フェ キソ フェナジン 強 さ。 フェキソフェナジン塩酸塩錠の効果と副作用

蕁麻疹の症状のため、会社の近くの皮膚科でフェキソフェナジン60mg...

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記事の内容• 回答:「抗ヒスタミン薬」の中では、最も「眠気」が出にくい薬の一つ 「眠気」が出やすい「抗ヒスタミン薬」の中で、『アレグラ(一般名:フェキソフェナジン)』は最も「眠気」が出にくい薬の一つです。 ただし、「眠気」の感じやすさは個人差も大きいため、人によっては『アレグラ』でも「眠気」を感じる可能性があります。 また、無自覚のうちに注意力や集中力が低下する「」が起こるリスクもあります。 アレルギーを抑える薬は多種ありますので、眠たさや作業効率の低下が気になった場合には、薬の変更も含めて主治医と相談することをお勧めします。 しかし、「ヒスタミン」は脳にも存在し、主に覚醒や集中に関与しています。 そのため、 脳の「ヒスタミン」をブロックしてしまうと、眠気や集中力の低下を引き起こしてしまいます。 つまり、血液脳関門を通過して脳に到達しやすい「抗ヒスタミン薬」では眠気が起こりやすく、脳に到達しにくい「抗ヒスタミン薬」では眠気が起こりにくい、と言えます。 このとき、服用した薬のうちどれだけが脳に到達するか、を比較したデータがあります。 現在、主にこれを基に眠くなりやすい、眠くなりにくい、といった評価がされています。 113 1 :1-15, 2007 PMID: 2 Expert Opin Drug Saf. 10 4 :613-22, 2011 PMID: 3 Expert Opin Drug Saf. 14 2 :199-206, 2015 PMID: 『アレグラ』は、抗ヒスタミン薬の中では最も脳に到達しにくく、眠気を生じにくい薬であることがわかります。 また、眠気を催すされていることが多いため、眠気を避けたい場合には「抗ヒスタミン薬」の入っていない風邪薬を選ぶ必要があります。 4 サノフィ・アベンティス Webサイト 5 Hum Psychopharmacol. そのため、「抗ヒスタミン薬」でも自動車運転に対して、添付文書上で注意喚起がされています。 このうち、『アレグラ』や『クラリチン』は運転・操縦能力に影響しないことが示されている6,7 ため、特に添付文書上でも制限はかけられていません。 6 Ann Intern Med. 132 5 :354-63, 2000 PMID: 7 Am J Rhinol. を含めた30以上の州で、「抗ヒスタミン薬」を服用した状態での自動車運転が法律で禁じられています。 『クラリチン』の有効成分「ロラタジン」の代謝活性体である「デスロタラジン」の薬も、自動車運転等を気にせずアレルギー治療を行えることが期待されています。 また、抗ヒスタミン作用を持つ薬が鎮静剤として用いられることもよくあります(例:統合失調症の薬など)。 眠気が出にくいアレルギー薬として、市販薬を選ぶ際にはお勧めです。 ほか 利益相反 COI 特定の製薬企業との利害関係、開示すべき利益相反関係にある製薬企業は一切ありません。

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デザレックス アレルギー薬としての強さと副作用などのまとめ

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フェキソフェナジン塩酸塩錠は、2000年に発売された第二世代の抗ヒスタミン薬アレグラ錠のジェネリック医薬品になります。 2013年から発売となっています。 フェキソフェナジン錠といわれるとピンと来ないかもしれませんが、アレグラ錠といわれると多くの方がご存知かと思います。 「花粉症の薬と言えば?」と問われたら、おそらく一番名前が挙がるのがアレグラ錠かと思います。 抗ヒスタミン薬とは、アレルギーのときに過剰に分泌されるヒスタミンをブロックすることで、アレルギー症状を抑える効果が期待できるお薬です。 花粉症をはじめとしたアレルギー疾患に使われているお薬です。 2012年からは、アレグラFXとして市販薬としても売られています。 2016年は嵐の大野智さんのCMの影響もあり、アレグラFXはドラッグストアなどで爆発的に売れています。 ジェネリックのフェキソフェナジン錠は、市販で正式ルートにより購入することはできませんので、病院で処方してもらう必要があります。 剤形としては30mg錠・60mg錠の他に、口の中に入れたら自然に溶けるタイプの60mgOD錠の3種類があります。 ここではフェキソフェナジン塩酸塩錠について効果や副作用の特徴を、他の抗ヒスタミン薬と比較しながら詳しく見ていきましょう。 1.フェキソフェナジンの効果の特徴 <メリット>• 眠気が少ない• 運転に関する注意がない• 市販薬でも同一成分が発売されている• ジェネリックなので薬価が安い• OD錠が発売されている <デメリット>• 効果がマイルド フェキソフェナジンの特徴は、「眠気の副作用が少ないけれども効果がマイルド」なことです。 第二世代の抗ヒスタミンの中でも、眠気は非常に少ない抗アレルギー薬です。 しかしながらその分、効果はマイルドになってしまうのです。 ほとんどすべての抗ヒスタミン薬では、「運転や危険作業を禁止する」「慎重に行うこと」といった添付文章上の記載があります。 抗ヒスタミン薬の中ではフェキソフェナジンとクラリチンだけは、運転に関する記載がありません。 フェキソフェナジンとクラリチンはどちらも眠気は少ないですが、フェキソフェナジンの方が少ないです。 他のお薬で眠気が強かった方や、絶対に眠気を避けたい方には向いているでしょう。 また、フェキソフェナジンは第一類医薬品として市販薬も発売されています。 2012年11月よりアレグラFXとして発売されていて、フェキソフェナジンの効果的な方は、薬剤師さんが常駐している薬局で市販薬でも購入することができます。 さらにフェキソフェナジンはジェネリック医薬品になるので、先発品のアレグラに比べて6割ほどの薬価ですみます。 OD錠も発売されていて、うまく錠剤を飲みこめない方にも使えます。 2.フェキソフェナジンの適応疾患と用量・用法 成人の場合、フェキソフェナジン60mgを1日2回内服します。 フェキソフェナジンが最もよく使われるのは、花粉症の治療薬としてでしょう。 正確にいうと、花粉に対するアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎です。 その他は蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎に伴うかゆみなどで使われることがあります。 これらの皮膚の病気は、ヒスタミンが発生することでかゆみが認められます。 これを抑える目的でフェキソフェナジンが使われることがあります。 内服方法としては、以下のように年齢によって異なります。 成人:フェキソフェナジン60mgを1日2回内服• 7歳以上12歳未満の小児:フェキソフェナジン30mgを1日2回内服• 2 歳以上7 歳未満の小児:フェキソフェナジン30mgを1日1回(ドライシロップ0. 6 g)• 6 ヵ月以上2 歳未満の小児:フェキソフェナジン15 mg を1日2 回(ドライシロップ0. 3g) 3.フェキソフェナジンの副作用の特徴 第二世代は第一世代に比べるとヒスタミンだけに作用するようにできていて、中枢への作用も少なくなっています。 このため、フェキソフェナジンでは眠気や口の渇きなどの副作用が軽減されています。 フェキソフェナジンは第二世代の抗ヒスタミン薬に分類されています。 抗ヒスタミン薬は、ヒスタミン受容体をブロックすることでアレルギー反応を抑えて効果を示します。 しかしながらヒスタミンは、実は全身に色々なところで活躍しています。 脳では神経伝達物質として情報の橋渡しをしていますが、抗ヒスタミン薬によって脳でのこの働きがブロックされてしまうと、中枢神経が抑制されて眠気が出現します。 また抗ヒスタミン薬は、抗コリン薬と似ている部分があります。 このためアセチルコリン受容体をブロックしてしまい、便秘・口渇・尿閉といった抗コリン作用が起きることもあります。 そのため抗コリン薬が禁忌である緑内障患者や前立腺肥大患者には、抗ヒスタミン薬も禁忌とされていました。 このように、副作用がかなり強いのが発売当初の抗ヒスタミン薬でした。 こうした強い副作用のお薬を「第一世代」と呼んでいます。 1980年代になると、ヒスタミン受容体のみをブロックして、アセチルコリンの受容体をほぼブロックしないお薬が開発されました。 中枢作用も少なく、このお薬を「第二世代」と呼んでいます。 第二世代抗ヒスタミン薬の中でもフェキソフェナジンは、中枢神経に移行しにくいため、抗ヒスタミン作用による眠気や太るといった副作用が少ないです。 現在発売されている抗ヒスタミン薬の中では、副作用が最も少ないお薬のひとつです。 4.フェキソフェナジンの副作用と安全性 フェキソフェナジンは、抗ヒスタミン薬の副作用としての眠気は最も少ないです。 その他も含めて安全な薬として多くの人に処方されています。 国内・外でのフェキソフェナジンの臨床試験において、総症例6,809例(国内1,060例、海外5,749例)中、1,093例(16. 1%)に副作用が認められました。 主な副作用は頭痛310例(4. 6%)、眠気158例(2. 3%)、嘔気83例(1. 2%)と報告されています。 最も多い副作用は頭痛ですが、実は花粉症でも頭痛になることがあります。 そのためフェキソフェナジンの副作用か花粉症の症状かはわからないことが多いです。 また元々頭痛持ちの人は、花粉症のストレスで頭痛が発生することも多いです。 いずれにしろ、フェキソフェナジンの副作用のせいで重度の頭痛が生じるというのはほぼないです。 また添付文章では、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、 治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 [妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。 ] と記載されています。 これは妊婦で安全に投与されるお薬のほぼすべてに記載されている文章です。 動物実験(ラット)では、フェキソフェナジンによる奇形は認められていませんでした。 このため、妊婦でも使うことができます。 一方で授乳中の婦人には、動物実験(ラット)で乳汁中へ移行することが報告されています。 このため添付文章上は、以下のように記載されています。 授乳中の婦人には本剤投与中は授乳を避けさせること。 赤ちゃんがフェキソフェナジンの成分を服用したことによる問題は起こっていません。 授乳は避けられるものという考えから、添付文章上は勧められていません。 実際のところは、自己判断で服用されている方も多いと思います。 5.フェキソフェナジンの薬価と剤形の比較 薬価としては、ジェネリックのフェキソフェナジンでは先発品の4割ほどになっています。 3か月治療したとして診察料も含めた費用を比較すると、先発品と市販薬では同じ、ジェネリックでは2000円ほど安価になります。 まずはアレグラ(フェキソフェナジン)の薬価をみていきましょう。 <先発品> 商品名 剤形 薬価 3割負担 アレグラ錠 30mg 56. 4円 16. 9円 アレグラ錠 60mg 71. 9円 21. 6円 アレグラOD錠 60mg 71. 9円 21. 3~31. 9円 7. 3~9. 6円 フェキソフェナジン錠 60mg 31. 1~41. 4円 9. 4~12. 4円 <OTC医薬品(市販薬)> 商品名 剤形 価格 1錠あたり アレグラFX 60mg14錠 1314円 93. 9円 アレグラFX 60mg28錠 1886円 67. 4円 成人の場合、フェキソフェナジンは60mgを1日2錠服用します。 これをもとに、28日間の自己負担額で比較してみましょう。 先発品:1208円• ジェネリック:522円• 市販薬:1886円 このように計算してみると、圧倒的にジェネリック医薬品の負担が少ないですね。 しかしながら病院でお薬をもらうとなると、初診料や処方箋料などが必要になります。 自己負担額は初診では1010円、再診では570円になります。 花粉症の治療を3か月行ったとすると、診察料で2150円となります。 これを踏まえて比較してみましょう。 ジェネリックだと薬価が4割ほどになるので、全体的にみても2000円ほど安価になります。 剤形としては、先発品のアレグラには口の中で溶けるタイプのOD錠と、子供が服用しやすいドライシロップが発売されています。 ジェネリックのフェキソフェナジンでもOD錠は発売されていますが、ドライシロップは発売されていません。 アレグラとフェキソフェナジンについて詳しく知りたい方は、「」をお読みください。 6.第二世代抗ヒスタミン薬の中でのフェキソフェナジンの位置づけ フェキソフェナジンは眠気はもっとも少ないですが、効果の強さもマイルドになります。 それでは、第二世代抗ヒスタミン薬の中ではフェキソフェナジンはどのような位置づけになるでしょうか。 代表的な第二世代抗ヒスタミン薬を比較して表にしたのでご覧ください。 人によって薬の効き方も異なります。 これをみていただくと、フェキソフェナジンは眠気が少ないかわりに効果がマイルドなことがお分かりいただけると思います。 クラリチンとフェキソフェナジンは同じくらいの効果ですが、眠気でいうとフェキソフェナジンの方が少ないです。 現在主流で使われている第二世代抗ヒスタミン薬は、左下から真ん中にかけてのお薬です。 フェキソフェナジンの効果が不十分で効かないときは、真ん中の方の薬を使っていきます。 右上の方のお薬は、第二世代抗ヒスタミン薬には分類されますが、第一世代に近いお薬です。 眠気が強いということは、中枢のヒスタミンもブロックしてしまうことを意味しています。 どうしても効果が不十分な時に検討されます。 7.フェキソフェナジンが向いている人とは?• 運転や危険作業を仕事にしている方• できるだけ負担の少ないお薬から始めたい方• できれば市販薬にしていきたい方• 1日2回の服用が可能な方 フェキソフェナジンの特徴を一言で言えば、「効果も副作用もマイルドな抗ヒスタミン薬」と言えます。 それではどのような方に向いているのかを考えていきましょう。 フェキソフェナジンが最もよく使われている理由は、その眠気の少なさです。 タクシーやトラックなどの運転が主とする仕事の方や、重機を扱ったり危険な薬品を扱ったりする方には向いています。 抗ヒスタミン薬の添付文章に、運転や危険作業に関する注意喚起がないのはフェキソフェナジンとクラリチンだけです。 それ以外にも、絶対に眠気は勘弁したい方にはよいでしょう。 ただし効果はマイルドなので、症状をしっかりとコントロールできないのでしたら無理せずに、もう少し効果の強い抗ヒスタミン薬に変更するようにしましょう。 フェキソフェナジンには市販薬も発売されています。 将来的には市販薬に切り替えていきたい方は、フェキソフェナジンを使っていくのも方法です。 ただしフェキソフェナジンは、効果の持続時間が長くありません。 このため1日2回の服用をしなければ、効果は安定しません。 きっちりとお薬を1日2回飲める方に向いています。 まとめ <メリット>• 眠気が少ない• 運転に関する注意がない• 市販薬でも同一成分が発売されている• ジェネリックなので薬価が安い• OD錠が発売されている <デメリット>• 効果がマイルド <向いている人>• 運転や危険作業を仕事にしている方• できるだけ負担の少ないお薬から始めたい方• できれば市販薬にしていきたい方• 1日2回の服用が可能な方.

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『アレグラ』は眠くならないの?~アレルギー薬の「眠気」の強さ

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フェキソフェナジンは2000年から発売されている「アレグラ」というお薬のジェネリック医薬品になります。 抗アレルギー薬と呼ばれ、アレルギーによって生じる諸症状を抑え、主に花粉症(アレルギー性鼻炎)やじんま疹、皮膚のかゆみなどに用いられています。 フェキソフェナジンは主にヒスタミン受容体をブロックすることでアレルギー症状を抑えるため、「抗ヒスタミン薬」と呼ばれることもあります。 フェキソフェナジンはその作用のバランスの良さから、非常に多く処方されています。 抗アレルギー薬の中でフェキソフェナジンはどのような特徴のあるお薬で、どんな作用を持っているお薬なのでしょうか。 フェキソフェナジンの効果や特徴・副作用についてみていきましょう。 1.フェキソフェナジンの特徴 まずはフェキソフェナジンの全体的な特徴についてみてみましょう。 フェキソフェナジンはヒスタミンのはたらきをブロックすることでアレルギー症状を抑えます。 眠気などの副作用が極めて少なく、安全に使える抗ヒスタミン薬になります。 ヒスタミンはアレルギーを誘発する原因となる物質(ケミカルメディエーター)です。 そのため、このヒスタミンのはたらきをブロックできればアレルギー症状を改善させることができます。 それを狙っているのがフェキソフェナジンをはじめとした「抗ヒスタミン薬」になります。 抗ヒスタミン薬には古い第1世代抗ヒスタミン薬と、比較的新しい第2世代抗ヒスタミン薬があります。 第1世代は効果は良いのですが眠気などの副作用が多く、第2世代は効果もしっかりしていて眠気などの副作用も少なくなっています。 この違いは第1世代は脂溶性(脂に溶ける性質)が高いため脳に移行しやすく、第2世代は脂溶性が低いため脳に移行しにくいためだと考えられています。 また第2世代の方がヒスタミンにのみ集中的に作用するため、余計な部位への作用が少なく、これも副作用を低下させる理由となっています。 そのため、現在では副作用が少ない第2世代から使用するのが一般的です。 フェキソフェナジンはというと第2世代の抗ヒスタミン薬になります。 更に第2世代の中でも眠気などの副作用が少なく安全に使えるお薬となります。 効果はある程度しっかりとあり、副作用は極めて少ない。 このバランスの良さから、アレルギー症状の改善に非常に多く用いられているお薬になります。 フェキソフェナジンは主に「抗ヒスタミン作用」によってアレルギー症状を抑えますが、それ以外にもロイコトリエンやECP、炎症性サイトカインなど多くの物質の作用を抑える事でアレルギー症状を改善させます。 一方でヒスタミンは覚醒に関わっている物質であるため、ヒスタミンをブロックすると眠くなってしまうことがあります。 抗ヒスタミン薬はどれも眠気の副作用が生じるリスクがあるのです。 しかしフェキソフェナジンは抗ヒスタミン薬の中では眠気が極めて少ないお薬です。 そのため、眠気の副作用が出ると困るという方(運転をする方、高所で作業する方など)には向いているお薬になります。 実際、抗ヒスタミン薬のほとんどは眠気の副作用のため、 眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。 と書かれています。 しかし、フェキソフェナジンにはこの記載がありません。 その根拠としてフェキソフェナジンとプラセボ(何の成分も入っていない偽薬)は作業能率に及ぼす影響にに差がなかったという報告があります。 フェキソフェナジンを服用していても、プラセボと同じ程度の作業能率を保てるという事は、眠気がほとんど起きていないと考えることができます。 またフェキソフェナジンはジェネリック医薬品であるため、先発品のアレグラと比べて薬価が安く、これもこのお薬のメリットの1つになります。 以上から、フェキソフェナジンの特徴として次のようなことが挙げられます。 【フェキソフェナジンの特徴】 ・花粉症や蕁麻疹などのアレルギー症状を抑える ・抗ヒスタミン作用、抗ロイコトリエン作用、抗ECP作用など様々な作用がある ・第2世代抗ヒスタミン薬であり、第1世代よりは副作用が少ない ・眠気の副作用は生じえるが、同種のお薬の中では極めて少ない ・ジェネリック医薬品であり、薬価が安い スポンサーリンク 2.フェキソフェナジンはどのような疾患に用いるのか フェキソフェナジンはどのような疾患に用いられるのでしょうか。 添付文書には次のように記載されています。 【効能又は効果】 アレルギー性鼻炎、蕁麻疹 皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒 基本的にアレルギー疾患に効くお薬という認識で良いでしょう。 アレルギー疾患として代表的なものには、アレルギー性鼻炎(いわゆる花粉症など)やじんましんなどがあります。 臨床的な印象としてはフェキソフェナジンは第2世代抗ヒスタミン薬と比べると、その効果は「若干弱め」だという印象を持ちます。 フェキソフェナジンは穏やかに効く抗ヒスタミン薬なのです。 しかしその分、眠気などの副作用も少なくなっています。 効果もある程度あって、副作用がとても少ない。 フェキソフェナジンはこのような特徴から、非常に人気のある抗ヒスタミン薬なのです。 3.フェキソフェナジンにはどのような作用があるのか フェキソフェナジンはどのような作用機序によって、アレルギー症状を抑えてくれるのでしょうか。 フェキソフェナジンの作用について詳しく紹介させて頂きます。 これはヒスタミンという物質のはたらきをブロックするという作用です。 アレルギー症状を引き起こす物質の1つに「ヒスタミン」があります。 アレルゲン(アレルギーを起こすような物質)に暴露されると、アレルギー反応性細胞(肥満細胞など)からアレルギー誘発物質(ヒスタミンなど)が分泌されます。 これが受容体などに結合することで様々なアレルギー症状が発症します。 フェキソフェナジンのような抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応性細胞からヒスタミンが分泌されるのを抑える作用があります。 またヒスタミンが結合するヒスタミン受容体をブロックすることでアレルギー症状の出現を抑える作用もあります。 これらの作用によりアレルギー症状を和らげてくれるのです。 ロイコトリエンやECPも肥満細胞・好酸球といったアレルギー反応性細胞から分泌され、身体にアレルギー反応を起こすケミカルメディエーターの一種になります。 ECPは炎症を引き起こして組織を傷付けてしまう作用があり、特にアレルギー疾患の1つである気管支喘息で上昇しやすい物質です。 フェキソフェナジンは、このロイコトリエンやECPの分泌を抑えるはたらきがあり、これによってアレルギー症状を緩和させてくれます。 好酸球から分泌される顆粒には様々な成分が含まれています。 中にはヒスタミンやロイコトリエンなどのアレルギーの原因となる物質のはたらきを中和する作用もあります。 しかし一方で、炎症の原因となる物質も放出してしまい、これによってアレルギー反応がより悪化してしまう事もあります。 アレルギーのある方は、アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因となる物質)の刺激によって好酸球がその部位に浸潤し、アレルギー反応を引き起こしてしまうことがあります。 フェキソフェナジンはアレルゲンの刺激によって好酸球が浸潤してくるのを防ぐはたらきがあります。 またフェキソフェナジンは、GM-CSF(顆粒球マクロファージコロニー刺激因子)という好酸球を産生する物質のはたらきを抑える作用も報告されています。 これによって好酸球が作られにくくなるとアレルギー反応も生じにくくなります。 炎症は、• 発赤(赤くなる)• 腫脹(腫れる)• 熱感(熱くなる)• 疼痛(痛くなる) の4つの徴候を起こす反応のことで、例えば身体をぶつけて傷が出来るとこのような炎症が皮膚に生じたりします。 アレルギーでもケミカルメディエーターによってアレルギー反応が誘発されると炎症が生じます。 フェキソフェナジンはアレルギー反応を抑えるだけでなく、このような炎症反応を緩和するはたらきもあります。 具体的には炎症性サイトカイン(炎症を引き起こす物質)であるインターロイキン8 IL-8 の産生・分泌を抑えるはたらきが確認されています。 これもアレルギー症状の緩和に役立ってくれます。 スポンサーリンク 4.フェキソフェナジンの副作用 フェキソフェナジンにはどのような副作用があるのでしょうか。 フェキソフェナジンはジェネリック医薬品であるため副作用発生率の詳しい調査は行われていません。 しかし先発品の「アレグラ」においては副作用発生率は1. 6~16. 他の抗ヒスタミン薬と比べるとフェキソフェナジンは副作用が少なく、服薬しやすいお薬となっています。 副作用として多いのは、• 眠気 です。 抗ヒスタミン薬はどれも眠気の副作用が生じるリスクがあります。 フェキソフェナジンの眠気の副作用は少ないものの、生じないというわけではありません。 しかし作業能率を見た試験では、フェキソフェナジンとプラセボ(何の成分も入っていない偽薬)の間で作業能率の差はなかったという報告があり、フェキソフェナジンの眠気の頻度はかなり少ない事が分かります。 その他の副作用としては、• 吐き気• めまい• 倦怠感 などが報告されています。 これらは抗ヒスタミン薬がわずかに持つ抗コリン作用というアセチルコリンのはたらきを抑えてしまう作用が関係しています。 ヒスタミンの受容体とアセチルコリンの受容体は構造が類似しているため、抗ヒスタミン薬は時にアセチルコリン受容体にも作用してしまうのです。 抗コリン作用は唾液の分泌を減少させたり、胃腸の動きを低下させてしまいます。 フェキソフェナジンのような第2世代は第1世代と比べると抗コリン作用は少なくはなっているのですがゼロではないため、時にこのような副作用が生じることがあります。 また、• フェキソフェナジンを長期服薬・高用量服薬している場合などでは定期的に血液検査を行うことが望ましいでしょう。 頻度は稀ですが、重大な副作用として、• ショック、アナフィラキシー• 肝機能障害、黄疸• 無顆粒球症、白血球減少、好中球減少 が報告されています。 OD錠というのは「口腔内崩壊錠」の事で、これは唾液で溶けるタイプのお薬になります。 水が無くても服用できるため、外出先で服用する機会の多い方や、飲み込む力が低下している高齢者などに使いやすい剤型です。 フェキソフェナジンの使い方としては、 通常、成人には1回60mgを1日2回経口投与する。 通常、7歳以上12歳未満の小児には1回30mgを1日2回、12歳以上の小児には1回60mgを1日2回経口投与する。 なお、症状により適宜増減する。 となっています。 6.フェキソフェナジンが向いている人は? 以上から考えて、フェキソフェナジンが向いている人はどんな人なのかを考えてみましょう。 フェキソフェナジンの特徴をおさらいすると、 ・花粉症や蕁麻疹などのアレルギー症状を抑える ・抗ヒスタミン作用、抗ロイコトリエン作用、抗ECP作用など様々な作用がある ・第2世代抗ヒスタミン薬であり、第1世代よりは副作用が少ない ・眠気の副作用は生じえるが、同種のお薬の中では極めて少ない ・ジェネリック医薬品であり、薬価が安い といったものがありました。 フェキソフェナジンは、第2世代抗ヒスタミン薬になり、アレルギー性鼻炎やじんましんなどに対してよく用いられているお薬の1つです。 第2世代の中でも副作用が少ないという特徴を持ちます。 効果は若干弱めですが、臨床的には十分有効なお薬になります。 ここから、• 軽症~中等症のアレルギー症状の方• 車の運転などをするため、眠気が出ると困る方 に向いているお薬だと言えるでしょう。 7.先発品と後発品は本当に効果は同じなのか? フェキソフェナジンは「アレグラ」というお薬のジェネリック医薬品になります。 ジェネリックは薬価も安く、剤型も工夫されているものが多く患者さんにとってメリットが多いように見えます。 しかし「安いという事は品質に問題があるのではないか」「やはり正規品の方が安心なのではないか」とジェネリックへの切り替えを心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。 同じ商品で価格が高いものと安いものがあると、つい私たちは「安い方には何か問題があるのではないか」と考えてしまうものです。 ジェネリックは、先発品と比べて本当に遜色はないのでしょうか。 結論から言ってしまうと、先発品とジェネリックはほぼ同じ効果・効能だと考えて問題ありません。 ジェネリックを発売するに当たっては「これは先発品と同じような効果があるお薬です」という根拠を証明した試験を行わないといけません(生物学的同等性試験)。 発売したいジェネリック医薬品の詳細説明や試験結果を厚生労働省に提出し、許可をもらわないと発売はできないのです、 ここから考えると、先発品とジェネリックはおおよそ同じような作用を持つと考えられます。 明らかに効果に差があれば、厚生労働省が許可を出すはずがないからです。 しかし先発品とジェネリックは多少の違いもあります。 ジェネリックを販売する製薬会社は、先発品にはないメリットを付加して患者さんに自分の会社の薬を選んでもらえるように工夫をしています。 例えば飲み心地を工夫して添加物を先発品と変えることもあります。 これによって患者さんによっては多少の効果の違いを感じてしまうことはあります。 この多少の違いが人によっては大きく感じられることもあるため、ジェネリックに変えてから調子が悪いという方は先発品に戻すのも1つの方法になります。 では先発品とジェネリックは同じ効果・効能なのに、なぜジェネリックの方が安くなるのでしょうか。 これを「先発品より品質が悪いから」と誤解している方がいますが、これは誤りです。 先発品は、そのお薬を始めて発売するわけですから実は発売までに莫大な費用が掛かっています。 有効成分を探す開発費用、そしてそこから動物実験やヒトにおける臨床試験などで効果を確認するための研究費用など、お薬を1つ作るのには実は莫大な費用がかかるのです(製薬会社さんに聞いたところ、数百億という規模のお金がかかるそうです)。 しかしジェネリックは、発売に当たって先ほども説明した「生物学的同等性試験」はしますが、有効成分を改めて探す必要もありませんし、先発品がすでにしている研究においては重複して何度も同じ試験をやる必要はありません。 先発品と後発品は研究・開発費に雲泥の差があるのです。 そしてそれが薬価の差になっているのです。 つまりジェネリック医薬品の薬価は莫大な研究開発費がかかっていない分が差し引かれており先発品よりも安くなっているということで、決して品質の差が薬価の差になっているわけではありません。 カテゴリー• 247•

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