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星と神話のおはなし20話 (名作よんでよんで)

古く から 語り継が れ てき た 話

更新日:2015年8月6日 かんね話 江戸中期から語り継がれた笑い話 唐津地方に伝わる代表的民話「勘右衛(かんね)話」は、老人から子どもに至るまで古くから親しまれてきました。 滑稽(こっけい)で風変わりな「勘右衛さん」の奇行として江戸中期から語り継がれた笑い話で、唐津の風土・習慣に加え、昔ながらの唐津の方言で語られる物語です。 子ども達は「聞かにゃ寝られん」と何度も同じ話をしてもらったといいます。 江戸時代、唐津に「勘右衛門」と言う人が住んでいました。 人々は彼のことを親しみを持って「勘右衛 かんね どん」と呼んでいました。 このこっけいで風変わりな人とんちは効くが、ずるがしこい人「かんね」は人気者でしたが必ずしも好意を持っている人ばかりでもありませんでした。 類似の話は全国各地に伝えられています。 九州では、「大分の吉四六」と「熊本の彦市ばなし」が有名です。 一人の若者がいかにも得意顔に「日本一高か山はどこにあるか知っとるかい」と、尋ねました。 するともう一人の若者が「そりゃ駿河 静岡県 の富士山ばい。 不二とも書くから、あの山より高か山はなか」と、知ったふりをしました。 その時、かんねどんは横になって寝ておりましたが、すぐに起きあがって「なんちゅうことを言うか。 この馬鹿者どもが」と大声を出しました。 話をした者も、話を聞いた者も、なぜかんねが大声を出して怒鳴ったのか分からず、びっくりしてしまいました。 中でも馬鹿者と言われた若者は真っ赤な顔をして怒り「馬鹿者は、かんねお前じゃなかか。 誰にでん聞いてみんかい。 日本一の山は富士山だと言わすぞ」と文句を言いました。 すると、かんねは「そう、思い込んどるけん、馬鹿て言うとぞ。 唐津ん近くに日本一の山があるとば知らんとは、情けなかなァ」と言います。 それで若者はますます意地になって「そん山はどこにあるか言うちみんかい」とかんねに詰め寄ります。 しかし、かんねは落ち付いて「そんくらいのことも知らずに、恥ずかしゅうはなかか。 中町の竹屋のうなぎば賭けるなら、教えてもよか」と若者を冷やかします。 すると若者はますます頭に来て「よし、賭けをしよう」と、かんねの賭けに乗ってきました。 すると、かんねは右手で胸ぐらをトンと叩き、ゆっくりと「その山は、鏡山たい」と言いました。 すると若者は目の玉を白黒させながら、「鏡山?鏡山がなんで日本一高か山かい。 かんね、お前こそ馬鹿者ばい。 いいかげんなことば言うとはやめといてくれ。 あん低っか山がなんで日本一かい。 浮岳より低かじゃなかか」と反対かんねをやりこめます。 すると「そう、見たとおりにいかんところが面白かと。 お前達は毎日鏡山ば見とるけん、低かて思うとろうが。 よう考えてみろよ。 鏡山は名前のとおり、今はかがんじょる かがんでいる。 あの山が立ち上がってみろよ。 どのくらい高くなるか見当もつかんぞ」と教えました。 この話のやり取りを、脇で聞いていた若者達は「本当、本当、かんねの言うとおりじゃ」と、かんねどんの意見に同意しました。 そこで、この賭けはかんねの勝ちとなり、かんねは竹屋のうなぎをただで食べました。 今日の話は、ここまで…。 (富岡行昌著「かんねばなし」より) 地図・写真・統計資料など 2011年唐津キャッスルライオンズが発行した絵本 引用・参考文献(出典)• 『唐津かんねの昔』富岡行昌著• 『かんねばなし』上・下、富岡行昌著 参考文献について 参考文献については、近代図書館が所蔵している資料もあります。 資料についての問い合わせはまでお願いします。 電話番号:0955-72-3467 かんね話.

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オススメ!2019. 05 【再放送】ぼっちゃん、じょうちゃん、 ちょっとだけ寄っていかないかい? コワイオハナシノクニ 【再放送】3月18日(月)~20日(水)[Eテレ]前9:20 「若手実力派俳優」が、「日本の怪談」を、「一人芝居」で。 伝統的な影絵の技術や、プロジェクション・マッピングなどの映像表現を加え 新たな怪談ワールドをお届けします。 平成2年度の放送開始以来、長く愛されてきた幼稚園・保育所、小学校低学年向け国語番組「おはなしのくに」。 古くから語り継がれてきた日本の怪談を、人気の若手実力派俳優たちが、 渾身 こんしんの一人芝居で熱演。 番組がまるごと視聴できるほか、収録時のメイキング・ショットも掲載。 本郷奏多さんが、目の見えない芳一、和尚、武者、老女などを演じ分けます。 プロジェクション・マッピングを使った、顔に描かれる「お経」が見どころです。 本郷奏多さんのコメント お経をよむことや、プロジェクション・マッピングを顔に投影されることに加えて一人芝居、全て初の経験でとても新鮮な気持ちで臨みました。 単純なお化けが出てくるような話ではないですが、「不思議なモノ、変なモノを見た」と、見た方がそれぞれに何かを感じ取ってもらえたらいいなと思います。 山本美月さんが、幽霊となるお菊の物語を、悲しくも美しく、妖艶に演じます。 お菊が割ってしまい夜な夜な数えるお皿を細密な影絵で投影し、幻想的な世界を映し出します。 山本美月さんのコメント 子どものころから、本を読むことが好きで、悲しい終わり方をするお話が好きでした。 そうした気持ちは、この「皿やしき」のような物語にふれることで芽生える感性だと思います。 大好きな、劇団イヌカレーさんが描く世界を通して、怖さの奥にある悲しさと美しさを感じ取ってくれたらうれしいです。 男が無視して去ろうとすると女に出会う。 矢本悠馬さんが、怖いながらもコミカルな役を演じます。 のっぺらぼうの表現と、劇団イヌカレー・泥犬さんが描く、異形の魚たちにもぜひご注目ください。 矢本悠馬さんのコメント この「おいてけぼり」は、コミカルでありながら終わって振り返ると怖い、お話。 怪談に興味を持つ入り口になってくれたらうれしいです。 最後は意味深な終わり方なので、見た人たちの想像力をかきたてられるのではないかと思います。 見終わったあと、家族や友達と「自分はこう思う」とかワイワイ話して楽しんでもらえたら、さらにうれしいです。

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日本最古の歴史書といわれている『古事記』もその一種といえる。 ただ、そもそも「神話」とは何なのかという定義は曖昧だ。 『世界の神話』(沖田瑞穂著、岩波書店刊)によると、神話とは「聖なる物語である(であった)」であり、人々の間で語られ、そして聞かれていたある話について、それが「聖なるもの」と捉えられていたら、その話は「神話」である、ということができる。 ケルト人は、現在のアイルランド人、スコットランド人、ウェールズ人、フランスのブルターニュ地方のブルトン人などの祖先に当たる人々。 かつてはヨーロッパ大陸でも勢力をふるっていたが、次第に他民族に圧迫されてヨーロッパの西へ西へと追いやられてしまう。 さらにキリスト教化されたので、ケルト神話が比較的多く残っているのは、アイルランドとイギリスのグレートブリテン島西南部のウェールズ地方となっている。 このケルトの神話の一つ、「フィアナ神話」が、日本の浦島太郎とよく似ているのをご存じだろうか。 筋書はこうだ。 主役のオシーンとフィアナの騎士たちが森で狩りをしていると、突然西のほうから白い馬に乗った乙女が現れる。 常若の国の王の娘、金髪のニアヴと名乗り、オシーンを常若の国へ誘う。 そこでは何日も素晴らしい祝宴が続き、オシーンは3年間常若の国で過ごす。 父や友人に会いたくなったオシーンは、そのことをニアヴに話すと「決して白馬から降りないで下さい。 あなたの足が土に触れたら、もう二度と私のところへは帰れないのです」と告げられる。 オシーンは決して馬から降りないと約束し、常若の国をあとにするが、途中で両足を地面につけてしまう。 その途端、目はかすみ、若さは消え、全身から力が抜け、しわくちゃの老人になってしまうのだった。 異界へ行ってわずかな時を過ごして帰ってみると、数十年、数百年の時が過ぎ去っていた、という話を、神話学では「ウラシマ効果モチーフ」とよばれている。 ちなみに中国にも「異界訪問-腐っていた斧の柄『水経注』」という、よく似た神話がある。 本書を読むと、世界の神話には全く別の地域のものにもかかわらず、内容がよく似ているものが多いと気づく。 本書では、その理由について4つの要素を上げている。 1つ目は、一方から地方に神話が伝わる伝播によるもの。 2つ目は、インド=ヨーロッパ語族の場合。 インドやギリシア、北欧のゲルマン、ケルトなどは、みな同じ言語の「家族」だ。 インドからヨーロッパにかけて分布する言語の家族であり、元々は1つの社会を営み、同じ神話を持っていたがのちの分散。 しかし分散した後も、共通の神話を受け継いできた。 3つ目は、人間の同一心理に由来するから。 これは時代と場所を問わず、人々の心のありように共通点があるということである。 4つ目は、同じような自然現象などが似た神話を生み出すことがあるから。 世界各地の神話を深掘りしていくと、新たな気づきもあるはず。 本書をきっかけに世界の神話を楽しんでみてはどうだろう。 世界各地の神話が含む類似と相違に思いを馳せることは、昔から連綿と続く人間の営みと、共通の感情に思いを馳せることなのだ。

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