同様 意味。 「同様に(どうように)」の意味や使い方 Weblio辞書

「同様に(どうように)」の意味や使い方 Weblio辞書

同様 意味

善八も同様で、どうにかこうにか大吉の腕をつかんだが、芒の葉に妨げられて眼を明いていることも出来なかった。 その不便は敵も同様であったが、この場合には弱い者の方に都合がよい。 芒の邪魔を利用して、大吉らは必死に抵抗した。 … 岡本綺堂『半七捕物帳』 より引用• 宗蔵は兄の前をも 憚 はばからないという風で、食客同様の人とも見えなかった。 それがまた実には小癪に触るかして、病人なら病人らしくしろという眼付をしたが、口に出して何も言おうとはしなかった。 … 島崎藤村『家』 より引用• すべての人は何かの力で流れて行くべき先に流れて行くだろう。 そしてしまいにはだれでも自分と同様に一人ぼっちになってしまうんだ。 … 有島武郎『或る女』 より引用• 最も力の強い者をも、ひと息で打ち破ることが出来るのを、悲惨だというのか。 おまえは美しいと同様に、怖ろしいものであることを悲惨だというのか。 … ホーソーン・ナサニエル『世界怪談名作集』 より引用• おとよさんが隣に嫁入ったについては例の媒妁の虚偽に誤られた。 おとよさんの里は中農以上の家であるに隣はほとんど小作人同様である。 それに清六があまり怜悧でなく丹精でもない。 … 伊藤左千夫『隣の嫁』 より引用• 最も遠隔した支那国すらも数千年前に列に入り全世界と同様に生活している。 ニューコム・シモン『暗黒星』 より引用• また、手足の爪をとるたびごとに、風を引きてくせのごとくなりたるには、男ならば、右の方の小指より薬指、中指、人差し指、大指と順にとり、その後、左の方も同じ次第に取るべし。 女は、左の方の小指をはじめにして同様にすれば、風を引くうれいなし。 これは、常に心掛くればできやすきことなれば、たとえ前条のくせなきも、この方を用いて爪をとるべきことなり。 … 井上円了『妖怪学』 より引用• こういう実例は歴史上から申しますれば、幾らでもあります。 また新平民という名も同様でありまして、名の上に少しも悪い意味はない。 祖先の余徳によって爵位を有し、蔭で馬鹿殿様など云われているものよりは、実力で得た新華族の方が幾ら名誉だか知れません。 … 喜田貞吉『特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ』 より引用• そのために途中に取り残され、そうして環状に集まった衛星群となるというのである。 彼はまた土星の衛星も多分同様にして成立し得たであろうと考えた。 彼が太陽系の発生を論ずる場合にこういう始めからの回転は仮定しないでおいて、ここでそういうものを仮定していることから見ても、彼の考察の行き届いていないことが分かるのである。 … 寺田寅彦『宇宙の始まり』 より引用• 自分は思い惑って即答しかねていると、病床の父が自分の顔を見て幽かに頭を振って見せた。 父もやはり自分と同様に、この大先生の処方に絶望している様子であった。 自分は途方に暮れて、ただ父の枕元に坐って、父の死を待っていなければならなくなった。 … 太宰治『惜別』 より引用• 前の嚊にこそ血筋は引け、おらには縁の何も無いが、おらあ源三が可愛くって、家へ帰るとあいつめが叔父さん叔父さんと云いやがって、草鞋を解いてくれたり足の泥を洗ってくれたり何やかやと世話を焼いてくれるのが嬉しくてならない。 子という者あ持ったことも無いが、まあ子も同様に思っているのさ。 … 幸田露伴『雁坂越』 より引用• それでここにはただ、自然科学のすぐ近くまで肉迫していたと思われるかの大哲学者ハーバート・スペンサーの前記の所説に注意を促すに止めておく。 彼はこれと同様なことをまた別の所で次のように言い表わしている。 … 寺田寅彦『宇宙の始まり』 より引用• 私たちは、これを信ずる。 これを信じないならば、私たちはこの男と同様、生きては行かれない。 仮すに時日を以てせよである。 … 桐生悠々『正義の国と人生』 より引用• しかし、その生徒がそうした口留めを守るほど道徳的でないこともむろんである。 それは、先生が職員会議の秘密について道徳的でないのと同様なのである。 彼は、誰先生に直接きいて来たんだという確証を与えることによってのみ、生徒たちに喝采され、彼自身の功績を誇りうるということをよく知っているのである。 … 下村湖人『次郎物語』 より引用• 倉地が去った人たちに未練を残すようならば自分の恋は石や 瓦 かわらと同様だ。 自分の心で何もかも過去はいっさい焼き尽くして見せる。 … 有島武郎『或る女』 より引用• だが、その段の内容と睨み合せた上で、音が適当の日本語にほぼ通じているために、これを日本語にこじつけうるのは、この部分だけである。 同様の手段で他の段を日本語化する手がかりは完全にないのである。 しかしながら、他の段が同様の手段で日本語にこじつけることができないから、これを日本語にこじつけるのは不適当だとは云えない。 … 坂口安吾『安吾の新日本地理』 より引用• 見ようとしないもの、聞こうとしないものには、何事もないと同様です。 いったい機縁というか、契機というか、機会というか、とにかく「縁」というものは不思議なものです。 … 高神覚昇『般若心経講義』 より引用• わたくしだけは、まだ人の見たことのない、 一番珍しい品物を捜しました。 外で人が持っているような物は、 わたくしは枯草同様に思いました。 … 森鴎外『ファウスト』 より引用• 彼の死後プラトンはその師と同じ厄運を免れるために一二年の歳月を異境に過ごさなければならなかった。 それで彼の教えはピタゴラス派と同様イタリアで世に知られるようになった。 プラトンの弟子のアリストテレスはあるデメーテル僧から神を冒涜したといって告訴され、大官アレオパガスから死刑を宣告されたが、際どくもユーボェアのカルキスに逃れることを得て、そこに流謫の余生を送り六三歳で死んだ。 … 寺田寅彦『宇宙の始まり』 より引用• 当夜強い西風が吹いていたことは、署長のお持ちになった測候所の風速及び風向きの報告で証明されます。 七人目の犠牲者も、同様に気球に載せられ天空高く揚げられたのでした。 そして同様にして粉砕屍体は気球の上から湖面へ向けて撒かれたのです。 … 海野十三『人間灰』 より引用•

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「同様」と「同じ」の違いとは?分かりやすく解釈

同様 意味

「同様」とは? 「同様」の意味と使い方について紹介します。 意味 「同様」は 「同じであるさま」 「ほとんど同じであるさま」という意味です。 「同」は 「おなじであること」 「等しいこと」という意味があります。 「様」は 「姿や形」 「ありさま」 「方法・やり方」 「理由・事情」という意味です。 使い方 「同様」は、全く同じという意味ではなく、 「ほとんど同じ」 「同じに等しい」という意味です。 対象とするもの同一なのではなく 「違うけれどもほぼ同じ」という意味で使われます。 「同様に」と使う場合、その前にでてきた事柄とほぼ同じ状態であることを表します。 「同じ」とは? 「同じ」の意味と使い方について紹介します。 意味 「同じ」の意味は 「別ではなく全くそのものであること」 「2つ以上のものが内容や状態に区別がないこと」です。 対象となるもの同士の姿かたちや素材・性質などが一であることを表しています。 使い方 「同じ」は、比較する2つ以上のものに違いがない時に使います。 姿や形があるものだけではなく、内容や考え、雰囲気など目に見えないものに対しても使われます。 「同じく」と使う場合、その前にでてきた事柄を復唱するのを省く意味で使われます。 「同様」と「同じ」の違い! 「同様」は 「ほとんど同じ」です。 「同じ」は 「内容や状態に違いがないこと」です。 2つの違いは 「ほぼそうであるか、全くそのものであるか」という点です。 まとめ 「同様」と 「同じ」はニュアンス的に違いがあります。 ビジネスなど正確性が問われるシーンでは使い分けに注意しましょう。

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どうよう【同様】の例文集・使い方辞典

同様 意味

「同様」とは? 「同様」の意味と使い方について紹介します。 意味 「同様」は 「同じであるさま」 「ほとんど同じであるさま」という意味です。 「同」は 「おなじであること」 「等しいこと」という意味があります。 「様」は 「姿や形」 「ありさま」 「方法・やり方」 「理由・事情」という意味です。 使い方 「同様」は、全く同じという意味ではなく、 「ほとんど同じ」 「同じに等しい」という意味です。 対象とするもの同一なのではなく 「違うけれどもほぼ同じ」という意味で使われます。 「同様に」と使う場合、その前にでてきた事柄とほぼ同じ状態であることを表します。 「同じ」とは? 「同じ」の意味と使い方について紹介します。 意味 「同じ」の意味は 「別ではなく全くそのものであること」 「2つ以上のものが内容や状態に区別がないこと」です。 対象となるもの同士の姿かたちや素材・性質などが一であることを表しています。 使い方 「同じ」は、比較する2つ以上のものに違いがない時に使います。 姿や形があるものだけではなく、内容や考え、雰囲気など目に見えないものに対しても使われます。 「同じく」と使う場合、その前にでてきた事柄を復唱するのを省く意味で使われます。 「同様」と「同じ」の違い! 「同様」は 「ほとんど同じ」です。 「同じ」は 「内容や状態に違いがないこと」です。 2つの違いは 「ほぼそうであるか、全くそのものであるか」という点です。 まとめ 「同様」と 「同じ」はニュアンス的に違いがあります。 ビジネスなど正確性が問われるシーンでは使い分けに注意しましょう。

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