バリア フリー デザイン。 ユニバーサルデザインとは?バリアフリーとの違いも解説!

知っていますか?街の中のバリアフリーと「心のバリアフリー」

バリア フリー デザイン

)に出展して以降、おふたりとも要所で関わってきたそうですね。 本橋: 私は初年度の1995年から福祉機器の開発担当者の一員として、しばらくの間、展示に関わりました。 1995年は、TOTOが福祉機器を販売する前年に当たり、販売を予定して開発を進めている3製品の試作品を展示することになりました。 当時、TOTOでは福祉機器の開発は、病院の医師や理学療法士の先生方の意見を聞きながら進めていました。 残念ながら、実際に機器を使用する方や介護する方の生の声を聴くチャンスはほとんどありませんでした。 は、そうした生の声を聴ける絶好の機会であり、また、福祉機器の新商品を発表する場にふさわしいと考え、出展を決めたのです。 近年の展示の1/6程度の広さですね。 本橋: 当時はまだ、日本の住設メーカーはほとんど福祉機器をつくっていなかったと記憶しています。 住設メーカーで福祉機器に取り組んだのは、おそらく弊社が最初だったのではないでしょうか。 そのような中で、日本の会社が代理店としてすでにある海外の福祉機器商品を展示しているケースと、同じく日本の福祉機器専門メーカーが新商品を展示しているケースがありました。 車いすやリフト、入浴用の特殊浴槽などを中心に、補助具と呼ばれる杖やシャワーチェアー、ポータブルトイレなどが並んでいました。 2000年に介護保険が導入される前でしたので、国内メーカーの本格参入はこれから、といったところでした。 当時の海外の福祉機器のサイズは、やはり日本の住まいや、日本人の体格には合っていませんでした。 介護保険開始後の家庭での介護を前提に、各社が日本に合う福祉機器開発に取り組んでいた時期だったと思います。 本橋: 出展当初、私たちTOTO社員はまだ障がいや介護についての知識が十分でなかったこともあり、福祉機器販売の専門家や介護者の方々がせっかく来場してくださっても、言葉が通じない場面が多々ありました。 障がいの症状や介護の専門用語などがわからないわけです。 とはいえ、来場者は日常生活で困り、真剣に家庭への導入を検討しているので、30分以上も同じ方と話し込むことも珍しくありませんでした。 現在は、まず高齢者や障がい者の方々に使っていただき、都度検証をしながら開発を進めますが、当時はそういった体制の黎明期でした。 本橋: 試作品の一つは便座が上がったり下がったりして、トイレでの立ち座りを補助する昇降便座でした。 45度程度まで傾くようにしていたのですが、その昇降角度や経路、スピードもだめ、アームレストも使いにくいと厳しいご意見をいただいたんです。 そういった声を生かして、角度は10数度、アームレストはもっと体の近い部分にするなど改良することができました。 は、当時はもちろん今も、ユーザーの皆さんの声を聴ける貴重な場のひとつだと思います。 本橋: 水まわり用車いす、一般的にはシャワーキャリーと呼ばれ、当時は武骨なステンレス製のものが主流でした。 これをできる限り軽量化し、家庭内で座ったままトイレを使えて、シャワーも浴びられるようなものとして開発したんです。 赤田: 本橋の話の通り、当初は福祉機器の新商品を展示するような場で、障がい者や高齢者のバリアを取り除く、バリアフリーの考え方が中心でした。 大きな変化は2004年です。 そこで弊社はCSR宣言、いわゆる企業の社会的責任を宣言し、全社で取り組むことになります。 ミッションのひとつにユニバーサルデザインが掲げられました。 それを受けて、H. ハードだけでなく、ソフト-配慮や考え方-を重視するようになったのも、その表れです。 この頃になると、商品の企画・開発など、ものづくり部門だけでなく、ユニバーサルデザイン関連商品の販売に関わっている社員も展示説明の応援に参加していました。 部門の垣根を越えての、取り組みです。 赤田: その通りです。 そこで、展示にエンターテイメント性を盛り込むことにしました。 ピエロを登用して、コミカルなしぐさで、展示している様々な商品を実際に使ってもらいました。 「これは使いやすくこんなに快適です」といったところを、司会の方とやりとりするような演出です。 また、新しい取り組みとして、商品とともに写真を展示して説明したり、お持ち帰り用の資料を用意したりするなどお客様との絆を大切にしました。 2005年にはH. 来場者が、過去最高の約13万人を記録。 その頃になると車いすユーザーの方も増えて、ブースは当初の約8倍まで広がっていたものの、混雑は防げませんでした。 それを機に、新たな商品の見せ方や空間のつくり方を模索し始めました。 本橋: 先程の話と重なりますが、当初、商品はバリアフリーがメインで、2004年ごろからはユニバーサルデザインの要素が盛り込まれるようになりました。 2007年ごろになると、日本が超高齢社会に突入したことから、高齢者や要介護高齢者に焦点を当てた展示に切り替わりました。 ですから商品についても、住設メーカーである弊社は、家庭の一般的なトイレを高齢者も利用しやすくするなど、双方の視点を持って開発に取り組むようになりました。 それ以降、TOTOの活動の変遷、最新の技術を伝えるもののほか、高齢者への配慮、生活のしやすさなどを総合的に展示し、これらの基本的な要素は今も変わらず、脈々と続いています。 その後さらに加わったのが、高齢者施設向けの商品です。 施設不足が叫ばれる中で、各社ともに施設向け商品が増え、介護をしている方や施設の施主の方々に現場で採用したときの特長が伝わる展示が増えました。 近頃の課題として介護人材が不足していることから、少しでも介護負荷が軽減されたり、見守りに役立つような商品の展示も目立ってきています。 赤田: 高齢者配慮の代表的な商品に、例えば、奥行きが短くコンパクトな便器「パブリックコンパクト便器フラッシュタンク式」があります。 狭いトイレ空間でも設置でき、便器から立ち上がるのに必要な便器前スペースを確保できます。 立ち上がりが難しい高齢者にとっては、やさしい配慮となります。 また、施設向けであれば、高齢者(利用者)だけでなく、介護スタッフへの配慮も大切にしています。 この便器だとコンパクトな分、トイレの個室内に介護スタッフに必要な介護スペースを確保できますよね。 「ベッドサイド水洗トイレ」もそうです。 ベッドの傍における水洗トイレなので、身体が弱りがちな高齢者(利用者)の移動がらくになりますし、介護スタッフにとってはポータブルトイレのようなバケツの後始末作業が不要になります。 の展示に関わって得た経験などを踏まえて、お考えになる未来の方向性をお話しください。 本橋: 高齢化が世界一のスピードで進み、社会の状況が変わってきている中でも、障がいがあっても高齢になっても、人が家庭で自立した生活をしたい、あるいはさせてあげたいという思いは変わらないでしょう。 その中で排せつや入浴は高いハードルになります。 そういった困りごとに対して弊社が商品を開発し、情報を提供する場としてH. やはり重要です。 さらに、来場者の方々とコミュニケーションを取り、新たな提案につなぐ気づきを得るためにも、H. に出展し続ける意味は大きいと思います。 赤田: 来場者の方々に加え、部門を超えた多くの社員とも顔を突き合わせて会話できる場所です。 今後も、障がい者、高齢者、介護スタッフ、介護ショップの方など、現場はどういったことを望んでいるのかをキャッチし、社員間でも共有して、新しい提案をし続けていきたいです。 今年のH. は、次世代のプロジェクトリーダーのもと、再び一緒に取り組みたいと思っています。 25周年のTOTOブースにて、社員一同、皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

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生活に身近なバリアフリーデザインの例まとめ|リフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」

バリア フリー デザイン

バリアフリーとは? バリアフリーの定義 バリアフリーとは、 高齢の方や障害のある方など特定の人にとってバリア(障壁)となるものを取り除いていこうという考え方です。 例えば特定の方が使いづらい段差のある玄関や手すりのない階段を、健常者と同じように使えるように 後から改造するのがバリアフリーです。 また、バリアフリーのバリアとは必ずしも段差などの物理的な障壁だけを指すのではなく、社会活動を困難にしている制度や心理的な問題のことも含まれます。 バリアフリーの例 バリアフリーの具体的な例には下記のようなものがあります。 段差のあった玄関にスロープを設置する• 手すりのない階段に手すりを設置する• 浴槽を高さの低いものに交換する 年齢に合わせてお家をリフォームする際に、バリアフリー化を考える方は非常に多いです。 ユニバーサルデザイン ユニバーサルデザインの定義 ユニバーサルデザインとは、 すべての人々が使えるように最初からバリアのないようにデザインするという考え方です。 特定の人だけではなく、年齢や性別、国籍、人種、障害のあるなしに関わらずすべての人が平等に利用できるようにあらかじめ設計していきます。 ユニバーサルデザインはデザインの段階であらゆるバリアを取り除き設計するので、 バリアフリーの一歩先を行く考え方ともされています。 ユニバーサルデザインの例 ユニバーサルデザインの具体的な例には下記のようなものがあります。 段差のないデザインの玄関• スペースの広いトイレ• 自動ドア.

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書体とフォント

バリア フリー デザイン

「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」。 もしかしたら、同じような印象を持っている方も多いかもしれません。 しかし、実際には考え方・思想が異なります。 それぞれがどのような考え方に基づき、どういった違いがあるのかについて説明いたします。 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の定義 それぞれ言葉の定義が異なります バリアフリーとは バリアフリーとは、高齢者や障害を持つ人が日常生活、社会生活を送る上での障壁(バリア)を取り除くことをいいます。 元々は、障壁(バリア)を取り除く(フリー)という意味で、建築用語として使われていました。 現在では、高齢者や障害を持つ人だけでなく、すべての人に対して社会参加を困難にしているバリアを取り除く、という、より広い意味で使われることもあります。 バリアフリーの例 ・段差解消のためのエレベーターやスロープ ・駅ホームのホームドア ・点状ブロック ・多目的トイレの完備 ・ノンステップバス ユニバーサルデザインとは ユニバーサルデザインとは、できるだけ多くの人が便利に利用できることを目指した建築・製品・情報などの設計のことをいいます。 発想の起点は「全ての人がいつか何らかの障害を持つこと」。 そのため、年齢や障害の有無、体格、性別、国籍などを問いませんので、バリアフリーに比べると対象が広くなります。 街中のユニバーサルデザイン例 ・幅の広い改札 ・自動ドア ・絵文字(ピクトグラム) ・センサー式蛇口 ・音響・時間表示信号機 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」の違い それぞれの定義に基づいて違いが見られます この「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」は非常に似たものであるように見えますが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。 高齢者や障害を持つ人が主な対象となる バリアフリーに対し、 ユニバーサルデザインは基本的に全ての人が対象となります。 具体的に例を挙げて見ていきましょう。 階段しかない出入口に対し、高齢者や障害を持つ人が使いやすいよう、後からスロープをつけるのが バリアフリー。 一方、誰もが使いやすいよう、最初から階段や段差を作らずに平らに作るのが ユニバーサルデザインです。 一見すると同じようなものでも、違ってくるのです。 平成18年に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」、いわゆるバリアフリー新法が施行され、以来、この法律を元にバリアフリー化が進められています。 高齢者や障害を持つ人を主な対象として、生活の支障となるものを除去していくのが バリアフリーの考え方、そして年齢・性別・人種などにかかわらず、すべての人が利用しやすいデザインにすることが ユニバーサルデザインの考え方です。 言い換えると、ユニバーサルデザインの中でも、とりわけ高齢者や障害を持つ人といった特定の人に配慮したものがバリアフリーです。 したがって、バリアフリーはユニバーサルデザインに含まれているといえるでしょう。 しかしながら、物や施設などハード面のみの整備では不十分です。 バリアフリーもユニバーサルデザインも、考え方の根底に「心のやさしさや思いやり」があります。 サービスを提供する側に、相手に対する「心のやさしさや思いやり」がなければ、本当の意味でバリアフリー、ユニバーサルデザインが実現しないともいわれています。 ユニバーサルデザイン7原則 ユニバーサルデザインには7つの原則というものがあります。 これらは、ユニバーサルデザインの考え方を分かりやすく表したものでありますが、全てを満たさなければならないというものではありません。 原則1:誰にでも公平に利用できること(公平性) 原則2:使う上で自由度が高いこと(自由度) 原則3:使い方が簡単ですぐわかること(単純性) 原則4:必要な情報がすぐに理解できること(分かりやすさ) 原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること(安全性) 原則6:無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること(省体力) 原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること(スペースの確保) 住宅における「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」 明確な区別は難しいですが、それぞれの考え方に応じた点が見受けられます 住宅におけるバリアフリーとユニバーサルデザインについて考えてみましょう。 部分的な修繕や補修を行うリフォームはバリアフリーの考え方に近く、間取りの変更など、家の状態を大きく変えるリノベーションはユニバーサルデザインの考え方に近いといえるかもしれません。 住宅でのバリアフリーの事例 浴室やトイレ、階段への手すりの設置 室内の段差の解消 玄関へのスロープの設置 廊下に車いすが通れるスペースを確保 扉を引き戸タイプに変更 住宅でのユニバーサルデザインの事例 階段の勾配を緩やかにする ホームエレベーターの設置 キッチンへレバー式の水栓を設置 廊下にフットライトを設置 浴室の床を滑りにくくする 手すりのある階段を見たときに、それがバリアフリーの考え方で設置されたものであるのか、またはユニバーサルデザインによるものであるのかを区別することは難しいですが、いずれの考え方も現代では必要であることには違いありません。 まとめ 「バリアフリー」と「ユニバーサルデザイン」は対象者が異なるだけで、根本的な考え方・思想は非常に近いものがあり、生活の上ではともに必要な考え方です。 しかしながら、ハード面を推進するだけでは不十分といえるでしょう。 ソフト面の整備が進むことで、初めて本来の意味でのバリアフリー、ユニバーサルデザインが実現します。 住宅においても、住みやすさ、暮らしやすさを追求したときに、バリアフリーやユニバーサルデザインの考え方は必要になってきますので、今後の参考にしてみてくださいね。 (最終更新日:2019. 05).

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