南海 トラフ 津波 範囲。 【大阪】南海トラフ地震による影響と被害想定を解説!

最大クラスの南海トラフ地震

南海 トラフ 津波 範囲

地震調査研究推進本部地震調査委員会では、これまでに、海域に発生するプレート間地震(海溝型地震)について、長期評価を行い公表してきました。 しかし、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震のような超巨大地震を評価の対象とできなかったことを始め、海溝型地震の長期評価に関して様々な課題が明らかとなったことから、現行の長期評価手法を見直し、新たな手法の検討を行うこととしました。 新たな長期評価手法については検討を継続中ですが、南海トラフの大地震は、広範囲に大きな被害が懸念されるため、早急に防災対策を進める必要があります。 そのため、これまでに得られた新しい調査観測・研究の成果を取り入れ、南海トラフの地震活動の長期評価を改訂し、第二版としてとりまとめました。 2001年に公表した前回の長期評価(以下、前回評価)以降、数多くの知見や観測データが蓄積されています。 これらの成果により、南海トラフで発生する大地震は、従来考えられていたよりも、多様かつ複雑であることが明らかになってきました。 このため、南海トラフの地震活動の長期評価(第二版)(以下、新評価)では、以下の点に留意し評価を行いました。 そのように解釈が分かれるものについては、複数の解釈について併記する。 前回評価では、南海トラフで発生する地震を、南海地震及び東南海地震に区分し評価を行っていました。 新評価での評価対象領域は、地形(幾何形状)の変化、力学条件の変化、既往最大地震の震源域、現在の地震活動などを考慮し、以下の範囲としました。 (図1) 東端:富士川河口断層帯の北端付近 西端:日向灘の九州・パラオ海嶺が沈み込む地点 南端:南海トラフ軸 北端:深部低周波微動が起きている領域の北端 標準的な手法に基づき、最大規模の津波だけでなく、比較的発生頻度が高く繰り返し発生し得る津波についても評価を実施します。 評価にあたっては、後述のニーズや課題等も踏まえた情報を提供できるよう検討を行います。 また、我が国の周辺海域で発生する地震だけでなく、遠地で発生する地震による津波についても対象とする予定です。 さらに、様々な海域で発生する地震による津波を総合的に評価し、全国の沿岸域における津波ハザード評価を実施することについても検討する予定です。 図1 南海トラフの評価対象領域とその区分け 図2は、歴史資料から明らかになった、南海トラフで発生した大地震の震源域の時空間分布図です。 発生した年が古い大地震については、歴史資料の不足により見落としている可能性がありますが、正平(康安)地震(1361 年)以降は、見落としはないと考えられます。 図2より、過去に南海トラフで発生した大地震は、その震源域の広がり方に多様性があることが分かります。 また、中には慶長地震(1605 年)のように揺れが小さいが、大きな津波が記録されている特異な地震も含まれています。 また、海底堆積物や津波堆積物の地質学的な証拠から、歴史資料からはわからなかった白鳳(天武)地震(684年)より前にも南海トラフで大地震が繰り返し起きていたことも分かりました。 これらの痕跡から既往最大といわれている宝永地震クラスの大地震は、300〜600年間隔で発生していることや、高知県の蟹ヶ池で見つかった津波堆積物の痕跡より、約2,000年前に、四国の太平洋沿岸に宝永地震よりも大きな津波が押し寄せた可能性も指摘されています。 このように、南海トラフで発生する大地震は、多種多様なパターンの地震が起きていることが分かりました。 これは、南海トラフの大地震には、前回評価で仮定されたような、「ほぼ同じ領域で、ほぼ同じ規模の地震が周期的に繰り返す」という固有地震モデルが適用できないことを示しています。 図2 南海トラフで過去に起きた大地震の震源域の時空間分布(石橋,2002もとに編集) 前述のように、過去に南海トラフで起きた大地震は多様性があるため、次に発生する地震の震源域の広がりを正確に予測することは、現時点の科学的知見では困難です。 歴史記録の多くは、南海地域(評価対象領域のうち、潮岬より西側の領域)で発生する地震、東海地域(評価対象領域のうち、潮岬より東側の領域)で発生する地震、両域でほぼ同時に発生する地震、に大別できます。 地震が同時に発生しない場合でも、数年以内の差でもう一方の領域で地震が発生しています。 繰り返し間隔の長さと比較すると、これらはほぼ同時に活動しているとみなせます。 そこで、本評価では、南海トラフを、南海・東南海領域という区分をせず、南海トラフ全体を一つの領域として、地震発生の可能性を評価しました。 次の地震が発生するまでの間隔については、時間予測モデル(用語解説参照)が成立すると仮定し、室津港(高知県)の隆起量をもとに88. 2年と推定しました。 昭和東南海・南海地震の発生から既に約70年が経過しており、次の大地震の切迫性が高まっていると言えます。 大地震の発生確率については、震源域の多様性などの複雑な発生過程を説明するモデルは確立されていないため、従来の評価方法を踏襲して、計算を行いました。 この結果、今後30年以内の地震発生確率は60~70%となりました。

次の

【すぐわかる】【高知港海岸】南海トラフ大地震・津波に備えて~津波被害予測と防護方針~

南海 トラフ 津波 範囲

南海トラフの範囲は?どうして巨大地震が起こるのか? 南海トラフの範囲は、静岡県・愛知県から紀伊半島、四国にかけての南方の沖合約100Kmの海底にある長さ700Kmに及ぶ 水深0. 4Km溝状の地形を言います。 南海トラフでは下の図のように陸側のプレート(*)ユーラシアプレートにフィリピン海プレートが沈み込んで海の中に深い溝ができています。 ここではプレート同士がせめぎ合い、溝のどこかで地震が起こっても不思議でない程、 余分な力が貯まり大きなエネルギーを持っています。 そして、これらのプレートが元の位置に戻ろうとする時、貯まっていたエネルギーが一気に解放され、このとき発生する非常に大きな揺れが 『巨大地震』になるのです。 (下記動画の47秒のところで、この現象が丁寧に解説されています。 ) 出典: (*)プレート:地球の表面は厚さ100Km、10数枚のプレートで構成されています。 プレートは太古の時代から移動しており、南米大陸東側とアフリカ大陸西側がジグソーパズルのようにぴったりくっつくことからも、一つの大陸が2つの異なるプレートにのっていたため、 プレートの移動で分割されたと考えられています。 この場所は過去にも大地震が 大体70~100年の間隔で起こっているのです。 つい最近では1944年、1946年に起こっており、それから70年を経過し 今年大地震が発生してもおかしくないのです。 危険地域の津波シミュレーション!被害予想は? 4年前に起った2万人近い犠牲者を出した、東北地方太平洋沖地震の規模は、マグニチュード(*)9. 0と 最大級規模の地震でしたが、それと 同じ規模(M8~9)の地震も想定されるのです。 (*):マグニチュードとは発生地震の規模・大きさをいい、揺れの大きさを表すのが震度です 南海トラフで地震が起った時一番恐ろしいのは津波です。 最悪のケースだと32万人余りの死者が出ると予想され、その 7割が津波で亡くなると推定されています。 地震が起きた時、周辺地域がどうなるかを、コンピューター上で予測する(シミュレーションと言います)と驚くべき悲惨な状況になることが分ったのです。 以下の動画をご覧ください。 しかし迅速な避難・事前に対策をとっておけば、 80%は削減できると言われています。 南海トラフ各地域の津波シミュレーション! 津波は高い所では30mを超え、しかも第1波が1分で到達することがあるのです。 ここでコンピューターによる津波の予測動画を見つけましたので、地域別にご紹介します。 youtube. youtube. youtube. この様に東海沖・東南海沖・南海沖と様々なケースでシミュレーションがなされています。 しかも恐ろしいことに、この地震は1箇所で起こったら 短期間に南海トラフ各地域に、連鎖・連動することも考えられているのです。 驚くべき経済損失220兆円強、国家予算の2年分! 内閣府中央防災会議の作業部会がまとめた報告書では、マグニチュード9クラスの巨大地震が発生すると、 950万人が避難し、建物、橋・道路・水道・ガス等のインフラ設備の被害や経済活動への影響で、国家予算の2年を超える 220兆円の経済損失と想定しています。 4年前の東日本大震災の被害額が17~25兆円推計されているので、如何にその規模が大きいかが分かります。 むしろ 日本が立ち直れるかどうかの瀬戸際に追い込まれると言っても言い過ぎではありません。 巨大地震にどう備えたら良いのでしょうか? 地震のような天災は避けることができません。 ましてや日本のように火山国・地震国では先人達は、過去の教訓を生かして謙虚に向き合ってきました。 例えば大津波が来た高さを石に刻んで 「この高さまでは逃げろ!」と伝えたり、地域で助け合って避難・炊き出し・互助をやって来ました。 昔の諺(ことわざ) 「備えあれば憂いなし」を実践(じっせん)することです。 巨大地震が間近に迫っている中、普段から頭に入れておかねばならないことを上げておきます。 一人一人が防災意識を持ち、いざという時の 避難経路・場所の確認と防災訓練の実施しておきます。 家屋・インフラ設備の耐震補強工事の実施(補強工事をして倒壊を免れた建物は数多くあります!)• 家庭の備蓄量(食糧・飲料・燃料)を普段から 最低3日分確保しておきます。 地震発生時上からの落下物に備え、構造のしっかりした建物なら、机の下・トイレなどの強度のある場所に入って揺れが収まるまで待ちます。 揺れがおさまり外へ出る時は、 電気のブレーカーを落とします。 自宅が倒壊してなければ、水道水を出来るだけ貯め込みます。 マンションに住んでいる場合は、 必ず玄関の扉は少し開けておきます。 外出時は一斉に人の流れる方向に出ないで冷静に他の出口を探します。 外に出たら上からの落下物、切れた高圧電線には注意して安全な場所に移動します。 ブロック塀・ 自動販売機は余震でも倒れやすいので、そばを通らないようにします。 津波が来る場所に住んでいる場合は、先ず高台に逃げることと、第1波の津波が来なくても、 第2、3波が来ることがあるので安心しないようにします。 南海トラフ大地震で一番注意しなければならないのは津波です。 4年前の東日本大震災で、 津波から危機一髪で助かった方のリアルな証言を紹介します。 証言1) 必ず地震・それに次いで大津波が来ると信じ、自宅裏の海抜30mの岩山に自らの退職金をつぎ込んで老人でも登れる低い階段を作り、平らになった頂上には海の見える展望台、避難小屋を作りました。 当日の津波で岩山の下の自宅は流されたものの、岩山に上った 近所の人達70人は命拾いしました。 この地震が起こる前は東松島市の野蒜(のびる)地区の近所の人は、その行為を馬鹿にしていたのです。 証言2) 岩手県大船渡市の内海には3mの防潮堤がありますが、3mを超える津波が来たことがないから大丈夫と高を括っていたら、あっという間に自宅の天井近くまで押し寄せ、慌てて 流れてきたソファーにしがみ付き九死に一生を得ました。 若い皆さんが今後、成人~老人になっていく年代には 必ずと言っていいほど、大地震に遭遇します。 日頃から防災・減災について考えておきましょう。 【不要な外出を減らす食材宅配サービス】 新型コロナウイルスによる外出自粛は緩和されつつありますが、第2波を警戒する状況は現在も続いています。 外出自粛の期間中、 食材の宅配サービスを利用する人が急激に増えており、当サイトで紹介していた Oisix オイシックス のお試しセット等の新規受付は 一時休止している状況です。 そこで、類似の人気サービスを改めて調べてみました。 食材の宅配サービスが良いのは、 ・スーパー等に行くのを避けられる ・カートや買い物かごの接触を避けられる ・レジに並ぶ時など人に近づくことを回避 ・宅配される食材そのものが安全である ・ 無農薬野菜や厳選食材を入手できる 供給量の限界もありますので、100%安心できませんが、外出自粛が強まったときの準備にもなります。 今求められているサービスと感じ、今回2つ紹介させていただきます。

次の

南海トラフ地震での津波についてです。

南海 トラフ 津波 範囲

南海トラフ地震での津波についてです。 南海トラフ地震は広範囲の岩盤が連続して崩壊するため、4分近く揺れが続くと予想されています。 ここで質問です。 もし地震発生時に、高知県、三重県南部、和歌山県南部などの3分以内に津波が押し寄せる場所にいた場合、避難はどうすればよいでしょうか。 この時、海沿いの海抜が低い屋外、または低い建物の中にいたと仮定します。 揺れが収まる前に津波はやってきますので、 揺れが収まってから避難していては津波に巻き込まれてしまいます。 かといって、かなり強く揺れている中で 震度7〜5強程度 避難するのはかなり無理があります。 落下物に接触する危険性もあります。 揺れが収まるまで待っていては津波にのまれるのは確実で、飲み込まれてしまっては命を落とす可能性も非常に高いです。 よって、私は落下物や転倒の恐れがあっても揺れている中で避難を開始する方が良いのかと考えます。 皆様の意見もぜひ聞きたいです。 しかし、揺れている中で避難を開始できたとしても津波が押し寄せるまでにたどり着ける高台がない可能性も十分にありますよね。 その場合はおとなしく津波に飲まれるしかないのでしょうか。 よろしくお願い致します。 南海トラフ地震が額面通り起きたとしたら、4分以上揺れます。 場合によっては、10分近く揺れているかもしれません。 ただし、建物に被害を与えるような、強い振動は4分くらいだと思います。 また、大きな地震に遭遇すると、混乱してこれは地震ではないと否定します。 でやっぱり地震なんやと認識するまで、個人差がありますが、非常に長い時間かかります。 この時間を短くするのは、日頃の訓練で左右されます。 自衛官、海上保安官、消防士、警察官が日頃訓練を怠らないのは、非常時にパニックになっている時間を短くして、すぐに対応できるようにするためです。 と言う事から、訓練をしていない一般人が、地震の初期微動で対応することは、不可能です。 で津波ですが、波長が数十キロメートルから百数十キロメートルの波長を持っています。 第1波は長い波長を持っていて、遡上高は大きいですが、波の高さはそれほど高くありません。 予想のような最高津波高は、その後の反射波や屈折波がいくつも合成されて、大きな津波高になります。 それが第1波から5分後になるのか、何時間もなってから来るのかは、そこまでの予測は、できていないと思います。 ということで、普段から自分のいる海抜高さをを認識することが重要です。 第1波はせいぜい1m程度の発表になっているはずです。 だから、できるだけ高い場所を目指して、避難できるように、避難所までの道中を把握してください。 それと地元のハザードマップをよく見て、熟知してくださいね。 土佐湾の形状や紀伊水道の徳島県と和歌山県御坊から白浜までの形状は、津波が反射や屈折して、波が何度も行き来しやすいので、いつまでも合成を繰り返す地形です。 また、鳴門海峡も紀淡海峡も狭くて津波が逃げにくい形状をしているので、紀ノ川や吉野川を遡上しやすい形状です。 河川からの津波にも気をつけてください。

次の