには、タトバコンボを中心としたオーズのスクラップ写真が貼られていた。 ララ「これが仮面ライダーオーズ・・・。 」 ひかる「そう!神出鬼没の伝説の戦士!それが仮面ライダーオーズ!」 ララ「色々な姿があるけど、これ全部そうルン?」 ひかる「そうだよ。 緑とか黄色とか赤いのとか、たーっくさんあるよ。 」 えれな「うちの弟達も、オーズが好きなんだ。 」 ひかる「三つの動物が刻まれたメダルを使って、変身するの。 」 「確か同じ色とこの姿は、歌が流れるんだよ。 」タトバコンボのスクラップ写真を指差して説明する。 ララ「歌ルン?」 まどか「そこは私達と同じですね。 」 ひかる「仮面ライダーにはね、女の人が変身してるのもいるし、私達より年下の子が変身してるのもいるよ。 」 「私達の町にも、オーズ来ないかな~!」 プルンス「オーズが見つかれば、ノットレイダーなんて怖く無いでプルンス!」[newpage] ひかる「よーし!今日はオーズを探しに行こう!」 「ついでにドーナツも食べよー!」立ち上がったひかるが今日はオーズを探す事を決め、ついでにドーナツも食べる事も告げる。 ララ・プルンス「「おー!」」 フワ「フワー!」ララとプルンスが笑顔で右腕を上げて返事し、フワも笑顔で浮かんで返事する。 えれな「ドーナツの割合の方が高そう・・・。 」 まどか「そうですね。 」えれなが苦笑して言い、まどかは微笑んで返事を返す。 AI「お気を付けて。 」 ひかる達はロケットを出て、商店街の方へ向かった。 映司「今回の場所はここか。 」 「探す前にちょっとおやつにでもするかな。 」スタードーナツが目に入り、そこへ向かう。 店長「いらっしゃーい。 」 「あら、見ない顔ね。 」 映司「ついさっきこの町に来たばかりなんです。 」 店長「へぇ、そうなんだ。 」 ドーナツを三個程頼み、お金を払う。 「そうだ、お兄さんに一つ教えてあげる。 」 「実はね、この町でロケットが飛んでるって噂があるの。 」店長が映司に、この町でロケットが飛んでると言う噂話を教える。 映司「ロケットが?」 店長「そう。 この町で。 」 映司「この町にはロケットの発射施設があるんですか?」 店長「無い無い。 流石にそれは無いよ。 」 映司 ロケットか・・・。 もしかしたらそれが、今回のプリキュアに関係しているのかもしれないな。 店長「まあ噂は噂だから、余り気にしないで。 」 スタードーナツを後にして歩くと、ドーナツを買いに来たひかる達と通り過ぎる。 映司「・・・?」何かの雰囲気を感じて振り向き、ドーナツを決めるひかる達を見る。 もしかしてあの子達・・・ プルンス あの男性、こっちを見てるでプルンス・・・。 まさか、バレてるでプルンスか・・・!? リュックのようにララの背中に背負われたプルンスが、バレてるのでは無いかと冷や汗を垂らす。 だが映司は近くのベンチに座り、ドーナツを食べ始めた。 バレて無いみたいでプルンスな・・・。 バレなかった事にホッと一息つく。 [newpage] ひかる「せっかくだから天文台の辺りで食べない?」 ララ「ルン。 」 えれな「いいね。 」 まどか「いいお天気ですしね。 」 ひかる達がドーナツを買ってスタードーナツを後にし、天文台の方へ向かう。 映司 よし、ちょっと追ってみよう。 [newpage] ひかる達が森の中を歩き、映司が後を追う。 えれな「ねえひかる、目的忘れて無いよね?」 ひかる「分かってるよえれなさん。 食べ終わったらバリバリ探すよー!」 ?「何を探そうとしているのか、我々にも教えて貰えないか?」 ひかる「!?」 ひかる達の前にノットレイダーの幹部・カッパードと、戦闘員のノットレイの軍団が現れる。 プルンス「ノットレイダーでプルンス!」 カッパード「プリンセススターカラーペンを探そうとしているのか?」 ララ「教える訳無いルン!」 ひかる「そうだよ!教えるつもりなんて無いよ!」 カッパード「ならば、力ずくで教えて貰おう!」そう叫んだカッパードがビームサーベルからビームの刃を出す。 ひかる「これお願い!」ひかるがプルンスにドーナツの入った紙箱を預け、四人がスターカラーペンを構える。 今度は四人で宇宙のプリキュアか。 まさか歌いながら変身するなんて思わなかったよ。 何となくだけど、今回は弦太朗君達が来そうな気がするな。 でも難しいかな? 周りのは戦闘員で、あの河童みたいなのは幹部って所か。 木の裏に隠れた映司が様子を見て、心の中で呟く。 [newpage] スター「はっ!やあっ!」スターが拳に星型のエネルギーを作り、ノットレイに殴り掛かる。 次に星型の足場を作り出し、それを使って上に跳ぶ。 映司 へぇ、そう言うのも出来るんだ。 トゥインクルとほとんど一緒だな。 まあチーム名にもトゥインクルって付いてるしね。 スター「プリキュア!スターパンチ!」急降下して黄色の星形エネルギーを作り出し、パンチして撃ち出すスターパンチを地面に叩き付け、ノットレイを纏めて吹き飛ばす。 ミルキー「ふっ!たあっ!」ミルキーがパンチでノットレイを殴り飛ばし、更にキックで蹴飛ばす。 「行くルン!」センサーから電流を発し、電撃を飛ばす。 映司 あの触手みたいなのから電撃を飛ばせるのか。 と言うかアレ何だろ? ミルキー「プリキュア!ミルキーショック!」緑色の電気エネルギーを両サイドの星形センサーに溜め、そのセンサーから強力な電撃を放つミルキーショックを放ち、複数のノットレイに浴びせる。 [newpage] ソレイユ「やっ!はあっ!やっ!」ソレイユが回し蹴りを向かって来るノットレイに叩き込む。 「はああああぁぁぁっ!」回転して上に跳び、炎の竜巻を作り出してノットレイの軍団を吹き飛ばす。 映司 運動神経は高い方で、炎を使う事も出来るのか。 ソレイユ「プリキュア!ソレイユシュート!」炎の球を作り出し、回転しながら蹴って撃ち出すソレイユシュートを放ち、纏めて吹き飛ばす。 セレーネ「ふっ!はっ!」セレーネがチョップでノットレイを軽くいなし続ける。 ノットレイが光線銃から光線を放ち、それを宙返りして避け、距離を取って着地する。 「プリキュア!セレーネアロー!」水色の三日月を作り出してそれを弓矢に変え、スターカラーペンで対象に向かって矢を放つセレーネアローを放ち、一体ずつに命中させる。 映司 俊敏さはあの中じゃ一番かな。 弓の腕も良いみたいだし、弓道とかやってそうだな。 何かれいかと良い勝負が出来そう。 [newpage] 戦闘がしばらく続いた所で、数体のノットレイが映司に気付く。 カッパード「何だ奴は?」 映司「気付かれたか・・・。 」 セレーネ「人・・・!?」 ソレイユ「何でここに・・・!?」 スター「あの人、私達の前にドーナツ買ってた・・・!」 ミルキー「まさか、全部見られてたルン!?」 カッパード「ソイツを人質にしろ!」 カッパードの指示を聞いたノットレイの軍団が映司に向かって走り出す。 スター「逃げて!」[newpage] 映司「ふっ!はっ!」だが映司は生身のままノットレイと戦い、パンチやキックを叩き込む。 「ふっ!」ノットレイの右手を掴み、そのまま振り上げて地面に叩き付ける。 セレーネ「えっ!?」 映司「はっ!」攻撃を避け、肘打ちをノットレイの背中に叩き込む。 「おっと!」ノットレイが光線銃を持って光線を放ち、転がって避ける。 「そう言うのは、こっちにもある!」メダジャリバーカスタム ガンモード を持ち、エネルギー弾を放って命中させる。 ソレイユ「プリキュアじゃないのに、あんなに・・・!」 ミルキー「一体何者ルン!?」 映司「はっ!はっ!」 「はあっ!」メダジャリバーカスタムを叩き付け、回し蹴りを叩き込む。 スター「何あの強さ!?キラやば~!」[newpage] ノットレイの攻撃を避け続けながらオーズドライバーをセットする。 ソレイユ「・・・!あのベルト・・・!」 ミルキー「スターが見せた写真と同じ形ルン!」 セレーネ「じゃああの人が・・・!」 ノットレイを蹴飛ばしながらメダルを入れ、オースキャナーでスキャンする。 映司「変身!」 『タカ!トラ!バッタ!タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!』 映司がオーズに変身してキックを繰り出し、隙を突いてメダジャリバーカスタムを変形させてノットレイを斬り付けた。 スター「本物の仮面ライダーオーズだ!キラやば~!」 カッパード「貴様か・・・!仮面ライダーオーズと言うのは!」 映司「だったら?」 カッパード「私はノットレイダーのカッパード!貴様を倒し、私が宇宙最強の戦士となる!」 映司「宇宙にまで知られるなんて、俺も随分有名になったみたいだな。 」そう言うと、メダジャリバーカスタムを変形させて構える。 カッパード「お前達は手を出すな。 」 「行くぞ!」カッパードがノットレイに手を出さないように告げ、オーズに向かってビームサーベルを振り下ろし、オーズがメダジャリバーカスタムで防いだ。 [newpage] 激しい斬り合いを行い、メダジャリバーカスタムとビームサーベルで鍔迫り合いを行う。 映司「この程度!」 カッパード「ぬうっ!」オーズが横振りして斬撃を繰り出し、カッパードに防がれるが後ずさせる。 映司「はあっ!」すぐさま懐に入ってメダジャリバーカスタムを振り上げ、ビームサーベルを弾き飛ばす。 カッパード「まだだ!」カッパードがオーズを踏み台にして跳び、ビームサーベルを取る。 「はあああっ!」降下しながらビームサーベルを振り下ろすが、バックステップして避けられる。 オーズが前に跳び、また懐に入ろうとする。 「同じ手は喰わんぞ!」ビームサーベルを両手に持ち、横に振るう。 だが懐に入る所で上に跳び、カッパードの真上を通り過ぎて着地する。 映司「はああっ!」 カッパード「ぐぅぁっ!」すぐさまメダジャリバーカスタムを振り下ろし、背中を斬り裂く。 「くっ!」ビームサーベルを横に振って遠ざける。 [newpage] カッパード「その強さは伊達では無いようだな・・・!」カッパードが自身の腕に水の竜巻を作り出す。 「カッパードストライク!」その水の竜巻をビームサーベルに纏わせ、これを振って勢いよく飛ばすカッパードストライクを放つ。 オーズがメダジャリバーカスタムにセルメダルを投入し、スキャニングチャージを発動させる。 『トリプル!スキャニングチャージ!』 映司「せいやああああーっ!!」オーズバッシュを放ち、カッパードストライクごとビームサーベルを斬り裂いた。 カッパード「くっ・・・!」斬り裂かれたビームサーベルから手を離すと同時に、ビームサーベルが爆発した。 「ここまでか・・・!」 「今日の所は、退かせて貰うぞ!」 「仮面ライダーオーズ!貴様は私の手で倒す!それを忘れるな!」そう言ってから瞬間移動して姿を消し、残ったノットレイも走り去った。 映司 今回はオシマイダーみたいなのは出て来ないんだな。 その方が楽でいいけど。 [newpage] スター「凄い凄い!やっぱりオーズってキラやば~!」 映司「わわわわっ・・・」スターが両手でオーズの右手を掴み、勢いよく上下に振る。 セレーネ「あの強さ、本物でしたね。 」 ソレイユ「私達が四人掛かりで戦っても、勝つのは無理かな。 」 ミルキー「あれが伝説の戦士、仮面ライダーオーズ・・・。 」 オーズが変身を解き、スター達も変身を解く。 映司「さて、色々と聞きたい事があるけど、聞かせてくれないかな?」 「あ、場所は変えてね。 」 ひかる「じゃあ案内するね。 」 ひかる達がロケットの方へ向かい、映司はその後を追った。 [newpage] ロケット メインルーム 映司「まさか本物のロケットとはね。 」 あの店長さんが言ってたロケットは、多分これの事だろうな。 「改めて、俺は火野映司。 仮面ライダーオーズだよ。 」 「後、敬語とかは無理に使わなくて良いから。 よろしく。 」 ひかる「分かった!」 「私!星奈ひかる!よろしくね映司さん!」 映司「よ、よろしく。 」まず最初にひかるが自己紹介し、両手で握手して上下に振る。 さっきも思ったけど、意外と力あるなぁこの子・・・。 [newpage] ララ「ララルン。 」 映司「よろしくララちゃん。 」 ひかる「ララは惑星サマーンって星の宇宙人なんだよ。 」 映司「へぇ。 」 ひかる「あれ?そんなに驚かない?」 映司「まあ、今更って言うか。 」 「それに、他の宇宙人にも会った事もあるし。 」 ひかる「あるの!?」 映司「あるよ。 ララちゃんみたいな人の姿をしてるのとか、狼みたいなのとか、龍みたいなのとか。 」 ひかる「何それ何それ!聞かせて聞かせて!」ひかるが目を輝かせて顔を近づけ、映司はたじろぐ。 ララ「ちょっとひかる、話ズレてるルン。 」 ひかる「あ、ごめん。 」[newpage] ララ「それと、ちゃん付けは止めるルン。 惑星サマーンでは十三歳は大人ルン。 」ララが映司の方を向き、ちゃん付けを止める事と惑星サマーンでは十三歳は大人と言う事を伝える。 映司「じゃあララ。 これでいい?」 ララ「それでいいルン。 私も映司って呼ぶルン。 」 そう言うと、左右の頭飾りに付いたセンサーを映司に近づける。 映司「これは?」 ララ「センサールン。 これを触って挨拶するルン。 」 映司「わ、分かった。 」センサーに触れ、挨拶を交わす。 これ、センサーだったんだ。 触手かと思ってた・・・。 [newpage] えれな「天宮えれなだよ。 よろしく。 」 映司「・・・?」 「あっ、ごめん。 よろしく。 」えれなの声に一瞬反応してから、謝って挨拶する。 えれな「どうかした?」 映司「あ、いや、ちょっと知り合いに似てたような気がして・・・。 」 えれな「そんなに似てる?」 映司「声が・・・って言った方がいいかな。 」 ルミエルさんの生まれ変わり・・・じゃないよね。 映司はえれなの声がルミエルと似ていた事に気付いていた。 [newpage] まどか「香久矢まどかです。 よろしくお願い致します。 」 「あなたの足を引っ張らぬよう、精一杯頑張って参ります。 」 ひかる「かぐやさんは生徒会長をやってるんだよ。 」 「それと、えれなさんとまどかさんは三年生で、観星中の太陽と月って言われてるんだ。 」 映司「へぇ。 」 映司「あのさ、二人って幼馴染だったりする?」 えれな「違うよ。 」 まどか「えれなさんとわたくしはそんな関係ではありません。 」 えれな「何でそう思ったの?」 映司「俺の知り合いにちょっと似た子がいてね。 」[newpage] プルンス「プルンスでプルンス。 」 「仮面ライダーオーズが気の良さそうな人で安心したでプルンス。 」プルンスが自己紹介し、映司と握手を交わす。 フワ「フワー!」フワが映司の目の前に浮き、言葉を発する。 映司「この妖精は?」 ひかる「フワだよ。 可愛いでしょ!」 AI「では、最後は私ですね。 」 映司「声?もしかしてAIか何か?」 AI「はい。 私はこのロケットのAIです。 」 「火野映司様、我々の事をよろしくお願いします。 」最後にAIが自己紹介し、全員との挨拶を終えた。 [newpage] 映司「じゃあ挨拶も済んだ所で、色々と聞かせてくれるかな?」 プルンス「承知したでプルンス。 」 「まずはノットレイダーから説明するでプルンス。 」 「ノットレイダーは、宇宙征服を目論む悪の組織でプルンス。 」 映司「宇宙征服・・・。 結構スケールが大きいな。 」 「さっき戦った連中が、そのノットレイダーって事か。 」 プルンス「そうでプルンス。 」 「プルンスとフワとララは、こことは違う宇宙、星空界から来たでプルンス。 」 「そしてその中心にある聖域、スターパレスでは、十二星座のスタープリンセス達が全宇宙の均衡を保っているでプルンス。 」 「だけどノットレイダーの襲撃を受け、スタープリンセス達はプリンセススターカラーペンとなって宇宙に散らばってしまったでプルンス。 」[newpage] 映司「スターカラーペン?」 プルンス「みんな、スターカラーペンとプリンセススターカラーペンを出して欲しいでプルンス。 」 プルンスに言われ、ひかる達がロケットのテーブルにスターカラーペンと牡牛座・獅子座・天秤座・山羊座のプリンセススターカラーペンを置く。 プルンス「これがプリンセススターカラーペンで、スタープリンセスの力が宿っているんでプルンス。 」 映司「こっちの羽根ペンのは変身用でいいんだよね。 」 ひかる「そうだよ。 こっちがスターカラーペンだよ。 」 プルンス「今プルンス達が持つプリンセススターカラーペンは全部で四つ。 後八つは地球か宇宙のどこかにあるでプルンス。 」 ララ「近くにペンがある時は、スターカラーペンダントが反応するルン。 」 映司「変身するだけじゃなくてコンパスの機能もあるって事か。 」 プルンス「もしこのプリンセススターカラーペンがノットレイダーに全て奪われたら、星が消え、全てが闇に呑み込まれてしまうでプルンス。 」 「プルンス達は宇宙に古くから伝わる伝説を頼りに、プリキュアを探してたでプルンス。 」 映司「その伝説って?」 プルンス「『星々の輝きが失われし時、トゥインクルブックと共に現る戦士プリキュアが再びの輝きを取り戻す』でプルンス。 」 ひかる「これがそのトゥインクルブックだよ。 」ひかるがトゥインクルブックを出す。 [newpage] 映司「じゃあ次は、星空界について聞かせてくれるかな?」 「星空界は、地球から遠く離れた場所にある世界でプルンス。 」 ララ「惑星サマーンもスターパレスもそこにあるルン。 」 映司「って事は、このロケットで行くって訳か。 」 まどか「はい。 」 ひかる「星空界には、フワの力で行くんだ。 」 ララ「フワの作るゲートを通って、星空界に行くルン。 」 ひかる「この前はケンネルって惑星に行ったんだよ。 」 映司「どんな惑星?」 えれな「星の形が骨だったよ。 」 映司「じゃあ、犬みたいな住民がいたのかな?」 まどか「皆さん毛むくじゃらでした。 」 映司「そ、そうなんだ。 」 毛むくじゃら・・・? 「星空界にはよく行ってるの?」 まどか「いえ、学校もありますので、行くのは学校がお休みの時だけです。 」 映司「そこは分かってるんだね。 」[newpage] プルンス「ロケットにはまだ部屋はあるので、好きに使って欲しいでプルンス。 」 映司「あのさ、キッチンとかある?」 プルンス「小さいけどあるでプルンス。 」 「ただ、長旅だったから全く使って無いでプルンス。 」 「せいぜいお湯を沸かす位しかしてないでプルンス。 」 ひかる「何でキッチン?」 映司「ここを寝床で考えてるから、ご飯が作れないとちょっと不便かなって思って。 」 えれな「作れるの?」 映司「一通りはね。 」 「まあ、このロケットの持ち主がどう言うかってのもあるけどね。 」そう言うと、ララの方を向く。 ひかる「どうするララ?」 ララ「わ、分かったルン。 ここで寝泊まりしていいルン。 」 映司「ありがとうララ。 」[newpage] 映司「じゃあ後はバイトだな。 」 ひかる「だったら、遼じいの所でどう?」 映司「遼じい?」 ひかる「空見遼太郎。 私の知り合いのお爺ちゃんで、天文台の管理人だよ。 」 「遼じい人手が欲しかったって言ってたから、丁度良いんじゃないかな?」 映司「そうだね。 頼んでみようかな。 」 ひかる「私も一緒に頼んであげるね。 」 映司「ありがとうひかるちゃん。 」 プルンス「映司も加わった事で、戦力も大幅アップする上に増々スターカラーペン探しが楽になるでプルンスな!」[newpage] AI「いいえ、そうとも限りません。 」 ひかる「どう言う事?」 AI「映司様には一つだけ難点があります。 」 ララ「難点?」 AI「はい。 ララ様達は星の大気に対応出来、言語が分かるようになるスターカラーペンダントがありますが、映司様にはスターカラーペンダントがありません。 」 映司「そんな機能あったんだそのペンダント。 」 AI「スターカラーペンダントを持っていない映司様には住民の言語が分からず、惑星ごとに違う大気にも対応出来ません。 」 「星によっては息が出来なかったり、足を踏み入れた途端に死に至る可能性もあるでしょう。 」 映司「変身すれば何とか息は出来ると思うけど、星空界に行く際は地球かロケットで留守番するしか無さそうだな。 」 プルンス「映司を加えたスターカラーペン探しは、地球以外は厳しいでプルンスか・・・。 」 映司「こうなるとノットレイダーが現れた時位しか役に立てなそうだね。 」 ひかる「それでも、一緒に戦ってくれるだけありがたいよ。 」[newpage] ひかる「と言う訳で、改めて私達の事よろしくね!映司さん!」 ララ「よろしくルン。 」 えれな「足引っ張らないように心掛けるよ。 」 まどか「これからもよろしくお願い致します。 」 映司「うん。 よろしくねみんな。 」 ひかる「よーし!それじゃあ今からドーナツパーティだーっ!」 映司「えっ?ここでじゃないの?」 ひかる達がロケットから出て天文台の方へ向かい、みんなでドーナツを食べた。 映司はひかる達と共にノットレイダーから地球と宇宙の平和を守り、スターカラーペンを探す事を決めた。 後日、ひかるが協力してくれた事もあって無事にバイトも決まり、天文台で働く事になったのだった。 続く!.

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「スター☆トゥインクルプリキュア」前期エンディング主題歌「パぺピプ☆ロマンチック」(ノンテロップver)

スター トゥインク ル プリキュア op

スタプリ17話、ワクワクもんでしたね。 ブルーキャット(マオ)の登場する回は普段とは違った緊張感があり、プリキュアメンバーもいつもとは違う顔を見せたりするので、とても好きです。 ネタバレ注意です。 ドラゴン兵団はマオやみんなのことを追いかけていますが、それはあくまでも「ドラムスとの勝負」における彼らの責務であり仕事です。 敵ではありません。 敵ではない者と戦うつもりはない。 戦う必要がないので、変身もしない。 では、プリキュアにとっての「敵」とは誰のことを指すのでしょうか? プリキュアにとっての敵とは? 今回、スタプリのメンバーはノットレイダー達ではない相手を前に変身しました。 それがこの人。 宇宙一の大富豪、ドラゴン家のドラ息子、ドラムス様。 では、なぜドラムスは「悪者」と認定されたのでしょうか? それは、ドラムスが マオの「大切なもの」を壊そうとしたからです。 しかし、ドラムスはそれを容赦なく壊そうとします。 奪われるくらいなら潰す、といって。 そのことを瞬時に悟った星奈ひかるさんは、みんなにプリキュアに変身するよう呼び掛けるわけです。 ヤンデレちっくなドラムスさん好き。 ちなみにドラムスさんの再登場については、ドラムスさん初登場のスタプリ15話で考察していましたが、意外と早かったですね。 彼女たちは戸惑い、逡巡します。 それもそのはず、心のなかで、彼女たちはこう自問していたのです。 わたしは本当に変身すべきなのか?と。 前述したとおり、 悪者相手でなければ変身しないのだまどかさんはいっています。 ドラムスと戦うということは、 マオのことを助けるということを意味します。 しかし、マオは怪盗です。 これまで、人々の「大切なもの」を盗んできた存在です。 ドラムスは「悪者」ではないのでは? どちらかというとマオが「悪者」なのでは? このような考えが頭の中を駆け巡ったことでしょう。 単なる間と呼ぶにはあまりにも長い、意図的に引き延ばされた沈黙。 そして出した結論。 それは、力強くうなずき、 プリキュアに変身するというものでした。 それは、マオが大切にしている惑星レインボーの宝をドラムスから守ろうとしたからです。 プリキュアの強さの源は 「大切なものに対する想い」です。 逆にいえば、 プリキュアは「大切なものに対する想い」を守るために戦うのです。 プリキュアにとっての敵は、「大切なものに対する想い」を踏みにじろうとする存在であり、このときのドラムスはまさに「敵」でした。 同時に、「大切なもの」を壊されようとしているマオは 「守るべき存在」であったわけです。 マオが盗みという悪行を重ねてきた宇宙怪盗だとしても、人々の「大切なもの」を奪ってきたブルーキャットだとしても、 そんなことは関係ありません。 心に抱く「大切なものに対する想い」が本物であるなら、その人が怪盗だろうが何だろうが関係ない。 誰であろうと、その「想い」は守り抜く。 これこそが、スタプリにおける正義であるわけです。 たとえ宇宙平和のためであろうとも、誰かの「笑顔」を奪うことは許されない。 それがえれなの正義です。 (スタプリ8話) 同じく、 盗人だろうが何だろうがえれなは「笑顔」を守る。 それがえれなの正義です。 (スタプリ17話) えれなさんの正義は「みんなの笑顔」を守ることであり、その「みんな」には、盗みという「悪いこと」=「人の大切なものを奪う」ことをしている宇宙怪盗すら含まれているのです。 スタプリ8話と17話は対になっています。 8話があったからこそ…いえ、8話があったにもかかわらず17話でえれなさんがマオの本当の笑顔を救おうとしたからこそ、私たち視聴者は大いなる感動を覚えざるを得なかったわけです。 道理で色々と「すごい」わけです。 プリキュアはドラムスの人格を否定しない と、ここまで書きましたが、訂正があります。 私はプリキュアがドラムスのことを「悪者」「敵」と認定した、と書きましたが、これは分かりやすさを追求したもので、正確さに欠ける表現でした。 勝負がすべて片付いたとき、スタプリのメンバーはドラムスと普通に会話しています。 確かに、プリキュアはドラムスのことを「大切なものを奪う存在」「大切なものに対する想いを踏みにじる存在」として描かれましたが、スタプリのメンバーはドラムスの存在そのものを「許しがたい敵」と認定したわけではありませんし、ドラムスのことをやっつけようとしたわけでもありません。 プリキュアが拒んだのは、ドラムスの人格ではなく、「大切なもの」を壊そうとするドラムスの行為です。 プリキュアはドラムスを倒そうとしたわけではなく、マオの「大切なもの」を守ろうとしただけです。 だからこそ、すべてが終わったあと、スタプリのメンバーは何の躊躇いもなくドラムスに近づき、にこやかに会話を交わすわけです。 罪を憎んで人を憎まず。 プリキュアは誰かを倒すために戦うのではありません。 大切なものを、大切なものに対する想いを守るために戦うのです。 私はスタプリのこういうところが大好きです。 ちなみに、「罪を憎んで人を憎まず」の精神はスタプリ11話でも見られました。 カッパードさんたちノットレイダーに精神攻撃を受け、地球を侵略してやろうといわれながらも、 星奈ひかるさんの放った言葉は「許さない!」ではなく、「嫌だ!」「守る」でした。 ここに、スタプリの目指す終着点が示されているような気もします。 異文化理解:ドラムスは金の亡者か? ドラムスさんは事あるごとに「金にものをいわせて」という言葉を使っていました。 そしてプリキュアに助けられた直後、真っ先に彼が発したのは「いくらだ?」です。 宇宙一の大富豪たるドラムスさんは、執拗なほど「金」の話をします。 しかし、そんなドラムスさんのことを「金の亡者」と表現するには、やや疑問を覚えずにはいられません。 というのも、確かにドラムスさんは物事を「金」で解決しがちですが、それは彼の思想というよりは、ゼニー星で共有されている一種の「文化」だからです。 宇宙星空連合に属さないゼニー星は、金がものをいう無法地帯です。 無法ということは、法の支配を受けていないということです。 法の支配を受けていないということは、国民は法律ではない別のものに支配されているということです。 では、別のものとは何でしょうか? それは、 力です。 もっというと、それは権力であり、財力。 金です。 法の支配のない世界で取引をするには、何か他のもので信頼を得なければなりません。 手っ取り早く、保存性もあり、流通性もある「信頼」、それこそが金であり、だからこそ金がゼニー星を支配しているわけです。 つい、私たち地球人(日本人?)は 「金=汚いもの」という見方をしてしまいがちですが、ゼニー星において、 金は「唯一信頼できる証」なわけです。 これはある意味、 ゼニー星の文化ともいえましょう。 注意深く見ていると、スタプリのメンバーたちはみな、 ドラムスさんのことを「金の亡者」「汚い」というような否定的な発言はしていませんし、「いくらだ?」というドラムスさんに対して嫌悪感を抱く描写もありません(あまりの金持ちぶりに驚きを通り越して呆れることはありますが)。 また、ドラムスさんの「いくらだ?」という言葉も彼にとっては素の発言であり、私たちが値札のついていない商品を指差して「いくらですか?」と問いかけるのと同じテンションです。 そこには醜悪さが含まれないよう配慮されていることが分かります。 金のやり取りを重視するゼニー星人のドラムスを「金の亡者」と蔑むことは、ゼニー星の文化を批判することにも繋がり、 「異文化理解」というスタプリのテーマに真っ向から反対するものになってしまいます。 お金は汚いものではないですし、ドラムスさんは金の亡者ではないのです。 ドラムスは「思いやり」という異文化を知る さて、そんなドラムスさんですが、彼はここでプリキュアたちと交流することで、異文化に触れることになります。 それは、 「思いやり」という文化です。 今回、お金のやり取りではなく、心のやり取りを知ったドラムスさん。 プリキュアたちの思いやり、そして優しさという異文化に触れたドラムスさんは、そこでどのようなことを感じ取ったのでしょうか? ひとつ確かなのは、文化も人種もすべて異なるひかるさんたち地球人とドラムスたちゼニー星人が、 「星座のように繋がった」ということです。 スタプリはこうして少しずつ、しかし確実に、異文化と手を繋ぎ、星座を作っていきます。 最後にできる星座。 それはきっと、素敵なものになるでしょう。 私はその星座を見られるのが、楽しみでしかたありません。 スタプリ17話の感想考察まとめ• プリキュアが戦う=変身するのは「大切なものに対する想い」を守るため• プリキュアにとっての敵は「大切なものを奪う」存在• 自分は変身すべきかと逡巡する描写があまりにも秀逸• スタプリ8話と17話が対比になっていてすごい• えれなさんの正義は敵をも含めた「みんなの笑顔」を守ること• ドラムスさんの金に対する想いはゼニー星の文化 前回スタプリ16話の感想や考察、分析です。 注意深く見ていくと、 まどかパパがあまりにも尊くてしにかけました。 一見すると分かりにくいまどかパパの魅力をぜひ堪能してほしいです。 マオの正体が気になる方はこちらの記事をどうぞ。 作中描写を紐解き、徹敵的に考察したものですが、今回の話で色々と明るみになったこともありますね。 後日、答え合わせと新たな考察もしたいと思います。 あ、ところで、ずっと我慢していたことをいってもいいですか? スタプリ、神回多すぎ! 何なんですかね、スタプリのこの「すさまじさ」は。 スタプリ17話に至っては、「プリキュアの戦う意味とは?」というシリアスど真ん中ストレートの球を投げつつ、全体的にはギャグのある楽しい話に仕上がっていますし、テンポもよくスピード感もバツグンでしたし、今後に向けた伏線も張り巡らされていて、もう言葉も出ません(出てる) 17話については、まだまだ語り足りないことが無数にあり、キーボードをたたく音が一向にやむ気配を見せません。 スタプリ17話の感想考察(後編)を書きました。 (2019年5月28日) マオを救う決め手となるのは星奈ひかるさんだと予想しつつ、ブルーキャットとまどかさんの対比構造についても考察しています。 長々と読んでいただき、誠にありがとうございました。 kirinnekokun.

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