サイトカイン ストーム なり やすい 人。 サイトカインストームで重症化する食べ物は、乳製品、バナナ、チョコ、蜂蜜だがマヌカハニーを舐め続ける理由

新型コロナウイルス感染症の重症化のカギはACE2(アンジオテンシン変換酵素2)にある COVID

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免疫について (5)新型コロナウイルスとサイトカインストーム コロナウイルスとは、ウイルスのエンベロープ(表皮)に王冠(コロナ)のような突起(スパイク)があるウイルスです。 人に感染するコロナウイルスは7種類が知られており、うち4種類は、上気道(鼻、口、咽頭)に感染する普通の風邪ウイルスです。 さて、この3種のウイルス感染では、肺で過剰炎症が起こり、多臓器不全に至って死亡するケースが報告されています。 サイトカインストームは感染者全員に起こるわけではありません。 今回の新型コロナウイルスでも、およそ8割は軽症で経過。 感染したと気づかないうちに抗体ができている人も少なからずいます。 ただ、サイトカインストームは高齢者や基礎疾患のある人で起こりやすいことが経験的にわかっています。 このことは、免疫力が健全であることが、サイトカインストームを起こさないために重要であることを示唆しています。 炎症の暴走は、サイトカインストームのリーディングサイトカインをブロックする等の方法で止めなければなりませんが、基本的な免疫力を弱めてはいけないのです。 基本的な免疫力を維持するために、乳酸菌やキノコやLPSといった食品は役立ちます。 これらの食品成分は消化管粘膜の免疫細胞を活性化させますが、それによって炎症を悪化させる作用はなく、継続して摂取して問題はありません。 Clin Exp Rheumatol 38 2 :337-342 2020. Brain Behav Immun doi: 10. bbi. 2020. 031 2020. J Infect 51 2 :98—102 2005.

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インフルエンザとサイトカインストーム

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新型コロナウイルスの記事を連続で書いています。 今までの記事のリンクのまとめをつくりました。 ぜひ合わせてご参照ください。 前回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化と獲得免疫系の関係の記事を書きました。 今回の記事は、COVID-19の重症化のカギはACE2(アンジオテンシン変換酵素2)にあることを説明します。 とても重要な情報でCOVID-19の核心に迫ります^^ぜひ、今後の生活や考え方の参考にもしていただきたいと思います。 前回の記事の重要な点は以下の2点になります。 体の血圧や水分量を調節する最も重要な系はRAS(レニン・アンジオテンシン系)になりますが、この系は、血圧の調節以外にもたくさんの重要な働きをしていることが明らかになってきています。 RASが働くと体が以下の方向にセットされます。 とくに重要なのはRASが炎症や免疫反応のコントロールをしているということです。 RASの亢進が続くと免疫機能は落ちている状態になります。 自然免疫系、獲得免疫系ともに働きが落ちていることに加え、慢性炎症の状態が続いており、免疫のコントロールが悪くなっています(免疫が暴走しやすい)。 炎症が亢進しているように見えても、免疫の機能自体は落ちているという点に注意してください! そして、ACE(アンジオテンシン変換酵素)は、このRASをコントロールするためのもっとも重要な酵素になります。 ACEにはACEとACE2があり、ACEはRASを促進しACE2はRASを抑制します。 つまり、新型コロナウイルスの受容体であるACE2はRASをコントロールし、炎症や免疫の暴走を抑制する要の酵素になります。 あらゆる感染症で同じ傾向があるのですがCOVID-19では重症化し死亡に至るハイリスクの方がとてもはっきりしています。 血管が固くなると血圧を維持するためにRASが常に亢進した状態になります。 糖尿病は血管がボロボロになる病気と表現してもいいでしょう。 メインの検査のRT-PCR法より肺のCT検査の方が感度(病気を見つける確率)が高いという報告もみられるくらいです。 健康者でも肺炎で重篤になりますので、肺疾患を抱える方は重症化します。 また、3大治療(手術、放射線、抗がん剤)では体に大きな負担をかけ、RASも亢進しますし、それ以上に免疫力が低下してとても重症化しやすい状態になっています。 ここまでをまとめるとCOVID-19の重症化や死亡の高リスクである高齢者や基礎疾患を持つ人は、すべてRASが亢進した状態(ACE2の働きが悪い)か肺の病気になります。 次にCOVID-19の主な死亡原因をみますと、肺炎、心不全、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)、サイトカインストームなどとなっています。 これらは肺や心臓の重度の障害か免疫の暴走状態と考えられますが、いずれもACE2で説明する事ができます。 ここが広範囲に障害を受けると細菌感染の合併も含め重篤な肺炎になります。 また、心不全(COVID-19では心筋障害、不整脈も多く報告されている)は、ACE2が心臓に発現していることと関係していると思われます。 ハイリスクの人では、RAS亢進(ACE2機能低下)により普段から慢性的に免疫機能が低下しています。 この状態で新型コロナウイルスに感染すると、まず、自然免疫系の低下によりウイルスがたくさん増える事になります。 次に獲得免疫系が働く段階でウイルス感染細胞(ACE2発現細胞)が一斉に排除されます。 それにより、もともと低下していたACE2の免疫調節機能が完全な破綻をおこして、炎症のコントロールが効かなくなり免疫の暴走が起こると考えられます。 すべての病気は、今までしてきた日常生活(食、生活、メンタル)が本来の自然な状態から外れているサインとして現れます。 ですから、本当は自分の生活を見直し、自然な状態に改善することが根本の対策です。 これに対して、生活の改善(根本療法)ではなく、薬などの対症療法で症状や検査の値だけの改善をしている方は、根本は改善しておらず、初めからRAS亢進、ACE2機能低下、免疫力低下の状態になっているのだと思います。 COVID-19は、このような人に対してとても厳しい感染症であると言えます。 時には薬や対症療法が必要なこともありますが、真の健康は自分の力によるものであり、それを高める生き方をすることが大事であることを教えてくれているようにも感じます。 また、現代人はすでに腸内細菌などの常在菌のダメージが大きいことに加え、身の回りの微生物を排除し過ぎていますので、初めから免疫機能の低下、調節能力の低下があります。 日々の生活の仕方や考え方を含め、根本的に生き方が問われているのです。 今回の新型コロナウイルス感染症の重症化の予防および治療にACEを抑制する降圧剤であるACEi(ACE阻害剤)やARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)が効果を発揮する可能性があります(実際にこれらはサイトカインストームの治療に使われ効果が認められています)。 しかし、緊急時にこれらの投与は致し方ないにせよ、これらも対症療法であることは心に停めておきましょう。 また、上記のリスクがある人に加え、若年者であっても以下の方は重症化しやすいかもしれませんので注意が必要です。 つまり、重症化した場合、普段使っているステロイドは使いにくい状態になります。 そこで、現時点でのまとめを何度かにわけてまとめます。 COVID-19の第2、3波の備えを考える上で、第1波から見えてきた新型コロナウイルスの本当の実態を明らかにし、今までの国の対策の評価をすることが大切になります。 その際にとても重要になるのが抗体検査と超過死亡になります。 抗体検査に関しては、すでに何度も解説しましたが、現在の市販のキットでは正確性に大きな問題が指摘されています。 正確性の高い実験室レベルの抗体検査の1日も早い開発が望まれます。 一方の超過死亡がなぜ重要なのかと言うと、超過死亡は検査(PCR検査、抗原検査 […] 微生物の中で、人と共生していて人の健康に最も大きな影響を与えているのが「腸内細菌」です。 腸内細菌を理解するためには、まず、人の腸(管)についての知識が必要になります。 腸および腸内細菌の状態がヒトの健康にとって最も大事であるといわれます。 なぜこのようなことが言われるのでしょうか? 私たちは、植物のように自らエネルギーを産生することはできませんので、食物を食べないと生きていくことができません。 食べ物を食べる(私たちが生きていく)ということは命をいただくということでもあります。 腸は、毎日食べたり飲んだりしたものを消化し、生きていくのに必要な栄養を吸収します。 体に不要な物は吸収されなかった […] 現代ビジネスオンラインで私の新刊の特集記事が公開されました。 『ウイルス研究者が語る「守るべき暮らし方」』になります。 ismedia. ・変異する新型コロナ、今後も感染の可能性はある ・自然に沿って暮らせば、病気にならない ・ウイルスによる感染症は、薬では治せない ・新型コロナから回復する唯一の方法は自然治癒力 ・自然と離れた暮らし方が感染後の重篤化を招く ・からだの防衛にかかわる常在菌のためには、過度な手 […] 政府による新型コロナウイルス感染症の抗体検査の結果がいつまでたっても公表されません。 この調査は、COVID-19の日本での実態の把握の為に、まずは日本赤十字社の献血血液を東京都と東北地方の各500検体から検査し、その後、各地域の検査を順次追加していく予定だそうです。 1993年札幌医科大学医学部を卒業し札幌医科大学付属病院、道立小児センター(現コドモックル)、旭川赤十字病院、札幌社会保険総合病院など全道の中核病院、地方病院に勤務し主に小児科の診療をして来ました。 2001年アメリカ国立衛生研究所(NIH)に留学。 専門はウイルス学・ワクチン学で主にノロウイルス、ロタウイルスの研究に携わりました。 帰国後、札幌医科大学新生児集中治療室(NICU)室長を経て、2009年に退職。 自然派の医療を実践するために、同年、栃木県那須烏山市に移住しています。 現在は地域に密着した医療に携わりながら、プライベートでは農的生活を送っています。 農的生活を通じて新たに細菌やウイルスなどの微生物の存在意義を再認識し、日々の生活や診療に取り入れています。 地域を中心に健康に関するセミナーなどでもお話しさせてもらっています。

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インフルエンザとサイトカインストーム

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身体がウイルスや細菌に初めて遭遇すると、免疫システムの働きが高まって、侵入者と戦い始める。 この戦いで歩兵となるのがサイトカインと呼ばれる分子で、細胞にシグナルを次々と送り出して反応を促す。 通常、この免疫反応が強いほど、感染症に打ち勝つ可能性も高くなる。 子供や若者が全体的にコロナウイルスの影響を受けにくいのは、これが理由の1つである。 そしていったん敵が打倒されれば、免疫システムは自らオフになるように作られている。 サイトカインストームの専門家であるアラバマ大学バーミンガム校のランディ・クローン博士は、「これはほとんどの人で、そしてほとんどの感染症で起こっていることです」と説明する。 しかし一部のケースでは(クローン博士のチームによれば、あらゆる重症感染症の患者の15%程度)ウイルスの脅威が去ってからしばらくたっても、免疫システムが暴れ回っている。 免疫システムは、身体を厳戒態勢において、消耗させるサイトカインを放出し続ける。 そうしたサイトカインが、誤って身体を守ろうとした結果、肺や肝臓を含む複数の臓器を攻撃してしまい、これが死につながる場合がある。 関連記事: 健康な若者はサイトカインストームで命を落とす? サイトカインストームはあらゆる年齢の人を襲う可能性があるが、一部の科学者は、1918年のインフルエンザのパンデミックや、もっと最近のSARSやMERS、新型インフルエンザの流行の期間に健康な若者が亡くなったのは、サイトカインストームで説明できると考えている。 この現象は、全身性エリテマトーデスやスティル病(関節炎の一種)など、 さまざまな自己免疫疾患の合併症としても起こる。 さらにサイトカインストームは、他の面では健康な若い新型コロナウイルス感染症患者が、急性呼吸窮迫症候群で亡くなっている理由の手がかりとなる可能性がある。 急性呼吸窮迫症候群は、サイトカインストームの結果として生じることが多いのである。 中国やイタリアでは、この現象と一致すると思われる臨床症状のある若い患者が報告されている。 こうした患者の一部は、サイトカインストームを起こしていた可能性が非常に高いとクローン博士はいう。 前述の42歳の患者のケースでは、サイトカインストームが疑われたため、医師らは最終的に トシリズマブという薬を投与した。 これは、危険な状態にある免疫システムを落ち着かせるのにときおり使われてきた薬だ。 この薬を8時間間隔で2回投与しただけで、患者の熱は急激に下がり、酸素レベルが上昇した。 胸部スキャンでは肺がきれいになっているのがわかった。 「アナルズ・オブ・オンコロジー」誌に掲載された、この患者の症例は、イタリアや中国からの数十件の報告とともに、トシリズマブが一部の患者において、新型コロナウイルスに対する有効な治療薬である可能性を示している。 3月5日に、中国は、新型コロナウイルス感染症の重篤患者にトシリズマブを使用することを承認し、臨床試験の実施を認可した。 3月23日には、アメリカ食品医薬品局(FDA)が製薬会社ロシェに対して、数百人のCOVID-19患者を対象としたトシリズマブの臨床試験を認可した。 トシリズマブは、関節リウマチや、数種類のがんにおいて、免疫分子の過剰な活動を抑える作用が認められている。 インターロイキン-6という、過剰な免疫反応に関連する特別なサイトカインの活動を抑制するのである。 関連記事: 2週間前までは医師も知らなかった「サイトカインストーム」 研究者らは、治療法を探ると同時に、一部の患者の免疫システムが危険な暴走状態になる理由について理解を深めようとしている。 少なくとも一部の種類のサイトカインストームの場合、そのリスクは遺伝要因で説明がつく。 サイトカインストームには多くのバリエーションがあり、 全身性炎症反応症候群、 サイトカイン放出症候群、 マクロファージ活性化症候群、 血球貪食性リンパ組織球症というように、多くの名称がある。 おおまかにいえば、これらはどれも免疫分子の無制限の増加が特徴である。 結果として、複数の臓器の機能が停止し、命に関わる可能性がある。 しかしこのニッチ的な概念に精通していない医者が多いと専門家は指摘する。

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