映画 イエスタデイ。 映画の「イエスタデイ」を観ました。映画では、オアシス、コカコーラ、...

映画『イエスタデイ』ジャック役ヒメーシュ・パテルはどんな俳優?

映画 イエスタデイ

ビートルズがいない世界… 想像しただけで恐ろしい。。。 彼らがいなかったら、オアシスはもちろん、サザンやユニコーン、ありとあらゆる世界中のバンドは誕生しなかっただろう…そう思うと怖すぎる。 若かった4人の天才青年たちは、売れたいの一心でひたむきに音楽をやってきたけれど、あまりにも濃く短い8年を過ごした。 二桁にも満たない時間の中、若くして頂点に登りつめ、世界一のバンドになったけど、その代償は大きかった。 それを痛感したジャックの人生はとても豊かになったのだと思う。 いかにビートルズが素晴らしい楽曲を世界に発信してくれたのかということと、監督のビートルズ愛をひしひしと感じる作品だった。 BGMもビートルズのオマージュ的な感じで良かった。 去年の今頃 現在は帰国している長女家族が、その頃はまだ 一年後には日本に住んでるなんて思いもよらずにイギリスで生活していた。 日本に帰って来るのを決めたのは今年の1月。 その頃は、「この時期に日本には行きたくないね」と言っていたのにそれからあっという間に 新型のウィルスが世界中を席巻し、驚く速さでヨーロッパの死者が中国を超え、その後アメリカがさらにそれを追い越した。 今まだイギリスに住んでいたらと思うと 恐ろしくなる。 コロナ真っ只中の東京にあってさえ、日本の医療の安心感はイギリスNHSの比ではないのだ。 その長女が、夏前に この映画の話をしていた。 面白そうだなあと思って、その後日本でも公開されたが もたもたしてるうちに上映している映画館がどんどん減り 仕舞に行ける範囲から消えた。 しばらく見られないなあと諦めていたのが ふと見たら Amazonプライムでレンタル出来るようになっていた。 そして大喜びで視聴した次第。 ここまで期待して見ると、割と肩透かしくらう場合が多いのに、なかなか楽しめた。 設定やストーリーがどうとか もはやそれも全て 楽曲そのものの存在感が凄くて何も言えないくらい。 この主役のインド系の彼の歌も嫌いじゃない。 私の物心ついた頃にビートルズは法被着て羽田のタラップを降りて来ていて 思春期の頃には解散し 大人になった年にジョン・レノンは殺された。 それでも、私たちの世代は 生きてるだけでビートルズの楽曲には首まで浸かる事になるわけで、聞いた事のない曲なんかない。 どこに行っても誰かがどれかのLPレコードを持っていた。 あの時代はシングルなんて 買うのは馬鹿で物知らぬやつ。 アルバムとして曲は聴くものだったのだ。 今のように配信もYouTubeもなかったから。 エド・シーランについては イギリス王室のプリンスとの面白映像があって かなり笑えるのを見た記憶があるので こういう事はするかもね と思ったけれど 思ったよりいっぱい出てて なおさらファンになった。 ビートルズは世界中のアーティストに影響を与えているから ほんとにこんな事になったら、 ないと思うけどww こんなじゃ済まないかもしれない きっと。 ネタバレ! クリックして本文を読む 世界でただひとりだけビートルズを 知っている売れないシンガーの映画! って聞いただけで覚えてない物も あるが広めたい気持ちもあって 歌って有名なって最後は引退するって 想像はつく展開やったけど 好きな所は知ってる人がおってその人らが 感謝してた点とビートルズ以外の有名な物も 消えてしまってた点。 僕の好きじゃない2番目の男と付き合った ヒロインがすぐに戻る展開あった。 妹の存在とエッチできないって言ってたのに 好きって主人公の気持ちが分からなかった 感じてたけどビートルズはホンマに今聞いても 古臭くなく感動できる曲ばかり 誰が歌うかと才能はマーケティング上手くないと 眠るってリアルな部分とけどいい物は必ず 認められると言うリスペクトもあり 古臭いとバカにするイジる塩梅は絶妙に良かった。 まず、エド・シーランていうmusicianを知りません、すみません。 Beatlesは知ってます、といっても、熱狂してたのは親世代で、ある程度成人してから聴いていたが、既にQueenなどを聴いてしまった後ではimpactに欠けていて、しかも完全に、聴く派である為、感情移入しづらかったが、storyは面白いので、歌ってる場面や好きの嫌いのの部分を早送りして視聴。 あのsceneはBohemian Rhapsodyの劇中の、だろうなぁ、と思いつつ、観た。 ソファでピアノ弾いて、っていう。 Beatlesが存在しなかった時間軸の世界か、ニッチだ、自分のように、Queenだべ、Bon Joviだべ、つってるヒトたちからすると、ああ、Beatlesも、知ってる、になってしまう。 たぶん、Rockの基礎を築いてるから、だろうなぁ。 で、originalのヒトたちは音楽の世界に行かなかったということで、インド系イギリス人がたまたまギター弾けて、おや?誰も知らないの?!オレがやる! でも、名曲の数々をパブで歌っても・・・ジュークボックスの方が良い、的扱いで、あれって4人のバンドだったことと、若い青年たちが歌ったこと、などの曲意外の要素でも売れたんだな、ということが徐々に理解できる。 案の定、looksが・・・と言われた、差別じゃ無いんだ、QueenのFreddy見てわかるだろうと思う、色々メイクとかで見てくれを良くして売れたんだよ。 歌ってるの観てても、違和感があった、あの4人だったんで、ピンでなおかつアナタではねぇ・・・ありますよ、曲だけ提供する、黒子的な方々がね、現実に。 良い曲作っても、っていうことあるらしいです、世の中って。 で、見出される、正直言って、singer songwriterつう職業は、見た目も大事なんだよ、見出されなければ、演出がダメだったということでしょう、プロに任せないと、みたいな。 で、endingはああなる、う〜ん、あれかい? しょぼい終わり方だった。 まとめて来たのか、もったいないね、themeは良いのに。 sci fiの色をもっと残すべきだよ。 リチャード・カーティスが、『アバウト・タイム』に続けてとんでも脚本を書いた。 あり得ない話なのに、見終わった後すごく清々しい気分になった。 予告編を観た時から、ずっと観たいと思っていたが、ビデオ化されてようやく観ることができた。 ヒメーシュが歌だけでなく、ギターやピアノまで演奏していて、すごいと思ったし、その困った顔がとってもキュートだった。 リリーは待ち続ける女の一途な気持ちが伝わってきた。 エド・シーランの出番が思いのほか多くて、ビックリした。 彼の懐の深さが見てとれた。 次々に歌われるビートルズの歌の数々。 私の大好きな「ミッシェル」は出てこなかった。 選曲は脚本家の趣味? それとも監督の趣味? どっちなのか気になった。 ネタバレ! クリックして本文を読む 他の人は無いかもしれないけど、自分はよく思う時が有る。 人気作品を誰も知らない世界で、自分一人だけがそれを知っていたら…? そしてそれを、自分の作品として発表したら…? だから本作には驚いた。 が、全く売れず…。 唯一、幼馴染みでマネージャーのエリーだけが教師の傍ら献身的に支えてくれていた。 ある夜突然、原因不明の世界規模の停電が。 真っ暗になり、ジャックは事故に遭ってしまう…。 このシーンが個人的になかなか面白い。 真っ暗になって世界が変わる。 すると、友人たちは「?? 」な顔をする。 ザ・ビートルズ=昆虫。 パニクりそうになる頭で懸命に考え巡らした結果辿り着いたのは… 世界中がビートルズを知らない。 知るのはただ一人、自分だけ…。 やはりこのアイデア! ビートルズが居ない世界で、自分だけが知っている。 友人たちの前で歌ってみせた所、魅了する…。 クィーンもエルトン・ジョンも世代じゃないのだから、ビートルズも当然。 ナメんなよ! さすがにあれもこれもじゃないけど、曲も幾つか知っている。 「ハード・デイズ・ナイト」「イエロー・サブマリン」「愛こそはすべて」「レット・イット・ビー」、そして本作のタイトルにもなっている「イエスタデイ」…。 他にも曲名は知らないけど聴いた事ある曲がいっぱい! 個人的なお気に入りはやはり、「レット・イット・ビー」だね。 こんな自分でも魅了されるのだから、聴いた事が無い世界でも。 …いや、そうでは無かった。 両親には無関心に幾度も遮られ、小さな会場で披露するも誰も聴こうとせず…。 あのビートルズの曲なのに…。 しかし、聴く耳持ってる人は持っている。 地元のレコーディング・エンジニアの耳に留まり、そしてそれがあの人気ミュージシャン、エド・シーランに繋がる! ご本人出演! 日本で言うなら、サザンが居ない世界でサザンを自分の歌として歌って、今人気の米津玄師に気に入られたモン…? 前座だが、シーランと共にツアーに出る。 幾ら有名曲や好きな曲とは言え、全てをはっきり事細かに覚えていない。 あの歌詞、何だったけ…? 何だかここら辺、妙にあるあるな感じして面白かった。 例えば、『SW』や『タイタニック』の全てのシーンや全ての台詞を完璧に覚えていますか? ジャックの歌の評判や人気はじわじわと。 歌対決でシーランも負けを認める。 ワンマンな音楽マネージャーが付く。 そして世界を回る、スターミュージシャンになるのだが…。 ジャック役の主演ヒメーシュ・パテルが生歌&生ギター演奏も披露。 愛すべき役柄も含め、見事! 幼馴染みエリー役のリリー・ジェームズが卑怯なくらい可愛い。 『シンデレラ』の時並みに魅力爆発! ただ可愛いだけじゃなく、ジャックにマネージャーとして来て欲しいと頼まれた時、教師として生徒たちの未来があると断った時の姿に誇らしさすら感じた。 ウザいけどイイ奴な友人のロッキー。 この手のナイスキャラはリチャード・カーティス作品の定番。 脚本はリチャード・カーティス。 監督はダニー・ボイル。 片やロマコメの名手で、片やスタイリッシュな作風で知られる鬼才。 一見水と油のようだが、これが絶妙なハーモニー。 カーティスらしいユーモア、ハートフルさ、ボイルらしいテンポの良さ。 心配は無用だった。 何より、イギリスを代表するこの映画人2人が初タッグを組んだだけでも必見の価値ありの一作! 2人共、ビートルズマニアだとか。 それは作品を見てるだけでも伝わってくる。 ビートルズが居ない世界なんて、おちょくってるのかと思いきや…否! 終盤の展開に触れるが、自分以外にビートルズを知ってる人物らと出会う。 責められるのかと思ったら、逆に感謝される。 ビートルズの居ない世界なんて退屈。 この世界にビートルズの曲を歌ってくれてありがとう。 イギリス映画というのもいい。 ビートルズにクィーンにエルトン・ジョン…。 偉大なミュージシャンを多く生んだ偉大な音楽の国。 ボイルとカーティスが、ビートルズやイギリスへ愛や敬意をたっぷり込めて。 人気者になるにつれ、エリーと関係が…。 エリーは別の男性と付き合う。 かつて売れず、苦労を共にしながらも、常に一緒に居て、幸せだった日々…。 本当にこれで良かったのか…? また、ジャックを苦しめるもう一つの自責。 自分の歌なんかじゃない。 自分も歌を愛するはしくれなのに、こんな事はビートルズや音楽への冒涜。 苦悩するジャックに、ある人物から助言が…。 その人物、はっきり言えばオイオイ!レベルの掟破り。 でも、ビートルズが居ない世界なんだから、確かにそうだ。 その偉大な人は言う。 ラストは予定調和なハッピーエンドだが、それすら幸せで温かい。 生み出したからこそ言える。 我々に伝えてくれているではないか。 ビートルズだからの曲。 クィーンだからの曲。 サザンやSMAPだからの曲。 黒澤が撮っての『七人の侍』。 スピルバーグが撮っての『E. 宮崎が手掛けての『千と千尋の神隠し』。 ビートたけしだからのギャグ。 志村けんだからのギャグ。 藤子・F・不二雄が描いての『ドラえもん』。 鳥山明が描いての『ドラゴンボール』。 … 挙げたらキリが無い。 別の人がやったって決して名作にはならない。 自分が生み出したから名作になったのだ。 自分だけの愛を歌え。

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映画の「イエスタデイ」を観ました。映画では、オアシス、コカコーラ、...

映画 イエスタデイ

「イエスタデイ」とは 映画「イエスタデイ」のあらすじをざっくりと言うとこんな感じだ。 売れないミュージシャンのジャックはある日事故にあう。 目が覚めてみるとそこはビートルズが存在しない世界となっていた。 ビートルズの曲をギターで弾き語ると「いつの間にそんな素晴らしい曲を」と友人たちに絶賛され、インターネットでビートルズを検索しても出てこない。 そのことに気づいたジャックは幼なじみのマネージャのエルとともにビートルズの曲をいろいろな場所で披露したり、働いているスーパーでCDを無料配布したりする。 だが、誰にも注目されず、やはり曲が良くても自分ではダメなのかと肩を落とす。 ある日、歌うスーパーの店員としてテレビ番組に出たことをきっかけに、超大物アーティスト(エド・シーランが本人役で登場)から「自分のツアーの前座をやらないか」とオファーをうける。 ジャックはOKをするが、マネージャのエルは教師の仕事があるからと不参加。 ジャックはそのツアーで敏腕マネージャと出会い、一気にスターダムにのし上がる。 ビートルズの曲を倒錯しているという後ろめたさを感じつつ、多忙の日々を送るジャックは、幼なじみマネージャのエルとは疎遠になっていった。 ずっと前からジャックに想いを寄せていたエルはここで自分をとるかスターの座をとるか、その選択を迫る。 ジャックはスターの座をとる。 世界がジャックに熱狂する中、ある二人の人物がジャックの元を訪れる。 それは、ジャックと同じくビートルズのことを知っている二人だった。 彼らはジャックに「ビートルズの曲をこの世界に残してくれてありがとう」とお礼を言い、「ビートルズの曲を正しく使ってほしい」という。 だがジャックは「名声も地位も金も手に入る。 それに抗うのは難しい」という。 そんなジャックに二人はある一枚の紙を渡す。 そこに記されていたのは、ビートルズのいなくなった世界で暗殺されることもなく平穏に暮らしているビートルズのメンバ、ジョンレノンの住まいだった。 ジャックはジョンを訪れ、彼が音楽をしていないこと、今幸せであることを知る。 そしてジョンから「愛する人を手放すな」と言われる。 ジョンの元から帰ってきたジャックは、エド・シーランに連絡をとり、コンサートの最後に何曲か演奏と、少しスピーチをさせてくれと頼む。 そして演奏ののち、本当のことを告げる。 曲は自分が作ったのではなくビートルズが作ったものだということ、それらの曲はすべてインターネットに無料でアップロードをし、名声は独り占めにはしないということ、そしてその名声のために大切な人であるエルを失ったこと、そのエルを愛していること。 楽屋裏に呼ばれていたエルは、それを聞き、彼の告白を受け入れる。 そしてその代わりに、ジャックは名声を失う。 そしてエンディング。 ジャックとエルは学校のクラスで子供たちに囲まれながら、楽しげにみんなでビートルズの曲「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」を歌う。 ビートルズの曲とともに名声を手に入れたある男が、本当に大切な女性の存在に気づき、その名声を手放して大切な女性と結ばれる話。 使われているテクニック この映画にはもちろんたくさんのテクニックが使われているが、ここでは次の三つに絞って話をしよう。 誤った選択とリカバリ• ニヤリとするファンサービス では一つずついってみよう。 誤った選択とリカバリ この映画では、愛と名声が天秤にかけられる場面が登場する。 ヒロインのエルが「私とスターの座、どちらをとるか選んで」とにじり寄るのだ。 主人公のジャックはここで流されるようにスターの座を選ぶが、その後エルに新しい彼氏ができたと知って深く後悔をする。 「十年以上一緒にいて、ずっと大切に思ってくれていた女性を手放してしまうとは、なんて自分は愚かなのだろう」と。 そんな誤った選択をした後、主人公はコンサート会場で公開告白をし、エルに愛を告げる。 エルも、新しい彼氏に謝りながら、ジャックの愛を受け入れる。 一般化して言うとこんな感じだ。 二者択一の選択肢で主人公を悩ませる時、「恋人の命」と「友人の命」のような、どちらも手放すわけにはいかないものが選択肢としてある場合には、「」で記した通り、両方を選択するのが定石だ。 しかし、「名声」と「愛」のように、どちらを選ぶべきか明白な場合には、最初に誤った選択肢(「名声」)を選ぶことで後悔をし、その後改心をして勇気を持って正しい選択肢(「愛」)を自ら選びとり、最初に選んだ選択肢(「名声」)を手放す、というスタイルを取るのが一つの定石のパターンと言えるだろう。 改心 先の「誤った選択とリカバリ」で述べたように、主人公は誤った選択をしたことを後悔し、その後改心をして勇気を持って正しい選択肢を自ら選び取る。 では、その改心のきっかけとなるものはなんだろう。 この映画「イエスタデイ」では、ジョン・レノンに会ったことがそれにあたる。 ビートルズがいる世界では、ビートルズのメンバであるジョン・レノンは1980年12月8日、銃弾に倒れて他界した。 享年40歳。 しかしこの映画の中では、78歳になったジョン・レノンが登場している。 ジャックは、この敬愛すべき偉大なアーティストであるジョンが今も生きていること、幸せに暮らしていることを知り、「よく78歳まで生きてくれました」とハグをする。 そんなジョンから「愛する人を手放すな」とジャックは言われる。 ジャックは、この偉大なアーティストであるジョンと直接出会い、言葉を交わすことで、ビートルズへの敬意の念を再確認し、名声を手放すことと、愛する人に想いを告げることを決意する。 これも少し一般化してみよう。 誤った選択をした後、主人公は改心をする。 その改心は直接的な関係者から説得された結果であってはならず、主人公自身が「何か」と出会い、大切なものに気づくという話の展開である必要がある。 例えば、恋人の愛の深さを示すようなエピソードを友人から聞くとか、親の優しさを、とある小道具から感じ取るとか、そういうエピソードや小道具が、主人公が出会うべき「何か」ということになる。 この「何か」を物語に配置し、強制的ではない形で、大切なものに主人公自ら気付き、改心をする。 これが誤った選択肢をチョイスした後の改心における鉄則パターンだ。 ニヤリとするファンサービス この映画には、ビートルズファンであればニヤリとするようなシーンが多数出てくる。 例をあげると、ジャックの付き人がエド・シーランに対して「あんたの曲は最高だ。 特にラップが良い」というシーンがあるのだが、これはリンゴ・スターのかつてのセリフを連想させる。 「ベートーベンは最高だ。 特に歌詞が良い」というセリフの。 こうしたものがちらほら見受けられる。 これはビートルズファンの心を躍らせる。 自分はそれが分かる、と、ある種の優越感をくすぐられるからだ。 しかし、このテクニックは使わない方が良い。 素人が使うと、往々にしてマニアックな情報を物語に詰め込んで作者自身だけがひとり悦に入ることとなる。 プロの作家だってそうそう使えない。 相当量のファンがバックについていない限り、鼻につく駄文となるのがオチだ。 だからこのテクニックは禁じ手として覚えておいてもらいたい。 素人は絶対に使うな、と。 おわりに さて。 この映画はビートルズを扱った映画だが、それはあくまでもサブトピックに過ぎない。 この映画のメインのトピックは、紛れもなく「愛」だ。 普遍的な愛の物語を、ビートルズの素晴らしい曲たちと、役者の素敵な歌声がこれ以上なく盛り上げてくれている。 個人的にはエド・シーランが登場しているのも狂喜ものだ。 20世紀最大のアーティストを扱ったこの素敵な物語から学ぶことはいくつもあるだろう。 もし見ていないなら、ぜひ見ることをオススメする。 そして、映画を見終わった時、このエントリを再読して、使われているテクニックをおさらいしてもらいたい。 活用すれば、キミの小説の輝きが一段増すはずだ。 活用されたし。

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イエスタデイ (2019年の映画)

映画 イエスタデイ

「イエスタデイ」とは 映画「イエスタデイ」のあらすじをざっくりと言うとこんな感じだ。 売れないミュージシャンのジャックはある日事故にあう。 目が覚めてみるとそこはビートルズが存在しない世界となっていた。 ビートルズの曲をギターで弾き語ると「いつの間にそんな素晴らしい曲を」と友人たちに絶賛され、インターネットでビートルズを検索しても出てこない。 そのことに気づいたジャックは幼なじみのマネージャのエルとともにビートルズの曲をいろいろな場所で披露したり、働いているスーパーでCDを無料配布したりする。 だが、誰にも注目されず、やはり曲が良くても自分ではダメなのかと肩を落とす。 ある日、歌うスーパーの店員としてテレビ番組に出たことをきっかけに、超大物アーティスト(エド・シーランが本人役で登場)から「自分のツアーの前座をやらないか」とオファーをうける。 ジャックはOKをするが、マネージャのエルは教師の仕事があるからと不参加。 ジャックはそのツアーで敏腕マネージャと出会い、一気にスターダムにのし上がる。 ビートルズの曲を倒錯しているという後ろめたさを感じつつ、多忙の日々を送るジャックは、幼なじみマネージャのエルとは疎遠になっていった。 ずっと前からジャックに想いを寄せていたエルはここで自分をとるかスターの座をとるか、その選択を迫る。 ジャックはスターの座をとる。 世界がジャックに熱狂する中、ある二人の人物がジャックの元を訪れる。 それは、ジャックと同じくビートルズのことを知っている二人だった。 彼らはジャックに「ビートルズの曲をこの世界に残してくれてありがとう」とお礼を言い、「ビートルズの曲を正しく使ってほしい」という。 だがジャックは「名声も地位も金も手に入る。 それに抗うのは難しい」という。 そんなジャックに二人はある一枚の紙を渡す。 そこに記されていたのは、ビートルズのいなくなった世界で暗殺されることもなく平穏に暮らしているビートルズのメンバ、ジョンレノンの住まいだった。 ジャックはジョンを訪れ、彼が音楽をしていないこと、今幸せであることを知る。 そしてジョンから「愛する人を手放すな」と言われる。 ジョンの元から帰ってきたジャックは、エド・シーランに連絡をとり、コンサートの最後に何曲か演奏と、少しスピーチをさせてくれと頼む。 そして演奏ののち、本当のことを告げる。 曲は自分が作ったのではなくビートルズが作ったものだということ、それらの曲はすべてインターネットに無料でアップロードをし、名声は独り占めにはしないということ、そしてその名声のために大切な人であるエルを失ったこと、そのエルを愛していること。 楽屋裏に呼ばれていたエルは、それを聞き、彼の告白を受け入れる。 そしてその代わりに、ジャックは名声を失う。 そしてエンディング。 ジャックとエルは学校のクラスで子供たちに囲まれながら、楽しげにみんなでビートルズの曲「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」を歌う。 ビートルズの曲とともに名声を手に入れたある男が、本当に大切な女性の存在に気づき、その名声を手放して大切な女性と結ばれる話。 使われているテクニック この映画にはもちろんたくさんのテクニックが使われているが、ここでは次の三つに絞って話をしよう。 誤った選択とリカバリ• ニヤリとするファンサービス では一つずついってみよう。 誤った選択とリカバリ この映画では、愛と名声が天秤にかけられる場面が登場する。 ヒロインのエルが「私とスターの座、どちらをとるか選んで」とにじり寄るのだ。 主人公のジャックはここで流されるようにスターの座を選ぶが、その後エルに新しい彼氏ができたと知って深く後悔をする。 「十年以上一緒にいて、ずっと大切に思ってくれていた女性を手放してしまうとは、なんて自分は愚かなのだろう」と。 そんな誤った選択をした後、主人公はコンサート会場で公開告白をし、エルに愛を告げる。 エルも、新しい彼氏に謝りながら、ジャックの愛を受け入れる。 一般化して言うとこんな感じだ。 二者択一の選択肢で主人公を悩ませる時、「恋人の命」と「友人の命」のような、どちらも手放すわけにはいかないものが選択肢としてある場合には、「」で記した通り、両方を選択するのが定石だ。 しかし、「名声」と「愛」のように、どちらを選ぶべきか明白な場合には、最初に誤った選択肢(「名声」)を選ぶことで後悔をし、その後改心をして勇気を持って正しい選択肢(「愛」)を自ら選びとり、最初に選んだ選択肢(「名声」)を手放す、というスタイルを取るのが一つの定石のパターンと言えるだろう。 改心 先の「誤った選択とリカバリ」で述べたように、主人公は誤った選択をしたことを後悔し、その後改心をして勇気を持って正しい選択肢を自ら選び取る。 では、その改心のきっかけとなるものはなんだろう。 この映画「イエスタデイ」では、ジョン・レノンに会ったことがそれにあたる。 ビートルズがいる世界では、ビートルズのメンバであるジョン・レノンは1980年12月8日、銃弾に倒れて他界した。 享年40歳。 しかしこの映画の中では、78歳になったジョン・レノンが登場している。 ジャックは、この敬愛すべき偉大なアーティストであるジョンが今も生きていること、幸せに暮らしていることを知り、「よく78歳まで生きてくれました」とハグをする。 そんなジョンから「愛する人を手放すな」とジャックは言われる。 ジャックは、この偉大なアーティストであるジョンと直接出会い、言葉を交わすことで、ビートルズへの敬意の念を再確認し、名声を手放すことと、愛する人に想いを告げることを決意する。 これも少し一般化してみよう。 誤った選択をした後、主人公は改心をする。 その改心は直接的な関係者から説得された結果であってはならず、主人公自身が「何か」と出会い、大切なものに気づくという話の展開である必要がある。 例えば、恋人の愛の深さを示すようなエピソードを友人から聞くとか、親の優しさを、とある小道具から感じ取るとか、そういうエピソードや小道具が、主人公が出会うべき「何か」ということになる。 この「何か」を物語に配置し、強制的ではない形で、大切なものに主人公自ら気付き、改心をする。 これが誤った選択肢をチョイスした後の改心における鉄則パターンだ。 ニヤリとするファンサービス この映画には、ビートルズファンであればニヤリとするようなシーンが多数出てくる。 例をあげると、ジャックの付き人がエド・シーランに対して「あんたの曲は最高だ。 特にラップが良い」というシーンがあるのだが、これはリンゴ・スターのかつてのセリフを連想させる。 「ベートーベンは最高だ。 特に歌詞が良い」というセリフの。 こうしたものがちらほら見受けられる。 これはビートルズファンの心を躍らせる。 自分はそれが分かる、と、ある種の優越感をくすぐられるからだ。 しかし、このテクニックは使わない方が良い。 素人が使うと、往々にしてマニアックな情報を物語に詰め込んで作者自身だけがひとり悦に入ることとなる。 プロの作家だってそうそう使えない。 相当量のファンがバックについていない限り、鼻につく駄文となるのがオチだ。 だからこのテクニックは禁じ手として覚えておいてもらいたい。 素人は絶対に使うな、と。 おわりに さて。 この映画はビートルズを扱った映画だが、それはあくまでもサブトピックに過ぎない。 この映画のメインのトピックは、紛れもなく「愛」だ。 普遍的な愛の物語を、ビートルズの素晴らしい曲たちと、役者の素敵な歌声がこれ以上なく盛り上げてくれている。 個人的にはエド・シーランが登場しているのも狂喜ものだ。 20世紀最大のアーティストを扱ったこの素敵な物語から学ぶことはいくつもあるだろう。 もし見ていないなら、ぜひ見ることをオススメする。 そして、映画を見終わった時、このエントリを再読して、使われているテクニックをおさらいしてもらいたい。 活用すれば、キミの小説の輝きが一段増すはずだ。 活用されたし。

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